【モデルコースの前に】奈良はどんなところ?
日本、本来の姿が奈良にはあります。
今から、約1300年前は大和と呼ばれていた日本。
その大和の首都は、奈良でした。
当時の奈良は、シルクロードの最終地点で、「アジア諸国」や「ヨーロッパ」の影響を強く受けながらも、日本独自の文化を発展させた場所で、まさに日本文化の発祥となった地です。
今でも、奈良の大仏で有名な「東大寺」や「法隆寺」「中宮寺」といった聖徳太子ゆかりの地が残り、天武天皇が建てたとされる「薬師寺」などがあります。
「世界遺産」や「歴史的建造物」、「旧市街風景」が多く残り、はじめの首都として、日本の歴史が色濃く残り、歴史が生活に根付いている日本人にとってかけがえのない場所です。
【モデルコースの前に】奈良観光の魅力
1300年前に平城京が開かれ、日本最初の首都として栄えた奈良。
現在も歴史的建造物が残り、日本の文化遺産に溢れて国内だけでなく海外からも多くの観光客が訪れる人気なスポットです。
奈良観光の魅力はどんなところにあるのでしょうか。
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はじめの首都だからこそ残る深い歴史を堪能
日本の首都はかつて、東京でもなく、京都でもありませんでした。
日本の首都は「奈良」にありました。
未だに、1300年前の面影を残す「ならまち旧市街」をはじめ、ユネスコ世界遺産に登録されている世界最古の木造建築と言われる「法隆寺」といった、歴史的に価値のある建造物が数多く点在しています。
ただただ、街並みを散策するだけで特別な時間に感じられ、日常の慌ただしさを忘れ、まったりと流れていく時の流れを感じらる素敵な場所です。
よく京都と比較される奈良ですが、京都のように混雑していないのでゆっくりと旅の時間を過ごせます。
四季折々の豊かな自然
日本には四季があります。
そんな四季を十分に堪能できる奈良。
春には、日本一美しいと言われるあたり一面ピンクに染まった「吉野の桜」、夏には日本古来の信仰対象でもある山々の間を流れるエメラルドグリーンに透き通った「天川村の川」があります。
秋の紅葉も、冬の雪景色も奈良では特別なものに感じられます。
四季折々の違った景色を楽しめる、まさに自然の宝庫です。
奈良といえばやはり鹿
奈良と言ったらやはり「鹿」ではないでしょうか。
多くの日本人が奈良といえば鹿を思い浮かべます。
町中に無数に存在する鹿の群も奈良の魅力ではないでしょうか。
「奈良公園」には、1000頭以上の野生の鹿が暮らしていています。
一般道を鹿が歩いている光景も珍しい事ではありません。
古くから鹿は神の使いと言われてきました。
国の天然記念物に指定されている鹿は、人々と共存している大事な存在です。
まだしらない本当の和食
日本食と言ったら、「寿司」「ラーメン」「しゃぶしゃぶ」といったイメージがあります。
しかし、日本食はこういったものだけではありません。
日本料理にも歴史があり、その歴史は古くから存在しています。
そんな、古い歴史のある日本食のルーツは奈良にあります。
奈良の名産である「大和野菜」を使用したヘルシーな精進料理や、今や世界中で飲まれている日本酒は奈良が発祥と言われています。
他にも、自然食材を活かした「和菓子」などが魅力です。
きっとまだ知らない本当の和食に奈良で出会えます。
【モデルコースの前に】奈良観光のおすすめ交通手段
奈良観光には様々な交通手段があります。
旅の目的や人数、旅行期間によって交通手段は変わってきます。
電車やバス、レンタカーにレンタサイクルと用途に合わせていろんな移動手段を活用してください。
奈良では何気ない移動時間ですら、特別な時間になります。
電車
奈良では「JR」と「近鉄電車」の2社が奈良県内を走っています。
1人旅の方には電車がオススメです。
