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2019/07/26

モスクワで人気のおすすめ観光地30選!

ロシアのモスクワは、他のロシアの地域と異なる印象を受けます。
交通機能や、街並みもきちんと整備されているロシアですが、モスクワにはクレムリンの他にもたくさんの観光地があり、ロシア文化が色濃く残っている美しい街です。

モスクワへ日本からも直行便が出ているのも魅力のひとつでもあります。
ロシアはロマノフ王朝の面影を残すモスクワの観光地を紹介します。

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【観光の前に】モスクワの基本情報

モスクワ

モスクワはロシア連邦の首都で、ヨーロッパで最も人口の多い都市です。
モスクワは亜寒帯湿潤気候で、最高気温と最低気温の差が大きく、冬は降水量も少なくて日照時間も短くなるのが特徴です。

モスクワは1年を通じて寒冷な気候で、夏は短く暖かいですが湿度が高く、特に冬はかなりモスクワは厳しく冷え込みます。
モスクワの魅力は、世界遺産が楽しめるということで、モスクワ市内やモスクワ近郊などたくさんの世界遺産に登録された観光地が点在しています。

また効率よく観光できるのでモスクワは人気の観光都市になっています。

地名 ロシア連邦
ロシア連邦観光の基本情報
時差 -6時間
フライト時間 9時間20分~10時間10分 成田から直行便あり
言語 ポーランド語(スラヴ語派)
通貨 ルーブル(P)(58.04ルーブル=100円)
ベストシーズン ベストシーズンは6~8月
気候 夏は短く冬は長くて非常に厳しい。春はまだ寒く5月位から暖かくなり、秋の9月には薄手のコートやマフラーが必要になる。10月になると日本の真冬並みの寒さになる。
<下に続く>

モスクワのおすすめ観光30選

赤の広場

  1. クレムリン
  2. 赤の広場
  3. 聖ワシリイ大聖堂
  4. 聖堂広場・イヴァン大帝の鐘楼
  5. レーニン廟
  6. ノヴォデヴィチ女子修道院
  7. ロシア国立歴史博物館
  8. ボリジョイ劇場
  9. ウスペンスキー大聖堂
  10. グム百貨店
  11. 救世主キリスト聖堂
  12. エカテリーナ宮殿
  13. エルミタージュ美術館
  14. 聖イサアク大聖堂
  15. プーシキン美術館
  16. ペトロパヴロフスク要塞
  17. カザン大聖堂
  18. ペテルゴフ宮殿(夏の庭園)
  19. ハリストス復活大聖堂 (血の上の救世主教会)
  20. セルギエフ ポサドのトロイツェ セルギー大修道院の建造物群
  21. 宇宙飛行士記念博物館
  22. チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院
  23. ウォッカ歴史博物館
  24. コローメンスコエの主の昇天教会
  25. イズマイロフ市場(通称ヴェルニサージュ市場)
  26. モスクワメトロ
  27. 記念艦アヴローラ
  28. 雀が丘
  29. クスコヴォ
  30. スーズダリ

続いて、モスクワの観光地を、それぞれ詳しくみていきます。

モスクワの観光地①:クレムリン

モスクワのクレムリンというのはロシア語で、「城塞」の意味があり、この城塞の中には大統領府やロシア正教の寺院、博物館などが広い敷地内に集まっています。
モスクワのクレムリンは、大国ロシアの象徴であり、当時は鋳造世界一を誇っていた世界最大の鐘や大砲など、歴代の皇帝の宝石などを展示するなど、たくさんの見どころがモスクワにあります。

敷地内を自由に散策することができますが、できれば現地ガイドの話を聞きながら見物してください。
モスクワなどの話が聞くことができるので、見学も楽しくなります。

モスクワのクレムリンはロシアが誇る世界遺産のひとつでもあり、城壁に囲まれた周りは約2.2kmあります。
土曜日の正午になると、聖堂広場で衛兵の交代式があり、近くで見ることができるので、モスクワ観光の時間があえば、一糸乱れぬ衛兵の交代式をご覧になることをおすすめします。

クレムリン

モスクワの観光地②:赤の広場

モスクワの有名な観光地のひとつ赤の広場は、有名な建造物が多く建ち並んでいて、クロフスキー聖堂やグム百貨店などは特に世界でも知られているモスクワの観光地です。
赤の広場の「赤」というのは、ロシア語で古代のスラブ語は「美しい」という意味があります。

