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2018/12/20

イギリス文化を知る!マナーや生活習慣の特徴、日本との違いは?

イギリスには昔からアフタヌーン・ティーやパブなどの文化があります。
現在もその文化が残っており、町の至る所で体験することが出来るのです。

イギリスの歴史や文化は独特で、他に類を見ないでしょう。
今回はそんなイギリスの文化を詳しく見ていきます。

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イギリスはどんな国?由来や歴史、行事など

イギリスの由来を知る
イギリスの正式名所は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」だということをご存知でしょうか。
日本はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国とは呼ばず「イギリス」「英国」と呼びますが、アメリカやドイツなど、日本を除く他の国々はそのように呼びません。

なぜ日本だけがその様に呼ぶ文化になったのでしょうか。
もともと「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」は、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド、イングランドから成る国家連合でした。

国家連合とは、一つ以上の国家が条約に基づいて結束した、平等な関係を示します。
「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」という名前が日本に伝えられたのは江戸時代の事ですが、当時イギリスのことを伝えたのはポルトガル人でした。

ポルトガル人が、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国の中の一国であるイングランドをポルトガル語で表記すると「Inglez」となります。
この「Inglez」の読み方が訛って「イギリス」と呼ばれる文化が出来ました

イギリスの歴史はグレートブリテン島と呼ばれる、ヨーロッパ北西部にあるイギリスの中心的な島を、ゲルマン民族であるアングロ・サクソン人が侵入したことにより始まります。
彼らは現在のイギリス人の元となった民族で、彼らはその島の中心部に七つの王国を作り上げました。

この七つの王国はのちに百年戦争が勃発し、イギリスの領土とフランスの領土が決められ、現在のイギリスの文化が研磨されていきます。
初めから4つの国家が連合を結ぶことになったわけではなく、まずはイングランドとスコットランドの二つが連合国家となり、他の国々が条約を結んでいきました。

イギリスというとアメリカのように一つの国を示しがちですが、それぞれ4つ国がくっついていると理解していきましょう。
日本とは違う独特な国家体制を形成するイギリスでは「パンケーキ・デイ」という行事があります。

パンケーキ・デイとは、レント(日本語で四旬節)の前日に行われるイギリス伝統の行事です。
レントとは、イースターと呼ばれるイエス・キリストが復活した事を記念する復活祭の前に、自分の罪を懺悔し、40日間に及ぶ食事制限を行う期間を言います。

レントの間は、普段口にしている卵や乳製品、砂糖などの食品を食べることを禁止されるので、パンケーキ・デイにはそれらをふんだんに使った、贅沢なパンケーキを食べる文化があります。
これがパンケーキ・デイと呼ばれる行事で、主にキリスト教信者が行っています。

現在は40日間も食事制限を行う人は少ないようですが、日本とは一味違った行事ですね。

<下に続く>

イギリスの生活文化や習慣

では、イギリスの生活文化や習慣をみていきましょう。
生活文化や習慣には、以下があります。

  1. 雨が降っても傘はいらない
  2. グリーティングカードをよく送る
  3. 母の日は5月の第二日曜日ではない
  4. チャリティショップが多い
  5. 室内で煙草を吸えない
  6. あいさつは握手で
  7. サマータイムがある
  8. パブを利用する人が多い 続いて、生活文化や習慣を、それぞれ詳しくみていきます。

イギリスの生活文化1. 雨が降っても傘はいらない

イギリスは傘を使わない

日本では雨が降ったら、大切な荷物や服が濡れないように傘を差しますね。
濡れると風邪を引きやすくなりますし、電車やバスを利用する際、他の乗客にも迷惑が掛かります。

しかしイギリスでは、雨が降っても傘を差さない人が多い文化なのです。
ただ絶対に傘を差さないというのではなく「傘をさしている人を滅多に見かけない」ということです。

日本の雨の日は、1日中雨が降り続いているという日がありますが、イギリスでは1日中雨が降るというようなことは無く、降ったとしても小雨ですし、1時間も経てば雨があがり、太陽が顔を覗かせるということがよくあります。
1年の中でも数回は1日中雨が降り続けるという日もありますが、基本的には天気がよく変わるのです。

そんな理由もあり「小雨だから傘を持たなくてもいいや」とか「ちょっとお茶でもしていれば、すぐに雨は止むだろう」という考えから、傘をさす人が少ない文化があります。

イギリスの生活文化2. グリーティングカードをよく送る

イギリス人はカードを贈り合う

グリーティングカードとは、クリスマスや誕生日、友達の結婚などに、カードにお祝いの言葉を書き、相手へ贈るためのカードのことです。

SNSの普及により、日本ではお互いにグリーティングカードを贈り合うという機会が少なくなってきましたが、イギリスではイースターやバレンタインデーにもカードを贈り合うという文化があります。
あちらこちらのお店でカードの専門店が開かれており、さまざまな種類の可愛らしいデザインが取り揃えてあるので、目移りすること間違いなしです。

