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【観光の前に】ドラキュラでも有名なルーマニアってどんな国?
ヨーロッパ南東部に位置するルーマニアは中世の街並みや、要塞教会や城が数多く残る自然豊かな国で面積は238,400 km²で本州と同じくらいの大きさです。
首都のブカレストは非常に大きな政府関連の国民の館という有名な観光地があり、他にもブラン城というドラキュラ伝説で有名な観光地もあります。
言語は主にルーマニア語とマケドニア語が使われ、時差は7時間で日本が進んでいますので到着したら時計を7時間ほど戻すと現地の時間になります。
ルーマニアのおすすめ観光地15選【ブカレスト/城/世界遺産】
では、ルーマニアの観光地をみていきましょう。
ルーマニアには、以下の観光地があります。
- ブラン城
- サリーナ・トゥルダ
- ルシュノフ要塞
- 国民の館
- ペレシュ城
- モゴショアヤ宮殿
- 呪われた森
- シビウの大広場
- 黒の教会
- Balea Lake Ice Hotel
- 聖ニコラエ聖堂
- フニャド城
- オラシュチエ山脈のダキア人の要塞群
- 国立農村博物館
- 凱旋門
続いて、ルーマニアの観光地を、それぞれ詳しくみていきます。
ルーマニアの観光地①:ブラン城
まずは超有名なルーマニアの観光地ブラン城をご紹介します。
ルーマニアのブラン城はドラキュアのお城として有名ですが、絵本の中のような雰囲気はドラキュラのお城だけあって、他のお城とは比べ物になりません。
場内にはルーマニアの古い武器などが展示してある博物館などがありますし、レッドや濃いブラウンの家具たちがさらに味を出してくれていますのでドラキュラの好きの方はぜひ観光に訪れてみてください。
ブラン城
住所:Strada General Traian Moșoiu 24, Bran 507025 ルーマニア
電話番号:+40 268 237 700
営業時間:9時00分~18時00分
URL:http://www.bran-castle.com/
ルーマニアの観光地②:サリーナ・トゥルダ
サリーナ・トゥルダは世界的にも非常に珍しいルーマニアの観光地で、地下にある遊園地です。
塩の採掘場を改装して作ったのですがこの遊園地が、非常に美しく観光客はもちろんルーマニアの地元の方にも大人気なんです。
地下120mにあり観覧車に乗ることができたり、地底湖をボートでお散歩できたり本当に不思議な感覚にさせてくれる観光地ですよ。
サリーナ・トゥルダ
住所:Aleea Durgăului 7, Turda 401106 ルーマニア
電話番号:+40 364 260 940
営業時間:9時00分~17時00分
入場料や利用料:入場料1人20RUN
URL:http://www.salinaturda.eu/
ルーマニアの観光地③:ルシュノフ要塞
ルーマニアの超有名観光地のルシュノフ要塞は、世界で最も美しい雪化粧のお城10選に選ばれている観光地です。
ルーマニアでは積雪が多い国ですが、中世の建物はそのままでも十分美しいですが雪化粧するとさらに美しさを増します。
標高650mの高さにあるので雪化粧したルーマニアの街を眺められるのも。この観光地のいい所ですね。
ルシュノフ要塞
住所:Strada Cetății 17, Râșnov 505400 ルーマニア
電話番号:+40 268 230 115
営業時間:9時00分~18時00分
入場料や利用料:10RON
URL:http://www.rasnov-turism.ro/
ルーマニアの観光地④:国民の館
ルーマニアの首都ブカレストにある国民の館Casa Poporuluiは、ルーマニアを代表する観光地でその見所は広さにあります。
この国民の館な世界で三番目に大きな施設で部屋の数が3000以上もあるんです。
議事堂として使われていますが宮殿のような作りから議事堂宮殿とも呼ばれツアーでしか入れない宮殿内は、非常に立派な大理石で作られているので、ルーマニアの首都に観光に行くなら絶対に訪れたい観光地です。
国民の館
住所:Strada Izvor 2-4, București, ルーマニア
電話番号:+40 21 316 0300
URL:http://www.cdep.ro/pls/dic/site.page?id=10
ルーマニアの観光地⑤:ペレシュ城
世界の美しいお城15選に選ばれているルーマニアのペレシュ城は、ルーマニアに観光に訪れたのなら必ず観光したいスポットです。