モスクワの赤の広場の本当の名前は「美しい広場」で、名前の通りとても綺麗な広場です。
モスクワのクレムリンの正面にある73,000㎡のとても広い広場で、ソ連だった頃は軍事パレードが行われていた広場で、とても政治色の濃い場所とされていました。

今ではたくさんの観光客で賑わっています。

モスクワの観光地③:聖ワシリイ大聖堂

モスクワで一番といっても過言ではない有名な観光地で、雷帝といわれたイワン4世が建てた大聖堂です。
カラフルな玉ねぎにようなドームがとても印象的な古き大聖堂は、モスクワのシンボル存在で、カザン・ハン国に勝利した記念に建てられました。

ロシア正教会に属する大聖堂で正式な名前は「堀の生神女庇護大聖堂」といい、1551年から1560年という長い時間をかけて完成に至っています。
モスクワに大聖堂が建てられた後イワン4世は、大聖堂の他に美しい建物をモスクワ以外にも作らせないようにと、設計者の眼を潰したという話も残っています。

色合いが美しい塔は、主聖堂を中心に8つの小さな聖堂が取り囲むような形で、それぞれ独立した教会になります。
見ると塔はそれぞれ違った高さやデザインをしており、とてもメルヘンチックな可愛らしい聖堂です。

人気のゲーム「テトリス」のモデルに大聖堂がなったことも有名です。
モスクワの聖ワシリイ大聖堂のオルゴールがお土産としてあり、玉ねぎ型の塔が再現されていて、とても可愛いと観光客に人気があります。

聖ワシリイ大聖堂

モスクワの観光地④:聖堂広場・イヴァン大帝の鐘楼

モスクワのクレムリンの聖堂広場にイヴァン大帝の鐘楼があり、かつてはモスクワで一番高かった建物で高さは86m、あります。
モスクワの聖堂広場は、1505年から1508年にかけて建てられました。

その後、1532年から1543年までに新しい鐘楼が増築されました。
鐘楼は見張りの役割もあったので、1812年にナポレオン軍に鐘楼は壊され、全壊まではいきませんでした。

1819年にイタリア人の建築家であるドメニコ・ジリャルディ(1788~1845)によって再建され現在の鐘楼の姿になっています。

イヴァン大帝の鐘楼

モスクワの観光地⑤:レーニン廟

ロシア革命の指導者レーニンの廟で、内部はレーニンの遺体がガラスケースの中に安置されています。
1924年にレーニンが亡くなってすぐに防腐処置が施され、現在も一般公開されています。

レーニンは19世紀末から20世紀初めのロシアの革命家のひとりで、当時のロシアは古い体制の帝国主義的な外交政策を続け、日露戦争で負けたことで生活が貧窮になった農民やモスクワ市民達が血の日曜日事件を起こし、これがきっかけでロシア革命が始まります。
1917年の2月革命でロマノフ王朝の専制君主制が終わり、その後11月革命で社会主義政権が確立しました。

霊廟はモスクワを訪れる観光客で長蛇の列がなるくらいモスクワの人気の観光スポットですが、この廟を撤去しようとする声が国内でも高くなってきており、いつ見学ができなくなるか分からないので、モスクワに来られたなら、せび見学することをおすすめします。
現在は、衛兵の代わりにモスクワの警官や警備員が警備しています。

レーニン廟

モスクワの観光地⑥:ノヴォデヴィチ女子修道院

モスクワ大公ヴァシーリー3世によって1524年にノヴォデヴィチ女子修道院は建てられ、ロシアのバロック様式ともいえる建物で約500年の歴史を感じさせます。
ロシアにある修道院のほとんどが、硬い頑丈な城壁に囲まれ、何かあった時の人々の駆け込むところとなっていたと考えられ、外からはとても威厳があるように感じられます。

一歩門を潜ると外観からは想像できないくらい、花壇は綺麗に整えられ、スモレンスキー聖堂など古い教会があり、塔などもモスクワの世界遺産に登録されています。
城壁の外に湖があるのですが、この湖はチャイコフスキーが「白鳥の湖」を書いたといわれています。

湖の向こう側にノヴォデヴィチ女子修道院が見え、美しい景色を眺めながら、のんびり過ごせるモスクワの観光スポットになっています。

ノヴォデヴィチ女子修道院

モスクワの観光地⑦:ロシア国立歴史博物館

1894年にモスクワでオープンした博物館で、旧石器時代から現在までの色々な考古学や様々な人類学など、現在は450万以上のコレクションがモスクワの博物館に納められています。
博物館の2階フロアは、原始時代からリューリク王朝を経てロマノフ王朝までを展示しています。

