英語は通じる?スウェーデンってどんな国?観光の魅力は?
公用語はスウェーデン語ですが、英語教育が進んでいるためほとんど会話は英語でOK。
地方へ行くと、若者くらいしか英語が通じないことがありますが、親切な人が多いので助けてくれます。
国土は日本の約1.2倍を有し北と南に長く伸びた地形のため、北部のラップランドと南部では文化や環境が大きく違います。
また、首都のストックホルムは、小さな島がいくつも集まってできています。
島には橋が架けられているので、足腰に自信のある方はいろんな島を歩いて回ると楽しいですよ。
スウェーデン在住歴3年のゆかさんだからこそわかるスウェーデン観光の魅力は?
A.自然を感じてのんびりできるのが魅力!
ストックホルムは北欧最大の都市ですが、北欧らしいほっこりとした時間を過ごせる場所がたくさんあります。
時間に余裕を持ち、そんなスウェーデンの自然をゆったりと楽しむのも、良いと思います。
ユールゴーデンや森の墓地等、緑の中をのんびり散歩したり、メーラレン湖の水面やガムラスタンの街並みを眺めながら、ゆったりとお茶を飲んだり。
のんびりとした贅沢な時間。
スウェーデンの魅力は、そこにあると思います。
スウェーデン在住者が教える!スウェーデンのおすすめ観光地24選
では、スウェーデンの観光地をみていきましょう。
スウェーデンには、以下の観光地があります。
- ガムラスタンの街
- スカンセン野外博物館
- ユールゴーデン島
- ゴットランド島
- ストックホルム市庁舎
- ノーベル博物館
- 森の墓地
- ローゼンダール庭園
- フィーカを楽しむ
- 森で自然を味わう
- ストックホルム大聖堂
- 北方民俗博物館
- ストックホルム近代美術館
- グスタフスベリ陶磁器博物館へ
- リサラーソンの工房見学
- ダーラナ地方
- レクサンドの工芸へ出会う
- ヨックモック・ウィンター・マーケット
- サーミの文化に触れられる「Ájtte museum」
- オーロラを観にアビスコへ!
- アイスホテルに泊まる
- 世界遺産の島「エーランド島」
- カルマルの街を散策
- ヒョートハーレン(マーケット)
続いて、スウェーデンの観光地を、それぞれ詳しくみていきます。
ガムラスタンの街
ガムラスタンの街のおすすめポイント!
宮殿やノーベル博物館などの観光名所に加え、可愛いカフェやお土産屋さんがたくさんあります。
ただ、スリがとても多いので持ち物には気をつけて。
現存するスウェーデン最古のレストランDen Gyldene Fredenがあるのも、このガムラスタン。
少しお値段がはりますが、是非この機会に、老舗のミートボールやサーモンを味わってみて下さい。
古い町並みに残る旧市街地「ガムラスタン(Gamlastan)」。
石畳の道にアップダウンが多いです。
中世の雰囲気を感じられる建物を活かした小さなショップや教会がたくさんあるので、歩いているだけでワクワクします。
この辺りはスリが多いのでご注意を。
中央駅のロッカーやホテルに荷物を預けてから行くことをおすすめします。
Gamlastan
住所:Österlånggatan, 35 SE-11131, Stockholm, Sweden
Österlånggatan, 35 SE-11131, Stockholm, Sweden(観光局)
営業時間:10:00〜17:00
定休日:土・日曜日
URL:https://www.guidestockholm.info/
スカンセン野外博物館
スカンセン野外博物館のおすすめポイント!