ドイツルネサンス様式の城で外装の美しさはもちろん、内装も非常に美しく感動すること間違いなしの観光地です。
だだし中に入るにはツアーに参加しないと入れないので、注意してくださいね。
ペレシュ城
住所:Aleea Peleșului 2, Sinaia 106100 ルーマニア
電話番号:+40 244 310 918
営業時間:時15分~17時00分
定休日:月曜日 火曜日
入場料や利用料:20RON
ルーマニアの観光地⑥:モゴショアヤ宮殿
ワラキア公ブルンコヴェアヌが建てた宮殿で一番美しいことで有名なモゴショアヤ宮殿は、ぜひ訪れたい観光地です。
ルーマニアの首都ブカレストからバスで20分とアクセスもよく宮殿の周りの公園ものんびりお散歩ができます。
モゴショアヤ宮殿
住所:Strada Valea Parcului 1, Mogoșoaia, ルーマニア
電話番号:+40 21 350 6619
営業時間:木曜日 10時00分~18時00分
定休日:月曜日
ルーマニアの観光地⑦:呪われた森
こちらは少し変わった観光地で様々な怪奇現象などが怒ることで有名です。
ルーマニア版バミューダ・トライアングルとも呼ばれておりUFOの目撃者もいるとか…。
ミステリー好きも方はぜひ訪れてみてください。
呪われた森
住所:クルジュ=ナポカ
ルーマニアの観光地⑧:シビウの大広場
広場の中央に大きくたたずむシビウ大聖堂が特徴的のシビウの大広場は、旧市街の中心地に位置しており観光客や地元の人で賑わっています。
この辺りは中世の街並みが色濃く残っており非常に、癒されますよ。
シビウの大広場
住所:Piața Albert Huet FN, Sibiu 550182 ルーマニア
URL:http://www.turism.sibiu.ro/index.php/en
ルーマニアの観光地⑨:黒の教会
ルーマニア最大のゴシック教会の黒の教会は、約4000本のパイプを使ったパイプオルガンが有名な教会です。
名前の由来は昔火事で屋根が真っ黒になったことからつけられました。
歴史を感じる外観とルーマニア最大のパイプオルガンをぜひ見学してみてください。
黒の教会
住所:Curtea Johannes Honterus 2, Brașov 500025 ルーマニア
電話番号:+40 268 511 824
ルーマニアの観光地⑩:Balea Lake Ice Hotel
ルーマニアで有名なBalea Lake Ice Hotelは、観光にもぴったりなホテルです。
このホテルなんと氷のレンガでできており毎年12月にオープンし、非常に多くの観光客に好評で積雪が多く寒いルーマニアならではの観光地ですね。
氷でできているなんてとてもロマンチックですし、非常にしっかりとした氷で作成してあり崩れルコとはありませんので安心してくださいね。
Balea Lake Ice Hotel
住所:traseu Bâlea Lac - Şaua Caprei (triunghi albastru) TA, Cîrţişoara 117040 ルーマニア
電話番号:+40 726 234 417
URL:http://hotelofice.ro/
ルーマニアの観光地⑪:聖ニコラエ聖堂
1292年に建てられた聖ニコラエ聖堂は非常に長い歴史を持った聖堂でルーマニアの観光地で有名です。
壁に描かれたフラスコ画が非常に美しく、この絵を目当てに観光にくる観光客も多くゆっくりとした時間が流れている落ち着いて雰囲気の教会です。
聖ニコラエ聖堂
住所:Piața Unirii 1, Brașov 500123 ルーマニア
電話番号:+40 757 727 793
URL:http://www.sf-nicolae-militari.ro/
ルーマニアの観光地⑫:フニャド城
フニャド城はルーマニアの首都ブカレストから鉄道で約8時間かかってしまうかなりアクセスの悪い場所にありながらも、不動の人気を誇るルーマニアの観光地です。
先ほどもドラキュラのお城をご紹介しましたが、その持ち主でドラキュラのヴラド3世が7年ほど幽閉されていた城なんです。
幽閉と聞くと恐ろしいですがドラキュラというフレーズが出てくるだけで、なんだかとてもファンタジー的な魅力を感じる観光地です。
フニャド城
住所:Strada Castelului 1-3, Hunedoara 331141 ルーマニア
電話番号:+40 786 048 718
営業時間: 9時00分~20時30分
