【観光の前に】ブルガリアってどんな国?
ブルガリアはバラ香る東欧のエキゾチックな国といわれる、バルカン半島にある国です。
音楽や伝統舞踊、工芸、民族衣装などは、ギリシャ、スラブ、オスマン帝国、ペルシャの影響を受けた文化が多くあります。
ブルガリアの宗教は、ブルガリア正教がほとんどの方が信仰していますが、トルコ系住民などごくわずかですが、イスラム教を信仰する人もいます。
公用語はブルガリア語ですが、観光地などホテルやレストランなどは英語も通じるので、安心ください。
通貨ですが、EU(ヨーロッパ連合)の一員ですが、ユーロではなく、ブルガリアのバラ通貨でレフ(BGN)が使われています。
ブルガリアが香る国と呼ばれるのは、バラの産地として有名で世界中で作られるローズオイルの約7割はブルガリアで作られています。
ブルガリアの治安についてはこちらの記事で詳しくご紹介しているので是非ご覧ください。
ブルガリアの治安はいい?悪い?観光時に注意するべき犯罪や安全点を紹介【治安の前に】ブルガリアってどんな国?
ブルガリア共和国(ブルガリアきょうわこく)、はヨーロ...
ブルガリアのおすすめ観光地20選【大聖堂/バラの谷/絶景】
では、ブルガリアのおすすめの観光地をみていきましょう。
ブルガリアには、以下の観光地があります。
- バラの谷
- アレクサンダル・ネフスキー大聖堂
- リラ修道院
- 聖ペトカ地下教会
- 聖ネデリャ教会
- ネセバルの古代都市
- バーニャ・バシ・ジャーミヤ
- ボヤナ教会
- ヴェリコ・タルノヴォ旧市街
- ベログラトチク要塞
- 解放者記念像 12 . 国立美術館
- ボリス公園
- 国立歴史博物館
- リムスキ・スタディオン広場
- 地域民族博物館
- ボロヴェッツ・スキーリゾート
- ムグラ村とパムポロヴォ
- コプリフシティツァ
- アルバナシ
続いて、ブルガリアのおすすめの観光地を、それぞれ詳しくみていきます。
ブルガリアのおすすめ観光地①:バラの谷
ブルガリアのバラの生産地として知られるのが、バラの谷です。
中心都市カザンラクはバルカン山脈の南、ブルガリアのほぼ真ん中にある小さな町です。
近くにあるバラの谷では、特別なバラがたくさん植えられています。
このバラからは、バラのオイルを摂ることができます。
ローズオイルが採れるバラは、ごくわずかで朝早くに摘んだバラの花が使われています。
1キロのローズオイルを作るのに4000~7000㎏(300万個)のバラの花が必要です。
毎年6月の第1週の週末には盛大なバラ祭りが開催されています。
一週間位バラ祭りが開かれ、民族衣装を着た地元ブルガリア人の人達が畑に出て、バラを積む実演をします。
ブルガリアの民謡や舞踊や子供たちによるパレードはコンサートなど、色々なイベントが開催されています。
バラ祭りの見どころは、「バラの女王」が選ばれることです。
この時期には多くの観光客が訪れる人気の観光地です。
ブルガリアと日本との交流は、ブルガリアで選ばれたバラの女王は姉妹都市の広島県福山市を訪れて、福山市のバラのパレードに参加します。
伝統音楽が鳴り、バラの香りにつつまれた中、ダンスで盛り上がるブルガリアの初夏の季節を感じることができます。
バラの谷
住所:ブルガリア カルロヴォ
ブルガリアのおすすめ観光地②:アレクサンダル・ネフスキー大聖堂
アレクサンダル・ネフスキー寺院は、ブルガリアの首都ソフィアにあるバルカン半島で一番美しいといわれる教会です。
寺院の収容人数は5000人で、高さ60mの12の黄金ドームを持つネオ・ビザッツ様式の寺院です。
ブルガリアがオスマントルコからの独立のきっかけになった、ロシアとオスマントルコとの戦争で戦死した約20万人のロシア兵の慰霊する目的で寺院の建設が行われました。
1882年に着工して完成したのが40年後です。
外装もが綺麗ですが、内部は華麗で、メノウ、大理石をふんだんに使ったモザイク画で覆われた内壁が見事です。
巨大なシャンデリアの豪華さにも驚くばかりです。
祭壇は3つあり、中央がロシア、正面に向かって右側がブルガリア、左側が他のスラブ諸国になります。
壁は壁画で飾られていて、ブルガリアとロシアの聖人が登場する場面を描いた物になります。
中でもおすすめなのが、フェルナンド1世と妻のエレオノーレ・ロイス・ツー・ケストリッツを描いたモザイク壁画は、ぜひともご覧になってください。
地下室にはヨーロッパ最大級の規模を誇るといわれている、聖像のコレクションを収めてあるので、地下室へも足を運んでください。
アレクサンダル・ネフスキー寺院は、絶えずお祈りに来る方が来られる寺院なので、訪れる際は適切な服装で訪れることをおすすめします。
アレクサンダル・ネフスキー大聖堂
住所:pl. "Sveti Aleksandar Nevski", 1000 Sofia Center, Sofia, ブルガリア
電話番号:+359 2 988 1704
営業時間:7:00~19:00
入場料や利用料:無料
URLhttp://www.cathedral.bg/%d0%bf%d0%be%d1%81%d0%b5%d1%89%d0%b5%d0%bd%d0%b8%d0%b5/
ブルガリアのおすすめ観光地③:リラ修道院
リラの僧院はブルガリア正教の総本山といわれる修道院で、歴史の面でも文化面、建築学的にも重要な遺跡のひとつだと評価されています。
リラの僧院の始まりは、10世紀に僧侶のイヴァン・リルスキが世間から離れこの地に住み小さな寺院を建てました。
中世になって宗教と文化の中心へ、14世紀には僧院として確立します。
オスマン・トルコ朝の支配下になると、厳しい制限がキリスト教やブルガリアの文化に加えられたのですが、このリラの僧院だけは黙認されています。
1833年に火事でほとんどが消失してしまいましたが、裕福な国民の援助などを受けて修復され1983年に、世界遺産として登録されました。
門をくぐって中に入ると、4階建ての住居のある外陣には300もの部屋、4つの聖堂、大修道院長室などありますが、こちらは見学できず立ち入り禁止になります。
外観だけ見学し、図書室と厨房は有料ですが、見学することができます。