見所がたくさんあり、丸一日楽しむことも。
夏には夏至祭のポールが立てられたり、冬にはクリスマスマーケットが開かれたり、季節によって様々なイベントがあります。
昔のスウェーデンの暮らしを再現した博物館。
スウェーデン全土から移築された古い建物では、各地の古い衣装を着たスタッフたちが実演・解説を行なっている人気のテーマパークです。
広大な敷地には動物園と水族館もあり、一日中楽しめます。
また、スカンセンのミュージアム・ショップでは、白樺を使った籠や、スウェーデン織のナフキンなど、お土産にぴったりなグッズも販売されているのでこちらもお見逃しなく。
Skansen
住所:Djurgårdsslätten 49-51, 115 21 Stockholm, Sweden)
電話番号:+46-8-442-8200
営業時間:10:00〜16:00(ミュージアムショップは17:00まで)(時期による変動あり)
定休日:なし
入場料や利用料:大人140SEK、学生120SEK、子ども(4〜15歳)60SEK(時期による変動あり)
URL:http://www.skansen.se/en/
ユールゴーデン島
ユールゴーデン島のおすすめポイント!
街を眺めながらトラムで向かうのも良いですが、天気の良い夏は、水の都らしくSlussenからフェリーで行くのもおすすめです。
ストックホルムの中心に位置する島「ユールゴーデン(Djurgården)島」には、森林や公園が多くのんびりとお散歩するにはぴったり。
新緑や紅葉など季節によって、スウェーデンの美しい自然を感じることができますよ。
Djurgården
住所:Östermalm, Stockholm, Sweden
ゴットランド島
ゴットランド島のおすすめポイント!
建物が可愛いだけではなく、夏は街中でバラの花が咲き誇ります。
私はこの島の半分を、キャンプしながら自転車で旅したのですが(ビーチやキャンプスポット多数)、夏のゴットランドは、とても爽やかで気持ちの良い場所でした。
スウェーデン最大の島「ゴットランド島」は、約3Kmに及ぶ城壁に囲まれたヴィスビー(Visby)の街が、古い文化を伝える街としてユネスコの世界遺産に登録されています。
ゴットランド島の歴史や文化を伝える「ゴットランド博物館」や、ヴィスビーに唯一現存する「サンタ・マリア大聖堂」などがあるので、かわいらしい街並みを散歩しながら、思いのままに歩いてみるのも楽しいです。
ストックホルムから飛行機を使えば45分で着いてしまいますが、時間に余裕のある方は、ぜひ船を利用してバルト海クルーズを楽しむのもおすすめです。
Gotland
住所:Donnerska huset, Donners plats 1, Visby, Sweden(観光局)
電話番号:+46-4-982-01700
営業時間:月〜金曜日9:00〜15:00、土曜日10:00〜16:00、日曜日10:00〜14:00
URL:http://gotland.com/en/
ストックホルム市庁舎
ストックホルム市庁舎のおすすめポイント!
ノーベル賞晩餐会の会場でもあります。
館内ツアーに加え、夏は塔にのぼり、ストックホルムの街を一望してみては。
塔からは魔女の宅急便の舞台であるガムラスタンを見渡せ、少しキキの気分を味わえます。
- 住所
- 電話番号
- 営業時間8:30~16:00
- 公式サイト
ノーベル博物館
ノーベル博物館のおすすめポイント!
ノーベル賞のメダルを模したノーベルチョコレートは、ここのお土産屋さんでしか買えません!
バターナイフやダーラナヘストなど、スウェーデンの工芸品もお土産として喜ばれますが、日本の親戚や友人に一番喜ばれたお土産は、このチョコレートでした。
- 住所
- 電話番号
- 営業時間火~木 11:00~17:00 金11:00~20:00 土日10:00~18:00
- 定休日月曜日
- 公式サイト
森の墓地
森の墓地のおすすめポイント!
個人的には天気が良い日の、日が落ちだす時間帯が特に美しいなと思います。
- 住所
- 電話番号
- 営業時間11:00~16:00
ローゼンダール庭園
ローゼンダール庭園のおすすめポイント!
私も夏によく訪れます。
緑に囲まれて、お花が散りばめられたケーキと、香り豊かなハーブティーを頂くのは、まさに幸せのひとときです。
個人的には、スウェーデンらしい時間の過ごし方だなと思います。
- 住所
- 電話番号
- 営業時間11:00~16:00
- 公式サイト
フィーカを楽しむ
スウェーデン人には、「フィーカ」というコーヒーやお茶にお菓子を食べながら、お茶の時間を楽しむ習慣があります。
街歩きに疲れたらこんなおしゃれなカフェでひと休み。
フィーカを楽しんでみては?