基本的な観光地には、電車で訪れることができますが、一部電車では困難な場所もありますので、観光の目的に合わせて、便利な路線の電車に乗って、四季折々の季節と歴史を楽しんでください。
JR
JRでは、季節ごとに奈良、大阪、兵庫、京都といった関西のJR線が1日乗り放題のお得な「関西1デイパス」を発行しています。
購入方法はJR西日本の、緑の窓口や、みどりの券売機で購入できます。
料金は大人3,600円となっています。
近鉄電車
近鉄電車では、近鉄全線乗り降り自由(土日を含む連続3日間)の「近鉄週末フリーパス」があります。
他にも、「奈良世界遺産フリーきっぷ」があり、「奈良・斑鳩(1日・2日)コース」or「奈良・斑鳩・吉野(3日)コース」から選ぶことができます。
料金はそれぞれ、「近鉄週末フリーパス」は大人4,100円で、「奈良世界遺産フリーきっぷ」は大人1日コース1,500円からとなっています。
バス
バスは「奈良交通」が運行しています。
路線バスはもちろん、他にも四季折々の観光スポットへ向かう臨時バスも出しています。
奈良市内を毎日運行している「奈良公園ぐるっとバス」に乗れば、100円(1乗車)で、効率よく観光地を回れます。
また、「フリー乗車券」があり、路線バスの各指定区間を何度も乗り降りできるだけでなく、お店で割引特典や拝観料が安くなるサービスがありますのでぜひ、活用してみてください。
名前 | 日 | 料金 |
---|---|---|
奈良公園・西の京 世界遺産 | 1-Day Pass | 大人500円 |
奈良公園・西の京・法隆寺 世界遺産 | 1-Day Pass | 大人1,000円 |
奈良・大和路 | 2-Day Pass | 大人1,500円 |
レンタカー
奈良市内を巡る際に時間を気にせずに行きたいところに行きたいですよね。
そんな時は、レンタカーがオススメです。
自分の運転で、古都を走るなんて体験もなかなか素敵な経験になります。
レンタカーは友人や恋人、家族など複数人での旅行の際に使用するのがオススメです。
比較的安いレンタカーを紹介してくれるサイトだから活用してみてください。
レンタサイクル
レンタルサイクルサービスを利用した奈良市内を巡ってみてください。
観光客に特に人気なのが、「明日香村の飛鳥歴史公園」を巡るレンタルサイクルサービスです。
最近では電動自転車も利用できるようになりました。
ほかにも、幼児を乗せる椅子つき自転車があったり、ヘルメットつきで安心な子ども用も自転車も用意されて、家族でもサイクリングを楽しめるようになりました。
料金は各所で異なりますが、「電動自転車が1日1,500円」「自転車が平日1日900円、土・日・祝1日1,000円」が料金相場になります。
万一のトラブルにも対応しているので安心ですし、乗捨て(追加料金200円)といったオプションもあるので用途に合わせて使ってください。
【モデルコースの前に】奈良観光のおすすめ時期
奈良でおすすめな時期は「春」です。
観光客が1年でもっとも多い時期は春になります。
しかし、正直いうと奈良は四季折々の変化が楽しめるので、おすすめな時期は全シーズンおすすめしたい魅力があります。
正直、時期を選ぶのは難しく、それぞれの好みによっておすすめシーズンが変わるのも奈良の魅力の1つではないでしょうか。
春夏秋冬全てで観光客を魅了する景色やイベントが繰り広げられています。
奈良の春(3月-5月)
奈良の「春」は、1年で最も観光客が多いシーズンです。
3月上旬にある「お水取り」をかわきりに、多くの観光客が奈良を訪れはじめます。
寒かった冬が過ぎ、温暖な気候がやってくるとともに観光地に訪れる観光客の数もどんどん増えていきます。
春になったら「桜」を見に、奈良を訪れる人も多く、「奈良公園」「東大寺」「春日大社周辺」は観光客で溢れかえります。
「春」は平日であっても休日であっても、天気が良ければ観光客は比較的多くなります。
