【治安の前に】エクアドルってどんな国?
「エクアドル」とは、スペイン語で「赤道」という意味です。
その名の通り、赤道直下にあり高温多湿な国で自然を大切にしている国です。
観光地で有名なガラパゴス諸島や、カカオが採れる海岸地帯、山岳地帯、熱帯雨林地帯に分かれています。
それでは、エクアドルの基本情報を紹介します。
基本情報 | |||
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正式名称 | エクアドル共和国 | 首都 | キト (Quito) |
面積 | 約25万6千平方キロメートル | 人口 | 約1,600万人 |
民族 | メスティソ 79% / インディヘナ 10% / その他 11% | 通貨 | 米ドル |
言語 | スペイン語、ケチュア語、ヒバロ語 | 宗教 | 主にキリスト教(カトリック) |
エクアドルでは、元々現地通貨「スクレ」を使用していましたが、ハイパーインフレにより「スクレ」は廃止になり、2000年3月からアメリカ米ドルを導入しました。
日本円からアメリカドルへの両替の時は、使いやすいように1ドル紙幣を多く両替してもらいましょう。
注意点として、コインはエクアドル製コインを使用しており絵柄が、通常の米ドルのコインと違います。
また、このコインは、エクアドルでしか使用できません。
民族は、メスティソが79%と大半を占めています。
メスティソは、先住民とスペイン人の混血です。
エクアドルには、世界遺産が5か所登録されています。
ガラパゴス諸島
1978年に登録されたガラパゴス諸島は、本土から約900キロメートル離れている場所にあります。
観光客なら、必ず訪れる場所です。キトの市街
1978年に登録されたキトの市街は首都キトの旧市街が対象です。
サン・フランシスコ聖堂・修道院やラ・コンパニーア聖堂はじめ保存状態がいい建築群が現存しています。サンタ・アナ・デ・ロス・リオス・デ・クエンカの歴史地区
1999年に登録されたサンタ・アナ・デ・ロス・リオス・デ・クエンカの歴史地区は、エクアドル中南部にある都市です。
標高は、約2,600メートルでアンデス山脈中の谷に位置していおり、植民地時代の面影を残している都市です。サンガイ国立公園
1983年に登録されたサンガイ国立公園はエクアドルにある国立公園でサンガイ山とトゥングラワ山の2つの活火山がある場所です。
サンガイ国立公園では、たくさんの植物そして動物、イワドリ、コンドルなどの鳥類をみることができます。アンデスの道路網カパック・ニャン
2014年に登録されたアンデスの道路網カパック・ニャンは、南米大陸に属する6カ国によって共同で申請が行われた世界遺産認定40年間の歴史の中でも初めての例です。
インカ帝国が支配した海岸砂漠地帯とアンデス高山地帯を、東西南北につなぐ約6万キロメートルの道路です。
エクアドル人の特徴としては、感情豊かでたくさん笑い、たくさん泣き、たくさん怒り、「今を、思いっきり生きている人」が多いです。
エクアドルの治安を知る前に外務省が発表する危険レベルをおさらい
それでは、外務省が発表する危険レベルについて紹介します。
危険レベルとは、世界各国・地域に渡航するにあたっての危険度を表しているものです。
ただ、ホームページに掲載する海外安全情報は渡航を禁止したり退避を命令したりするものではなく、旅行会社の主催する旅行を中止させる効力もありません。
外務省では、皆様の安全な海外渡航・滞在のために役立つ情報の提供としています。
危険レベルは、外務省の発行している海外安全ホームページにて確認できます。
それでは、詳しく紹介します。
レベル1/黄色
意味: 十分注意してください。
レベル1を発生している場合は、その国・地域への渡航、滞在に当たって危険を避けていただくため特別な注意が必要な地域です。
この地域では、スリや強盗が多発していますが、十分に注意していれば観光を楽しめます。
発展途上国に多い危険レベルです。
レベル2/山吹色
意味: 不要不急の渡航は止めて下さい。
レベル2を発生している場合は、その国・地域への不要不急の渡航を止める必要がある地域です。
渡航する場合には特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとりましょう。
観光で、レベル2の地域に行くのはやめましょう。
レベル3/オレンジ色
意味: 渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
レベル3を発生している場合は、その国・地域への渡航を辞める必要がある地域です。
その国・地域にいる人は、すぐにその場所から離れる必要があります。
レベル3を発生している地域は、テロリストや武装勢力等による危険があります。
レベル4/赤色
意味: 退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)
レベル4を発生している場合は、その国・地域に滞在している方は滞在地から、安全な国・地域へ退避する必要がある地域です。
1番危険なレベルです。
渡航前には、外務省 海外安全ホームページを確認!