イギリスに旅行へ行ったら、いろんなグリーティングカードの専門店に足を運んでみてください。
お土産としても優秀ですね。

かさばることが無く、プレゼントされた相手は大喜びすること間違いなしです。

イギリスの生活文化③母の日は5月の第二日曜日ではない

イギリスの母の日

母の日というと、日本では5月の第二日曜日に行われますよね。
しかしイギリスぼ母の日は、イエス・キリストの復活祭であるイースター時期に行われます。

ということは、イースターは毎年行われる日にちが異なるので、母の日も毎年変わってくるということになりますね。
イギリスの場合は「春分の日を過ぎた、最初の満月から次の日曜日」に行われます。

そしてグリーティングカードと共に、お花やワインなどのプレゼントを贈ります。
プレゼントの品は日本と似た文化ですね。

イギリスの生活文化④チャリティショップが多い

イギリスのチャリティ文化

チャリティショップとは、使わなくなった本や服、食器などを売り、それによって得たお金を慈善活動に使うというお店です。
イギリスではそんなチャリティショップが数多く運営されている文化があり、どこの町に行っても必ず1つはあります。

それぞれのお店によって活動のコンセプトは異なりますが、がんに関する研究費用や、貧困に苦しむ国々への援助、災害に見舞われた地域の復興活動を支援するためのお店などがあります。

イギリスの生活文化⑤煙草を吸えない

イギリスのたばこ事情

日本では飲食店に入ると、禁煙スペースと喫煙スペースとで分けられており、店員にどちらがいいか尋ねられますね。
ショッピングモールにも喫煙できるスペースが設けられており、喫煙者にとっては他の方の迷惑にならず煙草を吸えます。

ところがイギリスでは、老若男女問わず多くの人が利用する室内の公共のスペースでは煙草を吸えない文化です
なので煙草を吸っているという方が旅行した際は、イギリスの文化に従うようにしましょう。

イギリスの生活文化⑥あいさつは握手で

イギリス流のあいさつは握手

日本では、あいさつをする時はお辞儀をしますが、イギリスでは握手をする文化があります。
もちろん初対面の人同士でも握手をし、出会った時のあいさつとして行われています。

この時に、やわらかくふわっと包み込むような握手ではなく「お会いできてうれしいです!」という気持ちを込めるように、ぎゅっと力を込めるのがポイントです。
初めのうちは慣れなくて戸惑うかもしれませんが、イギリスへ旅行した際はぜひイギリス流のあいさつで握手をしてみましょう。

イギリスの生活文化⑦サマータイムがある

イギリスのサマータイム

サマータイムとは、日の出の時刻が冬の期間に比べて早くなる時期に、時計を1時間早めて活動するというものです。
なのでイギリスと日本の時差は、冬の間は9時間、夏の間は8時間と、夏と冬によって1時間ほどズレが生じています。

イギリスは4つの国が連合国家を成しているため、地域によってサマータイムの期間が変わりますが、2019年は3月31日日曜日から10月27日日曜日に行われます。
しかし人間の体内リズムの乱れを引き起こす原因になりかねないとして、サマータイムの廃止を検討しています。

お昼寝が出来る文化というのは羨ましい気もしますが、デメリットもあるのですね。

イギリスの生活文化⑧パブを利用する人が多い

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パブはイギリスに多くある文化です。
「Public House」の略で、地域の住民たちが集ってたわいないお話をする、公共の場所になっています。

昼前から営業を開始しているお店もあり、家族で食事をすることが出来ます。
もともとは宿泊所や、雑貨などを取り扱っているお店が始めたビジネスで、お酒や食事を出すスタイルへ発展していきました。

ナイフとフォークを使う料理から簡単につまめる料理まで、幅広いメニューを取り揃えているお店もあります。
年齢を問わず楽しめるパブは、仕事のお付き合いを除いて素の自分をさらけ出せる、暖かい文化だといえます。

パブは男性の利用客が多いのですが、最近は若い女性も利用して楽しんでいるので、女性の旅行客も気軽に足を運んで、その文化に触れてみてください。

<下に続く>

日本の文化と異なるイギリスのマナー

では、イギリスのおすすめのパブをみていきましょう。
イギリスのパブには、以下があります。

  1. Crate brewery BAR & Pizzeria
  2. The Craft Beer Co.
  3. Sherlock Holmes
  4. The Freemasons Arms
  5. Resident of Paradise Row
  6. Ye Olde Cheshire Cheese
  7. The Prospect of Whitby

