- サイパンに行こうかグアムに行こうか迷ったことある?
- サイパンとグアムには共通点がたくさん
- グアムとサイパンを比較①:フライトの便利さ
- グアムとサイパンを比較②:島の面積
- グアムとサイパンを比較③:海とビーチ
- グアムとサイパンを比較④:人気のアクティビティー、ダイビングの充実度と値段
- グアムとサイパンを比較⑤:観光地としての混雑度
- グアムとサイパンを比較⑥:宿泊施設の充実度、ホテル事情
- グアムとサイパンを比較⑦:ショッピング施設の充実度
- グアムとサイパンを比較⑧:治安と現地色の強さ
- グアムとサイパンを比較⑨:物価や滞在費
- グアムとサイパンを比較⑩:子供連れも楽しめる
- サイパンとグアムの徹底比較10選!物価の違いや子連れに最適なのは?
サイパンに行こうかグアムに行こうか迷ったことある?
人気の観光地であるサイパンとグアムは日本からも近く気軽に行ける南の島。
飛行機のフライト時間、航空券の価格もほぼ同じ。時差も同じでプラス1時間。
サイパンとグアムの違いが分からず、どちらに行こうか迷ったことのある人も多いのではないでしょうか。共通点の多いサイパンとグアムですが、それぞれ街の雰囲気は対照的。
サイパンとグアムを比較し、目的に合った旅行先でビーチリゾートを満喫しましょう。
サイパンとグアムには共通点がたくさん
日本との時差は、サイパン、グアム共に1時間。言語も英語やチャモロ語が使われているなど、サイパンとグアムにはたくさんの共通点があります。
時差や言語以外に気候も共通しており、おおよそ4月から10月が雨季、11月から3月が乾季となっています。どちらも年平均気温が26〜27度となっており、年中Tシャツ半ズボンで過ごすことができます。
サイパン、グアム共にエメラルドグリーンの素敵な海でダイビングはもちろん、シュノーケリングなど様々なマリンスポーツが楽しめます。ウォーターパークもどちらの島にもあります。
1日遊べるマリンスポーツの基地のような沖の小島もあります。サイパンならば「マニャガハ島」、グアムならば「ココス島」が代表的。
ゴルフも楽しむことができ、チャンピオンシップゴルフコースがあるのも共通点。また、どちらもアメリカ合衆国の領土であるため、通貨も共通して「ドル」になっています。
たくさんの共通点があるサイパンとグアムなので、違いがよく分からない人も多いですが、田舎のサイパン、都会的なグアムと街の雰囲気は全く異なります。
それぞれに特徴があるので、旅行の目的に合った島に行くといいですね。
グアムとサイパンを比較①:フライトの便利さ
日本ーグアム間のフライト
グアムへの直行便は、成田国際空港や中部国際空港、関西国際空港だけではなく、各地方の主要国際空港から直行便が出ています。飛行機のフライト時間は約3時間半。
各地方から直行便が出てるので、日本のどこに住んでいても行きやすい旅行先となっています。地方に住んでいる方でも気軽に行けるのが嬉しいですね。
日本ーサイパン間のフライト
サイパンへの直行便は、成田国際空港と関西国際空港からのみとなっています。フライト時間はグアムと同じで約3時間半。
地方の国際空港からサイパンへ行く場合はグアム国際空港で乗り換えが必要となり、更に1時間のフライト時間を要します。旅行シーズンになると各地方の国際空港からチャーター便が出ることもありますが、基本的に各地方からの直行便はありません。
各地方から出発の場合は、トランジットの時間も考慮するとサイパンへは6時間近くもかかることもあります。
グアムとサイパンを比較②:島の面積
グアム
グアムは約540平方キロメートル。サイパンの約4倍の面積があります。
淡路島くらいの広さで、東京都の分の1程度と小さな島となっています。レンタカーを借りれば3時間程で島を一周できるので、1日あれば主な観光スポットを回りきることができます。
サイパン
サイパンは約120平方キロメートル。島を一周するのにそれほど時間がかからないほど、とても小さな島です。
グアムの縮小版とも言われていますが、雰囲気は対照的です。観光地らしいにぎやかな雰囲気が漂うグアムとは異なり、サイパンでは田舎らしいのんびりとした雰囲気が漂っています。
グアムとサイパンを比較③:海とビーチ
グアム
白い砂浜に、美しいエメラルドグリーンに輝くグアムの海。グアムにはたくさんにビーチパークがあります。
ホテルからすぐのビーチで気軽にシュノーケリングを楽しめるなど、パブリックビーチはにぎやかなところが多く、アクティビティや海水浴に向いています。ビーチで思いっきり遊びたい人にはグアムのビーチがおすすめ。
グアムのおすすめビーチ10選!穴場ビーチやアクティビティスポットなどビーチがおすすめなグアムとは? p-insta:(https://www.instagram....