3階フロアは、古代スキタイの金製品やアルタイのデスマスクなど、ロシアを支配していたロマノフ朝の王座や絵画、彫刻家カルロ・ラストレッリのピョートル大帝のデスマスクなどたくさんの見どころが揃っています。
国立博物館でロシアがソ連に代わる前までのすべて知ることができるようになっています。

ロシア国立歴史博物館

モスクワの観光地⑧:ボリジョイ劇場

モスクワのボリジョイ劇場はロシアが誇る劇場で、バレエの他にもオペラなど上演されている劇場になります。
劇場の座席数は1700席もあり、モスクワでもとても大きな劇場で、200年ロシアの名作などが上演されてきました。

ロシアはバレエ大国としても知られ、ダンサーのレベルは世界一だといわれています。
ロシアの冬は厳しいくらい寒いので、室内娯楽が盛んになり、その中のバレエも貴族の娯楽のひとつとして発展しました。

ロシアにはたくさんの劇場とバレエ団がありますが、その中でもモスクワのボリジョイバレエ団やサンクトペテルブルクのマリインスキーバレエ団はロシアが誇るバレエ団として有名です。

ボリジョイ劇場

モスクワの観光地⑨:ウスペンスキー大聖堂

モスクワのウスペンスキー大聖堂はモスクワのクレムリンの中にある、ロシア正教会の有名な大聖堂です。
1475年から4年の歳月をかけてイタリア人の建築家アリストーテリ・フィオラヴァンが建てられました。

1547年にイヴァン4世がロシアで最初となるツァーリとして、この大聖堂で戴冠式が行われました。
ツァーリとはロシア語で王のこと指し、1721年までロシア皇帝の戴冠式の舞台となりました。

モスクワのウスペンスキー大聖堂の外壁は、とても見事な装飾で飾られ、内壁には12世紀のイコンが描かれていて、1408年にはイコン画家のアンドレイ・ルブリョフとダニイル・チョーヌィのふたりに描き直されています。

ウスペンスキー大聖堂

モスクワの観光地⑩:グム百貨店

モスクワのグム百貨店は、ロシアはモスクワのお土産なら全部ここで揃うといわれるモスクワの赤の広場に面した場所にある高級デパートです。
1893年に建てられた横に200mある長い建物で、ヨーロッパ最大のショッピングアーケードとして、スターリンの独裁政権のもと、政府に接収され国営となりました。

デパートの一部が、秘密警察のオフィスとして使われていたといわれていますが、ソ連時代は国自体が深刻過ぎるほど物不足でした。
グム百貨店だけは、外国へ「ソ連は豊かな国」のアピールに使われ、常に商品が揃っていました。

そのため、モスクワ市民が品物を買いに、長蛇の行列を作ったといわれています。
百貨店の中心には、モスクワ市内での待ち合わせに最適な噴水広場があります。

高級ブランド店やモスクワで人気のカフェなど約150店あります。

グム百貨店

モスクワの観光地⑪:救世主キリスト聖堂

戦争で亡くなった戦没者の慰霊のために1883年にモスクワに建てられた高さ103mの聖堂です。
旧ソ連のときにスターリンに1931年に爆破されますが、ソ連が崩壊すると細かい部分まで復元、れ2000年に再建されました。

ロシア正教の象徴とモスクワのシンボルとされる黄金の丸い屋根と白い外壁には、聖書をモチーフにした色々な彫刻が施されています。

救世主キリスト大聖堂

モスクワの観光地⑫:エカテリーナ宮殿

女帝エリザヴェータに命で18世紀にイタリアの建築家ラストレッリにより建てられたバロック調の華やかな夏の離宮です。
青を基調とした外壁は白い円柱が映え、窓には豪華な彫刻が施されています。

モスクワのサンクトペテルブルクにあるエカテリーナ宮殿は、ピョートル大帝の后、エカテリーナ1世の名前から付けられたものです。
観光客に特に人気なのが、内部を琥珀で覆いつくした「琥珀の間」です。

琥珀の間はプロイセン王が作られ、ピョートル大帝に贈られたものです。
冬の宮殿(今のエルミタージュ美術館)にあったものが、モスクワのサンクトペテルブルクにあるエカテリーナ宮殿に移されてきました。

