【治安の前に】パプアニューギニアってどんな国?
赤道のすぐ南、約600もの島々で構成されている国、パプアニューギニア。
1年中マリンスポーツを楽しめる場所で、有名なダイビングスポットがある為、世界中のダイバーがパプアニューギニアを訪れます。
「ダイバーの聖地」「水中写真家の天国」とも言われています。
島の内陸部には、大自然が残っており標高4,509メートルのパプアニューギニアの最高峰ウィルヘルム山のトレッキングも観光客に人気です。
マリンスポーツをして楽しんだり、トレッキングをして楽しんだり、様々な魅力があります。
それでは、パプアニューギニアの基本情報を紹介します。
基本情報 | |||
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正式名称 | パプアニューギニア独立国 | 首都 | ポートモレスビー(Port Moresby ) |
面積 | 約46万平方キロメートル | 人口 | 約825万人 |
民族 | マレー人 / パプア人 /メラネシア人など | 使用通貨 | キナ(Kina) |
言語 | 英語 / ヒリ・モトゥ語 / トクピシン語 | 宗教 | 主にキリスト教(カトリック) |
まず、パプアニューギニアの歴史について紹介します。
今は1つの国になっていますが国名のパプアとニューギニアは別々の国で、それぞれの国が1つになるまで色々な国の支配下に置かれました。
南沿岸エリアは、パプアだった部分です。
そして、北半分は、ニューギニアだった部分です。
パプア
パプアは、1888年イギリスの保護領になりました。
その後、1902年、オーストラリア連邦の支配下に置かれイギリス領ニューギニアはパプアという名前になり、1906年から正式にオーストラリアの統治が始まりました。
1941年、日本が島の北部に侵攻しポートモレスビーに前進し始めました。
第2次大戦中は、マッカーサー最高司令官が司令部本部を置いたポートモレスビーから軍事政権で支配しました。
ニューギニア
ニューギニアは、1884年ドイツ領になりドイツ領ニューギニアと呼ばれました。
1914年には、オーストラリア軍がドイツ領ニューギニアを占領しました。
1920年、イギリスの政府が、オーストラリアに代わって、ニューギニア領土を委任統治するようになりました。
その後、1941年12月に日本軍が侵略したことでオーストラリアの統治は終わりを迎えました。
1942年から1945年に起こったニューギニアの戦いの戦場となり、旧日本軍とマッカーサー率いる連合軍との激しい戦争が繰り広げられました。
この戦いでは、オーストラリアの兵士、アメリカの兵士、日本の兵士など約約21万人が戦死しました。
パプアとニューギニアが1つの国に
1945年に日本が降伏し、パプアとニューギニアの民政が復元されました。
そして、パプアニューギニア行政法により1945年から1946年にかけてパプアとニューギニアは統合され、パプアニューギニアとして1つの国なりました。
パプアニューギニアには、話される言語の数が世界で1番多く、公用語は英語やヒリ・モトゥ語ですが、なんと800以上の言語が存在します。
マダン州と呼ばれる地域は、面積でいうと日本の九州より小さいですがその州内では約290もの現地語が存在します。
約3万年から5万年前から住んでいるパプアニューギニア系民族とそれ以降に外国から船でたどり着いた他の民族が上手く交流を持てず、それぞれの文化で育ったというのが理由に挙げられます。
パプアニューギニアの治安を知る前に外務省が発表する危険レベルをおさらい
それでは、外務省が発表する危険レベルについて確認しましょう。
危険レベルとは、世界各国・地域に渡航するにあたっての危険度を世界各国、色別に分かりやすく表しているものです。
ただ、ホームページに掲載する海外安全情報は渡航を禁止することは出来ません。
旅行会社の主催する旅行を中止させる効力もないです。
外務省では、安全な海外渡航・滞在のために役立つ情報として提供しています。
危険レベルは、外務省の発行している海外安全ホームページにて確認できます。
まず、それぞれのレベルについて紹介します。
レベル1/黄色
意味: 十分注意しながら、観光してください。
レベル1を発生している場合は、その国・地域への渡航、滞在に当たって危険を避けていただくため特別な注意が必要な地域です。
この地域では、スリや強盗が多発していますが、十分に注意していれば観光を楽しめます。
発展途上国に多い危険レベルです。
観光時には、常に貴重品管理をしっかりしましょう。
レベル2/山吹色
意味: 不要不急の渡航は止めて下さい。
レベル2を発生している場合は、その国・地域への不要不急の渡航を止める必要がある地域です。
渡航する場合には特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとりましょう。
観光で、レベル2の地域に行くのはやめましょう。
レベル3/オレンジ色
意味: 渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
レベル3を発生している場合は、その国・地域への渡航を辞める必要がある地域です。
その国・地域にいる人は、すぐにその場所から離れる必要があります。
レベル3を発生している地域は、テロリストや武装勢力等による危険があります。
レベル4/赤色
意味: 退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)
レベル4を発生している場合は、その国・地域に滞在している方は滞在地から、安全な国・地域へ退避する必要がある地域です。
命の危険があるので、行ってはいけません。
レベル4が1番危険なレベルです。
渡航前には、必ず外務省 海外安全ホームページを確認!
