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2019/08/11

チェコで人気のおすすめ観光地&名所25選!必要な日数も紹介!

ヨーロッパの東に位置するチェコ共和国。
チェコには首都のプラハをはじめ、観光にぴったりな都市が沢山あります。

中世の雰囲気を残したままの街並みも多くみられ、観光中はまるでタイムスリップした気分。
今回は、チェコでおすすめの観光スポットをご紹介し、チェコ観光にはどれだけの日数が必要かも解説していきたいと思います。

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チェコ観光の基本情報

地名 チェコ 共和国
チェコ観光の基本情報
時差 ’-8時間(サマータイム時'-7時間)
フライト時間 14~15時間
言語 チェコ語
通貨 チェコ・コルナ(Kč) (1Kč=4.58円)
ベストシーズン 4月から10月
気候 チェコは日本と比べると、気温が低めで降水量もすくなめ。冬の11月~3月は日照時間が短く、観光施設等も早く閉まるので注意が必要です。夏は涼しいながらも日射しが強いので、5・6月と9・10月が過ごしやすいです。

まずは、チェコ観光の際に必要な基本情報をご紹介します。
チェコは首都をプラハに置く、人口1055万人ほどの国です。

東ヨーロッパに位置し、ドイツやオーストリアと隣あっているので、そういった国を観光するついでにチェコ観光を計画する人も。
チェコには中世から残る古い町並みや古城が多くあるので、もちろんチェコだけじっくり観光するのもおすすめです。

チェコ観光で一番おすすめの都市はやはり首都・プラハ
プラハを拠点に、他の観光都市へ日帰りで行くのがおすすめかもしれません。

気温は日本より低めで、夏でも夜は肌寒い日もあるので、観光の際は上着必須です。
石畳も多く、観光には徒歩がメインとなるので歩きやすい靴をはいていきましょう

治安はヨーロッパの中でも悪くはありませんが、観光客はスリの被害に合うことも多いので注意が必要。

<下に続く>

チェコ観光で人気のおすすめスポット25選

それではここで、チェコ観光で人気のおすすめスポットをご紹介していきます。
チェコ観光で人気のおすすめスポットは以下の25か所です。

  1. カレル橋/プラハ
  2. プラハ城/プラハ
  3. 聖ヴィート大聖堂/プラハ
  4. 黄金小路/プラハ
  5. プラハ市民会館/プラハ
  6. ルツェルナ宮殿/プラハ
  7. 聖ミクラーシュ教会/プラハ
  8. 旧市庁舎・天文時計/プラハ
  9. ウ・フレクー/プラハ
  10. ミュシャ美術館/プラハ
  11. 国立マリオネット劇場/プラハ
  12. ガンブラ・シュルレアリスティカ・ギャラリー/プラハ
  13. プラハ本駅/プラハ
  14. 旧市街/チェスキー・クルムロフ
  15. チェスキー・クルムロフ城/チェスキー・クルムロフ
  16. 聖バルボラ教会/クトナー・ホラ
  17. セドレツ納骨堂/クトナー・ホラ
  18. コロナーダ/カルロヴィ・ヴァリ
  19. 聖三位一体柱/オロモウツ
  20. 市庁舎/オロモウツ
  21. 市街地・リトミシュル城/リトミシュル
  22. ザハリアーシュ広場/テルチ
  23. ヴァルチツェ城/ヴァルチツェ
  24. レドニツェ城/レドニツェ
  25. フルボカー・ナド・ヴルタヴォウ城/フルボカー・ナト・ヴルタヴォウ

それでは、チェコ観光におすすめのスポットを1つずつ見ていきましょう。

カレル橋/プラハ

プラハを流れるヴルタヴァ川に架かる橋、カレル橋。
チェコを観光するならまず、訪れたいスポットです。

カレル橋は、かつては王宮と市街地をむすぶ重要な役割をはたしていました。
この橋で、歴代の王様たちが戴冠パレードを行い、“王の道”とも呼ばれています。

カレル橋は600年以上前に架けられた、ゴシック様式の500m以上もある観光に人気の美しい橋です。
そして、17世紀末以降には橋の欄干に30体の聖人像が作られました

聖人の中で頭に5つの星をまとった聖人ヤン・ネポムツキー(聖ヨハネ)の像。
この聖人ヤン・ネポムツキー像のふもとにあるレリーフを触ると幸運が訪れると言われていて、観光客がこぞって触ります。

