チュニジアってどんなところ?観光前に基本情報を知っておこう
日本から遠く離れたチュニジア。
日本にいると遠く離れた国というイメージで情報もたまにニュースで目にする程度ということが一般的ではないでしょうか。
それではチュニジアについて基本的な情報を見ていきましょう。
チュニジアってどんな国?
チュニジアはまさに近隣ヨーロッパ、アフリカ、アラブの文化が融合された魅惑の国です。
首都は北部のチュニスで新市街は、近代的且つ洗礼されたヨーロッパ風の街並みが広がる一方、旧市街のメディナは今なお伝統的なアラブの独特な空間が印象的で1979年に世界遺産に登録されています。
チュニス以外にも、美しい中世の街並みが残るスースや当時のまま保存されたているエル・ジェム闘技場は3世紀に作られたコロシアムなどの見所がたくさんあります。
新市街のフランス門からグランドモスクへと続くジャマー・エズ・ジトゥナ通りには思わず足を止めてしまうショップがずらりと並んでいます。
ガラス製品や工芸品、チュニジアン・ブルーの食器などの雑貨が色鮮やかで精巧な技法と暖かみのあるデザインで近年日本でも女性に人気があります。
また香水にブレスレッドやピアスなどのアクセサリー、カゴバックやバブーシュ(スリッパ)もビーズやスパンコールに刺繍と女性なら欲しくなるものばかり。
しかも日本では考えられないほどのリーズナブルな価格に驚かされます。
チュニジアの地理
チュニジアは北アフリカに位置し、南部はリビア、西部はアルジェリアとの国境を接しており、北東部は地中海に面した細長の地形をしています。
東側の海岸線にはガベス湾やチュニス湾、ハマット湾などの良港が多いこともあり、昔から定住民が移り住んでいる地域があります。
他にも有名なサハラ砂漠は南部の半分を占めるほどの広大なものでこの一帯は砂漠気候となり、夏には猛暑となり砂漠ツアーが欠航となることもあるので夏の旅行はあまりおすすめできないといわれています。
チュニジアの歴史
歴史のモザイク模様を持つ国と言われているチュニジアの歴史は大変古く、3000年の歴史があるとされています。
紀元前814年辺りにはカルタゴ市が建設され、商業の拡大を図り、地中海、アフリカ沿岸、北アフリカ、サルデーニャ島、コルシカ、シチリア、イベリア半島の東部、バレアレス諸島を勢力下に置きカルタゴ帝国を築きました。
それ以降は、シチリア島を巡りギリシャとの対立、ローマ共和国とのポエニ戦争を三次に渡り繰り広げます。
ローマ軍がアフリカに上陸し、カルタゴは紀元前146年に滅亡しローマの属州となりました。
その後イスラム帝国に支配され、イスラム教に改宗します。
東ローマ帝国とベルベル人が共にアラブと戦いを繰り広げ、アラブ軍を撃退したことにより、ウマイヤ朝に攻略されます。
697年にはまた東ローマ帝国が再攻略をするものの、東ローマ帝国連合軍が破れ、アラブの支配下に屈服することになりました。
1534年にはスペインの保護国となりましたが、オスマン帝国の勢いが止まらず、属領となります。
1705年にフサイン朝が成立すると252年にわたる統治を行うこととなります。
1869年には財政破綻し、フランス、イタリア、イギリスの管理下に置かれ、隣国アルジェリアがフランスの植民地化が進むとチュニジアにも侵攻が進み、フランス保護領時代が1956年まで長きに渡り続きます。
1956年にチュニジアはフランスから完全に独立をし、ブルギバを首相とし、共和国を設立しました。
この頃チュニジアとモロッコが独立をしたことが、アフリカ諸国へ強い影響を与え、独立への加速化が進んだとされています。
チュニジアへの行き方
チュニジアへの行き方ですが、残念ながらチュニジアと日本を結ぶ直行便はありません。
日本からチュニジアへ旅行をする場合はヨーロッパ、中東の国際空港、アジアの主要空港を経由してチュニジアへ渡航するのが一般的とされています。
成田空港と関西国際空港から毎日3、4便運航しているエールフランスは便数も多く便利です。
他にはエミレーツ、カタール国営空港も就航しておりますのでいずかの便を選択すると負担が少なく済みます。
日本から最適なフライト所要時間を考えるとカタールまたはアラブ首長国連邦経由10時間のフライト、フランスまでの12時間のフライトが便数も多く、利用しやすいとされています。
乗り継ぎの後の所要時間はおおよそ2~6時間ほど掛かるのでチュニジア到着まで15時間ほど掛かると考えて良いでしょう。
アラブの春も!チュニジアを観光するときの治安や物価は?