続いて、イギリスのパブを、それぞれ詳しくみていきます。

イギリスのおすすめのパブ①Crate brewery BAR & Pizzeria

Crate brewery BAR & Pizzeria(クレイト・ブリュワリー・バー&ピッツァリア)は、若い世代に人気のビール工場に併設されたBrewpub(ブリューパブ)です。
ブリューパブとは、小規模のビール工場で醸造されたビールを頼めるパブレストランのことを差します。

おすすめのメニューは、自家製の石窯で焼き上げたピッツァと、ゴールデンエールと呼ばれるビールなので、訪れたらぜひ注文しましょう。
また店内には、地元のアーティストたちの手によって製作されたインテリアが並んでおり、ひとつひとつにこだわりを感じますね。

パブに入店し、フードやドリンクメニューを注文するときはカウンターで行いましょう。
日本のようにテーブルで店員さんを待っていても来ないので、注意してください。

イギリスのおすすめのパブ②The Craft Beer Co.

The Craft Beer Co.(クラフトビール・コー)は、ポークパイやお店オリジナルのビールがおいしいパブです。
オープンしてから5年で、ビール消費団体であるCAMRAから「シティ・パブ・オブ・ザ・イヤー」を2度も受賞しました。

そんなお店オリジナルのビールをぜひ味わってみたいですよね。
イギリスのパブは、イラストや写真付きのメニューがカウンターに置いてある所も多いので、英語を話すのが苦手な人も、食べたいメニューを指さして注文することが出来ます。

イギリスのおすすめのパブ③Sherlock Holmes

Sherlock Holmes(シャーロック・ホームズ)という名前は、アニメや本で、知っている人も多いでしょう。
ここのパブはシャーロック・ホームズの探偵事務所をイメージしており、1階はパブ、2階はレストランとなっています。

注文したメニューの支払いは、カウンターにて済ませます
注文と支払いがセットになっているので、のんびりとお酒を楽しむことが出来るのですね。

シャーロック・ホームズのファンもそうでない人も、イギリスへ訪れたら、ホームズの事務所の雰囲気とパブの陽気な雰囲気と文化を味わいに、足を運んでみてください。

イギリスのおすすめのパブ④The Freemasons Arms

The Freemasons Arms(フリーメイソンズアームズ)は、世界最古といわれるサッカー教会が設立された場所として有名です。
サッカーというとブラジルを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、サッカーの発祥はイギリスと言われています。

外国へ旅行すると、チップを渡すべきか迷いますよね。
イギリスのパブでは、チップを渡さなくても問題がない文化です。

しかし素敵なサービスを受けたと感じた時には、そのお礼にお会計の10%ほどのチップを定員さんに渡すと良いでしょう。

イギリスのおすすめのパブ⑤Resident of Paradise Row

Resident of Paradise Row(レジデント・オブ・パラダイス・ロウ)は、パブというよりもレストランに近いお店です。
ロンドン東部にあり、メニューにはそれぞれの料理に合うドリンクが書かれているので、注目してみてください。

イギリスでは、人前でゲップをすることはマナー違反です。
日本でも控える人は多いのですが、親しい関係だとしてしまうという人も、中にはいるでしょう。

しかしイギリスでは、それはマナーの悪い不快な行動という認識の文化なので、なるべくハンカチを利用して抑える努力をしましょう。

イギリスのおすすめのパブ⑥Ye Olde Cheshire Cheese

Ye Olde Cheshire Cheese(オールドチェシャーチーズ)は、イギリスのパブの中でも、長い歴史のあるお店のうちのひとつで、それは16世紀にまで遡ります。

「シャーロック・ホームズ」を生み出した、作家のアーサー・コナン・ドイルや、「クリスマス・キャロル」の作家であるチャールズ・ディケンズなど、数々の文豪が、ここのパブに通っていたと言われています。

日本人の視点からすると、外国は大げさな身振り手振りで会話をすると思いがちですが、イギリス人は大きなジェスチャーで会話をしない文化です
そのため、お酒の席であっても、飲む量はほどほどに抑え、周りの迷惑にならないように配慮しましょう。

イギリスのおすすめのパブ⑦The Prospect of Whitby

The Prospect of Whitby(プロスペクト・オブ・ウィットビー)は、1520年から営業しており、ロンドン最古といわれるパブです。
お店の席から眺めることが出来るのは、イギリスを代表する、かの有名なテムズ河です。