そういったジンクスがいくつかある程、現在は観光客でたいへんにぎわっているにぎやかな橋です。
現在は橋の上に大道芸人や露天商等がたくさん並びます。

“カレル橋の上には30人の聖人と、30人のスリがいる”と言われるほど、チェコの中でも一番観光客が盗難に合いやすいスポットでもあるので観光の際は注意が必要です

プラハ城/プラハ

かつて国王やローマ皇帝の居城だったプラハ城。
現在はチェコ共和国の大統領府となっています。

チェコ観光に欠かせないプラハ城は、9世紀に建てられましたが、現在の形になったのは14世紀。
城壁に囲まれた敷地内は、ヴィート大聖堂や黄金小路等、観光の見所満載でまるで小さな町の様です。

プラハ城の敷地内は無料で観光できますが、各施設への入場には料金がかかります。
セットになってお得なチケットも販売されているので、観光したい施設に合わせて購入しましょう。

プラハ城正門では毎日、衛兵の交代式が行われます。
正午は、楽隊の演奏を背景に華々しい交代式が見られるので正午の時間帯を狙っていくのがおすすめ。

旧王宮内では、かつて戴冠式等が行われたヴラディスラフホールが見所です。
建設当時はヨーロッパ最大のホールだったヴラディスラフホールは天井のデザインも美しく、当時の荘厳な雰囲気を感じられます。

プラハ城

聖ヴィート大聖堂/プラハ

プラハ城の敷地内にある聖ヴィート大聖堂。
多くのボヘミア王の墓を有する、チェコ最大の教会です

その役割もとても重要で、プラハ大司教の聖堂でもあります。
ゴシック様式の建築が美しく、内部は高さ34m、幅60m、奥行き124mもある巨大な建築物。

そして聖ヴィート大聖堂観光の見所はなんといっても、ステンドグラスでしょう。
大聖堂の左右に形6つのステンドグラスがほどこされています。

そしてその中に、チェコが生んだ“アールヌーヴォーの寵児”として有名なアルフォンス・ミュシャの手掛けたステンドグラスもあるのです
一目でミュシャのものとわかるステンドグラスは36枚全てが美しく、天気の良い日には特にその美しさが際立ちます。

ミュシャのステンドグラスは左側の一番奥にあるので、観光の際には是非お見逃しなく。

聖ヴィート大聖堂

黄金小路/プラハ

黄金小路も、チェコ観光で欠かせない、プラハ城の敷地内にあるエリアです。
かつて、ルドルフ2世のおかかえの錬金術師がたくさん住んでいたことから、黄金の名前がつきました。

カラフルで可愛い色合いの小さな家が並ぶ通りで観光にぴったりです。
現在は観光地なので、家の中に当時の暮らしが再現してあったり、博物館やお土産屋さんになったりしています。

博物館では中世の騎士の甲冑や武器が展示してあり、弓を射る体験も可能。
拷問器具等も展示されているので、興味ある人は是非観光してください。

そして、黄金小路22番地にある青い家は、「変身」で有名な作家、フランツ・カフカの家だった場所
小路を散策するだけでも入場料が必要ですが、昔のチェコの人々の暮らしが垣間見られてお土産も買える、チェコ観光でおすすめのスポットです。

黄金小路

プラハ市民会館/プラハ

作品としてでなく、建築物の装飾としてミュシャの作品を楽しめるのは聖ヴィート大聖堂だけではありません。
1911年完成のプラハ市民会館は、当時のチェコを代表するアールヌーヴォーの作家たちが建設を手がけました。

もちろんミュシャもその中に加わり、「市民の間」の装飾を手がけています。
天井画からカーテンのデザインまで、すべてのデザインがミュシャによる贅沢な部屋はチェコ観光で必見です。

もちろん建物の外観やそれ以外の部屋も大変美しく圧倒されること間違いなし。
エントランスホールや春国際音楽祭のメイン会場になる「スメタナ・ホール」等、その全てがアールヌーヴォー様式で埋め尽くされています。

内部見学ツアーも定期的に開催されているのでインターネットで予約がおすすめ。
高級レストランや、地下にはビアホールもあるのでチェコ観光に疲れたら是非。

プラハ市民会館

ルツェルナ宮殿/プラハ

ルツェルナ宮殿は、宮殿と名はついていますが、大きなアーケード型の商業施設です
中には様々なお店をはじめ、映画館やレストラン、カフェ等があり、観光におすすめです。

チェコ観光におすすめのスポットなだけでなく、現地の人にも愛されるショッピングスポット。
建物は100年の歴史をほこり、観光で中を歩くだけでおすすめ。

映画館はおよそ100年前に建てられたチェコ初の映画館。
開館当時のままの形を残しており、まるでオペラの劇場の様な雰囲気の中、映画を楽しめます。

ルツェルナ宮殿内にあるセルフ式のルツェルナ・カフェは、観光の合間の休憩に是非。
気軽に利用できるカフェながら、100年前の雰囲気を残した店内で観光の疲れを癒しましょう。

天候が悪くてもショッピングと観光を楽しめるスポットです。

聖ミクラーシュ教会/プラハ

旧市街のプラハ広場と、プラハ城城下にある聖ミクラーシュ教会。
プラハ広場にある聖ミクラーシュ教会は、教会の多いチェコの中でも観光で是非訪れたい教会の1つ。

教会に入るなり、所々に金で装飾された豪華さと壮大なフレスコ画に圧倒されること間違いなしの観光スポットです。
天井に描かれたフレスコ画は、主に聖ミクラーシュの生涯について描かれています。

だまし絵風になっており、天井が突き抜けていて上空に物語が展開されている様な景色を楽しめます。
2階に上がれるので、また違った視点でフレスコ画を見るのもおすすめの楽しみ方。

バロック様式の細かな装飾がほどこされたきらびやかな教会は、チェコならではの美しさ。
定期的にコンサートもあるので、観光の際日時が合えば是非。

旧市庁舎・天文時計/プラハ

旧市街広場にあるゴシック様式の塔、旧市庁舎と隣にある時計塔。
時計塔は中に登ってチェコの街並みを見渡せます。

レトロな外観からは想像できない、近代的なエレベーターで塔の上まで登れます。
また、旧市庁舎には毎時9時から23時に、12の使徒が姿を現す仕掛けの天文時計があることでも人気のスポットです。

毎時00分前には天文時計前に多くの観光客が仕掛けを見ようと、待機します。
仕掛けが動いていなくても、天文時計は文字盤が2つある独特で可愛らしいデザインなので、チェコのお土産に天文時計モチーフのグッズもおすすめ

お隣の旧市庁舎は見学ツアーもあり、モザイク様式の絵が描かれたメインロビーは圧巻です。
また、天文時計の裏側も旧市庁舎内から見られます。

旧市庁舎・天文時計

ウ・フレクー/プラハ

ビールと言えばドイツが有名ですが、ドイツのお隣、チェコも負けていません。
なんとチェコは、ビールの消費量が世界一の国なのです。

創業1499年のウ・フレクーは、ビール鋳造所でもあり、ビアホールでもあります。
店内は1200人収容と、かなり広いく、観光中食事をするのにおすすめです。

ここのビールはフレスコスキー・レジャー13°という黒ビール。
500年以上前から変わらぬ味を守り続けてきたウ・フレクー自慢の味です。

店内ではアコーディオン演奏等もあり、チェコ観光の雰囲気を盛り上げてくれます。
料理もビールも安くて美味しいですが、会計時にサービス料が加算されるので、注意してください。

ビール好きにはおすすめの、チェコの観光スポットです。

ウ・フレクー

ミュシャ美術館/プラハ

アールヌーヴォーの寵児と言われ、パリで大活躍したアルフォンス・ミュシャ。
日本でも作品が大人気なミュシャは、チェコ出身の画家です。

チェコではミュシャを“ムハ”と発音します。
プラハにある観光におすすめのミュシャ美術館は、ミュシャの生涯とその作品がわかる美術館

ミュシャが好きでチェコ観光に訪れた人には絶対に行ってほしいスポットです。
ミュシャのイラストが描かれたグッズが豊富なのも観光のお土産探しにありがたく、おすすめポイント。

完成品はよく目にしますが、デッサンや本人と家族の写真等、珍しいものも見られます。
小規模な美術館なので、1時間ほどあれば館内全てを見て回れるでしょう。

観光中少し時間があいた時等にもおすすめのスポットです。

ミュシャ美術館

国立マリオネット劇場/プラハ

カレル橋観光中にみられる大道芸人には、マリオネットをたくみにあやつる人も沢山みられます。
また、チェコの観光客向きお土産店ではマリオネットグッズも多く販売されています。

実はチェコは、マリオネットの人形劇が非常に発展した国で、チェコの歴史とマリオネットは切っても切れない密接な関係があります。
チェコは長い間ドイツやオーストリア等の支配を受けてきました。