ゆかさんおすすめのフィーカが楽しめるお店:Vete−Katten
老舗カフェVete−Kattenで是非味わってみて下さい。
できれば内装が可愛い本店に行きたいところですが、中央駅にも支店があります。
もし本店に行く時間が取れなければ、空港行きの電車に乗る前に、駅でサクッとフィーカしても良いかもしれません。
- 住所
- 電話番号
- 営業時間月~金:7:30~20:00 土日9:30~19:00
- 公式サイト
どこいく編集部おすすめのフィーカが楽しめるお店:Kaffe Koppen
ガムラスタンの街には、雰囲気の良いカフェいくつかありますが、街の中心地にある「カフェ・コペン(Kaffe Koppen)」は、1600年代の歴史を感じる老舗カフェ。
おしゃれでのんびりとした空間でフィーカを楽しむのもおすすめです。
Kaffe Koppen
住所:Stortorget 20, Gamla stan, Stockholm, Sweden
電話番号:+46-8-203-170
営業時間:月〜木曜日9:00〜22:00、金曜日9:00〜23:00、土曜日8:00〜23:00、日曜日8:00〜22:00
定休日:なし
URL:http://www.cafekaffekoppen.se/english/
森で自然を味わう
夏から秋にかけて訪れるのであれば、地元の人の憩いの場である森で、ブルーベリーや木苺、キノコや花などを摘んでみては。
森に行く際は、マダニに刺されないように、長ズボンと長靴下をはき、帰宅後はマダニがくっついてきていないか、必ずチェックして下さいね!
自然豊かなスウェーデンの森では、誰でもベリーやきのこをとって良いというルールがあり、5月から9月は「きのこ狩り」や「ベリー摘み」が楽しめます。
ストックホルム近郊の森でも、この時期になるとたくさんのベリーが実をつけます。
きのこは専門的な知識がないと危険。
すぐに調理もできないので、摘んでそのまま食べれる「ベリー摘み」がおすすめ。
秋の森に出かけてベリー摘みを楽しみましょう。
ストックホルム大聖堂
ストックホルムのランドマークの大聖堂(Storkyrkan)は、ガムラスタンの中心地にあります。
13世紀に建てられたストックホルム最古の教会で、室内の装飾が壮厳で美しい。ぜひガムラスタンの街歩きとあわせて訪れてほしい場所。
Storkyrkan
住所: Trångsund 1, 111 29 Stockholm, Sweden
電話番号:+46-8-723-3000
営業時間:9:00〜12:00
定休日:水曜日
入場料:無料
URL:https://www.guidestockholm.info/
北方民族博物館
スウェーデンの歴史や文化について学びたくなったらここへ。
スウェーデンで最大の規模を誇る博物館。
16世紀から現代までの文化や歴史について、約150万点の貴重な収蔵品とともに紹介しています。
ぜひ、ゆっくりと時間をとっては訪れてほしい。
Nordiska Museet
住所:Djurgårdsvägen 6-16, P.O. Box 27820, SE-115 93 Stockholm, Sweden
電話番号:+46-8-519-54600
営業時間:6〜8月 9:00〜18:00 / 9〜5月10:00〜17:00 (水曜日は10:00〜 20:00)
定休日:なし
入場料や利用料:大人140 SEK(18歳以下無料)
※ 9〜5月の火曜日13:00〜17:00 は、無料
URL:https://www.nordiskamuseet.se/en
ストックホルム近代美術館
13万点以上のコレクションを有するストックホルム近代美術館(Moderna Museet)。
シェプスホルメン島にあり、さまざまな現代・近代美術アーティストの企画展を常に行なっています。
アート好きの人におすすめです。
常設展にはダリやピカソなどの作品など、国内外の優れたアーティストの作品も多く、企画展だけでなく常設展も見逃せません。
また、屋外にも彫刻作品があり、散策しながら屋外の作品鑑賞も楽しめます。
Moderna Museet in Stokholm
住所:Skeppsholmen, Stockholm, Sweden
電話番号:+46-8-520-23500
営業時間:10:00〜18:00 ※火・金曜日10:00〜20:00、土・日曜日11:00〜18:00
定休日:月曜日・祝日