チュニジアの治安ですが、記憶に新しいのが2011年にチュニジアから始まったジャスミン革命がアラブ諸国に波及した「アラブの春」や2015年にはバルド国立博物館銃乱射事件で日本人を含む外国人旅行者が犠牲になった報道により、チュニジアは治安が悪いというイメージが完全についてしまいました。
外務省安全情報の危険度もレベル2へ引き上げられ、不要不急の渡航は止めることとなり、日本から旅行は自粛しなければならないという状況でした。
ラマダン期間中はテロなどが起きることもたまにある一方で情勢は比較的落ち着いている状態となり、現在は危険レベル1(旅行の際には気を付ける)になり、旅行も出来るようになりました。
以前よりは治安は良くなったものの、まだリビア、アルジェリアなどの国境付近の治安は危険レベル3(渡航中止警告)は依然高い状態です。
危険レベル地域をしっかり見極め注意する必要はあります。
またチュニジアはスリが多いので貴重品の管理はしっかり行いましょう。
またチュニジアの男性は外国人の女性旅行者にソフトに声をかけてくる傾向があります。
甘い誘惑には十分注意して旅行を楽しみましょう。
治安に関する情報はこちらを参考にしてみましょう。
チュニジアの物価は安いと言われています。
特に食材や日用品においても非常に安く、野菜や小麦から製造されるパスタ、パンは特に安い傾向にあります。
パンはほとんどが10円ほどで購入でき、水は500mlのもので15円前後。
日本よりは物価がだいぶ安いので滞在費はそこまでかからないでしょう。
その一方で電化製品や車は日本やヨーロッパ諸国よりも価格が高いと言われており、その理由として挙げられるのが輸入をしなければいけない点と関税などの税金が掛かるためとされています。
チュニジア観光にはビザが必要?
日本から旅行で向かう場合に日本のパスポートを保持している場合は、滞在期間が3か月以内であればビザの取得は必要ありません。
チュニジアへ向かう飛行機内で入出国カードが配布されます。
必要事項の記入をして、パスポートと一緒に入国審査時に提出しましょう。
パスポートの有効残存期間は3か月以上必要となりますので確認しましょう。
チュニジア観光を楽しむのに必要な日数や費用は?
チュニジアは観光立国。
観光はしっかり楽しみたいですよね。
どうしてもフライト時間が長いため滞在日数がなかなか取れず損をしてしまうのではと考えてしまうかもしれませんが、チュニジアはコンパクトに見所が集まっているのでそれほど日数を掛けなくても効率よく観光を楽しめます。
弾丸旅行として2泊5日間のツアーも度々売り出されます。
このくらいの期間だと少し物足りなさを感じてしまうかもしれません。
一つ一つをしっかり見たい方であれば、4泊7日間あれば十分と言われています。
出来れば3泊6日間あると買い物も存分に楽しめ、様々な観光地へ足を運べます。
航空代金はピーク期(年末年始など)は20万円前後と高額になることもしばしば。
運良くバーゲンチケットを購入できれば8万円ほどで済むこともあります。
宿泊費はゲストハウスでおおよそ500~900円、中堅ホテルで約2500円、ラグジュアリークラスのホテル3000~9500円ほど。
ツアーパック等をでは比較的安い時期は14~20万円ほどでチュニジアのプランが出ていることもあります。
チュニジアの旅費に少し予算を掛けたとしても、現地は物価が安いので食費、宿泊費は安く済ませることができます。
食事はローカルが多く集まる屋台や食堂で1日950円位、普通の食堂やレストラン1日1900円ほど、高級レストラン3800円ほどとリーズナブルですね。
チュニジアの気候は?冬でも観光を楽しめる?
