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2019/01/09

ポーランドの通貨はズウォティ。物価は高い?安い?日本と比較

「ヨーロッパ旅行をしたいけど、お金がかかりそう...。」と思っている人に是非ともオススメしたいのがポーランド。実はポーランドはヨーロッパ屈指の物価の安い国の一つなのです!
ここでは、ポーランドの物価についてご紹介します。

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目次

ポーランドの通貨はPLN(ズウォティ)

zloty

はじめに、ポーランドの通貨はズウォティ(zloty)といいます。日本語表記ではズロチあるいはズオチと呼ばれることもあります。

ズウォティはzlまたはPLN(波: polski nowy, 英: polish new)とされます(本記事でも以下PLNと表記します)。2019年1月現在のレートは1PLN=約29.3円です。

また、補助通貨としてグロシュ(表記はgr)があります。1ズウォティ=100グロシュです。

紙幣は10PLN、20PLN、50PLN、100PLN、200PLN、500PLNの6種類があります。硬貨は、1gr、2gr、5gr、10gr、20gr、50gr、1PLN、2PLN、5PLNの9種類です。

100PLNや200PLNのような高額紙幣でそれよりも低い金額の支払いをしようとすると、小さなお店では断られてしまう場合もあるので、小さな額の紙幣・硬貨を持っていると安心です。

ポーランドはEU加盟国だが、ユーロは本格導入されていない

euro

2004年にEU加盟を果たしたポーランドは、当初2012年1月1月1日をユーロ導入の目標期日としていましたが、政府はこれを放棄しました。その原因は様々ですが、2009年にギリシャを発端として発生した欧州債務危機の存在が大きいといえます。

いわゆるギリシャ危機以降、通貨の独自性が失われることへの危惧が高まり、ユーロ導入には至りませんでした。ポーランド政府は、当面は独自通貨を維持する方針です。

また、ユーロ導入にあたっては、中央銀行による通貨発行と通貨政策の独占権を認めているポーランド憲法の改正が必要となるなど、越えなければならないハードルも存在します。

EU加盟国でありながら独自通貨が流通するポーランドでは、街の至る所に両替所を見つけることができます。特に、観光地ではKANTOR(カントル)という看板がよく見られ、これが両替所の目印となっています。

銀行で外貨両替をすることはせず、両替所で両替するのが一般的です。また、USドルやユーロ、ポンドなど流通量の多い通貨からの両替に比べ、日本円からの両替のレートはよくない場合も多いです。

ちなみに、日本国内でも空港を中心にPLNに換金できる場所はありますが、現地で両替した方がお得であるということはぜひとも覚えておきたいポイントです。

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ポーランドの物価は日本に比べて高い?安い?

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結論からいうと、ポーランドの物価は日本に比べて安いです。物価の目安として、日本の約3分の1とよくいわれています。

ヨーロッパは物価が高いという印象を持つ方も多いですが、ポーランドはヨーロッパの中でも指折りの物価の安い国です。加えて、ポーランドは東西ヨーロッパの中間に位置しており、古くから異文化の交わる結節点であることから、観光スポットも多数あります。

これらを考えると、ヨーロッパ旅行をリーズナブルに楽しみたい人にはうってつけの旅先といえるでしょう。

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ポーランドの物価が安い理由

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ポーランドの物価が安い理由①:そもそも賃金が日本に比べ低い

ポーランド統計局によれば、2018年現在の平均月収は3530PLN(約10万5,000円)と、日本の約22万円と比べて格段に安いことがわかります。日本人にとってみれば物価は安いように思えますが、ポーランドで暮らす人々にとっては、収入相応の物価といえます。

ポーランドの物価が安い理由②:物流拠点である

ポーランドは、先述のとおりヨーロッパの中央に位置し、地政学的、文化的に東西ヨーロッパの架け橋としての役割を担ってきました。その立地から、Heart of Europe(ヨーロッパの心臓)とも呼ばれています。

従来より物流拠点として機能していることから、多くの製品が低コストで流入するため、物価が安くなっているという側面もあります。

ポーランドの物価が安い理由③:農業国である

物価の中でも特に食料品に関して、農林水産省によると、ポーランドは食料自給率が100%をこえる農業国です。そのため国内で生産された食料を手に入れることができます。

輸入に頼らず、国内で生産された食料を比較的安い値段で購入できるため、物価の安い要因の一つといえるでしょう。

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ポーランドの物価を日本の物価と比較【交通費|食費】

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ポーランドの物価を日本の物価と比較:交通費

電車

いずれの都市にも、バスやトラム(路面電車)など各種交通機関が乗り放題となる共通のチケットがあります。1日あたり15PLNほどで乗り放題のチケットを購入することができます。

