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2019/07/09

ローマで人気のおすすめ観光地15選!定番スポットから穴場まで紹介!

イタリアの首都であるローマ。
その名は名高く、「ローマの休日」を始め様々な映画がローマを舞台に撮影されました。

多くの遺跡や寺院があることから海外から多くの観光客が訪れ、その規模はEU(ヨーロッパ連合)の中ではロンドンとパリにつぐ3位で年間最大で1000万人です。
その名を知らぬものはいないほどメジャーな観光地ですが、一体ローマにはどんな観光地があるのでしょう。

ここではローマの観光地情報とその歴史を一緒に紹介しようと思います。

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本記事のコメンテーター

ローマ観光の基本情報

歴史ある観光都市ローマ

ローマは南ヨーロッパのイタリアの首都です。
人口はおよそ290万人で、観光客数の方が多いんですね。

ヨーロッパの中でも古くから国の中心や首都として発達してきた経緯があるため今でもその遺跡や多くの教会が集中しているのです。
キリスト教の総本山であるヴァチカン市国という、サンピエトロ大聖堂とその周りの教会や礼拝堂などを囲む程度の小さな都市国家もローマの中心部に位置しています。

そもそもローマはいつ頃作られた都市なのでしょうか。
ローマの起源はおよそ紀元前7世紀ごろまで遡ります。

その頃ギリシアなどからの影響を受け、建築物にもその影響がみられます。
ローマは都市国家として早くから政治が発達し市民の声も取り入れながら、王となる人物が支配・指導をして徐々に周辺に領土を拡大していきました。

その頃周辺には様々な民族がいましたがローマのように強力な統治体制を敷いているものは多くはありませんでした。
そのため周辺の民族や勢力との戦いを繰り返しながら領土を拡大し、最盛期には南はアフリカ北岸、北はグレートブリテン島南部、東はイランのあたりまで拡大し、地中海帝国を築きました。

拡大しすