イギリス旅行に必要な渡航費用は?節約する方法は?
日本からイギリスへ旅行するとき、飛行機はロンドンのヒースロー空港行きの直行便と呼ばれる飛行プランを使うと便利です。
飛行機代は予約をするタイミングや航空会社によりますが往復航空券代は最低料金で1人およそ100,000円です。
飛行機代とは、航空券代と諸経費が加算されています。諸経費は燃油サーチャージの料金や使用する空港の施設使用料金になります。
イギリス旅行の飛行機代の諸費用は30,000円から50,000円くらいです。飛行機代を安く購入しても諸経費が加算された金額は思ったほど安くないことがあります。
渡航費用を安くするための節約方法は、直行便を乗継便に変更してイギリスへ行く方法があります。
乗継便はイギリスの空港までの間で一度、途中の国の国際空港で飛行機を乗り換える飛行プランです。
台湾の台湾国際空港やマレーシアのクアラルンプール国際空港そしてドバイのドバイ国際空港などのアジア中東諸国の国際空港で飛行機を乗り継ぎます。
乗継便のプランを使うと飛行機代は60,000円くらいになります。諸経費は変わらず加算されるので、航空券代が40,000円下がるのは大きく違いますよね。
諸経費を節約する方法は、帰国する際に使用する空港をイギリス以外にすることです。
イギリスの空港税はとても高いのでイギリスからフランスやオランダそしてドイツなどへ移動して、帰国すると空港税を抑えることができます。
イギリスから他国へは比較的安く移動することができるので、他国の空港税+移動費用との差額が節約になります。
イギリス旅行の宿泊費用は?宿泊先のタイプは?
イギリス旅行で大きくかかる費用の一つは宿泊代です。ロンドン観光で連泊するほか、観光地をいくつかまわり、観光地で宿泊することもできます。
宿泊の費用は利用する施設のタイプによって大きな差があります。
ロンドン市内のスタンダードなタイプのホテルは1泊1室朝食付きで1人15,000円以上、そしてデラックスタイプは30,000円以上の料金が多くあります。
ロンドン市内のホテルは高く、安いホテルで1泊1室1人8,000円などは部屋や施設が古くて条件が良くないことがあります。
ロンドン市内から少し離れた地域やロンドン以外の観光地では1泊1室の朝食付きで1人5,000円台から宿泊できるホテルがありますよ。
ロンドンで安く宿泊するためには、B&Bやゲストハウスといった宿泊施設があります。ベッドルームは個室を利用し、シャワーとトイレそしてキッチンが共有です。
外観や部屋はイギリスならではのデザインなので、ホテルとは違った雰囲気を楽しむことができますよ。1泊1室1人の利用で朝食付きの料金は5000円台からあります。
ロンドン市内でさらに宿泊費を安くする方法はバックパッカーの人たちが利用するユースホステルのドミトリータイプです。
1部屋を4人以上の人たちが使う相部屋の設定になっていて、定員分の2段ベッドがあり、シャワーとトイレは共同です。
宿泊料金は1泊1人食事なしで3000円台からあります。ドミトリータイプはゲストハウスでも設定している場合がありますのでチェックしてみてくださいね。
イギリス旅行でかかってくる交通費用は?