ルーマニアの観光地⑬:オラシュチエ山脈のダキア人の要塞群
ローマ帝国からの攻撃に対してダキア人によって作られた要塞で世界遺産にも要録されています。
タクシーを利用するしか交通手段がいないのが難点ですが、遺跡好きには外せない観光地です。
オラシュチエ山脈のダキア人の要塞群
住所:J8F6+35 グラディシュテア・デ・ムンテ, ルーマニア
9時00分~18時00分
URL:http://whc.unesco.org/en/list/906
ルーマニアの観光地⑭:国立農村博物館
こちらは200年前のルーマニアの農家や教会などが実際に使われたヘラストラウ公園にある観光地です。
ブカレストにありアクセスもいいですが何と言っても、ここ一か所でルーマニアの様々な地域の田舎の風景が楽しむことができ、同時に200年前のルーマニアにタイムスリップした気分を味わいことができるでしょう。
さらにルーマニアは伝統工芸品も非常に多く、国立農村博物館の観光お土産ショップで様々な伝統工芸品を購入できますのでぜひ足を運んでみてください。
国立農村博物館
住所:28-30, Șoseaua Pavel Dimitrievici Kiseleff, București 011347 ルーマニア
電話番号:+40 21 317 9103
営業時間:9時00分~19時00分
ルーマニアの観光地⑮:凱旋門
先程ご紹介した国立農村博物館のあるヘラストラウ公園のすぐ近くにあるルーマニア、ブカレストのシンボルともいえる観光地がこの凱旋門です。
凱旋門というとフランスの凱旋門を思いうかべる方も多いと思いますが、そのフランスの凱旋門をモチーフとしているので非常に美しいですよ。
また12月1日には凱旋門の下で軍のパレードが開催されるので、ルーマニアへの観光時期とかぶるようならぜひ訪れてみてください。
凱旋門
住所:Piața Arcul de Triumf, București, ルーマニア
電話番号:+40 787 584 104
営業時間:10時00分~17時30分
ルーマニアの治安は?一人の観光でも大丈夫?
ルーマニアはヨーロッパの中でも安全な国ですが、大都市や首都ブカレストにはスリや置き引き犯罪などの軽犯罪が非常に多いので観光の際は注意しましょう。
そしてブカレストではたまに偽物の警察官に出くわすことがあります。
この偽警官が非常に要注意でパスポートやお金を見せろと要求し、そのまま盗難などの被害にあうケースが多発しています。
観光客をターゲットにしますが、本物の警官はパスポートを出せなどとは言ってこないので、偽警官に出会った場合はパスポートなど今持っていないなどと言っておくと追い払うことができます。
また観光でタクシーを利用するときはメーター付のものに乗車したりしてぼったくりを防ぎましょう。
ルーマニアの治安についてはこちらの記事で詳しくご紹介しているので是非ご覧ください。
ルーマニアの治安はいい?悪い?観光時に注意するべき犯罪や安全点を紹介【治安の前に】ルーマニアってどんな国? p-insta:(https://www.instag...
ルーマニア観光に必要な日数は?ビザは必要?
ルーマニアの首都ブカレストのみの観光でしたら2泊3日ほどでいいですがルーマニアの国全体を楽しみたいのであれば1週間以上は欲しいところです。
ルーマニアの良くあるツアーなどでも12日間など観光日数を取ってありますし、よくあるのはお隣のブルガリアも観光するツアーです。
どちらにせよせっかくのヨーロッパなのでできるだけ長く滞在するのがお勧めです。
またビザは90日以内であれば不要ですので短期の観光でしたら気にしなくてもいいでしょう。
ルーマニア観光のベストシーズンは?冬でも楽しめる?
ルーマニアには、日本と同じように四季があり気温は1年を通して北海道と同じくらいと言われていますので、観光のベストシーズンは暖かく雨の少ない5月~6月、もしくは9月~10月がおすすめです。
夏は気温は上がりますが湿度が低いので日本のような蒸し暑さはないので、過ごしやすく日本と同じような服装でも快適に観光できるでしょう。
しかし朝晩は冷え込むので、半そで反パンなどの格好では風を引きかねないので、上着などを持っていくことをおすすめします。
冬は雪が多く積雪量が高くスキーなどのレジャーが盛んになり多くの観光客で賑わい西ヨーロッパからの観光客はこの時期が一番多く、春夏秋冬すべての季節においてルーマニアは楽しめる国です。
ルーマニアの通貨や物価は?観光予算はどれくらい?