厨房には巨大は器があることでも有名で、図書室は年季の入った印刷物がたくさん収容されています。
敷地の中央にあるのが聖母誕生教会で、白黒の縞模様のアーチ内はアーケードになっていて、壁と天井一面が色彩豊かなフラスコ画が描かれています。
36の聖書の場面やこの地方の生活様子が、描かれており色彩がそのまま保たれているので訪れた際はご覧になってください。
教会内は黄金に輝く幅10メートルもあるイコノスタ(たくさんのイコンで飾られた壁)が立ち、非常に細かい彫刻が施され、ブルガリアの木彫りの最高傑作といわれているものです。
リラ修道院
住所:107 14, 2643 Rilski manastir, ブルガリア
電話番号:+359 705 422 08
礼拝 月曜~金曜日:6:30~17:00 日曜日:8:00~17:00
URL:https://rilskimanastir.org/
ブルガリアのおすすめ観光地➃:聖ペトカ地下教会
聖ペトカ教会は、殉教者ペトカをお祀りしており、ローマ時代の神殿跡に建つ教会で、11世紀に造られました。
入口から主祭壇に向かう通路がある小さな聖堂で、半分は地面を掘った穴の中にあります。
教会の屋根は半円柱型のアーチ型の地下聖堂で、外壁は1mの厚さがあり石と煉瓦によってできています。
聖堂はオスマン帝国の支配下にあった16世紀には教会は存在し、第二次世界大戦後の発掘により発見されました。
14世紀から15世紀、17世紀、19世紀の壁画があることでも文化的遺産になっています。
聖堂のブルガリアの聖ペトカと呼ばれタ11世紀の聖人に捧げられたもので、馬具工とも呼ばれているのは、教会が中世に馬具工たちの守護者となっていたことに由来します。
また、ブルガリアの国家的英雄のヴァシル・レフスキがここに埋葬されているのではないかとされています。
これはニコライ・ハイトフの研究によって支持され、1956年に発掘調査がされ、地下聖堂にいくつかの人骨が見つかりました。
1980年頃ブルガリア科学アカデミーの考古学部門は、ヴァシル・レフスキではないと発掘結果に異論を唱え、激しい論争となりました。
いまだに結論が出されずに現代に至っています。
聖ペトカ地下教会
住所:2 Maria Luiza Blvd., Sofia
電話番号:+359 2 9807 899
営業時間:7:30~19:30(日曜のみ ~11:00)
ブルガリアのおすすめ観光地⑤:聖ネデリャ教会
聖ネデリャ教会はブルガリアの首都にある、ブルガリア正教会の教会で歴史は謎に包まれている、10世紀頃の建てられたと言われています。
ブルガリアにある他の教会と違って当初は木造建築で、今の状態になるまで破壊されたりと大きな被害を受けてきました。
1856年に改修工事が始まりましたが、2年後には大地震に合い、聖ネデリャ教会は1898年にドーム型丸い屋根が加えられましたが、1925年にはブルガリア共産党によって襲撃事件により倒壊しました。
教会襲撃事件では、150人を超える方が亡くなられました。
襲撃後の夏から1933年の間に教会は改修され、今の美しい景観に仕上がりました。
聖堂の初期の歴史のほとんどが謎で、10世紀には今の姿に建築されたもので、1578年にドイツ人の旅行者のステファン・ベル・ラッハが聖ネデリャ教会を訪れ、教会について書き記されたとあります。
1915年には、ヨーゼフ1世が聖ネデリャ教会に葬られています。
1971年~1973年の間ニコライ・ロストフツェが壁面装飾が施され、1971年~1994年には床が改装になり、北側にあるコロネード部分には、ガラスがはめ込まれました。
2000年には正面のファサードが綺麗にされ、2002年には11個の鐘の内、8個はコルサコフ皇太子からの贈り物として残りの2個もセルビアで製造され、ブルガリア国内で1個が鋳造された鐘の1個は、自動でなる装置が取り付けられました。
聖ネデリャ教会
住所:площад Света Неделя 20, 1000 Sofia Center, Sofia,
電話番号:+359 2 987 5748
営業時間:7:00~19:00
URL:http://www.sveta-nedelia.org/
ブルガリアのおすすめ観光地⑥:ネセバルの古代都市
ネセバル古代都市はブルガリア旅行に来たら絶対に外せない観光地で、約3000年前にトラキア人によって集落が作られたと考えられています。
黒海に面した地にあるブルガリアのネセバルは、とても長い歴史をあるこでも有名な街です。
ネセバルは古代ギリシャやローマ帝国、ビザンツ帝国、ブルガリア帝国、オスマン帝国などのその時代にもっとも栄えた国によって支配され続けてきました。
現在のネセバルに残る建造物にも、こうした支配された歴史を見ることができます。
残されたネセバルの建造物から、それぞれの時代の建築様式を知る上で、とても重要で、文化面的価値が高いとされています。
紀元前6世紀では、重要な交易の拠点となり繁栄を続けていましたが、ギリシャの植民地でした。
その後はローマ帝国とブルガリア帝国の支配下を経て、1886年にブルガリア領となります。
ネセバル古代都市にはたくさんの遺跡がありますが、遺跡の中で観光客に人気のあるのが、ヘレニズム時代の建物です。
こちらの遺跡でも、アクロポリスやアポロン神殿の威厳ある遺跡を見学することができます。
5世紀から6世紀にかけて造られた中世の聖堂がたくさん残っていて、聖堂の数がネセバル都市の規模で比べるとと最も多い街といわれています。
ネセバルの街には歴史的に貴重な建物が今でも多く残されているので、街全体が世界遺産に登録されたのも納得の規模で、ネセバルの古代都市として、1983年に世界遺産に登録されています。
20世紀に入ってリゾート開発が進められ、旧市街地も修復され、現在は世界中から観光客がと訪れるブルガリアくしの観光地になっています。
ネセバル古代都市
住所: Nesebar Architectural-Historical Reserve
URL:http://www.visitnessebar.org/en