ちなみに、ポーランド国鉄(PKP Intercity)が販売しているウィークエンドチケットを購入するとさらにお得に旅行することができます。こちらは、原則金曜日の夜7時から月曜日の朝6時まで有効です。

ウィークエンドチケットにはBilet Weekendowy MAXBilet Weekendowyの2つがあり、利用できる鉄道の種類が異なります。料金はBilet Weekendowy MAXは1等車264PLNと2等車164PLN、Bilet Weekendowyには1等車111PLNと2等車81PLNのそれぞれ2種類あり、新幹線のグリーン車と普通車のような座席の種類を選べる仕組みです。

価格重視で選ぶなら、後者Bilet Weekendowyの2等車が最も安く、これだけでも十分お得に旅行することができます。ただし、電車の種類によって目的地までかかる時間や停車駅が異なるので事前に確認が必要です。

タクシー

ポーランドのタクシーは日本と同じメーター制のものがほとんどです。乗車時に初乗り運賃として6〜8PLNが加算され、100m〜1kmごとに料金が加算されていくシステムとなっています。

走行料金はタクシー会社にもよりますが、1kmあたりの走行料金は1.5〜3.5PLNの場合がほとんどです。料金支払いの際は、前述の通りおつりの額が大きくなるような精算は控えたほうがよいです。

10PLN紙幣や20PLN紙幣など比較的小さい金額の紙幣を複数枚持っておくと安心です。ちなみに、ドライバーへのチップは基本的には不要ですが、無理を言って急いでもらった場合や大きな荷物を持ってもらった場合は支払額の10%程度のチップを渡すとよいとされています。

バス

バスの乗車券は前述の電車のチケットと同じものになります。ただし、市内と郊外で料金が異なるので、購入の際は注意が必要です。

ポーランドの物価を日本の物価と比較:通信費

インターネットは、都市部であれば飲食店のほか鉄道の車両にもWiFiサービスが行き届いています。もちろん無料です。

それでも「いつでもインターネットに接続できるようにしておきたい」という方は、あらかじめ日本を出る前に海外Wifiルーターをレンタルしましょう。

ポーランドの物価を日本の物価と比較:コンビニ

ポーランドで一番有名なコンビニといえば、żabkaです。「ジャプカ」と読み、ポーランド語でカエルを意味し看板の青いカエルが目印となっています。

日本とは異なり6時から23時の営業で祝日は休業となっています。価格は、日本のコンビニと同様、スーパーで購入するよりは少し高い価格設定となっています。

お水

500mlのミネラルウォーターは2PLNで、日本円で約60円程度です。

お酒

ビールは500ml入りであれば4PLNほどで買うことができます。

タバコ

タバコは銘柄にもよりますが、13PLNが平均的な値段です。

ポーランドの物価を日本の物価と比較:レストラン

ランチは20PLN〜30PLNほどで楽しむことができます。ディナーであれば70PLNほどでお酒も堪能することができます。

一般的な高級レストランのコース料理であれば、1人約3,000円でお腹いっぱい食事を楽しむことができます。また、チップに関しては、もちろんその時の満足度にもよりますが、合計金額の10%の金額を渡すのがマナーとなっています。

ポーランドの物価を日本の物価と比較:ローカルフード

美食の国としても有名なポーランドでは、ローカルフードが安くて美味しいと評判です。その種類も実に豊富で、さすが多民族国家といったところです。

例えば、ポーランドで人気のファストフードの一つにザピェンカというものがあります。こちらは、パンにチーズやキノコ類などがのったサンドイッチです。

もちろんお店によって値段に差はありますが、50cm大きいもので300円ほどなので、非常に安いことがわかります。

ポーランドの物価を日本の物価と比較:ショッピング

都市部にはブティックなどはありますが、日本でいう百貨店のような場所はありません。ショッピングモールで買い物をするのが一般的です。

ファッションについてはは、日本でも親しまれているH&MやZARA、ポーランド自国のブランドReservedのようなファストファッションが人気です。値段は日本とあまり変わりません