5月頃には修学旅行で学生も多く訪れるので、1年の中で最も観光客の多い「観光シーズン」となります。
「唐招提寺」「薬師寺」といった場所も観光客で溢れ、「平城宮跡」では「平城京天平祭り」が行われます。
「春」の観光には桜とともに日本のスタートを感じられるのが魅力です。
奈良の夏(6月-8月)
5月を過ぎ「夏」が始まる6月になると、観光客数は減少傾向になります。
しかし、この時期には「オクトーバーフェスト」「ムジークフェスト」が行われます。
オフシーズン対策で始まった「オクトーバーフェスト」「ムジークフェスト」と言ったイベントですが現在は観光客の集まる人気のイベントになっています。
他にも、8月には「なら燈花会」や「万灯会」「大文字」といったイベントが続きます。
いずれも、イベントが開催される時間帯は、会場近辺を始め、JR・近鉄奈良駅一帯には多くの人だ溢れ返ります。
それでも、春のシーズンと比べると、「夏シーズン」は大規模な混雑に巻き込まれることは少なくなります。
「猛暑」の時期ではありますが、「ならまち」エリアにまで足を伸ばせば、観光客が明らかに減少し、「ならまち周辺」を静かに散策できるシーズンにもなります。
普段の活気ある「ならまち」とは違った景色を楽しめる「夏シーズン」もおすすめです。
奈良の秋(9月-11月)
9月は大型連休などで訪れる観光客は一時的に増加しますが、まだまだ残暑が続く奈良は夏シーズンと比べてもそこまで観光客の数は変わりません。
奈良の「秋シーズン」の見所は10月に入ってからです。
気候も落ち着き始め、過ごしやすい「秋シーズン」は観光客がどんどんと増加します。
奈良公園周辺の紅葉は絶景で、歴史的な建造物との融合が神秘的です。
また、10月下旬~11月中旬頃に実施される「正倉院展」の時期には、春シーズンと並ぶほど多くの観光客が訪れる「観光シーズン」となります。
紅葉と歴史を堪能できる「秋シーズン」も魅力的です。
奈良の冬(12月-2月)
「冬シーズン」は、基本的に最大のオフシーズンと言われています。
それでも、12月の「春日若宮おん祭」や、春日大社への「初詣」、1月下旬に行われる「若草山山焼き」といった行事の際には、周辺では大混雑が発生します。
イベントのない冬シーズンではスムーズに奈良観光を楽しめます。
12月より、さらに「1月・2月」のほうが観光客は少ない傾向となります。
例年2月が最も観光客が少ない時期と言われています。
お正月の時期は「東大寺」「春日大社」はとても賑わっていますが、それ以外の「ならまち」エリアを始めとした観光施設は閉鎖されている場合がありますご注意ください。
それでも観光客が少ないので、観光スポットを独り占めできます。
観光で誰もいない観光地に行けるのはとっても贅沢で、素敵な時間になります。
人がいなくなった「ならまち」は不思議な感覚になりますし、雪が降っていれば幻想的な空間になりますが、寒いので防寒対策は忘れずにしてください。
観光客も少なく、歴史的建造物に積もった雪やあたりに広がる雪景色が楽しめるのはこの「冬シーズン」の特権です。
【奈良観光】半日モデルコース
古都「奈良」には素敵な観光地がたくさんあります。
奈良公園一帯の自然をはじめ、東大寺の大仏や法隆寺、春日神社や興福寺など世界文化遺産がめじろおしです。
お寺や神社にある仏像や建築物も奈良観光の魅力ですが、メイン通りから1本路地に入ると裏路地ならではの土壁や昔ながらの商店街が、広がり、歩くだけで特別な時間を堪能できます。
半日観光では、ぎゅっと奈良の魅力を詰め込んで観光していくのがいいと思います。
限られた時間の中で素敵な思い出を作ってください。
奈良公園周辺の世界遺産めぐり
世界遺産のある街で、鹿と人間が共存するこの場所には奈良観光の全てが詰まっています。
- 猿沢池
- 興福寺
- 春日大社
- 春日荷茶屋
- 東大寺