チュニジアの首都チュニスの気候は、地中海性気候で温暖で過ごしやすいと言われています。
内陸部や砂漠地帯の夏は雨が少なく、非常に暑く40度を超える日もあるので小まめな水分補給は欠かせません。
湿気は少なく、カラッとしています。
冬は日本ほど冷えることはありません。
朝晩は少し冷えますが、12度前後と平均気温も緩やかです。
9月末から11月中旬辺りはベストシーズンと言われています。
内陸は寒暖差が激しい冬となりますが、チュニスなどは穏やかな気候の為コートなどの冬物を着て観光が出来るので夏の時期よりもおすすめかもしれません。
世界遺産の街チュニスやきれいな海!チュニジアのおすすめ観光地15選!
国土がそれほど広くないため滞在中にアフリカ、アラブ、ヨーロッパの混在した魅力的な見所を堪能できる点がまさにチュニジアの旅の楽しみ方かもしれません。
では、チュニジアの観光地をみていきましょう。
チュニジアには、以下の観光地があります。
- エル・ジェムの円形闘技場
- ドゥッガ遺跡
- ポート・エル・カンタウィ
- カルタゴ遺跡
- スース
- シディ・ブ・サイド
- バルドー博物館
- グランドモスク
- クサール・ギレン
- ハビブ・ブルギバ通り
- ジェルバ島
- チュニス大聖堂
- マトマタ
- ショットエルジョリド
- チュニス旧市街
続いて、チュニジアの観光地を、それぞれ詳しくみていきます。
チュニジアの観光地①:エル・ジェムの円形闘技場
エル・ジェムの円形闘技場は、1979年に世界遺産に登録された巨大な競技場跡。
ローマのコロッセオに対抗するために作られたとも言われており、世界で3番目の大きさを誇るとされており、収容人数は35000人とも言われています。
エル・ジェムの円形闘技場
住所:Al-jamm, チュニジア
電話番号:+216 22 111 111
営業時間:7:30~18:30
定休日:無休
入場料:10D
URL:なし
チュニジアの観光地②:ドゥッガ遺跡
ドゥッガ遺跡は、チュニジアの数多く残る遺跡の中で最も保存状態が良好でスケールの規模はアフリカ最大と言われています。
ローマ帝国の時代には1万人ほどの人々が居住していたそうです。
標高600mほどの丘の上にあり、屋外劇場や、公共浴場、神殿などの遺跡を見ることが出来、撮影料を1D支払えば自由に撮影できます。
ドゥッガ遺跡
住所:C6F9+5P Teboursouk, チュニジア
電話番号:+33 1 45 68 43 78
営業時間:8:30~18:30
定休日:年中無休
入場料:7D
URL:なし
チュニジアの観光地③:ポート・エル・カンタウィ
ポート・エル・カンタウィは、スースの近郊にある南仏を思い起こさせるようなヨットハーバーが印象的なリゾートエリアです。
このエリアには観光客が多く宿泊するラグジュアリークラスの外資系ホテルが多く立ち並び風光明媚な場所として知られており、地中海で採れた新鮮が魚介類を堪能できます。
また遊覧船も出ており、船からの景色もまた格別です。
チュニジアの観光地④:カルタゴ遺跡
チュニジアで最も有名な観光地と言っても過言ではないカルタゴ遺跡。
ハリウッド映画「ハンニバル」NO.1シーンでも記憶に残っている方も多いかもしれません。
ローマ人の住居跡、アントニウス共同浴場跡など数多くの遺跡をピュルサの丘で見ることができます。