入場料や利用料:120〜150SEK(19歳以下無料)
URL:https://www.modernamuseet.se/stockholm/en/visit-the-museum/
グスタフスベリ陶磁器博物館へ
ストックホルム郊外、地下鉄「スルッセン駅」からバスに乗り換え約50分ほど。
陶器ブランドとして日本でも人気の高いグスタフスベリ社の陶磁器博物館があります。
1925年に設立されたグフタフスベリの商品は、ひとつひとつ手作りに近い製法で作られており、代表作、葉っぱのモチーフ「ベルサ」で有名なスティング・リンドベリや、独特なタッチで描かれる動物シリーズのリサラーソンなどのデザイナーによって、数々の個性的な商品を生み出してきました。
博物館にはそんなグスタフスベリ社の商品と、コレクションが展示されています。
Gustavsbergs Porslin Museum
住所:Odelbergs väg 5, 134 40 Gustavsberg, Sweden
電話番号:+46-8-519-54300
営業時間:11:00〜19:00(木曜日のみ21:00閉館)
定休日:月曜日
入場料:150SEK、シニア&学生120SEK、20歳以下無料
URL:http://www.gustavsbergsporslinsmuseum.se
リサラーソンの工房見学
グスタフスベリ陶磁器博物館すぐ近くには、リサラーソンの現行品を作る工房「Keramik Studion Gustavsberg」もあります。
ここでは、スタッフたちが陶器に絵付けしている作業風景などが見られます。
施設内には、アンティークの陶版や置物などもたくさん販売しているので、リサラーソン好きには見逃せないスポットです。
Keramik Studion Gustavsberg
住所:Odelbergs väg 5D, Gustavsberg, Sweden
URL:http://www.kstudion.se
ダーラナ地方
ストックホルムから電車4時間ほど行ったところにあるムーラは、木彫りの馬の民芸品ダーラナヘストで有名な場所。
ムーラの駅からバスで15分ほど行ったところにあるダーラナヘストの工場では、見学やガイドツアー(英語)を行っていて、HPより予約すれば誰でも参加することができます。
また、ムーラやレクサンドをはじめとするダーラナ地方は、6月に行われる夏至祭も有名です。
この時期にダーラナ地方へ行けば、華やかな衣装を着て夏至祭を祝う人たちを観ることができますよ。
Grannas A Olsson Hemslöjd AB
住所:Edåkersvägen 24 792 77 Nusnäs, Sweden
電話番号:+46-250-37250
営業時間:6/15〜8/15は9:00〜18:00(土・日曜日9:00〜16:00)、8/16〜6/14は9:00〜16:00(土曜日はショップのみ10:00〜13:00オープン)
定休日:祝日(8/16〜8/15は日曜日も休み)
入場料:無料(展示を観る際は、要予約)
URL:http://www.grannas.com
レクサンドで工芸に出会う
ダーラナ地方は、ダーラナヘストの他にも白樺を使ったバスケットなどの工芸品作りが盛んな場所。
レクサンドにあるのこ博物館では、この地方で伝わる花のモチーフや古い衣装を中心とした展示が観られます。
北欧のクラフトに興味のある方はぜひ訪れてみてはいかがでしょう。
Leksands Kulturhus Museum
住所:793 80 Leksand , Sweden
電話番号:+46-2-478-0245
営業時間:月〜金曜日11:00〜17:00、土曜日11:00〜14:00
定休日:日・祝日
入場料:無料
URL:https://www.leksand.se/medborgare/uppleva-och-gora/kultur/leksands-kulturhus/
ヨックモック・ウィンターマーケット
ロシア、ノルウェー、フィンランド、スウェーデンに広がるラップランド地帯の南端にあるヨックモック(Jokkmokk)。
ここで、1605年から400回以上も続いているヨックモック・ウィンター・マーケットがあります。
このマーケットでは、古くからラップランド地帯でトナカイととも暮らすサーミの人たちのクラフトが販売されます。
2月に開催されるこの地方のマーケットなので、-30℃以上になることも!