エカテリーナ2世はとてもこの琥珀の間を愛しておられ、女王の許しがなかったら、誰も部屋には入れませんでした。
エカテリーナ2世が琥珀の間は第二次世界大戦のときにナチスドイツに奪われていまい、今でも行方がわかっていません。

2003年にモスクワのサンクトペテルブルクに都がつくられた記念に再現されたものです。

エカテリーナ宮殿

モスクワの観光地⑬:エルミタージュ美術館

モスクワのエルミタージュ美術館は、建物全体が世界遺産になっていて、観光客にとても人気があるスポットです。
1775年にロシアのロマノフ王朝の女帝エカテリーナ2世が自分専用の隠れ家を建てたのが、美術館の始まりになります。

モスクワのエルミタージュ美術館には、歴代のロシア皇帝の美術品をはじめ、ロシア革命後の貴族や商人から没収したコレクションなど、とても巨大なミュージアムになっています。
エルミタージュは5つの建物からなり、冬宮、旧エルミタージュ、小エルミタージュ、新エルミタージュ、劇場エルミタージュ、19世紀から約100年の月日を経て完成しました。

始めは冬宮から王家の部屋を見てまわって、宮殿の装飾などを楽しみながら見学することをおすすめします。
モスクワのエルミタージュ美術館には約300万点の収蔵品があるといわれ、全部見て回るのはとても難しいです。

建物が大きい分複雑で、見学途中で挫折する人が出るくらいなので、計画的に見学することをおすすめします。

モスクワの観光地⑭:聖イサアク大聖堂

モスクワの聖イサアク大聖堂は、モスクワのサンクトペテルブルクでも古い大聖堂で展望台からの眺めがとても素晴らしいと評判で、教会の中は大きく綺麗なモザイクがたくさんあります。
モスクワのロシア正教会の特徴に、椅子が無いことがあげられますが、椅子が無いのでとても広く感じます。

教会には展望台があり。エルミタージュ美術館やペトロヴルフスク要塞などが見渡せ、教会のオーディオガイドにはモスクワの景色を案内してくるものもあります。
現在の建物は、40年もかけて1858年に完成し、ピョートル1世の時に建てられたもので木造の教会から数えると4代目になります。

レプリカが聖堂内にあり、分かりやすく構造を説明していて、聖堂の柱には、第二次世界大戦のときにドイツ軍が空爆のときの爆撃の痕跡が残っています。

聖イサアク大聖堂

モスクワの観光地⑮:プーシキン美術館

モスクワのプーシキン美術館は13世紀から現在までの西洋美術が中心に展示されています。
第二次世界大戦後にモスクワの国立西欧美術館から移された印象派やポスト印象派の絵画が美術館の見どころになっています。

17世紀から20世紀の風景画を65点を展示しています。
26歳のモネの魅力的な作品やルソーの想像力を駆使して描いた作品、他にもロラン、ブーシェ、コロー、ルノワール、セザンヌ、ゴーガンなどの巨匠の美しい光と色彩の世界をモスクワでしか見ることのできない絵画をお楽しみください。

プーシキン美術館

モスクワの観光地⑯:ペトロパヴロフスク要塞

モスクワのペトロパヴロフスク要塞はスウェーデンからロシアを守るために造られた要塞で、キラキラ光る金色の塔の上の部分には天使があしらわれています。
要塞の中には教会もあり、刑務所もあり、博物館もあります。

夏には要塞のすぐ近くの小さいビーチで海水浴をしている姿や冬にはネヴァ川が氷になるので、川の上を歩いたりしてる光景をみることがあります。
12時に大砲が鳴るので、お越しの際は時間を注意してお越しになることをおすすめします。

ペトロパヴロフスク要塞

モスクワの観光地⑰:カザン大聖堂

モスクワはサンクトペテルブルクにある首座教会の地位にあるのがロシア正教会のカザン聖堂で、ロシア正教会のとても重要なイコン「カザンの生神女」が祀られた教会です。
モスクワのカザン聖堂は10年の歳月をかけて1811年に完成し、ソ連時代は無神論博物館になり、1996年に返還になりロシア正教会になりました。

モスクワのカザン聖堂の外観は特徴があり、両側に半円状に弧を描くようなコリント式と呼ばれる列柱の回廊で、ローマにあるサンピエトロ寺院に似ており、ロシアではとても珍しいです。
生神女のイコンはロシア正教会の信者だけ入ることが許され、観光客は遠くから拝見するというようになります。