近鉄駅から歩くこと10分、まずはじめは、興福寺の放生池である「猿沢池」です。
決して大きくはないですが、風情があり、水面に映る興福寺五重塔はなんとも美しい景色です。
続いて、訪れたい場所が世界遺産「興福寺」です。
その歴史は古く710年の平城遷都に伴い現在地に移転されました。
その際に「興福寺」と名付けられ、以後、藤原の性とともに繁栄してきました。
特にみてほしいのが「中金堂」と「興福寺五十二段」です。
綺麗な仏像や建築物に驚きます。
「興福寺」を後にしたら街並みを散策しながら歩くこと15分で次の目的地、「春日大社」に到着します。
奈良観光で欠かせないのがここ「春日大社」ではないでしょうか。
春日山にあり、あたり一面を自然に囲まれた幻想的なスポットとなっています。
なんといっても、朱塗りの鮮やかな社殿が立ち見るものを魅了します。
「春日大社」は広くたくさん歩きますが、全く疲れを感じないほど美しい景色が広がっています。
たくさん歩いたあとは「春日大社」から5分ほどの場所にあるカフェで休憩しましょう。
「春日荷茶屋」でまったりとくつろいでください。
自然の中に佇む、風情のある外観は落ち着けること間違いなしです。
お腹が空いていたら、ここで食事を取るのもいいです。
疲労も回復し、お腹も満たされところで「春日大社」同様、奈良観光で1番人気のスポットに向かいましょう。
「春日荷茶屋」から歩くこと10分で「東大寺」に到着します。
こちらも世界遺産に登録された歴史ある建造物で何と言っても大仏の存在感が光ります。
周辺には鹿が多く、エサやりを楽しむのもいかがでしょうか。
「東大寺」は奈良時代に聖武天皇の勅願により建立されました。
幾度となく壊れましたがその都度、復興し現在の形になりました。
これで半日で奈良の魅力をぎゅっと、堪能できると思います。
まだ時間が残っている方は、合わせて「東大寺」周辺にある「三月堂」「二月堂」「戒壇堂」「転害門」も観光するとより一層、奈良の魅力を堪能できます。
【奈良観光】1日モデルコース
奈良1日観光では世界遺産めぐりと合わせて「ならまち」周辺の江戸時代から昭和初期にかけての街並みが今なお残る風情ある街並みを散策してみてはいかがでしょうか。
風情ある町並みを活かし、雑貨店やカフェが集結し、新しい奈良観光の名所として近年、注目を浴びている街になります。
- ならまち格子の家
- 元興寺
- 砂糖傳
- ならまち中西与三郎
- 春鹿醸造元
近鉄駅から世界遺産を堪能し次に目指すは「ならまち」です。
まずは「ならまち格子の家」で観光マップをゲットしよう。
「ならまち」散策はマップがあると非常に便利でどんなお店があるか一目でわかります。
だから「ならまち」観光には欠かせないものになります。
マップを手に入れたら「ならまち」観光スタートです。
まずは世界遺産「元興寺」からです。
蘇我馬子が建立したとされる、日本最古の寺院が「元興寺」です。
歴史が色濃く残る「ならまち」の欠かせな観光スポットになります。
「元興寺」から歩くほど10分ほどで次の目的地「砂糖傳」に到着です。
向かう道中にも様々なお店があり寄り道するのも楽しいのでぜひ散策を楽しんでください。
「砂糖傳」は古都奈良で受け継がれた伝統の味があり「御門米飴」と呼ばれるお米を麦芽で糖化させた健康食品をはじめ、おみあげにもってこいの品揃えです。
散策に疲れてきたらちょっと休憩です。
「砂糖傳」から5分ほどの場所にある「ならまち中西与三郎」に立ち寄ってみてください。
伝統と創作の心がある和菓子屋さんでほっと一息つくには最適なお店です。
とても美味しい日本の昔からある和菓子を堪能できます。
その後も散策を続け、お土産や美味しいものを食べて古都を感じてみてください。
そして、最後に「春鹿醸造元」に訪れてください。
明治17年に創業した老舗の酒蔵が「春鹿醸造元」です。