パプアニューギニアに渡航する前に、最新情報を確認することが大事です!
必ず海外安全ホームページを、確認しましょう。
質問したいことがある場合、外務省 領事サービス課に問い合わせをすることができます。
外務省 領事サービス課
住所: 〒100-0013 東京都千代田区霞が関2丁目2-1
電話番号: 03-3580-3311
営業時間: 9:00-12:30 / 13:30-17:00
定休日: 土曜・日曜
URL: 外務省 海外安全ホームページ
パプアニューギニアの治安状況は?
それでは、パプアニューギニアの危険レベルを確認しましょう。
地図を見ると、パプアニューギニアはすべて危険レベル1が発生しています。
危険レベル1とは、十分に注意していれば、観光を楽しめるレベルです。
発展途上国に危険レベル1は多く発生していて、特にスリやひったくりなどの被害が多く起こります。
特に、パプアニューギニアでは失業者が多く物価の高騰が進行しており、失業者の若者グループによるスリやひったくりが多く発生していて、治安が悪化しています。
また、パプアニューギニアの警察も、人員不足や予算不足の理由で十分機能していなく犯罪の検挙率が低く、数多くある犯罪を止めることができない現状です。
首都ポートモレスビーの治安状況は?
パプアニューギニアの首都ポートモレスビーは、危険レベル1を発生しています。
首都のポートモレスビーでは、価格の高騰化が進み生活困窮者による金品強奪目的の犯罪が多くなってきています。
また、セトルメントと呼ばれる不法居住区がポートモレスビーには大小合わせて1,000か所以上あります。
現地の警察も、正確な数や場所を把握できていない状況です。
地方の人が、首都に仕事を探しに行く→仕事が見つからない→お金がない→奪うという流れで、若者による犯行が多く予算がない警察は犯人を捕まえることができません。
ポートモレスビーは、パプアニューギニアの中で1番スリやひったくり、そして性犯罪が多い場所です。
観光中は、常に警戒しましょう。
特に女性が危険?
パプアニューギニアでは、レイプ等の性犯罪が増加していてパプアニューギニア内に深刻な影響がでています。
現在、警察が女性の1人歩きをしないように呼び掛けています。
性犯罪が多い理由が、パプアニューギニアでは女性の社会的地位が相対的に低いことです。
そして、男性の加害者意識も低いです。
2016年、イギリス人の男性とアメリカ人の女性のカップルがパプアニューギニアの「ココダ・トラック」をハイキングしていた際に、パプアニューギニア人の集団にレイプされた事件が発生しています。
パプアニューギニアに住んでいる男性の6割は性犯罪を犯した経験があるという、日本だと考えられない状況です。
被害は、国籍問わず発生しています。
女性の場合、必ず複数人で歩くようにしましょう。
人食い民族がいる?