ブルガリアのおすすめ観光地⑦:バーニャ・バシ・ジャーミヤ
バーニャ・バシ・ジャーミヤは、1566年オスマン朝時代に建てれたイスラム寺院です。
丸いドームと頂上がとがって高く突き出た尖塔が目印になっています。
バーニヤとは、お風呂のことで、昔はこの付近に大きない温泉施設があったそうですが、今は閉鎖しており、すぐ近くに市民の飲用できる温泉水が湧出ています。
1566年にオスマン朝最高の建築家といわれたミマール・スィナンによって設計されたイスラム教の寺院です。
バーニャ・バシ・ジャーミヤは、リア・ルイザ通りに面した中心街にあり、オスマン朝支配の数少ない建造物のひとつです。
オスマン帝国のブルガリアの歴史は、14世紀後半に崩壊した、第二次ブルガリア帝国の出現した小さな王国だったオスマン帝国による征服から1878年のブルガリア解放までの約500年間に及びます。
オスマン帝国はクリスチャンやイスラム教徒になることを要求しませんでしたが、ロドピ産地では、多くの民衆がイスラム教徒に転換しました。
この周辺には、トルコ系の住民の方が多く生活しており、他の地域とはちょっと違った雰囲気があります。
見学時間ですが、内部に入る場合は、1時間位必要ですが、外観だけだど約30分必要です。
バーニャ・バシ・ジャーミヤ
住所:bulevard "Knyaginya Maria Luiza" 18, 1000 Sofia Center, Sofia, ブルガリア
電話番号:+359-2-981-6001
営業時間:10:00~23:00
URL:http://www.grandmufti.bg/bg/
ブルガリアのおすすめ観光地⑧:ボヤナ教会
ボヤナ教会はブルガリアの首都ソフィア郊外にあり、外観は古びた煉瓦作りの建物で、ブルガリア最古の歴史人物の肖像画があります。
1979年に世界遺産に登録された歴史ある教会ですが、外観からみると「えっ!世界遺産なの?」と思う程ひっそりとしています。
中に入りますと、生き生きとした表情が描かれた240枚ものフレスコ画が頭上いっぱいに広がり圧倒される位、見事なフレスコ画です。
ヴィトシャ山の麓に建つボヤナ教会ですが、緑あふれる公園内を歩いていくと、質素が教会が見えてきます。
1048年に建てられた聖ニコラウス聖堂や一番大きなお堂が、1259年に建てられたパンティレイモン聖堂で、その左が湾に建てられているのが、1845年に建てられた第三聖堂で、ボヤナ聖堂は3つの聖堂から成り立っているブルガリア正教会です。
ボヤナ協会のフレスコ画ですが、聖ニコライの生涯の18の場面が描かれています。
他には、聖母マリアとキリスト、弟子を従えて白く輝くキリストの姿、聖書にあるキリストの姿が描かれています。
現在、世界遺産に登録されているものは13世紀に描かれたフレスコ画ですが、11世紀のフレスコ画の上に描かれたものなので、もちろん11世紀のものもかすかに残っています。
ボヤナ教会
住所:ул. Боянско езеро 3, 1616 Bojana, Sofia, ブルガリア
電話番号:+359 2 959 0939
営業時間:1月~3月:9:00~17:30 4月~10月:9:00~18:00
定休日:12月24日、25日、1月1日
入場料や利用料:大人10レヴァ、学生2レヴァ
URL:http://www.boyanachurch.org/
ブルガリアのおすすめ観光地⑨:ヴェリコ・タルノヴォ旧市街
ヴェリコ・タルノヴォ旧市街はブルガリアの古都で、急斜面に美しい街並みが残っています。
ブルガリアがある東ヨーロッパのバルカン半島の、中央に横たわるバルカン山脈は、歴史的にもとても重要な役割を果たしてきました。
その東にあるのが、ヴェリコ・タルノヴォ旧市街でブルガリアの観光客にとても人気のある観光地です。
ブルガリアの中で最古の集落のひとつで、その歴史は5000年を超える古都です。
緑の囲まれたツァレヴェッツの丘まで続く一本道がメインストリートで、レストランやホテルなどお店も色々と建ち並んでいます。
メインストリートを進んで行くとツァレヴェッツの丘があり、第二次ブルガリア帝国時代にはこの丘全体がかつてのブルガリア皇族や総主教の住まいとして使っていた宮殿でしたが、オスマン朝の猛攻撃によって煉瓦の山となってしまい、現在は土台のみが残っている城壁跡が広がっています。
緑に囲まれた丘の頂上には、大主教区教会が建っており、教会前からは旧市街地を見渡すことができ、ここからの眺めはとても素晴らしい眺めです。
大主教区教会内の壁には、黒い色調と硬い筆遣いのフレスコ画が一面に描かれています。
夜になるとこの教会は、音と光のショーと繰り広げられ、華麗なショーはブルガリアが独立に至るまでの苦難の歴史を表現したもので、観光客はこれを楽しみにこの街を訪れます。
急斜面に張り付くように立つ美しいヴェリコ・タルノヴォ旧市街は見事な眺めを休憩がてら、レストランのテラス席や窓から旧市街地の風景を楽しんでください。
ヴェリコ・タルノヴォ旧市街
住所:ヴェリコ・タルノヴォ ブルガリア
ブルガリアのおすすめ観光地⑩:ベログラトチク要塞
ベログラトチク要塞はブルガリアで最もよく保存された要塞のひとつで、厚さ約2m、高さ約12mの城壁を持っており、城内は3つの郭にわけられています。
要塞全体の面積は、約10210㎡あり、この地域の奇岩群と防衛面で、天然の要塞となっていて、それぞれ城門によって結ばれ城の中庭は高さ70mの岩壁で囲まれています。
ベログラトチクの奇妙な岩と共に人気のある観光地です。
ベログラトチク要塞はローマ時代に建てられた、後ブルガリア王国、オスマン帝国の修復によって、当時のトルコの建築様式が含まれています。
19世紀にフランスやイタリア人の建築者によって、大規模な修復工事が行われ、要塞にヨーロッパスタイルも組み込まれました。
要塞の歴史はローマ帝国の時代にまで遡ります。
ローマ帝国時代は要塞というよりかは、偵察用の拠点になっていたもので、その後オスマン帝国の支配によって要塞として増設されていきました。
この地域の奇岩群をベログラトチク奇岩群と呼び、砂岩と石灰岩が何層にも積み重なって作られたもので、岩の色は赤から黄色、グレーと色々です。