お酒を楽しみながら「楽しいひととき」を演出しています。
奈良名物の「春鹿」はお酒ずきにはたまらない上品な味になっています。
奈良にはまだまだお勧めしたい観光地がたくさんあります。
ぜひ、自分オリジナルの観光を楽しんでください。
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奈良観光の1日コースならお得な周遊きっぷがおすすめ
各鉄道会社やバス会社が乗り放題のチケットを発行しています。
こちらのお得なチケットは観光の際に割引券になったりしてお得に観光を楽しむことができます。
奈良をぐるっと観光する際にはぜひとも使ってみてください。
【奈良観光】世界遺産を回るモデルコース
古都奈良には世界遺産が数多く点在しています。
世界遺産に触れて古都奈良の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。
奈良市内には大きく分けて3つの世界遺産エリアが存在します。
奈良公園周辺の「奈良東部エリア」、聖徳太子ゆかりの地、法隆寺がある「斑鳩エリア」、平城宮跡などの歴史的建造物が点在する「奈良西部エリア」に分かれます。
斑鳩エリアは、電車で揺られる古都15分、JR奈良駅からJR法隆寺駅を目指します。
聖徳太子ゆかりの「法隆寺」をはじめ「南大門 」や「大宝蔵院」、「夢殿」など観光地があります。
基本的に全て歩いていけるエリアで散策も楽しみながら観光を楽しんでください。
「中宮寺」「法輪寺」「法起寺」といった場所までもバスが出ていたりと観光しやすくなっています。
歴史的建造物が点在する「奈良西部エリア」は近鉄奈良駅から、近鉄大和西大寺駅を目指しましょう。
電車で20分ほどの距離でまた違った景色を見ることができます。
「平城宮跡 」をはじめ、「東院庭園」「朱雀門」といった歴史的建造物を見ることができます。
せっかく西部エリアに足を運んだなら「薬師寺」や「唐招提寺」も合わせて観光してみてはいかがでしょうか。
「薬師寺」や「唐招提寺」は近鉄西ノ京駅が近いのですが、「平城宮跡 」近くからバスが出ていてバスでも移動でき、街並みを眺めながら移動するのも楽しいひとときになります。
移動までもが観光の1つの思い出になる奈良で、様々な場所を訪れてみてください。
奈良観光モデルコースは女子旅にもおすすめ!
古都奈良にはフォトジェニックがたくさんあります。
美味しいデザートや飲み物を始め、歴史的な寺院ですらフォトジェニックなスポットです。
春日大社にある「万灯籠」や夕暮れ時には神秘的な空間に色づきますし、秋には一面にススキが咲き誇る「曽爾高原」はノスタルジックな雰囲気で女子旅に人気な観光スポットです。
墓にも鹿と草原の景色が美しい「若草山」といったようにたくさんのスポットがあるのです。
四季折々の絶景が楽しめる奈良はいつの季節もフォトジェニック間違いなしです。
秋の紅葉シーズンに着物を着て散策すれば、それだけで素敵な写真が何枚も撮影できますし、冬の雪景色や春の桜も見事で美しいです。
フォトジェニックスポットがたくさんある奈良は女子旅に人気な観光地です。
女子必見!奈良で縁結びにおすすめのパワースポット15選恋愛成就にご利益あり?奈良で縁結びのパワースポット15選 では、奈良のスポットを見ていきましょ...
奈良観光モデルコースでおすすめのグルメ
日本の歴史を作ってきた古都、奈良には美味しくてあったまるグルメがたくさんあります。
日本古来から伝わる料理をはじめ、旬なフォトジェニックスイーツまでなんでも揃っています。
食べてよし、おみあげに買ってもよしな奈良グルメを紹介していきます。
きっとまだ知らないおいしいに出会えるはずです。
奈良町周辺で人気のおすすめランチのお店20選【ひとり/和食/洋食】【ランチの前に】奈良町ってどんなところ? p-insta:(https://www.insta...