特に16~19世紀、ドイツの支配下ではチェコ語を使用することを禁止され、ドイツ語で話すことを強要されていました。
ただ、チェコで独自の進化をとげた人形劇はチェコ語でしか成立しない娯楽であった為、人形劇は特別にチェコ語を使用することを許されたのです。

人形劇はチェコ人のアイデンティティを守った大切な娯楽であり、物語も大人が見ても楽しめる内容に発展したのです。
チェコ観光で人形劇を見るなら是非、国立マリオネット劇場へ。

国立マリオネット劇場

ガンブラ・シュルレアリスティカ・ギャラリー/プラハ

ここは少しマニアックな観光スポットです
1992年オープンと、新しいガンブラ・シュルレアリスティカ・ギャラリーは、チェコのシュールレアリスム作品ばかりを展示するギャラリー

映画監督ヤン・シュヴァンクマイエルの自宅でもあります。
人々の不快感を刺激するような、シュールで独特の映像作品を撮り続けるヤン・シュヴァンクマイエルは、日本でも熱烈なファンが沢山います。

建物の外観からもそのシュールさがうかがえ、人の頭の形をした植木鉢が目を引きます。
ギャラリー内でヤン・シュヴァンクマイエルのグッズも販売されているので、彼の映像作品ファンに是非訪れてほしい観光スポットです。

ガンブラ・シュルレアリスティカ・ギャラリー

プラハ本駅/プラハ

チェコは、プラハ以外にも観光するのに魅力的な都市がたくさんあります。
チェコ観光の際は、プラハを拠点に他の都市へ遊びにいくのがおすすめ。

電車でプラハを出る場合、まずプラハ本駅に行くことになります。
プラハ本駅は、ただ大きなターミナル駅なだけでなく、その建物そのものも魅力的です。

近代的な雰囲気ですが、最上階のカフェでは、アールヌーヴォー様式の美しい丸天井を眺めながらお茶ができます
観光案内所やコインロッカー、郵便局や両替所等、観光に便利な施設が沢山あるので、用事をすませて最上階のカフェで休憩するのもおすすめです。

旧市街/チェスキー・クルムロフ

プラハ本駅から電車でおよそ4時間ほどかかりますが、チェコ観光の際最大のおすすめの都市、チェスキー・クルムロフ
チェスキー・クルムロフは13世紀に栄えた城下町です。

旧市街の街並みは中世のままで、まるで13世紀から時が止まった様。
お店を見てまわったり、カフェで休憩したり、のんびり旧市街を散策する観光コースもおすすめです。

1992年に世界遺産に登録され、“世界で一番美しい街”と名付けられ、観光地としての人気に火がついたチェスキー・クルムロフ。
ヴルダヴァ(モルダウ)川を眺める景色も絶景で観光におすすめです。

プラハから電車で行くのは乗り換えもあるので観光で行くのに不安、という人はフローレンツ・バスターミナルから約3時間ほどのバスも出ています。

チェスキー・クルムロフ

チェスキー・クルムロフ城/チェスキー・クルムロフ

チェスキー・クルムロフは、チェスキー・クルムロフ城を中心に栄えた城下町です。
チェスキー・クルムロフ城は13世紀に南ボヘミアの領主であるクルムロフが建てたお城。

その後代々の領主がそれぞれの好みに合わせて増設したり改装した為、ルネサンス様式やバロック様式など色々な建築様式の合わさったお城になりました。
当時お城を訪問する様な人は馬車でのみ入った為、お城の「赤の門」から中に入る道は坂道で観光には少しハード。

城のお堀には代々、クマが飼われており、老衰などで自然に死んだ歴代のクマは毛皮になって城内に飾られています。
11月から3月は城内見学ができないので、その時期にチェコ観光を予定している際は注意が必要です。

チェスキー・クルムロフ城

聖バルボラ教会/クトナー・ホラ

聖バルバラ教会のあるクトナー・ホラへは、プラハ本駅から2時間に1本ほど直通電車があります。
プラハから1時間ほどでつく都市

かつては銀山からチェコ全土の3分の1もの銀を産出し、プラハに次ぐチェコの大都市でした。
しかし、銀が枯渇してからは衰退し、今は人口2万人ほどの都市に。

その中でクトナー・ホラの2大観光スポットであるこの聖聖バルボラ教会と、セドレツ納骨堂は、UNESCO世界遺産にも登録されている歴史的価値の高い建造物。
聖バルボラとは、鉱山で働く人たちの守護聖人で、銀山で栄えたクトナー・ホラの人々にとってこの教会は無くてはならない存在でした。