ルーマニアの通貨はルーマニアレイ(1ルーマニアレウ)で約1ルーマニアレイあたり日本円約30円ほどです。
物価は比較的安くお水500mlで約75円、タクシー料金は1kmあたり1.39〜3.50レイです。
食事も日本よりも安くルーマニア料理のお店であれば約1000円ほどで頂くことができ、サンドウィッチなどは200円もあれば満足できるようなものが買えます。
ホテルは1つ星~5つ星と星の数によって費用は変わってきますが、1泊85~1,704RON(約2,550~51129円)と非常に大きな差がありますので気を付けましょう。
そして航空券ですが東京からでしたら約10万円~で直行便が出ています。
このようなことを踏まえて中級ホテル(2~3つ星の1泊約756~2,520円程)で2泊し、普通の食事と航空券のみでしたら 約11万円ほどで足りるでしょう。
ここからお土産代や観光場所への利用料、タクシーなどの移動量を合わせても個人差はありますが20万~25円もあれば十分だと考えられます。
捕捉で両替ですが必ずユーロかアメリカドルを日本もしくは乗り換え時の空港などで準備しておきましょう。
日本円からの両替は難しいですし、ユーロやアメリカドルであれば両替せずにそのままで支払いも可能な場所も多く存在します。
ルーマニア観光の交通手段は?
まずルーマニアで非常に便利な乗り物としてバスと路面電車があります。
どの町にもあり一律片道で約30円という破格の値段で地元の人はもちろん観光客には非常にありがたい存在です。
タクシーも日本に比べればリーズナブルですが観光客ゆえに、ぼったくりなどの被害を受ける可能性があるのでドライバーがメーターを利用しているかは絶対にチェックしましょう。
地下鉄は首都のブカレストにしないのですが、速く移動することができるのでブカレスト内を観光する際は上手に使って移動時間を節約すると良いですよ。
ルーマニア観光局のサイトで情報収集しょう!
みなさんはルーマニア観光局のサイトをご存知ですか?
ルーマニア観光局のサイトとは観光案内から世界遺産の紹介、ルーマニアでのイベントから料理など旅に役立つ情報が満載のホームページです。
ここでご紹介した観光地の他にもさまざまな観光地が紹介されていますし、観光ツアーの申し込みもできるのでかなりおすすめです。
観光ガイドブックもいいですがこちらのサイトを活用するとますます旅が充実したものになりますので、ぜひ活用しましょう。
ルーマニア観光のおすすめお土産5選!
では、ルーマニアのお土産をみていきましょう。
ルーマニアのお土産には、以下のものがあります。
- ドラキュラグッズ
- ハチミツ
- チョコレート
- プフレッツィ
- コゾナック
続いて、ルーマニアのお土産を、それぞれ詳しくみていきます。
ドラキュラグッズ
ドラキュラで有名なルーマニアなのでやはりおすすめはドラキュラグッズです。
雑貨も非常にかわいいものが多いですが、おすすめはワインです。
棺を模した木箱に入っているドラキュラワインは、ルーマニアならではの物なのでインテリアとして購入するのもありかもしれませんね。
ハチミツ
ご存知の方も多いかと思いますが、ルーマニアは蜂蜜大国で有名でルーマニアの蜂蜜は非常に品質がいいことで世界中で大人気です。
はちみつ好きにはたまらない高級のアカシアはちみつは、ルーマニアで自分用にも絶対に買っていきたいお土産です。
日本で買うと非常に割高なので大量に買うのもおすすめです。
チョコレート
ルーマニアのチョコレートは種類が非常に多く価格もリーズナブルで、安いものは30円ほどで販売されておりばらまきお土産に最適です。
なかでもお土産にはルーマニアで有名なメーカー「Poiana (ポヤナ)」が大人気で様々なフレーバーが販売されていますのでいろいろなフレーバーを購入して、お土産に配りましょう。
プフレッツィ
ルーマニアの国民的なお菓子プフレッツィは、ルーマニア人ならば誰もが食べたことがあるお菓子です。
こちらも非常にリーズナブルで1袋あたり30円ほどで日本のカールのような食感のお菓子です。
お土産はもちろんルーマニアに観光の際の移動中などでも食べてみてください。
コゾナック
ルーマニア伝統の焼き菓子です。
イメージとしては食パンにペースト状のチョコレートやくるみなどが入っており、菓子パンのようなケーキです。
購入する際は賞味期限などが長い、スーパーで販売されているものを選ぶと良いですよ。
ルーマニアの甘くてふわふわのコゾナックは、日本人ウケがとてもいいお菓子です。
ルーマニアの人気観光地15選!物価や必要日数、おすすめモデルコースのまとめ
ルーマニアは美しい中世のお城とドラキュラ伝説が色濃く残る、ファンタジーな国でしたね。
物価が非常に安く治安も悪くないので観光には非常におすすめで、世界でも珍しい観光地がたくさんあります。
ルーマニアを観光する際は事前に歴史や観光地を調べておくことで、さらに楽しめること間違いなしですよ。