おすすめの奈良グルメ①:茶粥
奈良と言えば、まず茶粥ではないでしょうか。
「茶粥」は、お茶で炊いたお粥で、1200年も昔から奈良で食べられてきた精進料理です。
奈良の僧侶たちが、その昔食べていた古い歴史のある料理です。
奈良の茶粥の特徴は水分が多いことです。
だから、さらさらっとした口当たりで食べることができ食べやすいです。
アクセントに奈良名物「奈良漬」などのお漬物と一緒に食べると、より一層、風味が増し美味しいです。
おすすめの奈良グルメ②:柿の葉ずし
続いてのグルメは「柿の葉ずし」になります。
こちらも奈良に来たらぜひ、食べていただきたい一品です。
山間の土地である吉野では、商人などが運んでくる鯖といった海産物はとても貴重なものでした。
それらの海産物を腐らないように工夫し、さらにおいしく食べようと編み出したのが「柿の葉寿司」です。
鯖などの海産物を薄切りにし、酢飯の上にのせ、柿の葉で巻いて押しをかければ完成です。
鯖などの魚は生臭さが強いですが、柿の葉がしっかりと魚独特の臭みを抜いてくれて、とっても食べやすい一品です。
おすすめの奈良グルメ③:飛鳥鍋
「飛鳥鍋」ってご存知ですか。
奈良のご当地鍋「飛鳥鍋」はぜひ、奈良に訪れたら食べていただきたいです。
はるか昔、飛鳥時代までさかのぼります。
唐からやって来た僧侶が冬の厳しい寒さを、乗り越えるためにつくった鍋がこの「飛鳥鍋」の始まりだと言われています。
何と言っても特徴は、鶏だしと牛乳のスープではないでしょうか。
なかなか聞かない組み合わせでしたが、2つの良いところが混ざり合い野菜と地鶏がホロっと煮込まれて、心も体もあったまる鍋です。
冬の奈良には欠かせない絶品グルメです。
おすすめの奈良グルメ④:三輪そうめん
実はそうめん発祥の地は奈良にあるのをご存知でしたか。
奈良県桜井市の三輪地方は、そうめん発祥の地とも言われ「三輪そうめん」が有名です。
何と言っても見た目の美しさが際立ちます。
上品で高級感ある盛りつけを楽しんでみてください。
極細でそれでもって、もっちりとした食感がたまらない「三輪そうめん」はぜひ味わってほしい一品です。
そうめんのイメージが一変するほど、のどごしの良さが最高です。
おすすめの奈良グルメ⑤:奈良漬
奈良伝統の「奈良漬」は古くから地元の方に愛されている一品です。
食材は「うり」「きゅうり」「なす」「すいか」「守口大根」「しょうが」「メロン」「かぶら」「ニンジン」とバリエーションが豊富で、何にするか迷ってしまうほど、たくさんの選択肢があるのも奈良漬けの魅力的です。
「酒かす」と「みりんかす」に何度も漬け込む製法で古くから製造され、しっかりと味がしみこんでいるのでご飯にも、お酒にもあいます。
すこし甘めな味で、子供も大人も楽しめるのではないでしょうか。
近年では、定番の奈良漬のほかに、「奈良漬サブレ」や「奈良漬クッキー」という一風変わったものもお土産として販売されています。
おすすめの奈良グルメ⑥:鮎料理
奈良県は水が綺麗で、透き通った吉野川で獲れる貴重な天然の「鮎」はぜひ味わってほしいです。
貴重な鮎を使った「鮎料理」は奈良では欠かせないグルメでとなっています。
創業800年を超える、老舗である日本最古の鮨屋と言われる「つるべすし 弥助」が奈良にはあり、美しい庭園を眺めながらいただく鮎料理はまた一段と格別です。
「懐石」や「お寿司」、「リーズナブルな定食」といったように鮎の美味しさを存分に引き出した素晴らしい味わいが人気の秘訣です。
お土産で、「鮎寿司」もありつい、この味を持ち帰ってたくさんの人に伝えたくなります。
おすすめの奈良グルメ⑦:きみごろも
「きみごろも」は奈良県宇陀市の宇陀松山地区でしか手に入らない銘菓です。