渡航前に、最新情報を確認することが大事です!
必ず海外安全ホームページを、確認しましょう。
質問したいことがある場合、外務省 領事サービス課に問い合わせをすることができます。
外務省 領事サービス課
住所: 〒100-0013 東京都千代田区霞が関2丁目2?1
電話番号: 03-3580-3311
営業時間: 9:00-12:30 / 13:30-17:00
定休日: 土曜・日曜
URL: 外務省 海外安全ホームページ
エクアドルの治安状況は?
それでは、エクアドルの情報を確認しましょう。
エクアドルには、地域により危険レベルが分かれています。
危険レベルが発生していない場所、そして危険レベル1-危険レベル3の発生が確認できます。
それでは、危険レベルが出ている地域を危険レベルの高い順番で紹介します。
自分の行く地域がどの場所にあたるのか確認しましょう。
危険レベル3 - エスメラルダス県北部地域 / スクンビオス県 / オレジャナ県/ カルチ県(南東部を除く)
危険レベル2 - カルチ県南東部
危険レベル1 - キト市 / グアヤキル市 / ナポ県のエル・レベンタドール火山周辺地域 / コトパクシ県のコトパクシ火山周辺地域 / スクンビオス県南部 / オレジャナ県北部ナポ川周辺の一部地域及びプエルト・フランシスコ・デ・オレジャナ市 / エスメラルダス県南部 / 首都ロハ県サポティージョ市南部 / モロナ・サンチアゴ県チウィンサ市郊外及びサン・ファン・ボスコ市郊外 / サモラ・チンチペ県エル・パングイ市郊外 / トゥングラウア県トゥングラウア火山周辺地域
危険レベル発生なし - それ以外の地域
危険レベル2-危険レベル3の地域には、近づかないようにしてください。
エクアドルは、危険レベル1が発生している場所が多いですね。
危険レベル1とは、観光客相手にスリやひったくりなどが多発している地域です。
危険レベル1の地域では、いつも以上に貴重品の管理をしっかりしましょう。
十分に注意していれば、滞在を楽しめます。
首都キトの治安状況は?
エクアドルの首都キトは、世界で2番目に標高が高い首都で2,850メートルです。(世界で1番高い首都は、ボリビア・ラパス)
インカ帝国の北の都として栄えてきたキトの旧市街は、世界遺産に登録されています。
エクアドルに行き人は必ず立ち寄るキトですが、現在危険レベル1を発生しています。
キトでは、スリやひったくり、強盗が多発している為危険レベル1になっています。
キト滞在時には、十分貴重品管理に注意しましょう。
国境付近は危険?
エクアドルの国境付近は、危険レベル3の発生があります。
危険レベル3を発生している地域は、渡航を辞める必要があり命の危険があります。
エクアドルの隣国コロンビアと国境を接する地域は。4つあります。
- エスメラルダス県
- スクンビオス県
- カルチ県
- オレジャナ県
コロンビアの反政府ゲリラ組織、そして麻薬組織、不法出国斡旋ブローカーの侵入が確認されている地域です。
また凶悪な殺人事件や誘拐事件も発生しており、薬物や武器の密輸等も確認されています。
殺人事件に巻き込まれてしまう可能性が高いので、国境付近には近づかないでください。
ガラパゴス諸島は安全?