この丘からは遺跡だけでなく、チュニスの街を一望でき、地中海も望むことが出来るという絶景スポットです。
カルタゴ遺跡
住所:88 La Goulette Rd, Carthage, チュニジア
電話番号:+216 71 732 109
営業時間:9:00-18:00
定休日:年中無休
入場料:10D
URL:なし
チュニジアの観光地⑤:スース
スースは地中海に面した美しい旧市街。
青い海と美しい街並みから「サヘルの真珠」と称されています。
スースにはリバトという要塞をはじめ、現在は考古学博物館になっている城壁のカスバもあり、1988年に世界遺産に登録されました。
スース考古学博物館
住所:Rue Abou Kacem Echabi, Sousse, チュニジア
電話番号:+216 73 219 011
営業時間:9:00~17:30
定休日:無休
入場料や利用料:11D
URL:なし
チュニジアの観光地⑥:シディ・ブ・サイド
チュニジアといえば「シディ・ブ・サイド」です。
首都のチュニスから車でおよそ30分位で到着できるチュニジアで最も美しい街と称されています。
近年インスタ映えすると観光客が連日訪れる観光地として以前にも増して人気となっています。
澄み切った青い空、白壁にチュニジアンブルーの窓枠やドア、屋根などのコントラストが上品で爽やかな絶景。
赤いブーゲンビリアが咲き乱れ観光客の目を楽しませてくれます。
チュニジアの観光地⑦:バルドー博物館
チュニス中心部に位置するバルドー博物館はオスマン帝国時代には宮殿として使用されており豪華な装飾が施されており、その豪華さからチュニジアのルーブルと言われています。
チュニジアの古い歴史を知ることのできる博物館はバルドー博物館のみとされており、ローマ遺跡から収集されたコレクションなどは世界でも最大とされています。
バルドー博物館
住所:Route Nationale 7, チュニジア
電話番号:+216 71 513 650
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休
入場料や利用料:11D
URL:http://www.bardomuseum.tn/index.php?lang=en
チュニジアの観光地⑧:グランドモスク
グランドモスクは、首都チュニスの旧市街地に位置します。
世界遺産にも登録されている建造物ですが、観光客が観光をすることが許されているのは中庭エリアまでとされており、モスクには異教徒が足を踏み入れることは許されていません。
イスラムの規制の厳しさが施設の美しさをより際立たせているとも言え、チュニジア観光には外すことのできない観光スポットとされています。
グランドモスク
住所:Rue De La Kasbah, Kairouan, チュニジア
電話番号:+216 76 489 133
営業時間:8:00~18:00
定休日:年中無休(金曜日の午後は入場不可)
入場料:10D
URL:http://www.patrimoinedetunisie.com.tn/fr/monuments/mosquee_kairouan.php
チュニジアの観光地⑨:クサール・ギレン
クサール・ギレンは、体験型観光です。
チュニジアの観光の目玉サハラ砂漠で快適に宿泊や砂漠観光ができるのがクサール・ギレンです。