奈良を訪れたらぜひ「きみごろも」は、食べていただきたいご当地スイーツになります。
見た目は黄色い厚揚げのような「きみごろも」ですが、食べると衝撃が走り、驚きを隠せません。
卵白をしっかり泡立て、上品なメレンゲを作り、それを黄身で優しく包み焼き上げたものです。
さっくりとした黄身の部分とふんわりとしたメレンゲの相性は抜群で、ほんのりと甘味があり、これまでに体験したことないような食感を味わえる一品です。
一度食べればやみつきで、なんどもリピートする大ファンが多いのも納得の味と食感です。
おすすめの奈良グルメ⑧:吉野葛
柿の葉寿司でも有名な、奈良県吉野市のもう1つ名産といえば「吉野葛」です。
「吉野葛」の中でも特に有名なのが「吉野本葛 天極堂」です。
創業140年ほど歴史ある老舗で未だに伝統製法にこだわって「吉野本葛」を作っています。
吉野本葛 天極堂の「吉野葛」はとても貴重で「白いダイヤモンド」とも呼ばれる絶品です。
「吉野葛」は体にもよく葛の根に含まれるイソフラボンの一種は、血中コレステロール濃度を下げる効果があり、また骨粗しょう症といったトラブルや更年期障害の改善にも効果があると言われています。
食べ方は様々ですが、吉野本葛 天極堂の「吉野葛」のオススメは「葛きりや葛もち」です。
作りたての吉野葛は、ほんのり温かく、ぷるっぷるの舌触りが癖になる絶品です。
きなこと黒蜜を絡めると、またさらに格別でより一層、美味しくいただけます。
他にも、「葛うどん」という葛を練り込んだうどんもあり、吉野地区では欠かせない名産です。
おすすめの奈良グルメ⑨:柿スイーツ
「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」は日本で有名な一句です。
有名な一句の中にも登場するように、「柿」と「法隆寺」は奈良の名物です。
奈良では、柿をふんだんに使ったスイーツがたくさんあります。
最中1個に対して贅沢に柿の半分を使用している「柿もなか」や「柿のようかん」「柿ゼリー」、「柿ケーキ」と柿づくしのスイーツがたくさんあります。
干し柿に栗あんを詰めた「郷愁の柿」は奈良のお土産としても大人気です。
また、近年では「柿のジャム」に国産バターを加えた「柿バター」が有名です。
朝食のトーストがより美味しい一品に変わること間違いなしです。
おすすめの奈良グルメ⑩:大仏プリン
奈良の新名物「大仏プリン」はフォトジェニックなスイーツです。
奈良の名物といえばやはり東大寺の大仏を想像する方も多いと思います。
大仏プリンは「奈良のシンボル」を取り入れ生まれた、奈良の新しい名物スイーツです。
素材にもこだわり、奈良のものを多く使用しています。
「牛乳」「卵」「最高級の生クリーム」「砂糖」「バニラビーンズ」で作られたシンプルな正統派の味で、
このシンプルさが、飽きずに最後まで食べられるポイントになっています。
「大仏プリン」の特徴は食材だけでなく、容器にユーモア溢れる大仏のイラストが描かれていて、思わず笑顔になってしまう素敵なプリンです。
サイズは2種類で大と小があり、大はなんと500mlとかなりボリューム満点となっています。
美味しい食事と多くの世界遺産で心も体もお腹も満たされる古都・奈良
奈良には日本がぎゅっと詰まったような魅力があります。
法隆寺や東大寺といった世界的に有名は世界遺産をはじめ、奈良公園の鹿など古来の日本がそのまま残っている魅力溢れる街です。
魅力溢れる奈良には、美味しいものもたくさんあります。
日本古来の伝統的な食事を始め、なんどでも食べたくなる絶品があります。
四季折々の景色と旬な食べ物を古都・奈良で堪能してください。
きっと素敵な思い出になると思います。