壮大なカテドラル様式の教会で、その大きさはインパクト大。

聖バルボラ教会

セドレツ納骨堂/クトナー・ホラ

チェコ観光なら、是非ここは行ってほしい、という観光スポット、セドレツ納骨堂
聖バルボラ教会も壮大でステンドグラスの美しい、見ごたえ抜群の教会ですが、セドレツ納骨堂はとても珍しい光景が見られます。

クトナー・ホラの鉄道駅から徒歩圏内にあり、アクセスも抜群。
セドレツ納骨堂とは、その名の通り納骨堂で、14世紀のペストの大流行により3万人もの遺骨が納められ、現在4万人分の遺骨があるとされています。

セドレツ納骨堂の変わった点は、うち1万人分の人骨で、内部の装飾がされているところ。
内装を担当した木彫家のフランティシェク・リントにより、シャンデリアや紋章等、納骨堂内全ての装飾品が人骨で作られています

自身の名前すら人骨を組み合わせて壁に貼り付けている徹底っぷり。
すこし不気味さを感じる場所ですが、観光地で死について考えることができます。

セドレツ納骨堂

コロナーダ/カルロヴィ・ヴァリ

チェコの温泉街、カルロヴィ・ヴァリ。
温泉リゾート地として、チェコの人々だけでなく、近隣のヨーロッパ圏内の人々にも人気の都市です。

近くのカルロヴィ・ヴァリ山脈が水源の熱い鉱泉は、入浴用や飲料水として利用されてきました。
チェコは浴場よりも、飲料水として温泉水を開放している場所が多く、コロナーダと呼ばれる温泉施設が沢山あります。

大量の温泉水が噴き出す様子が見られるヴジーデルニー・コロナーダや、美しい神殿の様な建物のムリーンスカー・コロナーダ、レースの様な装飾が可愛いトルジニー・コロナーダ等、様々な施設を観光で巡るのがおすすめ。
せっかく温泉地に来たのだから、入浴もしたい!という人は是非、スパ施設の老舗アルジュビェティニー・ラーズニェへ

アルジュビェティニー・ラーズニェ

聖三位一体柱/オロモウツ

チェコ5番目の都市、オロモウツ。
プラハ本駅から電車で2時間半ほど場所にあります。

オロモウツの中心地にあるホルニー広場には、聖三位一体柱というてっぺんが金色に輝く35mの柱があります。
この聖三位一体柱は世界遺産に登録されています

下は礼拝堂になっており、沢山の聖人像と被昇天聖母像が飾られた柱はとても壮大。
柱と名付けられていますが、1つの建築物です。

聖三位一体柱のあるホルニー広場は、ヘラクレスの噴水も観光の見所です。
他にもアリオーノヴの噴水、ジュピターの噴水があり、オロモウツ市民の憩いの場になっています。

夜にはライトアップされるので、赤い光にライトアップされた聖三位一体柱もまた見所。
迫力を感じます。

聖三位一体柱

市庁舎/オロモウツ

ルネサンス様式とゴシック様式の合わさった建築物、オロモウツの市庁舎。
市庁舎もまた、ホルニー広場内、聖三位一体柱のすぐ近くにあります。

市庁舎の最上階からのぞむホルニー広場やオロモウツ全体の景色は絶景。
観光で訪れた際は是非登ってみてください。

また、オロモウツも市庁舎の壁面に天文時計があり、こちらもおすすめ
15世紀につくられた天文時計ですが、第二次世界大戦によって被害を受け、1950年代に再建されました。

かつては聖人がモチーフになっていましたが、再建当時の共産主義社会を反映して、聖人たちは労働者等に変更されています
毎時動くプラハの天文時計とは違い、こちらは正午のみ仕掛けが作動するので注意してください。

オロモウツ市庁舎

市街地・リトミシュル城/リトミシュル

「モルダウ」等の作曲で有名なチェコの作曲家、スメタナの生まれ故郷であるリトミシュル。
スメタナ像もあるスメタナ広場は500mの間を様々な様式の建物が並んでいて、チェコ観光にぴったりのフォトジェニック具合です。

世界遺産に登録されているルネサンス様式のリトミシュル城も観光地として見所満載。
手紙に似ていることから、レターズと呼ばれる外観の装飾は、8000枚もの可愛らしい絵柄で埋め尽くされています。