ユネスコ自然遺産になっている、自然と動物の宝庫と言われるガラパゴス諸島。
ユネスコ自然遺産は、優れた自然の景観や地形、貴重な動植物が生息する場所で世界的に守る価値がある地域を、世界条約に基づいてユネスコが登録する世界遺産のカテゴリのひとつですね。
小笠原諸島は、「東洋のガラパゴス」とも呼ばれている場所です。
実は、ガラパゴス諸島の正式名称は、「コロン諸島」です。
南米大陸の発見者クリストファー・コロンブスにちなんで付けられた名前です。
ですが、正式名称の方はほとんど使用していないです。
ガラパゴス諸島という名前が付いた由来ですが、コロン諸島にはたくさんのゾウガメが生息しています。
「ゾウガメ」をスペイン語でいうと、「ガラパゴ(Galapago)」です。
そこから、「ガラパゴス諸島」と呼ばれるようになりました。
島内を歩いていると、アシカやイグアナ、ペリカンなどの動物を当たり前のように見ることができます。
動物の世界に入ることができるガラパゴス諸島は、散策しているだけでも幸せな気分になります。
それでは、ガラパゴス諸島の治安について紹介します。
財務省・海外安全ホームページによるとガラパゴス諸島は、危険レベルが発生していません。
なので、他の地域に比べれば安全です。
ですが、他の地域に比べれば安全ということなので気を抜いてしまうと、スリなどの被害にあう可能性も十分にあります。
十分に注意しながら、ガラパゴス諸島での滞在を楽しみましょう。
治安のいいエクアドルでも気をつけるべき犯罪5選
まずエクアドルで何か被害にあった場合、在エクアドル日本大使館に連絡が必要になることがあります。
渡航前に、在エクアドル日本大使館の住所や電話番号をメモしておきましょう。
在エクアドル日本大使館
住所: Edificio Amazonas Plaza, Av. Río Amazonas N39-123 y, Quito 170135 エクアドル
電話番号: +593 2-227-8700
営業時間: 8:45-12:45 / 13:45-17:30
定休日: 土曜・日曜
URL: 在エクアドル日本大使館
気をつけるべき犯罪①: スリ / ひったくり
エクアドルで1番多いのが、スリ / ひったくりです。
日本人はお金を持っているというイメージなので、日本人が被害にあいます。
特に被害が多発している場所が、首都のキト市と大都市のグアヤキル市です。
滞在するときは、十分に注意しましょう。
ホテルでもチェックインの時など少し目を離した隙にスーツケースを盗られたり、ホテルの朝食時にバッグを盗られてという被害が増えてきています。
ホテルのチャックインの時は、ほっとして気が抜けてしまう場面ですがホテルの部屋に入るまで必ず荷物に注意しましょう。
また、ホテルの部屋に置いておいたものが盗まれていたということも起こりました。
ホテルのスタッフも、まずは信用しないようにしましょう。
気をつけるべき犯罪②: 強盗
強盗も多くなってきているので、注意が必要です。
グアヤキル市では、日本人観光客が被害にあい亡くなってしまった悲しい事件が起きました。
グアヤキル市のレストランからホテルへの帰る途中で起こった事件です。
流れタクシーに乗車後、犯行グループにより尾行され信号で停止した際に、突然銃を発砲しました。
お金を奪われ、逃走しましたが日本人2名のうち、1名が亡くなってしまいました。
投げれタクシーは、使用しないようにしましょう。
他に被害が多い場所は、パネシージョの丘近辺です。
パネシージョの丘は、キトの観光をする際に立ち寄る人が多い場所ですが注意が必要です。
実際に、日本人観光客が被害にあったのは、パネシージョの丘観光後ホテルまで歩いていた時です。
急に現地の男性2人が来て包丁を持ちながらバッグを盗りました。
パネシージョの丘付近は、地元の人も治安が悪いエリアと知っているエリアで警察も警備をしていますが、実際に被害が減っていないのが現状です。
もじ強盗の被害にあった時は、抵抗せずに持っているものを全て渡しましょう。
大事なのは、物より命です。
気をつけるべき犯罪③:デモ / ストライキ
エクアドルでは、デモやストライキが起こることがあります。
特にキト市と主要都市を結ぶ道路は、政治情勢により先住民組織等によりデモを起こし、封鎖されるとこがあります。
デモが発生すると、デモが暴徒化し機動部隊と衝突することがあります。
デモ実地情報を把握した場合はは、近づかないようにしましょう。
そして、デモの現場に遭遇した場合も、すみやかに場所を移動しましょう。
興味本位で見ていて、衝突している現場に巻き込まれてしまうことも考えられます。
気をつけるべき犯罪④: 交通事故
エクアドルは、日本とは違い交通ルールを守らない人が多いです。
なので、交通事故が多発しています。
特に、長距離バスでの事故が多発しているので長距離バスは利用しないようにしましょう。