形も太陽の光の量や、浸食、風化によって変化し、人間や動物の形に似た岩を目にすることができます。
奇岩群の中心は、ベログラトチクの街の南側で、女の子、ビール、ラクダ、赤い壁、マドンナ、僧侶、きのこなど面白い岩が揃っています。
ブルガリアの首都ソフィアからベログラトチク要塞へは、塞と奇妙な岩まで日帰りツアーなど出ているので、日帰りで楽しみことのできる観光地です。
ベログラトチク要塞
住所:ul. "Dedo Bozhin" 15, 3900 Belogradchik, ブルガリア
営業時間:9:00~16:00
URLhttp://www.belogradchik.biz/belogradchik/attractions/kaleto.en.html
ブルガリアのおすすめ観光地⑪:解放者記念像
解放者記念像は、ブルガリアの首都ソフィアにある国会議事堂広場の前に建てられた、ロシア皇帝のアレクサンダル2世の騎馬像で、ロシアとトルコ(オスマン帝国)の戦争にロシアが勝ち、ブルガリアをオスマン朝から解放してくれた英雄として、その功績を称えて建てられたものです。
露土戦争は、ロシア帝国とオスマン帝国の戦争で、ロシアのアレクサンドル2世はバルカン半島への勢力拡大をはかって、ギリシア正教徒の保護を口実にオスマン帝国に1877年に宣戦布告しました。
イギリスはロシアにクリミア戦争の時のパリ条約に違反だと警告しますあg。ロシアは群を進め、1878年1月にはアドリアーノーブルを占領、イスタンブールに迫りました。
オスマン帝国はやむなくして講和を申し出て、、戦争は終結しました。
オスマン帝国は露土戦争勃発の前年に、憲法を制定していたのですが、アブデュル=ハミト2世は戦争勃発を理由に憲法を停止し、スルタンの専制政治のもとに置かれることになり、内政も停滞し、オスマン帝国の危機となり、衰退へと辿っていきます。
ブルガリアの解放してくれた英雄の騎馬像は、高さ約14m、銅像の右手にはオスマン朝に対する宣戦布告書を持っており、台座には「我が兄弟、解放のために」という碑文が刻まれています。
解放者記念像
住所:Ослободиоцима Ниша, Trg kralja Milana, Niš, セルビア
ブルガリアのおすすめ観光地⑫:国立美術館
ブルガリアの首都ソフィアにある国立美術館や国立民族博物館は、ソフィアの中心にある旧共産党本部のすぐ近くの、ブルガリア時代の王宮を利用して使われています。
黄色のバロック朝の建物で、オスマントルコ時代は、市庁舎となっていました。
美術館や博物館には、主に武ブルガリアの芸術家の作品や絵画、彫刻などが展示されています。
それぞれ貴重なコレクションが数多く展示されています。
民族博物館では、ブルガリアの各地の民族衣装や伝統工芸などが展示され、ブルガリアの伝統文化を知ることができるおすすめの観光地です。
旧王宮は、オスマン帝国警察本部として建てられ、1879年~1883年に宮殿として改築されました。
王宮は、第二次世界大戦中にナチスドイツによって破壊されましたが、1988年に13世紀風に再建されました。
破壊を免れた調度布品や絵画、美術品などを展示しています。
中でも22人の歴代の王様の肖像画は圧巻されるほどに素晴らしいので、おすすめです。
館内はオーディオガイドもあるので、聞きながら、王冠の間や大理石の間など見どころある観光地です。
美術館ではコンサート、セミナー、カクテルパーティーなどイベントも開催されています。
美術館の分館には、個別に画家を紹介するイヴァン・ラザロフ博物館やニコラ・テネフ博物館、ヴェラ・ネドコヴァ博物館、聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂地下のキリスト教美術の展示もあります。
国立美術館
住所:i, ploshtad "Knyaz Aleksandar I" 1, 1000 Sofia Center, Sofia, ブルガリア
電話番号: +359 2 9800093
営業時間:10:00〜18:00
定休日:月曜日
入場料や利用料:]10BGN 学生2BGN
URLhttp://www.bulgariatravel.org/ja/Article/Details/262/%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8#map=6/42.750/25.380
ブルガリアのおすすめ観光地⑬:ボリス公園
ブルガリアのボリス公園(ボリソバ・グラディナ)は、1882年~1884年に造られた、ブルガリアで最も古い公園になります。
公園はたいへん広くて散策するのなら1時間~2時間は必要です。
公園でのんびりと過ごしたい方は半日あれば充分満喫することができます。
こちらの公園はブルガリアの地元の方がピクニックをしたり、運動をしたりするような、それぞれ思い思いに過ごしておられる方が多い憩いの場となっているようです。
時々公園でゆっくりとサンドイッチを食べながら過ごしている観光客も見かけますが、人気の観光地になっています。
ボリス公園は「ボリス王子の公園」や「自由公園」などと色々な名前で呼ばれています。
ボリス王子は1894年生まれで、イギリスやベルギーの王家を生んだザクセン=コーブルク=ゴータ家から迎えられてブルガリア国王になったフェルディナント1世を父に持ち、母はパルマ公女マリア・ルイーザです。
公園内にはヴァシル・レフスキ国立競技場とアリアナ湖があって、夏にはボートに冬はスケートなど楽しむことのできる観光スポットになっています。
近くにペルロフスカ川があり、川には鷲の橋が架けられています。
この橋もおすすめの観光地で、1877年~1878年露土戦争後にトルコの地下牢から解放された捕虜や殉教者に捧げられた橋といわれています。
ボリス公園
住所:ブルガリア ソフィア ボリス
電話番号:+359 2 963 4566
ブルガリアのおすすめ観光地⑭:国立歴史博物館