イギリスの観光スポットは広域にありますので計画を立てることをおすすめします。
魅力的な観光スポットがあちらこちらにあるので、限られた時間を有効に使って旅行を楽しみたいですね。
ロンドン市内やロンドン近郊だけの観光であれば路線バスや地下鉄が安くて便利な交通手段です。
ロンドンの公共交通機関はoyster(オイスター)というプリペイドカードを使いましょう。
現金やクレジットカードで購入する金額のほぼ半額で利用することができます。
オイスターはカード本体代で5ポンドかかりますが、帰国する際に返却するとチャージの残金と本体代のうち3ポンドが戻ります。
ロンドンの交通機関の料金システムは電車とバスの1日の最大料金が設定されているので、オイスターで支払っていても適用されるので安心ですよ。
電車は市内中心部のゾーン1~2エリアの料金は現金で片道4.9ポンド(約710円)で、1か所の往復は9.8(約1500円)ポンド、同エリア内の1日乗り放題の1日券は12.7ポンド(約1900円)かかります。
オイスターで支払うと同エリア内は1日6.8ポンド(約1000円)で乗り放題です。
ロンドンの観光スポットはゾーン1~2のエリアに多くあるので、オイスターを使うと交通費の節約になります。
路線バスは1回の乗車料金が現金で2.4ポンド(約350円)ですが、オイスターを使うと1.45ポンド(約210円)になります。
バスの1日券は4.2ポンド(約610円)で何回でも乗ることができます。
電車とバスの両方が1日使い放題のトラベルカードというチケットがあり、平日の混雑する時間帯を除いた乗車方法で8.9ポンド(約1,300円)です。
トラベルカードはオイスターカードとは別のものなので、電車とバスの1日券を別々にオイスターで購入するより、トラベルカードを購入したほうが節約できますよ。
ほかの交通手段としてはBlack Cab(ブラックキャブ)と呼ばれているロンドンでたくさん走っているタクシーです。
初乗り料金を含めて、およそ2キロまたは7分~14分の移動は8.4ポンド(1,200円くらい)かかります。
ヒースロー空港からロンドン市内はおよそ30分~60分の移動時間で料金は50ポンド~90ポンド(7,000円~13,000円)になります。
タクシーはUber(ウーバー)と呼ばれるスマートフォンのアプリを使うシステムで乗車と支払いを行います。
乗車場所と目的地を指定すると、近くを通っているウーバーの車の種類が金額と一緒に表示されるので、小さい車や大きい車によって金額が変わります。
ウーバーは利用する前に料金の目安が分かるので便利なタクシーとして人気がありますよ。
イギリス旅行の滞在費用はいくらかかる?
旅行で必要な費用としては、先に紹介した宿泊費と交通費のほかに食事代やお土産代そして観光スポット料金がかかります。
イギリスで5日間の滞在期間にかかる費用がいくらなのか把握しておきましょう。
宿泊費は最低料金5日間15,000円と交通費5日間6500円そして食事代5日間30,000円とお土産代と観光料金を合わせて150,000円くらいは必要になります。
食事代やお土産代などは節約することで金額は少なくなります。
イギリスの食事代については、レストランでの食事がランチは2,000円、ディナーは4,000円くらいかかり、長期間の滞在で食費は大きな割合を占めます。
ファーストフード店やマーケットの屋台そしてパブでの食事は1,000円から1,500円で済ませることができます。
レストランはチップ代金がかかることを忘れないでくださいね。スーパーやコンビニで軽食を購入する方法も節約の一つです。
お土産ものは、まとめ売りやセット売りの小物を購入して小分けする方法は節約になります。ほかにはショップのかわいいエコバッグが喜ばれますよ。
旅行の記念に自分へのお土産も購入したいですよね。
観光スポットの入場料はロンドンアイが大人1人4,000円、ウェストミンスター寺院は大人1人3,000円くらいかかります。
入場料がかからない大英博物館などの博物館や美術館そして図書館はアート作品や建築物を見学する楽しみ方もありますよ。
【イギリス旅行に必要な費用】ツアー代金の相場は?
個人旅行に不安な人や、節約重視でのツアー旅行は便利なプランです。
5泊7日間の添乗員付きのプランで4月と5月の相場金額は200,000円~300,000万円。
イギリスの旅行シーズンになると金額が高くなりますのでチェックが必要です。旅行シーズンでない時期の1月と2月の相場金額は150,000円くらいです。
添乗員付きの旅行プランは初めてイギリスへ訪れる人や英語が話せない人も安心して楽しむことができます。
添乗員がつかないフリープランのツアー旅行は飛行機を乗継便プランにした場合5泊7日間で4月と5月の相場金額は100,000円~150,000円になります。
直行便プランの場合は200,000円~300,000万円が相場で、ホテルのランクを変えることや、人気があるの時期とない時期などの条件が変わることでツアー料金も大きく変わります。
イギリス旅行の費用を決める前に確認しておきたい物価!