また、急にブレーキを掛ける運転の人が多いので、タクシーに乗る際もシートベルトは着用しましょう。
歩いて道を渡るときは、横断歩道や歩道橋がないことが多いです。
道を渡るときは、十分に注意しましょう。
気をつけるべき犯罪⑤: 暴行 / 性犯罪
日本より多く暴行 や性犯罪が起こっているエクアドル。
暴行 や性犯罪は、精神的に非常につらいものです。
被害が起こっている時間帯は、深夜です。
そして、非正規タクシーを使用して被害にあってしまうことが多いです。
体格でも、日本人とエクアドル人は違います。
危険を回避するために、人通りが多いエリアを歩きましょう。
そして、深夜は出歩かないようにしましょう。
治安のいいエクアドルでも注意するポイント13選
それでは、滞在するにあたって気を付けるポイントを紹介します。
素晴らしい景色に夢中になってしまいますが、常に注意することも忘れないようにしましょうね。
注意するポイント①: 水道水は、飲まない
日本とは、性質が異なりますので水道水は飲まないようにしましょう。
体調を崩してしまう可能性が高いです。
また、氷にも注意しましょう。
エクアドルのレストランでは、水道水で作った氷を使用していることが多いです。
できれば、飲み物は氷なしで注文しましょう。
ミネラルウォーターは様々な場所で購入できます。
注意するポイント②: 多額の現金を持ち歩かない
日本人がスリのターゲットにされる理由が、多額の現金を持ち歩いているからです。
エクアドルは、物価も日本の1/3なのでお財布に100ドル入れておけば十分です。
「お土産を沢山購入するし、クレジットカードを使いたくない」という場合は多額の現金を1つのお財布に入れないで分散するようにしましょう。
また、お財布もブランドのお財布は避け、ポーチを利用することをおすすめします。
注意するポイント③: 貴重品ケースを利用する
エクアドル滞在中は、貴重品管理をすることが大切です。
そこで、おすすめなのが貴重品ケースです。
貴重品ケースがあれば、パスポートやお金、クレジットカードを肌身離さず持つことができます。
インターネットやお店で購入することができます。
首に下げるタイプから腰に巻くタイプの貴重品ケースがあります。
好みの物を見つけましょう。
注意するポイント④: バッグは、常に前にする
バッグは、常に前にすることが大事です。
そしてバッグは、必ずチャック付きのものを使用しましょう。
チャック付きのバッグでも後ろにしていると、すぐに盗られてしまいます。
そしてリュックの場合も、簡単に後ろから盗られてしまうので使用するのは止めましょう。
注意するポイント⑤: スーツケースにベルトは付けない
海外の空港に到着し入国審査の後、スーツケースを受け取りますが、ベルトをしているスーツケースは必ずと言っていいほど日本人のスーツケースです。
なので、スーツケースにベルトをしていると日本人のスーツケースとすぐに分かってしまいます。
スーツケースの中身を開けられていて貴重品が盗られるということも多発しているので、日本人のスーツケースと分かるようなベルトは付けないことをおすすめします。
そして、スーツケースには必ず貴重品を入れないようにしましょう。
注意するポイント⑥: 高山病対策をする
疲れていたり寝ていないと高山病になりやすいと言われています。
これから、高山病対策をするためのおすすめ滞在方法を紹介します。
- エクアドル出発前は十分な睡眠をする
- 滞在中は、水分補給をしっかりとる
- アルコールは、飲まない
- 飴を舐める
- 走らないで、ゆっくり歩く
頭が痛くなったり、呼吸が苦しくなったら高山病の可能性があります。
苦しい場合は、病院に行きましょう。
そして、海外旅行保険に加入している人は保険会社に電話をして流れを確認しましょう。
注意するポイント⑦: 海外旅行保険に加入する
もしもの時の為に加入するのが海外旅行保険です。
「クレジットカード付帯の海外保険でもいいか」と思う方もいるかと思いますが、クレジットカードだと補償内容が十分ではないものが多いです。
特に、エクアドルは高山病になる可能性も高いです。
保険に加入していれば、高山病で病院に行った時も保険対象内になることがあります。
保険に加入するのは、インターネットでもできますが、エクアドルに行くので高山病で病院に行った時の診察も補償内容になっているかどうか確認することが大事です。
注意するポイント⑧: 1人で歩かない
特に、1人で歩いてはいけない時間帯は早朝・深夜です。
日本では終電で1人で帰っている人を良く見ますが、エクアドルでは深夜に1人で歩いている人は見ないです。
現地の人でさえ1人で歩いてる人が少ないので、観光客が1人で歩いていると非常に目立つし危険です。
昼間も1人で歩く場合は、大通りを歩くようにしましょう。
1人旅で、エクアドルに行く場合は現地のオプショナルツアーを利用しましょう。