国立歴史博物館は、バルカン半島でもっとも大きな歴史博物館のひとつで8000年前からのブルガリアの歴史を伝える70万点の文化財が保存されています。
歴史博物館で展示しているのは、所蔵品の約10%になります。
この博物館は1973年に創立され、館内には先史時代から古代トラキア、中世の第一次ブルガリア王国(7世紀~11世紀)と第二次ブルガリア王国(12世紀~14世紀)15世紀~19世紀のブルガリア、第三次ブルガリア王国(1878年~現在)の5つに展示場が区分されています。
先史時代(紀元前7000年~2000年)の展示では、様々な骨や石で作られた工具、偶像、装飾品や土器からの展示品になっています。
トラキア時代には、トラキア時代の秘宝が展示されています。
世界的にも有名な秘法のパナギュリシテ秘宝やロゴゼン秘宝、テトニッツァ秘宝など、ドヴァンリイ村で発見された秘宝が保存されていおります。
ブルガリア全土には墳丘墓があり、考古学調査が行われ発見された埋蔵品や装飾品が展示されています。
ブルガリアの中世の歴史は、特別展示ホールとなり、第一次ブルガリア王国(8世紀~11世紀)と第二次ブルガリア王国(12世紀~14世紀)の装飾品、硬貨、装飾陶器、イコンなど聖遺物箱が展示されています。
オスマントルコの支配下となった時代(1396年~1878年)の時期は、中世の後期(15世紀~17世紀)になり、民族復興期(18世紀~19世紀)に分けて展示構成されています。
ブルガリア教会の独立を守るための活動や1876年の四月蜂起、1878年のブルガリアの解放時のが多く展示されています。
ブルガリアの解放後から1946年までの歴史を学ぶことができ、600点にも及ぶ展示品があります。
この歴史博物館訪れるだけで、ブルガリアの歴史を垣間見ることができます。
博物館前の庭には石柱やギリシャ、ローマ、ヴィサンティンなどの時代の記念碑が展示されています。
国立歴史博物館
住所:ul. "Vitoshko lale" 16, 1404 Boyana, Sofia, ブルガリア
電話番号:+359 2 955 4280
営業時間:冬期(11月~3月)9:00~17:30(入場券販売は16:45まで)夏期(4月~10月)9:30~18:00(入場券販売は17:15まで)
休館日:1月1日、3月3日、12月24日・25日
入場料や利用料:
URL:https://historymuseum.org/
ブルガリアのおすすめ観光地⑮:リムスキ・スタディオン広場
リムスキ・スタディオン広場は、ブルガリアの第2の都市プロヴディフにあるブルガリア屈指の人気のある観光地で、オスマントルコ朝の遺産が残るブルガリアの古都で、トルコの文化に触れることができます。
歴史はたいへん古く、新石器時代の紀元前4000年ごろまで遡るといいます。
トラキア人が残した要塞跡からローマ時代の遺産など、ビザンティン帝国の遺跡やオスマン朝時代の遺産など、中央広場からアレクサンダル・バテンベルグ通りを歩いていくとトルコの雰囲気が感じられます。
ここには2世紀前半のハドリアヌス帝の時代に建てられたローマ競技場跡や14世紀のムラト2世の治世下で建てられたモスク、ジュマヤ・ジャーミヤが並んでいて、ローマの遺跡とオスマントルコ朝のモスクが隣り合っているというのは珍しい光景です。
1878年のプロヴディフの戦いによってブルガリアか解放されるまでの長い間、オスマン朝に支配されていたので、ブルガリアの街には、イスラム教のモスクが存在感を主張してるのには、こういった歴史の背景がるからでしょう。
イスラム教のモスク、ジュマヤ・ジャーミヤはダイヤモンド模様が綺麗な尖塔をもつ、オスマン朝初期の代表的な建物です。
ジュマヤ・ジャーミヤは今でもイスラム教徒に利用されており、礼拝の時間になるとアザーンが鳴り響きます。
モスクの内部はアラビア文字や幾何学模様で覆われ、神聖な静けさが漂う空間で、原色の色が使われず、色彩が控えめなので穏やかな印象が感じられるモスクです。
リムスキ・スタディオン広場
住所:ブルガリア プロブディフ
ブルガリアのおすすめ観光地⑯:地域民族博物館
ブルガリアの第二の都市プロブディフに地域民俗博物館があり、ブルガリアで一番可愛い街並みが観光客に人気があります。
地域民俗博物館となっている「ゲオルギの家」は、ヒサル・カビヤと呼ばれる要塞の門があり、この門は紀元前4世紀にマケドニア王フィリップ2世によって建築された門で、門を潜るとその先にあるのが民族復興博物館のゲロルギ家です。
ゲオルギアディ家は、赤壁で窓の周りの白い装飾模様が綺麗な建物で、1848年にトルコの裕福な豪商によって建てられ家で、内部はトルコの雰囲気が強いのが特徴です。
歴史博物館として利用されていて、1階は街の歴史について、2階と3階は民族復興期の独立運動の歴史資料が展示されており、大砲も展示されているのでおすすめです。
トルコ風の絨毯や窓際に設置された、長いソファーがある広いホールの部屋を中心に、部屋が四方に続いていて、どの部屋からも天井の木彫りの装飾や絨毯が綺麗です。
台所は漆喰で竈が固められており、食卓もセットされています。
ブルガリアの第2の都市プロヴディブにも民族復興期の古い家が建ち並び、オスマン朝の支配下にあった雰囲気を残す家も残っています。
こういったお屋敷巡りは旧市街地で楽しむことができるので、おすすめの観光地になります。
外観も素晴らしいですが、中へ一歩入ると、当時の生活を見ることができます。
当時の優雅に生活する様子を思い浮かべながら、お楽しみいただけます。
地域民族博物館
住所:ul. "Doctor Stoyan Chomakov" 2, 4000 Tsentar, Plovdiv, ブルガリア
電話番号:+359 32 626 327
営業時間:9:00~18:00
定休日:月曜日
URL:http://www.ethnograph.info/front/index.php
ブルガリアのおすすめ観光地⑰:ボロヴェッツ・スキーリゾート
ボロヴェッツはブルガリアの首都ソフィアから車で約1時間の所にある、ブルガリアで最も古い冬のリゾート地になります。