2009年ごろからメディアでも取り上げられるようになったのが、「人食い族」についてです。
パプアニューギニアのフォア族やコロワイ族は、かつて死者の魂をなぐさめる儀式として、死者の人肉を食べる習慣がありました。
そして、1950年に当時パプアニューギニアを統治していたオーストラリア政府によって禁じられました。
ですが、2016年にコロワイ族よりドイツ人旅行者が被害にあってしまったという事件も起きました。
現在もコロワイ族は、人食いを続けている可能性があります。
そして、2012年7月パプアニューギニアのジャングルの奥地で「人食いカルト集団」による7人の魔術師が殺される事件が起こりました。
地元警察の発表によると、7人のうち4人の遺体はいまだ回収されていなく、「彼らが全部食べつくしたのだろう」というパプアニューギニアでも衝撃を受けた事件がありました。
人食いカルト集団にとって魔術師の臓器は自然的なパワーと、強力な肉体を得ることができると信じられています。
コロワイ族や人食いカルト集団など、日本だと考えられないようなことがパプアニューギニアのジャングルで起こっています。
興味本位で、ジャングルには入らないようにしましょう。
治安の悪いパプアニューギニアでも気をつけるべき犯罪5選
まず、パプアニューギニアで犯罪に巻き込まれてしまった場合在パプアニューギニア日本大使館に連絡が必要なことがあります。
渡航前に、在パプアニューギニア日本大使館の住所と電話番号をメモしておきましょう。
在パプアニューギニア日本大使館
住所: Godwit Road, Port Moresby, パプアニューギニア
電話番号: +675 321 1800 / 緊急連絡先: +675 695 7766 又は +675 685 2319
営業時間: 8:00-12:00 / 13:00-16:45
定休日: 土曜・日曜
URL: 在パプアニューギニア日本大使館 ホームページ
気をつけるべき犯罪①: スリ / ひったくり
スリやひったくりは、パプアニューギニアで1番多い犯罪です。
観光客を狙う犯行が多く、犯行場所は人が集まる市場などが多いです。
首都ポートモレスビーやモロベ州レイ市などの犯行が非常に増えています。
また、小さな子供がグルになっている可能性があり、可愛い子供に話しかけている間に仲間がバッグを盗んだり貴重品を盗んだりします。
最近では、偽警察官による被害にも増えています。
「警察です。身分証の確認をします」と言いながら、隙があるときにお金を盗っていきます。
警察官の服装を着ている人に話しかけられたら、まずは身分証の提示を求めつつ、近くの警察署まで移動したうえで話を聞く必要があります。
気をつけるべき犯罪②: 強盗
パプアニューギニアには、ギャング集団「ラスカル」による犯行が多く、観光客や現地の人などお金を持ってそうな人だったら誰でも狙います。
ラスカルは、名前とは裏腹に非常に怖い強盗集団で、仕事がなく家族や自分の生活の為に犯罪を行い、必要な金銭を他者から奪う集団です。
もし、ラスカルの被害にあってしまった場合は、絶対に反撃ないでください。
過去、ラスカルにお金を盗られそうになり、反撃したらナイフで刺されて亡くなってしまったという悲しい事件も起きています。
自分の身の安全を守るために、相手の要求に従うしか対処法がないです。
大事なのは、荷物より自分の命です。
気をつけるべき犯罪③: デモ
パプアニューギニアでは、デモが発生することがあります。
2015年6月、マダン市において教育関係者が計画したデモ行進があり、そのデモ行進が暴動し略奪に発展しました。
そして、小学生1名が射殺され多くの市民が負傷し、複数のお店が破壊される事態を起こしました。
また反中国感情から中国系のお店でも略奪が発生し、警察が出動する事態になりました。
このように、デモ行進から暴動に発展し命を奪われてしまう可能性もあります。
デモ行進が行われていた場合、興味本位で近づくのはやめてください。
すぐに、その場から逃げましょう。
気をつけるべき犯罪④: 暴行 / 性犯罪
パプアニューギニアでは、暴行や性犯罪が昼夜問わず多いです。
特に、首都ポートモレスビーでの犯行が多くなっています。
1人で歩いたり人通りの少ないところで歩くと、すぐに犯行グループの目につき被害にあう可能性が増えてしまいます。
パプアニューギニア滞在時には、1人で歩くのは危ないので大人数で歩くことが大切です。
体力的にも、日本人とパプアニューギニアの人は差があるので力で勝つことは無理です。
被害にあいそうだなと思ったら、すぐにその場から逃げて人通りが多いエリアに行きましょう。