サイパン
サイパンの海は透明度が高め。そのためダイビングにピッタリです。
グアムの海ももちろん綺麗ですが、サイパンの海はそれ以上に綺麗です。中にはサイパンの海を見ると、グアムの海が綺麗とは思えなくなる人もいるほど。
ダイビングスポットも豊富にあるので、ダイビングを楽しみたい方はサイパンがおすすめ。グアムのようなにぎやかさもなく、落ち着いてダイビングを楽しむことができます。
ビーチに人が少ない分、穴場ビーチなら貸し切り状態で、贅沢に過ごせることもありますよ。
グアムとサイパンを比較④:人気のアクティビティー、ダイビングの充実度と値段
グアム
タモン湾に囲まれているグアム。透明度の高さはサイパンより劣りますが、海の美しさには変わりありません。
湾内に位置しているので海岸線の美しさがあり、より景色の美しさを感じることができます。グアムでダイビングを楽しむ場合は、ツアーに参加するのが一般的。
そのためサイパンと比べると少し値段は高くなります。
サイパン
フィリピン海に面しているサイパンの方が透明度が高く、ダイビングにおすすめ。ダイビングが好きな方はサイパンの海で潜ることが多いです。
ビーチで直接エントリーできるので、グアムよりも安くダイビングを楽しむことができます。体験ダイビングでは1回当たり55〜75ドルが平均的な価格となっています。
グアムとサイパンを比較⑤:観光地としての混雑度
グアム
グアムは活気があり、とても賑やかな街。日本語が通じるので特に日本人観光客が多い傾向があります。
恋人岬やスペイン広場などの観光名所があり、バスやレンタカーで巡ることができます。ビーチで過ごしたい場合は、マリンスポーツを中心としたオプショナルツアーに参加するのが一般的。
オプショナルツアーは豊富に用意されているので、目的の内容のツアーに参加して楽しんでくださいね。
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サイパン
サイパンは韓国人や中国人観光客で賑わっています。グアムと比べて日本人は少なめです。
戦跡として有名なバンザイクリフなどの観光名所はサイパンの北側にたくさんあります。グアムと比べて、全体的に人が少なく、落ち着いた雰囲気のあるサイパン。
穴場ビーチは貸切状態で楽しめる場合もありますよ。
グアムとサイパンを比較⑥:宿泊施設の充実度、ホテル事情
グアム
グアムはサイパンに比べてリゾート開発がかなり進んでおり、高級ホテルや日系のホテルが充実しています。
たくさんのホテルがあるので、ビーチでマリンスポーツを楽しみたい方、ショッピングを楽しみたい方、ホテルでのんびりと過ごしたい方など、それぞれの目的に合ったホテルを選ぶことができます。ホテル内に子供用のプールが併設されているなど、お子様連れでも安心して宿泊できるホテルもありますよ。
サイパン
サイパンでは繁華街であるガラパンエリアのホテルが人気。観光の中心であるガラパンエリアの宿泊施設はかなり充実しています。
高級リゾートホテルからバックパッカー向けの格安宿泊施設まで様々な宿泊施設があります。旅行のスタイルに合ったホテルに宿泊することができますね。
グアムとサイパンを比較⑦:ショッピング施設の充実度
グアム
ショッピング施設が充実しているのは俄然グアムです。DFSやアウトレット、スーパーマーケットなどショッピングを楽しめるスポットが満載。
様々がショップがあるので、免税店でブランド物、セレクトショップでアメリカンスタイルの日用品や個性的で可愛らしい雑貨などショッピングが好きな方は時間が足りないと感じるほど買い物に夢中になってしまいます。
観光客には嬉しいお土産も豊富に種類があるので、ショピングを楽しみたい方はグアムがおすすめ。「チャモロビレッジ・ナイトマーケット」が毎週水曜日、デデドの朝市が毎週末にあり、ストリートマーケットも開催されています。
ストリートマーケットではローカルな雑貨やお土産が購入できますよ。
サイパン