サーミの人たちの交流の場、サーミ文化を発信する機会となっていて、コンサートやダンスなども開催されるので、しっかりと防寒をして参加してくださいね。
ヨックモック・ウィンターマーケット
住所:62 85 Jokkmokk, Västra, Torggatan 11,Swden
電話番号:+46-9-712-2250
URL:http://www.jokkmokksmarknad.se/
サーミの文化に触れられる「Ájtte museum」
ラップランドまでやって来たなら、ぜひ訪れていただきたい博物館。
「Ájtte 」とは、サーミの言葉で山のこと。
北部の山岳地帯でトナカイとともに暮らしてきたサーミの文化と伝統的な衣装や銀細工などのクラフトが観られます。
ガイドツアー(有料)もあるので、より深くサーミの文化について知りたい方は、事前に申し込みを!
Ájtte museum
住所:Kyrkogatan 3, 962 31 Jokkmokk, Sweden
電話番号:+46-9-711-7070 (ガイドツアー申し込みは+46-971-107-17)
営業時間:10:00〜16:00、土曜日12:00〜16:00、2月1日〜4日と6月17〜8月19日は毎日9:00〜18:00オープン
定休日:日・月曜日、4月19日〜5月5日、5月30日、6月6・9日、11月2日、12月24〜26日、12月31日
入場料:90SEK(0〜16歳は無料)、ガイドツアー110SEK(要予約)
URL:http://www.cafekaffekoppen.se/english/
オーロラを観にアビスコへ!
冬の北欧といえば「オーロラ」。
トレッキングやスキーなどが楽しめるアビスコ(Abisko)は、国立公園がいくつも連なる自然豊かな場所です。
ここでは、11月末〜3月末に世界一の確率でオーロラを観ることができるんです。
海抜900mにあるNuolja山の「オーロラ・スカイ・ステーション(Aurora sky Station)」は、周りに建物や光が少なくオーロラを観るには絶好の場所。
ここは駅からのアクセスも良く、宿やレストランなどもあるので、日程に余裕のある方は数日間滞在してオーロラを観測するのがおすすめです。
Aurora sky Station
住所:STF Abisko Mountain Station, SE-981 07, Sweden
電話番号:+46-1-019-02360
営業時間:21:00〜1:00(夕食は18:00〜)
定休日(2019〜2020年):3月22日〜11月20日(その他臨時休みもあるのでHPで確認を)
入場料:大人745SEK(6〜15歳373SEK)、夕食1920SEK
URL:https://www.auroraskystation.se/
アイスホテルに泊まる
ユッカスヤルビにある氷の彫刻でできた「アイスホテル」は、建物の見学だけでなく、宿泊もできるとってもユニークなホテルなんです。
以前は毎年12月に氷でホテル建設し、4月までホテルとして営業をする冬の時期限定の施設でしたが、2016年より365日滞在できるようになりました。
宿泊以外にも、世界各国のアーティストによって作られた氷の彫刻を見学したり、氷の彫刻体験や犬ぞりのアクティビティー、「アイスバー」では氷のグラスでカクテルが楽しめます。
「見学はしたいけど、泊まるのはちょっと・・・」という方は、コテージタイプの宿泊所も選べます。
また、結婚式ができるというオプションもあり。
人気なのでご希望の方は早めにお問い合わせを!