ヤディス・クサール・ギレンは、トイレとシャワーが完備された快適な個室テントに宿泊することが出来、バギーで砂漠を駆け巡ったり、ラクダに乗り朝日や夕陽を見ることが出来るなどクサール・ギレンでしか味わえない体験ができます。
チュニジアの観光地⑩:ハビブ・ブルギバ通り
ハビブ・ブルギバ通りは、チュニスのメイン通りになり、オシャレなブティックやショップ、カフェやレストラン、ホテルが建ち並ぶ大通りです。
観光客のみならず、日中は市民やビジネスマンが買い物や軽食を楽しみ賑わっている一番の通りです。
チュニジアの観光地⑪:ジェルバ島
ジェルバ島は古代商業として栄えた港ガベス湾のある島として知られ、現在はリゾート地として有名です。
フームスークという島内の市場にはマーケットやカフェが軒を連ね、活気があり、にぎやかな雰囲気で観光客も楽しめるスポットです。
島とチュニジアの雰囲気は若干異なり、昔ユダヤ教の信仰も盛んであったとされる名残りからシナゴークもあります。
チュニジアの観光地⑫:チュニス大聖堂
チュニジアの観光において一度は訪れたいスポットがチュニス大聖堂です。
イスラム教のモスクが多いチュニスにロマネスク様式で建設された大聖堂は希少なカトリック教会でローマ法王も1998年に訪れたと言われています。
イスラム建築の中に佇む大聖堂は大きさはそれほど大きくはありませんが、ステンドグランスから差し込む光は内部の美しさをより際立たせ神々しくモスクとは違った趣があります。
チュニス大聖堂
住所:53 Rue Mokhtar Attia, Tunis, チュニジア
電話番号:+216 71 840 622
営業時間:8:00~17:00
定休日:不定休
入場料や利用料:無料
URL:https://structurae.net/structures/tunis-cathedral
チュニジアの観光地⑬:マトマタ
マトマタは世界的にも有名な「スターウォーズ」のロケ地として世界中からの観光客が今もなお訪れる人気スポットとされています。
もともとマトマタは、アラブ人から身を隠すためにこの地に穴居住宅を作りベルベル人が住んでいました。
この地には実際に穴居住宅型ホテルに宿泊でき、夏は涼しく冬は暖かく快適に泊まれると観光客からも好評です。
チュニジアの観光地⑭:ショットエルジョリド
ショットエルジョリドは、別名ジェリド湖と呼ばれ、広大な塩湖が広がっています。
この塩湖では太陽の沈む様子が大変美しくSNSでも話題にのぼるなどインスタ映えするとメディアでも取り上げられました。
この地の美しい景色を目に焼き付け、チュニジアの旅の思い出を余韻に浸り帰国の途につくのもよいかもしれません。
ショットエルジョリド
住所:Tozeur, Tunisia
電話番号:なし
営業時間:24時間
定休日:無休
入場料や利用料:無料
URL:なし
チュニジアの観光地⑮:チュニス旧市街
チュニスは北アフリカではカイロとカサブランカに次ぐ第3の都市と言われています。
旧市街の路地は迷路のように入り組んでおり、外敵の侵入を防ぐためこのような形状になっています。
旧市街にはフランス門があり、門を隔てて反対側は新市街と仕切られています。
旧市街には、居住区と土産物屋雑貨を販売する店が軒を連ね、カフェなどもあるので観光を兼ねてショッピングを楽しむこともできます。
観光の後はかわいい雑貨やアクセサリーを見よう!チュニジアのおすすめお土産5選!