絵柄は、1つとして同じものがありません。
また、リトミシュル城の一番の見所は、バロック様式の劇場。

16もある舞台背景や、幕も、作られた18世紀のまま残されている世界でも珍しい劇場です。

リトミシュル城

ザハリアーシュ広場/テルチ

こちらもフォトジェニックな街並みを堪能できる観光スポット、テルチのザハリアーシュ広場
テルチはチェコの中でもとても小さな街ですが、その美しさに「モラヴィアの真珠」と呼ばれているほど。

町並み全体がテルチ歴史地区として世界遺産に登録されています。
ザハリアーシュ広場は、淡い赤や黄色、緑色等、パステルカラーの建物が並ぶ様子が大変可愛らしい観光にぴったりな広場。

16世紀の大火災で壊滅状態にあった町を、当時の領主が復興する際に建物の高さを揃える様命じたことからこの町並みが実現しました
一見、同じような建物が並んでいるように見えて、それぞれの個性が光っているのが見ていて楽しくなる観光スポットです。

ザハリアーシュ広場

ヴァルチツェ城/ヴァルチツェ

チェコには世界遺産に登録されている観光スポットがたくさんあります。
このヴァルチツェ城も、この後ご紹介するレドニツェ城と合わせて「レドニツェとヴァルチツェの文化的景観」として世界遺産に登録されているお城。

この土地を支配していたリヒテンシュタイン家が別荘として建てました。
ヴァルチツェ城では、リヒテンシュタイン家が持っていた芸術品や美術品も展示されています。

メカジキの口部分と、鹿の角を合わせて作られたシャンデリアは、チェコらしいシュールさを感じるので観光の際には是非見てください。

ヴァルチツェ城

レドニツェ城/レドニツェ

世界遺産に登録されている「レドニツェとヴァルチツェの文化的景観」は、フランスの首都・パリの面積のおよそ2倍を誇るほど広い敷地内にあります。
リヒテンシュタイン家がチェコでいかに権力を持っていたかが伺える広さ。

こちらのレドニツェ城は、400室以上の部屋数を誇るお城です。
天井から階段の手すりに至るまで、様々な場所に彫刻がほどこされた装飾が見られます。

また、壁が全て鮮やかな色彩なところもポイント。
美しい部屋の数々を見ているだけでも楽しい観光スポットです。

レドニツェ城

フルボカー・ナド・ヴルタヴォウ城/フルボカー・ナト・ヴルタヴォウ

チェコ観光では、お城見学が欠かせません。
フルボカー・ナド・ヴルタヴォウ城は、なんとチェコで一番美しいお城と言われているお城。

19世紀にネオゴシックに改装された外観は、真っ白でおとぎ話に出てきそう。
白い鹿の角が外壁に貼り付けられているのもインパクト大です。

豪華絢爛な内装も楽しめ、プラハからは少し遠いですがチェコ観光の予定に組んでも後悔しないでしょう。

フルボカー・ナド・ヴルタヴォウ城
<下に続く>

チェコ観光に必要な日数は?

チェコ観光をする際、必要日数はどのくらいでしょう。
もし、プラハのみを観光するならば、町並みを観光したり、プラハ城等の名所を見るだけで1泊2日〜2泊3日くらいでも十分かもしれません

ドイツやウィーン等、近郊の国を観光するついでにプラハ観光を楽しむ場合も、そのくらいがちょうど良いでしょう。
しかし、プラハ以外のチェコの都市を訪れる予定があるなら、観光日数はもっと増やさないといけません。

とは言っても、各都市丸1日あれば観光できる所ばかりなので、プラハ宿泊で日帰りで各都市を観光する、というスタイルがおすすめ。
電車で移動時間のかかる都市も、現地観光ツアーやバスで直行してくれるものもあります。

プラハ観光に2泊3日、そこに行きたい都市につきプラス1日ずつ追加していくのが、おすすめのチェコ観光の日数の考え方です。

<下に続く>

美しく、見所満載のチェコで観光を楽しもう

今回は、チェコ観光のおすすめのスポットをご紹介してきました
チェコは観光する場所がたくさんあり、何処を観光するか悩むかもしれません。

是非、今回の記事を参考にチェコで観光したいスポットを選んでみてください。
きっと楽しいチェコ観光になること間違いありません。

チェコ観光の行先に悩んだら、とりあえずプラハ滞在をおすすめします。

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国内・海外旅行のおすすめ情報メディア「どこいく」の編集部です!
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