Icehotel
住所:Marknadsvägen63, 981 91 Jukkasjärvi, Sweden
電話番号:+46-9-806-6800、予約は+46-9-806-6899
営業時間:見学7:00〜18:00、ショップ9:00〜18:00、バー18:00〜23:30
定休日:なし
URL:http://www.icehotel.com
世界遺産の島「エーランド島」
ゴットランド島の次に大きな「エーランド島」は、ユネスコの世界遺産にも登録されている島南部の農業地帯と風車の風、約6kmにも及ぶスウェーデン本土のカルマルとエーランドを結ぶ長い橋があることで有名です。
素朴な島ですが、自然豊かで野鳥がたくさん集まるためバードウォッチングに訪れる人も多く、農家が多い地域では羊や牛たちがのんびり歩く風景なども観られるので、カルマルでレンタカーをして、島全体をゆっくり巡りならがドライブすると楽しいですよ。
Öland
住所:102 386 33 ,Färjestaden,Sweden(観光局)
電話番号:+856-4-858-8800
営業時間:月〜金曜日10:00〜16:00(4月29日〜6月22日 & 8月12日〜9月29日は9:00〜17:00まで営業)、 土曜日9:00〜15:00(6月23日〜8月11日のみ月〜土曜日は18:00まで営業、日曜日も9:00〜16:00まで営業)※12:00〜13:00は昼休み
定休日:日曜日(9月30日〜5月1日は土曜日も休み)、12月21日〜1月6日
URL:https://www.oland.se/
カルマルの街を散策
元々、主要都市だったカルマル(Kalmar)の街には、石畳の続く中世の雰囲気を残す街です。
街には古い建物を生かして、レストラン・チョコレート専門店・雑貨屋さんなどのお店があるので、ショッピングを楽しんだり、街のランドマークともいうべき、「カルマル城」を訪れるのもおすすめです。
バルト海に浮かぶ小さな島に建てられたカルマル城の近くには、緑豊かな公園も広がっていてのんびり散策が楽しめます。
ぜひ、エーランド島の観光とあわせて訪れてほしい街です。
Kalmar
住所:Ölandskajen 9,392 31 Kalmar, Sweden(観光局)
電話番号:+46-4-804-17700
営業時間:1〜4月 & 10〜12月は10:00〜17:00、5・9月は9:00〜17:00
定休日:土・日曜日(5・9月は土曜日も10:00〜15:00営業、6〜8月は、土・日曜日も10:00〜16:00営業)※臨時休業もあるので、詳しくはHPをご確認ください。
URL:https://www.kalmar.com/en
ヒョートハーレン(マーケット)
日曜日には、さまざまな広場で蚤の市が開催されるスウェーデン。
地下鉄ヒョートリエット(Hötorget)駅のすぐ近くにある広場では、平日は野菜やきのこなどの旬の食材を売るマーケットが開かれ、日曜日には衣料品やアンティーク雑貨などを売る蚤の市が開かれます。
また、向かいの建物地下にあるヒョートハーレン(Hötorhallen)には、チーズや肉などのさまざまな食材が売られていて、地元の買い物客に混ざってぶらぶらするだけでも活気ある雰囲気を楽しめます。
Hötorget / Hotorhallen
住所:Hötorget8,111 57, Stockholm, Sweden
/ Sergelgatan 29, 111 57 Stockholm,Sweden
電話番号:+46-8-230-001
営業時間:月曜~木曜10:00~18:00、金曜10:00~19:00、土曜10:00~16:00
定休日:日曜日(蚤の市開催)
URL: http://www.hotorgshallen.se
スウェーデンを観光するのに必要な費用や日数は?
長ければ長いだけゆったりと旅ができますが、物価が高い国なので、場所を絞れば1週間程度あればいくつか観光地を巡ることができます。
時期やどこへ行くかにも寄りますが、航空券も含め30万円くらいは必要です。
上手にまわろう!スウェーデンのおすすめ観光プラン!