ただ一つ、忘れてはならないことがあります。ポーランドのショッピングはエコバッグ(ショッピングバッグ)が欠かせないということです。

食料店に限らず、洋服や日用品を購入する際にも袋が用意されていない場合もあります。外出する際には持ち歩くようにしましょう。

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ポーランドの物価を日本の物価と比較:観光・アクティビティ・テーマパーク(あれば)

歴史に富んだ国ポーランドでは、例えばワルシャワにあるショパン博物館の入館料は22PLNです。その他宮殿などの入場料もだいたいそのくらいの料金です。

また、定番の観光スポットであるアウシュビッツ強制収容所の3時間半ガイドツアーは、45PLNです。

ポーランドの物価を日本の物価と比較:ホテル

時期にもよりますが、高級ホテルの場合、一泊400PLN〜600PLNで泊まることができます。ビジネスホテルのようなホテルの場合は、一泊100PLN程度、ユースホステルやゲストハウスなどの場合は30PLN程度で利用することができます。

ポーランドの物価を日本の物価と比較:スターバックス

ポーランドでは、そもそもスターバックスの店舗は日本ほど多くはありません。代わりに、イギリス資本のCOSTA COFFEECAFE NEROと言ったカフェの方がより市民に親しまれています。

肝心の価格を見てみると、カフェラテTallサイズが11.5PLN(約330円)と日本と大差ありません。日本の3分の1の物価ということを考えると、スターバックスは決してお手頃な価格とは言い難いです。

ポーランドの物価を日本の物価と比較:お土産

ポーランド土産の定番といえば、ポーリッシュポタリーです。


これらは日本で買うこともできますが、もちろん現地で購入する方が安いです。ミニプレートであれば5PLN、直径30cm以上もあるプレートでも20PLNほどで購入できます。

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ポーランドで特に物価が高いものと安いものは?

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ポーランドので特に物価が高いもの

日本の3分の1程度の物価のポーランドで、日本とあまり変わらない価格のものの一つにカフェが挙げられます。コーヒー1杯10PLN、日本円で約300円と比較的高いといえます。

また、意外と高価なのが文房具です。例えば、ノート1冊が10PLNもします。

ペンやメモ帳など、「現地で買えばいいや!」と思っていると思わぬ出費がかさむ可能性があるので、最低限は日本から持って行った方がよいでしょう。

ポーランドので特に物価が安いもの

これまでご紹介してきた通り、ポーランドでは食料品や公共交通機関のチケットなどの生活必需品は特に安く手に入れることができます。ただし、他の国と同様、日本食日本の調味料は他の食料品に比べると高価なことは覚えておきましょう。

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物価の安いポーランドまでの渡航費用は?

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ポーランドには全部で12の空港があり、それぞれに国際線が乗り入れていますが、ワルシャワにあるワルシャワ・ショパン空港が最も大きく、ポーランドへの玄関口として知られています。日本からの直行便は、現在はLOTポーランド航空が成田空港とワルシャワ・ショパン空港の間で運行しています。

直行便を利用した場合、費用は往復で約10万円です。ちなみに、飛行時間は約10時間30分となっています。

ただし、乗り継ぎ便を利用すれば、約6万5,000円ほどに抑えることが可能です。この場合、飛行時間は17時間ほどになります。

なお、航空券の価格は旅行時期などの諸条件により異なってくるため、事前の確認が必要です。

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物価の安いポーランドを旅行する予算の目安は?

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ワルシャワを拠点に7泊8日の旅行をした場合の費用を例に挙げてみます。宿泊はドミトリーを利用し、食事はレストランやカフェなど外食で済ませたものとします。

支出項目 価格(円)
航空券(往復) 80,000
宿泊費 10,000
食費 12,000
観光 7,000
交通費 5,000
合計 114,000

こちらはあくまでも目安ですが、約10万円の予算で最低限ポーランド旅行を満喫することができます。

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低予算かつ安全に中世ヨーロッパを楽しみたいならポーランドへ!

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ヨーロッパの中でも、ポーランドは旅行するにはコストパフォーマンスに優れた国であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。物価の安さに加え、ポーランドは治安も良いとされており、安心して旅行を楽しむことができます。

この記事がポーランド旅行を彩るお役に立てれば幸いです。

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