ブルガリアを代表するリラ山脈とピリン山脈の2つからなっており、リラ山脈は南西ブルガリアにあり、最高峰のムサラ山(2925m)はブルガリアだけではなくバルカン半島で一番高い山です。
この山にブルガリアで最も古いとされるボロヴェッツのスキーリゾートがあります。
ブルガリアの南西部にあるピリン山脈は、ソトルマ川とメスタ川に挟まれていて、ギリシャとマケドニアの国境に接していて、北にリラ山脈と接している部分は国立公園に指定されています。
ボロヴェッツスキーリゾートは、欧州でもブルガリアが快適&格安を売りにした隠れた観光地になっています。
EUに加盟してからは、イギリス、フランス、ドイツなどのヨーロッパ各国より、スキー観光客が年々増え続け一大スキーリゾートになっています。
ブルガリアの首都ソフィアに住んでいても、車では30分足らずなので、外国人観光客にも圧倒的な人気を誇っています。
ボロヴェッツスキーのゴンドラ&リフト券は、半日28レヴァ(約1800円)、1日55レヴァ(約3500円)で、日本に比べてかなりの安いと感じます。
雄大は大自然の中、参観コースはまったりと滑っていくのが、本当に楽しい処です。
ボロヴェッツ・スキーリゾートAlpin Ski Hire & Ski School
住所:Hotel Alpin, 2010 Borowez, ブルガリア
電話番号:+359 88 266 8866
営業時間:8:00~22:00
入場料や利用料:スキースクールの内容によって料金が異なります
URL:https://www.rent-ski.com/
ブルガリアのおすすめ観光地⑱:ムグラ村とパムポロヴォ
ブルガリアのムグラ村はスモーリャン地方にある小さな村で、200年程前に3人の兄弟が、各自花嫁を略奪して住みついたという伝説が残っています。
この辺りはギリシャとの国境に近い地域になります。
この村はわずか150人、平均年齢を言いますと70歳あまりという、夏になるとこの村に帰省のために村の人口は300人に倍増します。
冬にはこの村の近くに、パムポロヴォというブルガリアを代表するスキーリゾートがあります。
冬になるとヨーロッパの各国からスキー客で賑わいを見せ、一番たくさん来られるのがイギリスからのスキーヤーです。
スキー場の歴史は1960年に開場なので浅いですが、今後の発展が期待されるスキーリゾートです。
この村の中心部にはモスクがあり、アザーン(礼拝時刻を告知する)を行うための尖塔は、珍しい木造で、イスラム教なのですが、この村では戒律は厳しくはないようです。
またこのロドピ山脈では、松やモミの木などの針葉樹林が自生しており、ここにギリシャ神話に登場する楽神オルフェウスが暮らしていたといわれています。
この地方の国有種でもある復活草は、オルフェウスの血が流れた地から芽生えたといわれています。
この草は乾燥した後も復活できるという特徴を持っている、イワタバコの植物です。
いつ訪れても、村の方々は温かく迎えてくれます。
ムグラ村とパムポロヴォ
住所:Пампорово ブルガリア
ブルガリアのおすすめ観光地⑲:コプリフシティツァ
ブルガリアにはたくさんの美しい村がありますが、特にコプリフシティツァは美しいといわれています。
村全体が美術館のようで、中心広場の近くにあるオスレコフ家は歴史あり、とても贅沢な作りになっています。
コプリフシティツァ村で一番早くに一般公開されたのが、カブレシュコフの家で、カブレシュコフの一発の銃声によってブルガリアの歴史が変わったとされるカラチェフ橋など、おすすめの観光地があります。
ネンチョ・オスレコフはコプリフシティツァ村の大金持ちで、1856年位建てられた彼の家オスレコフの家(Oslekov House Museum)は、一般公開されています。
オスレコフの仕事は、税金の取り立てで、現代からの目線でいうと税を徴収する人が、お金持ちなんて考えにくいです。
当時も現代と同じような考えだったのか、はっきりしたことはわかりませんが、オスレコフの右側の家は、色が違います。
オスレコフが土地を買って、自分の家を左右対称にする作りにしようとしていましたが、家主が断固それを拒否したそうです。
地元の人の話では、大金持ちなのが気にいらなくて断ったということです。
オスレコフの家の敷地内に入ると、村の雰囲気にあった美しさがあります。
建物内は大金持ちというのが随所に現れており、すべてが贅沢で立派な調度品で、当時高額であったガラスはそのまま今も残されています。
ガラスを仕切る十字の枠は、十字架にも見え、調度品から日用品、小物までもが、贅沢品で、見どころがいっぱいあります。
コプリフシティツァ
住所:ul Gereniloto 4 Koprivshtitsa
電話番号:+66-359-87-817-5613
ブルガリアのおすすめ観光地⑳:アルバナシ
アルバナシはブルガリアの首都ソフィアより治安が良く、のんびりとしたここだけ時間の流れが違うような静かな観光地で、ブルガリアの文化財に指定された古い家が数多く残され、観光客にも見学ができるように解放されています。
古いお屋敷は現存するだけでも80もあり、そのうちの36の建物が国の重要文化財に指定されています。
美しいフレスコ画で埋め尽くされ生誕教会は、人気のある観光地です。
ブルガリアの首都ソフィアより文化も安く、手作り製品が路地や観光地で販売されています。
特に丁寧に作られた刺繍製品や美しい柄のレースなどは、とても素晴らしい工芸品と観光客に人気があります。
お土産におすすめなのが、ジャムや香水ハンドクリームなどで、アルバナシおすすめのお土産品となっています。
長い間オスマン帝国の支配下にあったブルガリアは、18世紀後半になると民族解放運動が高まり、経済的な自立を背景に、独立という目標に向かって具体的な行動を起こします。
コプリフシティツァで1発の銃声を合図に四月蜂起が起こりました。
解放に向けての重要な役割を果たしたのが、コプリフシティツァの街です。
コプリフシティツァの街は、ブルガリアの博物館都市で、歴史、美術、民族に関わる388の記念碑的建造物がる世界手な観光地のひとつになっています。
アルバナシ
住所:Арбанаси ブルガリア
?