イギリスの物価は旅行客にとっては高い存在です。イギリス通貨のポンドを日本円に換算すると、1ポンド=145円から150円(2018年)くらい。
レートは毎日変動するので、1ポンドは日本円の1.5倍と覚えておくと計算も簡単です。
宿泊費の面ではロンドンのホテルの料金は日本のビジネスホテルクラスが1泊1人15,000円です。
交通費の面はバス代が1回およそ350円で電車代は最低賃料が約450円かかります。
両方使える1日券は1300円、タクシーは初乗りから2キロメートルでおよそ1200円です。
食費の面では、外食代はレストランでのディナーは2品コース+ドリンクで約4000円、カジュアルレストランのパスタランチ(ドリンク付き)が2,000円くらいかかります。
ファーストフード店では、マクドナルドのビックマックセットは650円くらいでハンバーガーの単品は約150円です。
コーヒーショップのコーヒーは300円~500円、パブのビールは1パイントおよそ500mlが500円から700円、スーパーやコンビニのサンドウィッチは450円、ペットボトルのドリンクは1本150円、スナックやチョコレートは1品150円くらいです。
イギリス旅行の費用が安いおすすめシーズン
イギリスへの旅行を安く行くおすすめの時期は、大きなイベントや夏休みなどの休暇で旅行者が集中する時期を除いた時期が安い金額になります。
1年を通してみると、5月後半から6月と10月から12月の始めから中旬そして2月になります。
イギリスの旅行のベストシーズンは4月から9月の気温が快適で過ごしやすいので、5月後半から6月が一番オススメなシーズンですよ。
イギリス旅行で1年間の旅行代金の変動をみてみると計画を立てやすくなります。
1月は冬休みの影響で旅行プランは高くなり、2月の旅行代金は下がります。
3月は卒業旅行で需要があるので料金プランは高くなり、4月はロンドンマラソンのイベントがあるのでツアー旅行者が増え料金プランは高くなります。
4月後半から5月中旬はゴールデンウイークの大型連休で需要があるため旅行代金が高く、5月後半から6月の期間は料金プランが下がります。
7月から9月は夏休みのため需要があるので旅行代金が高くなります。
10月から12月初めの頃は特にイベントや休暇がないことから需要も少ないので料金は下がり、12月中旬からクリスマスや冬休みの期間には料金設定が上がります。
イギリス旅行の費用を安く抑えるコツ
イギリス旅行は飛行機代も宿泊代も高くなりがちですが、航空券や旅行会社のプランが安い時期に旅行をする計画をたてることが大切です。
早めに予約をするとさらに旅行代金が安くなります。
宿泊はドミトリータイプが一番安い宿泊施設ですが、大部屋などの共同施設に抵抗のある方は、ロンドンから離れたエリアにてホテルを探して、他にかかる費用を安くしましょう。
寝るだけの部屋でもリラックスできる空間は必要です。
食事の面では、宿泊プランに朝食が付いている場合は1日2食が外食になります。
ランチにはファーストフード店またはカフェで軽めに食事をとり、2日に1回のディナーはパブやレストランで食事をすることで節約できます。
他の日の食事はスーパーやコンビニで食料品を購入する方法があります。
イギリスのスーパーでの買い物は、外食するより安く済み商品を見るだけでも楽しいものですよ。
観光スポットは入場料がかかる場所と無料の施設があります。
美術館や博物館そして図書館がありアートや建物のデザインを楽しむことや、散策で景色や風景そしてウィンドショッピングを楽しむことで、節約できますよ。
イギリス旅行に必要な費用は?旅行のおすすめシーズンや節約する方法のまとめ
イギリスへの旅行が安くできる方法を詳しくみていきました。
飛行機代が安い時期や宿泊施設の価格と種類そして食事や交通費についても節約できる情報がたくさんあります。
旅行プランを安く購入したあとは、時間をかけてどの観光スポットに行くか費用をどのくらいかけるか、そして交通費や食事代についても計画を立ててください。
贅沢旅行も節約旅行もどちらもそれぞれの楽しみ方がイギリス旅行ではできますよ。