気をつけるべき犯罪⑤: 交通事故
パプアニューギニアの道は、舗装されている道が少なく、ガタガタ道ばかりです。
また、運転マナーを守れていない人が多く交通事故も多発しています。
特に、雨期には道路が水没することが多く、地滑りにより陥没することもあります。
国際免許で運転する場合は、「日本と違い運転マナーを守っている人が少ない」ということを頭に入れておきましょう。
道を渡る際には、信号機が壊れていたり、歩道橋や横断歩道がない場所が多いので、十分に注意しましょう。
治安の悪いパプアニューギニアでも注意するポイント12選
それでは、パプアニューギニア出発前から滞在中に注意するポイントを紹介します。
これから紹介する注意ポイントを忘れないようにしましょう。
注意するポイント①: 海外旅行保険に加入する
パプアニューギニア渡航前には、補償内容が充実している海外旅行保険に加入しましょう。
いつもクレジットカード付帯の海外旅行保険があるから大丈夫と思っている方もいるかもしれませんが、補償内容が充実していないものが多いです。
パプアニューギニアでは、スリなどの犯罪に巻き込まれる確率が高いので充実した内容の海外旅行保険に加入することをおすすめします。
インターネットでも現在は購入できますが、詳しい内容を知りたい場合は空港の窓口で申し込むこともできます。
注意するポイント②: 渡航前には、予防接種
出発する前に、現地でかかるかもしれない病気を知ることが大切です。
また、ワクチンを接種することで、感染を予防できることがあります。
渡航する4週間-6週間前に受診を行い、免疫を付けたうえで出発できるようにしましょう。
パプアニューギニア旅行の推奨ワクチンを確認しましょう。
注意するポイント③: 多額の現金を持たない
観光客の中でも、特にアジア人は多額の現金を持つことを知っているので、アジア人が被害にあうことが多いです。
対策方法としては、多額の現金を持ち歩かないことが1番です。
物価も日本の1/3なので、お土産を購入しない場合は日本円で5,000円持っていれば十分です。
現金を持っていないと心配という場合は、現金を1つにまとめず分散してバッグに入れましょう。
また、日本で使っているお財布ではなくポーチなどに現金をいれましょう。
注意するポイント④: 常にバッグは自分の前に持つ
パプアニューギニア滞在中は、常にバッグは自分の前に持ち、チャックが閉まっているか確認しましょう。
おすすめはショルダーバッグです。リュックの場合、後ろからすぐに盗られてしまうのでおすすめはしません。
そして、貴重品ケースを使用しパスポートやクレジットカードなど大事なものは貴重品ケースに入れましょう。
肌に離さず持てる貴重品ケースは、パプアニューギニアでは必要です。
首に下げるタイプや腰に巻くタイプがあります。
注意するポイント⑤: 防犯スプレーを携帯する
何か犯罪に巻き込まれそうになった時に、使えるのが防犯スプレーです。
この防犯スプレーがあれば、体力に差がある日本人でもすぐに逃げることができます。
暴力や、性被害には精神的にも辛いものです。
常に、手荷物に入れておきましょう。
注意するポイント⑥: 水道水は飲まない
パプアニューギニア滞在中は、ペットボトルに入ったミネラルウォーターを飲みましょう。
パプアニューギニアの水道水は、日本と性質が異なるため飲むと体調を崩す可能性が非常に高いです。
レストランの氷は水道水を使用していることが多いので、レストランで飲み物を頼むときも、氷抜きで頼みましょう。
観光中、ミネラルウォーターは様々な場所で購入できます。
注意するポイント⑦: 日本人には親切、中国人には厳しい
日本は、金銭的援助をしていることやJICAなどを通して寄付や技術支援を行っているのを知っている人が多く、日本に対して良いイメージを持っている人が多いです。
2014年の安部総理夫妻の訪問時以降も、新日感情は向上しています。
その一方、中国の会社が豊富な資源を求めてパプアニューギニアの多くの土地を買っていて、パプアニューギニアの人が立ち退きをしなければならない状態です。
なので、パプアニューギニアの人は中国人に対して嫌なイメージがあり、中国人を狙った犯罪が多くなっています。
日本人と中国人の見分けがつかない人が多く、ナイフを出しながら「中国人か?」と確認することもあります。
すぐに、「日本人だよ」と答えましょう。
注意するポイント⑧: 露出の多い服装は、絶対にダメ
日本だと、可愛いワンピースや露出の多い服装をしている人が多いです。
ですが、パプアニューギニアでは性犯罪が多いのが現実です。