6泊7日編
日程 | 詳細 | |
---|---|---|
1日目 : スウェーデン到着 | 日本からストックホルムに到着 | |
ホテルにチェックイン | ||
ストックホルムの街を散策 | ||
2日目 : ガムラスタン | ガムラスタンの街を散策 | |
ストックホルム教会へ | ||
街歩きに疲れたら、「カフェ・コペン」でフィーカ | ||
3日目 : ダーラナ地方 | ストックホルム中央駅から、列車で「ムーラ」へ | 約4時間。 |
ムーラ駅に到着後、バスに乗り換えダーラナヘストの工房へ | 工房見学&お買い物。 | |
ムーラの街に戻り、街を散策 | 夏至祭の時期なら、夏至祭に参加。 | |
ムーラへ宿泊。 | ||
4日目:ダーラナ地方 | ムーラの駅から列車で「レクサンド」へ | 約40分 |
「Leksands Kulturhus Museum」 | 徒歩15分ほど。ダーラナ地方のクラフトを観られる。 | |
博物館の周りを散策 | 教会やレストランなどあり。 | |
レクサンド駅からバスで「クネッケブレッド直営店」へ行く | レクサンド駅からバスで20分ほど、「Leksandsbröd」で下車。余裕がある人はぜひ。 | |
レクサンド駅に戻り、列車でストックホルムへ | 約3時間 | |
5日目:グスタフスベリ | 地下鉄で「スルッセン」へ行きバスに乗り換え、「グスタフスベリ陶磁器博物館」へ | 地下鉄「スルッセン(Slussen)」からバスに乗り換え 「Farstaviken」もしくは、「Gustavsverg centrum」スルッセンから約50分。 |
博物館周辺をのんびりと散策 | グスタフスベリのアウトレットショップ、リサラーソンの工房、イッタラ・アウトレットショップなどのお店やギャラリーもある。 | |
6日目:ユールゴーデン島 | スカンセン野外博物館へ | 博物館好きの人は、「北方民族博物館」が近いのでご一緒に。 |
ユールゴーデンをお散歩 | ||
スーパーでお土産探し | 安くて手軽なお土産物がたくさん。 | |
7日目 : 日本へ帰国 | ヒョートリエットのマーケットへ | |
スウェーデンから日本へ帰国 |
スウェーデンを観光するならこれは食べなきゃ!おすすめの食べ物5選!
では、スウェーデンのおすすめの食べ物をみていきましょう。
スウェーデンのおすすめの食べ物には、以下のものがあります。
- ミートボール「Köttbulla」
- ヤンソン氏の誘惑「Janssons frestelse」
- ニシンの酢漬け料理「Inlagd Sill」
- ザリガニ(kräftskiva)料理
- セムラ「semla」
おすすめグルメ①:スウェーデンのミートボール料理「Köttbulla」
スウェーデン料理は肉料理にベリー類の入ったソースを添えることが多く、「ショットブッラル(Köttbullar)」もスパイスの効いたミートボールにリンゴンベリーのジャムを添えます。
おすすめグルメ②:ヤンソン氏の誘惑「Janssons frestelse」
じゃがいも・アンチョビ・玉ねぎを重ねて焼いたグラタン料理です。
スウェーデンの定番おもてなし料理で、クリスマスには欠かせない一品。
おすすめグルメ③:ニシンの酢漬け「Inlagd Sill」
魚介類の豊富なスウェーデンで、保存食としてニシンを酢に漬けていたのが始まりです。
このニシンの酢漬けを使った料理が、スウェーデン料理の前菜の定番。
朝ごはんにもよく登場します。
おすすめグルメ④:ザリガニ(kräftskiva)料理
8月から数週間だけ解禁されるザリガニ漁。
スウェーデンの人たちは、漁の解禁を祝って各地でザリガニパーティーを行います。
調理方法は、塩茹でにしたザリガニにディルを添えるのが一般的。
この時期スウェーデンに旅行される方は、旬のザリガニを味わえますよ。
おすすめグルメ⑤:セムラ「semla」
名前にぴったりな可愛らしい見た目の伝統菓子。
カルダモンの入ったパン生地に、アーモンドペーストとホップクリームが入っています。
昔、復活祭まで断食をする風習があり、その断食前に食べられてたお菓子。
今は、復活祭の前に食べるお菓子として残っています。
スウェーデン観光のおすすめお土産5選!