ブルガリアの首都ソフィア滞在で、自分で観光地を行くのでしたら5日間からで、ルーマニアとブルガリアの周遊型のツアーでしたら6日から8日が多く出ています。
周遊型といってもタイプがあって観光付きのものもあれば、首都だけの滞在などのフリープランなどは、観光はすべてオプションで付けることが多いです。
ブルガリアの首都ソフィアの有名な観光地は、リラの修道院で、参加したツアーが観光付きでないのなら、現地の旅行会社が主催している日帰りツアーなどを利用することをおすすめします。
ブルガリア旅行といっても、ブルガリアのどこへ観光に行くのかで日数にも違いができてきます。
ブルガリアの首都ソフィアとリラの修道院だけなら、空路を使ってリラの修道院に行くのでしたら、2泊3日は必要です。
スフィアで軽く観光し、3日あれば何とか観光することが可能ですが、4日間は欲しいところですが、ゆっくりブルガリアを満喫するなら5日間必要です。
ブルガリアの効率的な観光ルートは?おすすめモデルコース!
ブルガリア観光旅行ですが、近隣の1か国とセットで巡るツアーが多く、日数も8日間が多いです。
コースによっては先にブルガリアの滞在か隣国での滞在かになり、ブルガリアでバラ祭りの開催中が一番観光客が訪れます。
ブルガリアの首都ソフィアには、たくさんの観光地があるので、交通機関を使わなくても観光できるスポットがあります。
ブルガリの首都ソフィアで効率よく定番の観光地を巡りたいという方におすすめが、ソフィア市内を歩いて巡るウォーキングツアーです。
約2時間くらいでソフィアの主な観光地を巡ることができます。
- 聖ネデリャ教会
- 聖ソフィア聖堂
- 聖ペトカ地下教会
- 中央市場
- バーニャ・バシ・ジャーミヤ
- ニコライ聖堂
- 無名戦士の記念碑
- 聖シノド
- ツァール・ボボディテル像
美しいソフィアの街で思いっきり楽しみましょう。
ソフィアからブルガリアの隠れた観光地のベログラトチク奇岩と要塞への1日ツアーもあります。
- ベログラトチク奇岩
- ベログラトチク要塞
現地の観光ツアーに参加すると、奇岩群の歴史など、興味深い伝説なども話してくれます。
英語か日本語ガイドかどちらかを選ぶことができます。
ソフィアから出ている1日ツアーですが、中世の街、プロヴディフを満喫する観光ツアーです。
- ローマ円形闘技場
- ローマ式シアター
プロヴディフはトルコと国境が近い古都で、街全体が古代遺跡のようで、劇場や中世の塔、トルコ風呂など美しい家が残っています。
ブルガリアワイン産地1日グルメツアーがあります。
このツアーでは世界的に有名な、メルニックワインの試飲ができる観光ツアーになっています。
他にもソフィアから観光ツアーがたくさんあります。
ブルガリアの物価は?観光費用はどれくらい?
ブルガリア旅行の平均日数は、約10日で費用は平均15万円、妥当な金額だと思われます。
平均な金額ですが、宿泊するホテルや食事をするレストランによって、費用が上がります。
ブルガリア観光をする上で必要となるのが、交通費です。
ソフィア市内の移動ならわずかな電車賃が必要となりますが、遠出をする場合は、先にどれだけの費用が掛かるのかを調べておくことをおすすめします。
食費ですが、お酒を飲まないのなら大体最低3000円+日数で、お酒を飲まれるようなら最低でも5000円+日数は考えた方がいいです。
気になる物価ですが、ブルガリアはEU加盟国ですが、ユーロではなくて、自国の通貨レフを使用しています。
1ユーロが約2レフと固定されている相場になっているので、日本円ですと1レフは約70円となります。
首都ソフィア市内のバスで1レフ、1.5ℓのミネラルウオーターが0.7レフ位なので、ブルガリアの物価は、日本の3割から4割くらいとではないでしょうか。
他に諸費用としては、イベントやアクティビティを楽しむ分の費用とお土産代も必要となりますので、量とグレードで金額もアップしますので、ご注意ください。
ブルガリア観光のベストシーズンは?冬でも楽しめる?
ブルガリア観光のベストシーズンは、バラの谷でバラ祭りが開催される5月~6月、黒海側にあるリゾートが賑わうのは5月~10月で、春から秋が一番観光客が多くブルガリアを訪れますが、冬はスキーやスノーボードを楽しむことができます。
ブルガリアの首都スフィアから北へ60㎞行ったところに、スキーリゾートがあります。
スキー場ってあまりブルガリアで聞きませんが、冬の寒さは半端ないので、スキー場もたくさんあります。
東欧のスキー場は、リフト代やレンタル代、スキースクール4時間付でも日本円で1400円位で、西欧に比べると非常に安いです。
山岳リゾートになるので、夏には登山やハイキングなどスポーツを楽しむことができます。
EUに加盟してからは、格安ということでヨーロッパ各地からスキー観光客がブルガリアに訪れます。
都心から30分で行けるビトシャ、多彩なコースや設備が充実している都心から1時間のところにあるボロヴェッツ、特に外国人に人気があるのはバンスコ、有名トップスキーヤーが出ているチェぺラレなど、スキーリゾートがあります。
ブルガリアの治安は?観光で英語は通じる?