露出が多い服装をしているだけで、その分目立ってしまい被害にあう確率も高くなってしまいます。
パプアニューギニアではオシャレすることは忘れましょう。
オシャレな服より、動きやすい服装にしましょう。
注意するポイント⑨: ホテルは、安全性の高いホテルを予約する
パプアニューギニアのホテルを予約する際は、4つ星以上のホテルを予約しましょう。
値段は、もちろん高くなりますが安全面を考えることが大事です。
ホテル予約する際には、周辺の状況や口コミを確認してホテル選びをしましょう。
そしてホテルを予約したら、ホテル周辺の地図を必ず確認しておきましょう。
特に、警察署の場所を確認することが大事です。
注意するポイント⑩: 1人で歩かない
パプアニューギニアでは、早朝・深夜関係なく1人で歩くのは控えましょう。
複数人の犯行が多いことから、1人だとすぐに狙われてしまいます。
男性・女性問わずだれでも狙われてしまいます。
最低でも4人くらいで歩くことをおすすめします。
1人で歩かないといけない時は、防犯スプレーを必ず持って行きましょう。
注意するポイント⑪: 現地の情報収集やオプショナルツアーに参加する
パプアニューギニア在住の日本人と連絡をとれるサービスがあります。
気になる場所がある場合は、ガイドを頼むこともできるのでぜひ確認してみましょう。
日本人のガイドがいると安心ですね。
あとは、現地のオプショナルツアーを利用する方法もあります。
英語ガイドが多いですが、現地のことを詳しく知っているガイドがいると安心ですね。
注意するポイント⑫: 地震
パプアニューギニアは、日本と同じく地震国です。
最近だと、2018年2月にM7.6の地震が発生しました。
そして、停電や建物の崩壊がありました。
最近、地震が多く発生しており、過去に津波や土砂崩れを引き起こした例もあります。
もし、地震が発生した場合は、日本とは違い建物が崩壊しやすいです。
地震が発生した際、建物が多い場所には行かないようにしましょう。
治安の悪いパプアニューギニア、戦争の危険性はある?
1942年-1945年、パプアニューギニアは日本軍と連合国軍との戦争ニューギニアの戦いで悲惨な現場になりました。
たくさんの兵士が亡くなったという歴史は、パプアニューギニアの人々にとっても辛く悲しい出来事でした。
ニューギニアの戦い以降、パプアニューギニア内の小さな犯罪は多いものの、他国との争いには参加していないです。
世界の今度の流れによって変わることもありますが、現状は他の国からの攻撃なども考えられません。
治安の悪いパプアニューギニア、テロの危険性はある?
今まで、パプアニューギニアでのテロ発生は確認されていません。
ですが、現在はフランスやドイツ、チュニジア、シリアなど世界中でテロが発生しています。
チュニジアでは、日本人も被害にあってしまいました。
この様に、テロはいつどこで発生するか分かりません。
パプアニューギニア滞在時には常に現地の状況を確認することが大事です。
テロの現場になってしまった場合は、犯人が遠い場所にいればすぐに逃げましょう。
もし犯人が近くにいる場合は、頭を伏せ壁など隠れる場所を探しましょう。
動くと、ターゲットにされてしまう可能性が高いので、怖いですがじっとしましょう。
そして、警察が来たら現場の指示に従いましょう。
パプアニューギニア渡航前は、たびレジに登録しよう!
外務省・安全ホームページから簡単に登録できる「たびレジ」というサービスをご存知ですか?
たびレジに登録するとパプアニューギニア出発前と滞在時、何か危険なことが起きた際に登録したメールアドレスに情報を届けてくれます。
日本語のサービスなので、安心です。
パプアニューギニア渡航前には、ぜひ登録してくださいね。
パプアニューギニアの治安はいい?悪い?観光時に注意するべき犯罪や安全点を紹介のまとめ
パプアニューギニアの治安や注意点について紹介しました。
パプアニューギニアは日本より犯罪が多いことを理解していただけたと思います。
「自分の身は、自分で守る」ということが大切です。
滞在時には、常に気を引き締めて行動しパプアニューギニアの自然や美しい海を楽しみましょう。
すぐに信用してはダメですが、パプアニューギニアの人々は愉快で面白い人ばかりで日本人が大好き人です。
そして、800以上の少数部族が暮らすパプアニューギニアは、日本では見ることが出来ない景色です。
クルージングが好きな人は大河セピック川の神秘に満ちたクルーズを楽しんだり、ダイビングが好きな人は世界で最も美しいスポットでダイビングをしたり、地球最後の楽園と言われている島でたくさんの自然を楽しみましょう。