チュニジアにはエキゾチックで可愛い雑貨やアクセサリーなどがたくさんあります。
では、チュニジアのお土産をみていきましょう。
チュニジアのお土産には、以下のものがあります。
- 香水
- 香水瓶
- ピルケース
- バブーシュ
- アクセサリー
- 食器
香水
チュニジアの女性は大変おしゃれに気を使い、香水は必需品と言われています。
香水は既製品もありますが、オリジナルで香水液を調合したものを販売しています。
チュニジアの女性の間ではムスクやジャスミンなどが特に人気が高く、他にもローズなどの花の香りが好まれているようです。
自分に合う香水を見つけて調合してもらうのも旅の思い出になりますね。
香水瓶
チュニジアをはじめアラブ諸国ではガラス細工の繊細な香水瓶が有名ですが、もともと紀元前3世紀ごろにチュニジアから持ち込み広がったとされています。
見た目が美しいので香水瓶としての用途だけでなく、インテリアとして飾ったり、瓶にアロマを入れてもふんわり香りが漂いおすすめです。
ピルケース
チュニジアのピルケースは宝石のように豪華な装飾が施されている点がポイントです。
ジュエルのようにたくさんついたビーズなどがとてもかわいいので持ち歩いても可愛いですし、オブジェとしてさりげなく飾っても可愛いですよ。
バブーシュ
日本でも人気の高いバブーシュ。
ハンドメイドで作られている革製のスリッパは足にしっくりなじみ、かかとを踏んで履き、室内で音がパタパタしないということもポイントが高いです。
ビーズや刺繍、スパンコールなどでオシャレに装飾されているのでインテリアとしてのアクセントにもなります。
お友達のお土産にもプレゼントしても喜ばれること間違いなしですね。
アクセサリー
最近は大ぶりのアクセサリーが人気ですが、チュニジアのお土産は存在感のあるアクセサリーがたくさんあるのでおすすめです。
エスニックな雰囲気が漂うデザインとビーズがたくさん使われていて華やかなものなど存在感のあるタイプが満載。
日本ではなかなか手に入らないデザイン性のアクセサリーもリーズナブルに販売されいるのでぜひ数点購入してばらまき用にしても喜ばれるかも。
食器
チュニジアというとチュニジアン・ブルーが美しい食器が人気ですね。
他にもオリーブの木で作られた製品も多く、まな板や灰皿、鍋敷きなどシンプルで使いやすく可愛いと人気です。
チュニジアは観光だけじゃない!ワインや食事も楽しもう!
チュニジアのグルメというとパッと浮かんでこないという日本人の方も多いかもしれませんね。
チュニジアでは美味しいワインが有名です。
チュニジアワインの歴史はなんとカルタゴの時代まで遡り、紀元前5世紀にはヨーロッパの地中海周辺の国々へワインを輸出していたというから驚きです。
チュニジアでは品質の良いワインが世界でも認められており、WORLD SELECTIONなどの国際大会でもメダルを獲得しているほど。
まだ日本ではチュニジアワインがそれほど多く輸入されているわけではありませんが、一度試すとクオリティーの高さに虜になるといわれています。
またチュニジアは先住民ベルベルの料理が基になっており、そこへイタリアなど地中海諸国、ギリシャ、イスラム教徒の多いモロッコ、フランスなどの食文化の影響を受け成り立ったチュニジアの郷土料理が確立されています。
代表的なチュニジアの伝統料理を挙げると、世界最小のパスタと言われている「クスクス」やクレープのような薄い生地に具材を入れて包みあげている「ブリック」、串料理の「ブロシェット」があります。
チュニジアはイスラム教の国の中では比較的自由な生活スタイルを感じさせる雰囲気はあるものの、イスラム教の厳しい戒律の一つ「ラマダン(断食月」はあるので、ラマダンの期間中は日の昇る時間帯は飲食が禁止されているのでレストランやカフェなど飲食店は閉店されます。
その一方で、他のイスラム教の国に比べ飲食店がアルコールの提供をしていたり、タコやイカなどの食材を使った料理もあるので色々なグルメを堪能できます。
またトマト料理やオリーブ、野菜をたくさん使う料理も多く、ヘルシーな料理も味わえるので女性旅行者も嬉しい限りです。
他にもチュニジアではドライフルーツやナッツを多く使ったスイーツ「バクラワ」などの自然の甘みを生かしたお菓子をミントティーで味わうことがおもてなしとされています。
美容効果の高いナッツやドライフルーツのスイーツは一度は味わってみたいものですね。
インスタ映えするおしゃれな観光地と雑貨を求めて
今回はチュニジアをご紹介しました。
観光スポットもたくさんあり、白壁にチュニジアンブルーの窓枠のコントラストが美しいシディ・ブサイドはインスタ映えすること間違いなしですね。
カフェで一休みしながら、おしゃれ雑貨を見るのも楽しいですね。
ぜひ美しい景色と古代歴史を感じる旅行を味わってみてはいかがでしょうか。