現在も敬虔な信者の礼拝に訪れ、どれだけイコンを大切にしているかが伺える教会です。

カザン大聖堂

モスクワの観光地⑱:ペテルゴフ宮殿(夏の庭園)

夏の宮殿と呼ばれているペテルゴフは、バルト海を望む夏の宮殿で、18世紀にピョートル大帝が建てられ、たくさんの噴水のある広い庭園は世界遺産に登録されています。
夏の宮殿は海に向かって階段状に低くなるとモスクワの地の利のを活かした場所に、完成したのは1723年しました。

一番上がフランス式庭園で次の段がヨーロッパ風の宮殿、一番下は噴水がある庭園です。
噴水のある庭園が一番の人気のモスクワの観光スポットになっていて、サムソンがライオンの口を引きさこうとする像が建っています。

ペテルゴフ宮殿

モスクワの観光地⑲:ハリストス復活大聖堂 (血の上の救世主教会)

モスクワのハリストス復活大聖堂は別名を「血の上の救世主教会」と呼ばれており、1881年に時の皇帝アレクサンドル2世がテロリストの投げた手榴弾によって殺害されるという事件が起き、その名前が付いています。
ロシアの教会はとても形が個性的にカラフルな外観が特徴ですが、キリスト教の派閥が違っているためで、外観の絵画も保護されています。

教会の内部は、天井や壁には新約聖書と旧約聖書の話が宗教画として絵が画れ、迫力のある天井を見上げると言葉では表現できないくらいに素晴らしいです。

ハリストス復活大聖堂

モスクワの観光地⑳:セルギエフ ポサドのトロイツェ セルギー大修道院の建造物群

モスクワから北へ90㎞のところにあるのがセルギエフ・ポサドのトロイツェ セルギー大修道院の建造物群で、ロシア正教会にでもっとも重要な修道院のひとつになります。
白い壁に囲まれた敷地内には教会をはじめ、大聖堂、礼拝堂などの建物が集合しています。

ロシアらしいカラフルな玉ねぎの形をした屋根の建築様式が集まった、観光客がたくさん訪れるモスクワの人気の観光地になっています。
セルギエフ・ポサドはロシアの名物と言ったらいいのでしょうか、マトリョーシカの産地としても有名です。

セルギエフ ポサドのトロイツェ セルギー大修道院の建造物群

モスクワの観光地㉑:宇宙飛行士記念博物館

モスクワの宇宙飛行士記念博物館はロシアの宇宙開発の歴史がわかる博物館で、ソユーズや人工衛星などが展示されています。
ガガーリンの人類初の宇宙飛行20周年を記念して1981年4月にオープンし、ガガーリンの資料などのコーナーがあります。

とても巨大な宇宙征服者のオベリスクは、モスクワでも目立つ存在で、鉄鋼とチタンでできたもので高さは100mあります。
ジェット噴射を出しながら、ロケットが勢いよく空へ飛び出す様子を表しているいます。

モスクワの宇宙飛行士記念博物館には数千にも及ぶ展示品がありますが、中でも宇宙に行った犬の剥製などの珍しい展示物があります。
モスクワの宇宙飛行士博物館はに来ると、宇宙飛行士になった気分にさせてくれると観光客に人気があります。

宇宙飛行士記念博物館

モスクワの観光地㉒:チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院

1866年設立のモスクワの音楽学校でチャイコフスキー生誕100周年を記念して、チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院という名前にになりパリ高等音楽院、ジュリアード音楽院と並ぶ3大音楽院のひとつになります。
モスクワ音楽院の校風は国際的で、世界の国々と交流も盛んで、留学生の年々増加傾向にあるので、留学生用のプログラムやケアに力を注いでいます。

音楽活動が盛んなモスクワ学院では、毎日のように音楽グループがコンサートやライブを実施しています。

チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院

モスクワの観光地㉓:ウォッカ歴史博物館

モスクワのウォッカ歴史博物館は、ウォッカができて500年の今までの歴史などを紹介しています。
博物館の中には、ウォッカを飲むことのできる居酒屋みたいな場所があり、3種のウォッカの試飲(有料)することができます。

ウォッカの試飲にはキュウリのロシア漬けが付いてきますが、他におつまみが欲しい人にはオードブルを注文することができます。
ロシアの料理と一緒にウォッカを楽しめます。