英語ガイドが基本ですが、ガイドが付くと安心ですね。
また、被害にあいそうになった時に備えて防犯スプレーを携帯しましょう。
体力で差があっても、すぐに逃げることができます。
注意するポイント⑨: 派手な服装はしない
日本だと夏になると、ワンピースや露出が多い服を着ている女性が多いですね。
ですが、エクアドルでワンピースや露出が多い服を着ていると目立ちます。
そして、性犯罪の被害に合う確率も増えてしまいます。
エクアドルでは、シンプルで動きやすい服装にしましょう。
注意するポイント⑩: タクシーは、正規タクシーを利用する
エクアドルのタクシーは、必ず正規タクシーを利用しましょう。
非正規タクシーは、ぼったくりや犯罪の犯行に使われることもが多いです。
正規タクシーは、黄色い車体にタクシー番号が記載されています。
また、タクシーを呼ぶ際はホテルのフロントで呼んでもらいましょう。
注意するポイント⑪: コトパクシ県 コトパクシ火山周辺地域
コトパクシ県のコトパクシ火山周辺地域に行く場合は、注意が必要です。
1877年から1880年までの間、コトパクシ火山では噴火が記録されています。
2015年8月14日、大規模な火山灰や水蒸気の噴出が確認されていて、現在も火山活動は続いています。
危険を避けるため、コトパクシ県 コトパクシ火山周辺地域に行き場合は現地の状況を確認しましょう。
注意するポイント⑫: ホテル選び
ホテルを選ぶ際は、治安の良い場所のホテルを予約しましょう。
治安が悪い場所のホテルを予約してしまうと、その分犯罪に巻き込まれてしまう確率が高くなります。
ホテル予約サイトで、ホテル予約するときは必ず口コミや周辺情報を確認しましょう。
また、ホテルランクも3つ星以上のものにしましょう。
ホテルのタンクが低いと、ホテルの部屋内でも勝手に入ってきた従業員に何か盗られてしまうということも考えられます。
注意するポイント⑬: すぐに信用しない
エクアドルの人は、愉快で明るく親切な人が多いです、
ですが、観光客相手にして信用させるために、わざと親切にする人もいるのが現実です。
よくある被害が、観光地で声を掛けられ「案内をしてあげるよ」と言ってきます。
そして、実際についていくとレストランやお店に案内され高額請求をさせられる被害です。
また、親切にしてもらった人に「日本人の友達に渡してほしい」と荷物を頼まれて、引き受けたら薬物だったという被害もあります。
せっかくの海外旅行なので現地の人との会話も楽しみですが、すぐに人を信用しないことが大事です。
治安のいいエクアドルで、戦争の危険性はある?
エクアドルでは、戦争の可能性は非常に低いです。
エクアドルが他国に対して戦争をしたり、他国から戦争を受ける可能性はないです。
ですが、今後の世界の動きにより変わることもあります。
常に、現地の状況を確認しましょう。
治安のいいエクアドルで、テロの危険性はある?
治安のいいエクアドルですが、テロの危険性はないとは断言できません。
エクアドル近くのシリア、チュニジア、バングラデシュでは、過去日本人が被害にあったテロ事件も発生しています。
最近は、ヨーロッパやオセアニアなどでもテロが発生しています。
単独犯によるテロやが多く、一般市民が多く集まる場所を標的としています。
いつ、そしてどこで発生するか分からないのがテロです。
観光中は、避難できろうな場所やホテルの非常口などを確認しておくことも大事です。
テロが発生した場合
銃声が聞こえたら、犯人が遠くにいる場合はすぐその場から逃げましょう。
犯人が近くにいる場合は、逃げると標的にされる可能性があります。
すぐ隠れそうな場所を探し、じっとしましょう。
すぐに警察が駆け付けます。
警察が到着したら、現場の指示に従いましょう。
その後の情報は、現地でも確認できますがたじレジに登録していると、日本語で案内が届きます。
たびレジに登録しよう!
たびレジというサービスをご存知ですか?
外務省海外安全ホームページから簡単に登録できます。
たびレジに登録すると、渡航先で何か危険なことが起きた際に登録したメールアドレスに情報を届けてくれます。
日本語のサービスなので、安心です。
渡航前には、ぜひ登録してくださいね。
「エクアドルの治安はいい?悪い?観光時に注意するべき犯罪や安全点を紹介」のまとめ
エクアドルの治安や注意点について、紹介しました。
日本の感覚で行くと、犯罪に巻き込まれてしまうことがあるので、「自分の身は自分で守る」という考え方が大事ですね。
今回エクアドルの治安や注意点について紹介したので、不安になる人もいるかもしれませんが、十分に注意していればエクアドルでの滞在を楽しめます。
エクアドルには素晴らしい観光地がたくさんあります。
旧市街が素晴らしい首都キトや、自然をたくさん感じることのできるガラパゴス諸島など日本では感じることのできない景色ばかりです。
エクアドルで、たくさんの楽しい思い出をつくりましょう!