では、スウェーデンのお土産をみていきましょう。
スウェーデンのお土産には、以下のものがあります。
- ダーラナヘスト
- サーミのクラフト
- ヴァクスボ・リン(Vaxbo Lin)のディッシュクロス
- クネッケブロード(Knäckebröd)
- KOBBS(コボス)社の紅茶
続いて、スウェーデンのお土産を、それぞれ詳しくみていきます。
ダーラナヘスト
スウェーデンのお土産といったら、ダーラナヘスト。
お土産品としてさまざまなサイズのものがありますが、定番の赤以外にも、スウェーデンカラーの青や着彩前の無垢のダーラナヘストもあります。
お気に入りを見つけてくださいね。
サーミのクラフト
トナカイの角にサーミ独特のモチーフの彫刻を施したキーホルダーや、トナカイの革にピューターで刺繍したブレスレットなど、クラフトショップで販売されています。
自分へのお土産にもおすすめです。
ヴァクスボ・リン(Vaxbo Lin)のディッシュクロス
上質な麻を使ったクロスで有名なVaxbo Lin社の商品。
丈夫で長持ちな上、使えば使うほど柔らかく馴染んできます。
お料理好きな人へのお土産に。
クネッケブロード(Knäckebröd)
ホテルの朝食などにもよく登場する固いパン。
バターやジャムを塗って食べたり、ピクルスなどを乗せて食べてもおいしい。
KOBBS(コボス)社の紅茶
KOBBS社は1809年に設立。
200年以上もお茶を作り続けているスウェーデンで一番古い会社として親しまれています。
香りがよく、パッケージも可愛いらしいデザイン。
スーパーでも売られてるので手軽に手に入るのも嬉しいところ。
スウェーデン観光のベストシーズンは?冬でも楽しめる?
夏でも、朝夕はひんやりとするので、羽織りものを忘れずに!
スウェーデンは寒い時期が長いため、6〜8月の時期はどこも夏の到来に活気づきます。
また、観光に力を入れている時期で、どこの施設にも行きやすいのは夏です。
ただ、寒いのが平気な方は、冬のスウェーデンもオーロラが観られたり、雪が積もった街の風景も素敵なので十分楽しめます。
スウェーデン観光の豆知識&注意点
ここではスウェーデン観光の豆知識と注意点を5つご紹介します。
スウェーデン観光の注意点は以下の5つです。
- カード払いが一般的
- 公共のトイレは有料が多い
- 大きなスーツケースよりバックパックがおすすめ
- 道の名前が大切
- 困ったら地元の人に!
それではそれぞれの豆知識と注意点を詳しく見ていきます。
カード払いが一般的
スウェーデンは、駅の切符販売機や小さな売店でも電子マネーやカードで支払いが全てできる上、現金で支払うよりも便利になっています。
カードでしか払えない場所もあるので、気をつけて!
万一の場合に備え、予備のクレジットカードも忘れずに!
公共のトイレは有料が多い
基本的に公共トイレが少なく、チケットなどを購入してはいる施設内に無料のトイレがあります。
デパートや駅内も有料の場合があるので、必ずレストランやホテルで済ましておくようにしましょう。
大きなスーツケースよりバックパックがおすすめ
スウェーデンに着いてそのまま宿までタクシーという人は良いのですが、宿まで自力で行く人・移動が多い人は、大きなスーツケースを転がすよりもバックパックがおすすめ。
特に、ストックホルムの古い街は、坂道と石畳の道が多いので、スーツケースを引っ張ることが大変。
荷物は少なめに、バックパックがおすすめです。
道の名前が大切
道ごとにきちんと名前がついていて、角に建っている建物の壁にはその道の名前が書かれています。
迷った時は、建物に書かれた道の名前で解決できます。
困ったら地元の人に!
スウェーデンの人は、基本的にみんな親切。困ったら、時間に余裕がありそうな人に声をかけてみて。
きっと優しく教えてくれますよ。
在住者が教える!スウェーデンで人気のおすすめ観光地24選!のまとめ
スウェーデンの人たちが待ち浴びている賑やかな夏、静かで雪に覆われた北欧らしい雰囲気が味わえる「冬」。
どの季節に訪れても、その時期にしか味わえない楽しい旅が待っています。
時間をたっぷりとってスウェーデンの旅へで出掛けませんか。
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東京都出身。スウェーデン人の夫の故郷であるストックホルムへ移住。在住歴3年。趣味は絵を描くことで、ブログやインスタでスウェーデンでの日常漫画を描いています。
渡航歴:オーストラリア、イギリス、フランス、スイス、アイルランド、フィンランド、オーストリア、ブラジル、シンガポール、台湾、韓国。