モスクワの観光地㉔:コローメンスコエの主の昇天教会

コローメンスコエの主の昇天教会はモスクワの南にあり、教会のあるこの辺りはイワン4世からピョートル1世までの別荘地で、1532年にヴアシリー3世がイワン4世の誕生を祝って建てたものです。
昇天教会はこの辺りで最も古い建物で1925年に、野外文化博物館となりました。

ソ連時代は、昔の建物はこの地に移築され保護されています。
ロシア正教会の教会はクーポラと呼ばれる玉ねぎの形の屋根ですが、昇天教会は違っていて八角形の屋根が特徴になります。

ロシアの昔の建築技術の木造建築で建てられいます。

コローメンスコエの主の昇天教会

モスクワの観光地㉕:イズマイロフ市場(通称ヴェルニサージュ市場)

モスクワのイズマイロフ市場(通称ヴェルニサージュ市場)は毎日オープンしていますが、水曜日以外の平日はあまり人が居らず閑散としているのも、開店してるお店が1割が原因と考えられます。
朝は比較的開店しているお店も、午後になると閉店する店が増えていきます。

水曜日と土曜、日曜、祝日の訪れることをおすすめします。

イズマイロフ市場(通称ヴェルニサージュ市場)

モスクワの観光地㉖:モスクワメトロ

モスクワのメトロは豪華すぎる駅が多く、モザイク画やシャンデリアがある駅など、モスクワのメトロの豪華さは世界一と思われます。
社会主義の国家が認める超豪華な駅の構内には、観光客の写真スポットとして人気があります。

モスクワのメトロの入り口は普通の地下への入り口なのですが、下りていくと、目の前の世界は一気に変化します。
モスクワのメトロのホームは大理石をはめ込まれた広々としたホールのようで、柱には繊細な彫刻が施され、ドーム型の天井には豪華なシャンデリアが輝き、地下ですがステンドグラスがはめ込まれている駅もあります。

モスクワメトロの駅構内に座っていると、美術館にいるような錯覚になります。

モスクワメトロ Novoslobodskaya駅

モスクワの観光地㉗:記念艦アヴローラ

モスクワにあるアヴローラ は1897年に起工した巡洋艦で、1905年日露戦争のときにバルチック艦隊に編入されて極東に派遣されました。
対馬海峡の海戦に参加しましたが、仲間の軍艦が沈没されていく中、奇跡的に沈没は免れました。

ロシア革命の時は革命委員会の拠点にもなり、現在は日露戦争、第一次大戦、第二次大戦などを経験した軍艦として一般に公開されています。

記念艦アヴローラ

モスクワの観光地㉘:雀が丘

80 ~100mの高台にあるのが、雀が丘 (Sparrow Hills)でモスクワ市内が一望できる観光スポットになっています。
軽くハイキングのつもりで登っていける丘ですが、冬になると雪に埋もれていまうので、足元の階段が見えなくなってしまうので、注意が必要です。

雀が丘

モスクワの観光地㉙:クスコヴォ

18世紀にニコライ・シェレメチェフ伯爵の夏の別荘として建てられた宮殿で、敷地内には人口に造られた池を背景に建つ宮殿はとても美しく華やいだ雰囲気があります。
北ヴェルサイユ宮殿と呼ばれ、宮殿を中心にオランダ池やイタリア池なども造られています。

温室だった建物を国立冬季博物館として利用し、収蔵数は約800点もあるそうです。
水辺に庭園があり、景色もとても素晴らしいとても美しいモスクワの人気の観光スポットになっています。

クスコヴォ

モスクワの観光地㉚:スーズダリ

モスクワのスーズダリは中世の雰囲気が残る、街全体が博物館のような16世紀に建てられた教会や修道院が残されています。
スーズダリの中で最も古い建築物は、ラジヂェストヴェンスキー聖堂で13世紀に建てられたもので、他に通りにある民家は木造の装飾の窓枠がすごくデザインが可愛らしいと評判です。

中世の街に迷い込んだような気持になれるところです。

<下に続く>

モスクワで人気のおすすめ観光地まとめ

冬のモスクワ

モスクワは世界遺産に登録されている、歴史的価値がある建物がたくさんあります。
モスクワの観光シーズンは5月~8月なので、日本のゴールデンウイークや夏休みの期間と重なります。

モスクワでロシアの歴史を感じる旅に出てみませんか。
素晴らしい絵画を保有している美術館など、たくさんの美しい観光地があるので、満足度満点の旅になること間違いなしです。

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