お店のおすすめメニューであるフィッシュアンドチップスを食べながら、悠々と流れるテムズ河を眺めるのがおすすめです。
パブはもともと男性の利用客が多い場所ですが、最近は若い女性の利用客も増えてきています。

なので「女性だからパブへ行くのは恥ずかしい」などと心配する必要はありません。
パブは「公共の」という語源をもつ場所なので、性別は関係なく楽しめますよ。

ちなみにイギリスには、日本と同じく列に並ぶ文化があります。
横入りされるということは滅多にないでしょう。

イギリスへ旅行したら、日本で暮らしている時と同じように、列に並んで順番を待つというマナーを心がけましょう。

<下に続く>

イギリスと日本の食文化の違い4選

では、イギリスと日本の食文化違いをみていきましょう。
イギリスの食文化には、以下があります。

  1. イギリスの料理は薄味
  2. アフタヌーン・ティーがある
  3. サンデー・ローストがある
  4. 朝食はイングリッシュブレックファースト

続いて、イギリスの食文化を、それぞれ詳しくみていきます。

イギリスと日本の食文化の違い①イギリスの料理は薄味

イギリスと言えば、フィッシュアンドチップスやローストビーフなどを思い浮かべる人も多いと思いますが、これらイギリスの料理は基本的に薄味です。
ではイギリスでは、薄味の料理をそのまま食べる文化なのかというとそうではありません。

テーブルの上にはケチャップやビネガー、塩、コショウなどの小瓶が並べられており、食べる人がそれぞれ味付けを行っていくのがイギリス流なのです。
しかし最近はモダン・ブリティッシュと呼ばれる料理が定着しつつあります。

イギリスらしい薄味の料理に、エスニックなどの料理手法や、さまざまな香辛料とハーブを取り入れ、香りと彩を味わう料理です。
かつては不味いと噂のイギリス料理でしたが進化を遂げていますね。

イギリスと日本の食文化の違い②アフタヌーン・ティーがある

アフタヌーン・ティーは昼食と晩御飯の間にとる間食を言います。
もともと工場で勤務する人々が、晩御飯までにおなかを空かせないようにと始まったのがアフタヌーン・ティーです。

産業革命の時代に、人々は長い労働時間に縛られ、晩御飯まで空腹でいなければなりませんでした。
空腹では集中力もかけ、ストレスが溜まります。

そこでアフタヌーン・ティーの時間を設けてサンドイッチやスコーンを食べ、空腹を満たすようになったのが始まりです。
現在はコーヒーブームの到来により、あちらこちらにカフェが出来、今ではそこで気軽に楽しむ事が出来ます。

イギリスに訪れたら、ぜひ本場の文化に触れてみてください。
食べ終わったらナプキンを綺麗にたたみ直し、スマートにお店を後にしましょうね。

イギリスと日本の食文化の違い③サンデー・ローストがある

イギリスには毎週日曜日にだけ食べることが出来る、サンデー・ローストと呼ばれる伝統料理があります。
皿に巨大なお肉がずしんと盛り付けられ、付け合わせの野菜も山盛りです。

ローストするお肉は一種類ではなく、ビーフやラム、ポーク、チキンなど、いろいろ選べます。
ちなみに一番人気なのはビーフで、中でもヨークシャービーフやスコティッシュビーフがおいしいと評判です。

イギリスと日本の食文化の違い④朝食はイングリッシュブレックファースト

イギリスの朝はイングリッシュブレックファーストと呼ばれる朝食から始まります。
ソーセージやオムレツ、ベイクドビーンズ、マッシュルーム、トーストなどがワンプレートに盛り付けられているのが定番です。

イギリス料理は薄味であまり好まないという人でも、イングリッシュブレックファーストはおいしいと人気です。
またイギリスにある多くのカフェは、フル・ブレックファーストとして、朝食だけでなく昼食や夕食の時でも食べることが出来るので、何を食べようか迷ったらこのメニューをおすすめします。

<下に続く>

イギリスは文化も料理も見どころがたくさん!

イギリスの文化と歴史

イギリスの文化と言うと真っ先に「料理があまりおいしくない」というイメージが付きまといがちですが、実際はイングリッシュブレックファーストがおいしかったり、サッカーの発祥地であったり、日本人と同じく礼儀正しい人が多くて、魅力的な文化の国でした。

老若男女問わず誰でも入りやすいとおすすめの、パブにも足を運んでみたいですね。
旅行の際は、イギリスの文化を堪能しましょう。

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