ショッピング施設が充実しているグアムに比べ、サイパンにはショッピングスポットはあまりありません。ショッピングを期待して行くとがっかりすることがあるかもしれません。
ストリートマーケットは毎週木曜日に「ガラパン・ナイトマーケット」が開催されているので、ローカルな雰囲気で買い物を楽しむことはできます。
グアムとサイパンを比較⑧:治安と現地色の強さ
グアム
グアムはアメリカ合衆国の領土ではありますが、全体的にアメリカンな雰囲気というわけではありません。しかし、グルメは特大なアメリカンサイズだったり、レトロなアメリカンスタイルのお店など多く立ち並んでおり、アメリカンな雰囲気が漂っている場所もあります。
治安は比較的良く、日本人観光客が多いだけあり日本語も通じるので安心です。
サイパン
サイパンはアメリカ合衆国の領土、北マリアナ諸島の島です。北マリアナ諸島の政治や経済の中心地でもあります。
典型的な南の島らしいゆったりとした時間が流れており、チャモロの人々と触れ合う機会も多くあります。グアム同様、サイパンも治安が良いので、安心ですね。
グアムとサイパンを比較⑨:物価や滞在費
グアム
グアムへの旅行は安いイメージがありますが、物価自体は日本とあまり変わりません。商品のほとんどがアメリカ本土から運ばれたものなので、価格そのものは、アメリカ本土に比べればやや高めと感じることもあります。
チップが必要なので、高級レストランへ行く場合はランチで10~15ドル、ディナーで40~50ドルほど必要となります。食費を抑えたい場合はショッピングモールなどにあるフードコートや市場の屋台では10ドルあればお腹いっぱい食べることができます。食費を抑えて、ショッピングなどを楽しみたい場合は、ローカルフードを堪能するのも良いですね。
サイパン
サイパンは旅行代金が安めになっています。ダイビングもビーチエントリーが主なので安く上がります。
しかし、多くの物資を輸入でまかなっているため、物価は安くはありません。日本と比べても同じか少し高めとなっています。
特に人件費が高いので、レストランなどの食費は高くなってしまいます。ランチで約10ドル、ディナーで約20ドルが目安で合計金額の1割くらいのチップも必要になります。
食費を抑えたい場合は、スーパーなどで食料品を購入するのも良いですね。水やお菓子はスーパーで購入すると日本より安く手に入ることもありますよ。
ショッピングスポットも少なく、ビーチで過ごす時間が多くなる傾向があるので、滞在費を抑えたい方にはビーチメインでゆっくりと過ごせるサイパンがおすすめ。
グアムとサイパンを比較⑩:子供連れも楽しめる
グアム
お子様と一緒にマリンスポーツを楽しみたい方にはグアムがおすすめ。賑やかなビーチで家族和気あいあいとマリンスポーツを楽しむことができます。
様々なマリンスポーツが楽しめるオプショナルツアーも豊富に用意されているので、家族全員で楽しむことができます。また、ショッピングモールも多いので、買い物が好きな女の子の場合は一緒にショッピングを楽しむこともできますね。
サイパン
小さなお子様連れの場合は、サイパンがおすすめ。比較的人の少ない静かなビーチで過ごしたり、ホテルで過ごしたりとのんびりとした旅行を楽しむことができます。
繁華街の範囲もとても狭く、歩いて回ることのできる範囲。そして繁華街とは思えないくらい静かで、ごちゃごちゃとした人混みも少ないのでお子様とはぐれる心配もありません。
サイパンは田舎らしさが漂っているのんびりとした雰囲気なので小さなお子様連れでも安心ですね。
サイパンとグアムの徹底比較10選!物価の違いや子連れに最適なのは?
サイパンとグアムはどちらも日本から約3時間半のフライトで気軽に行ける人気のビーチリゾート。のんびりしたいなら田舎の雰囲気が漂うサイパン、ショッピングなど都会的な雰囲気を味わいたいならグアムがおすすめ。
どちらもビーチはとても綺麗なので、旅行の目的に合った島で旅行を楽しんでくださいね。