ブルガリはヨーロッパの中で一番英語が通じない国と言われていましたが、今では両替所などは英語が通じる場所が多くなってきています。
ホテルに空港、両替所などは英語は通じます。
駅で駅員さんやバスの運転士さんに英語で問いかけると、ブルガリア語で答えが返ってきたというのは結構あります。
ちょっとした質問は、年配の人ではなくて、若い人話しかけた方が英語が通じる可能性大です。
など他の国もそうですが、首都など大きい街や都市では比較的英語が通じますが、地方に行けば行くほど、英語は通じなくなり、母国語になります。
ブルガリアでは、英語のほかに通じやすいのが、ロシア語やドイツ語だといわてていて、トルコ語も多いといいます。
これらの言葉を話せる人は、ブルガリアに来たときは、非常に役立ちます。
ブルガリア観光のおすすめお土産6選【バラ/ヨーグルト製品】
ではブルガリアのおすすめのお土産を見ていきましょう。
ブルガリアのお土産には、以下のものがあります。
- ヨーグルト製品
- ローズオイル製品
- トロヤン焼きの陶器
- はちみつ製品
- 刺繍製品
- キリム
続いて、ブルガリアのお土産を、それぞれ詳しくみていきます。
ブルガリア観光のおすすめのお土産①:ヨーグルト製品
ブルガリアのお土産物として、美容効果があるとたいへん喜ばれるのがヨーグルト製品です。
ブルガリアと聞くとすぐに「ヨーグルト」という答えが返ってくるほど、日本人にとってブルガリア=ヨーグルトというイメージがあります。
ヨーグルトは美容効果も良いので、クレンジングやローズオイルが配合されたリップバームや保湿クリームなどがあります。
パッケージも可愛いと評判なので、お土産物としても大変喜ばれています
ブルガリア観光のおすすめのお土産②:ローズオイル製品
ローズオイルは世界シェアの70%を占めているのでお土産物屋さんは、バラのオイルで作られた石鹸や香水、クリーム、などバラ製品がいっぱいあります。
ブルガリアで最も有名で人気のあるお土産物は、バラを使ったローズ製品です。
日本ではお高いバラ製品ですが、ブルガリアは高品質な上、お値段もとてもリーズナブルな価格です。
ブルガリアのスーパーでは「ロクム」というバラのお菓子も人気があります。
ブルガリア観光のおすすめのお土産③:トロヤン焼きの陶器
トロヤン焼きは、ブルガリアの伝統的は陶器で、何世紀も前から受け継がれてきた陶器です。
色鮮やかなのが特徴で、形やサイズの色々で、お皿やコップなど種類も豊富です。
色とりどりのお皿には美味しい料理を、コップにはブルガリアのハーブティーなど、より食事を美味しく感じます。
ブルガリア旅行の思いすのに、トロヤン焼きのティーセットをお土産にいかだでしょうか。
日本でもブルガリアなひとときを感じることができます。
小さな小皿もセットであるので、お土産にも喜ばれています。
ブルガリア観光のおすすめのお土産➃:はちみつ製品
ブルガリアは、はちみつの名産地です。
木々や草花などの自然に恵まれたブルガリアのはちみつは、美味しいだけではなくて、脳作用の促進、免疫を強くしたり、血圧の低下、白血病の防止をする効果があるあります。
ブルガリアのはちみつは色や味などバラエティー豊かで、瓶詰め製品や噛んで味わえるステックタイプの物も販売しています。
色々タイプがあるので、食べ比べをしてみることをおすすめします。
ブルガリア観光のおすすめのお土産⑤:刺繍製品
ブルガリアの刺繍は、色鮮やかで民族衣装にも取り入れられているほど、お土産としても人気があります。
手作りのテーブルクロスやコースターなど、お値段も格安で手に入ります。
ハンカチなどに刺繍されているのですが、刺繍柄の色や模様には意味があるそうで、どういう意味があるのかお店の人に尋ねると教えてくれます。
観光客のお土産用に、ハンカチとローズオイルがセットになった物もあるので、お土産物には人気があります。
ブルガリア観光のおすすめのお土産⑥:キリム
ブルガリアのキリムは、伝統的なウールの手織りのカーペットで、敷物以外にもカバーにしたり、壁に飾ったり、色もデザインの豊富で、お土産物にも人気があります。
大きなキリムから小さいキリムもあるので、部屋に飾るとちょっとお洒落な感じの雰囲気がある空間ができます。
ブルガリア観光局のサイトもおすすめ!
ブルガリアのことをもっと知ろうというコンセプトに、ブルガリアに関する様々な情報を知ることができます。
首都ソフィアから黒海沿岸にあるヴァルナまで、色々な時代を感じる建物も多く残されています。
ブルガリアでは、トラキア、古代ローマ、オスマン帝国と様々な時代を感じることができます。
このサイトでは、ブルガリアと日本の関係なども紹介されています。
毎年ソフィアで開催されている「ソフィア マラソン」は、近隣のヨーロッパの各地から毎年2500名が参加する東欧で人気のマラソン大会の情報も、また、走るコースはヨーロッパ最古の街といわれる、ソフィアの歴史的建造物の中を走ります。
マラソンなど興味のある方はぜひともブルガリアの情報サイトをご覧になってください。
ブルガリア人気観光地のまとめ
ブルガリアは歴史的建造物や博物館、郊外には自然豊かな楽しい観光地が多いです。
どの季節に訪れても、十分楽しむことができます。
はちみつやバラのオイルを使った伝統料理など、東欧ヨーロッパだけど、エスニックな雰囲気を感じる街並み、見どころがいっぱいあります。
首都ソフィアを拠点に観光やスポーツにブルガリア旅行を楽しんでくださいね。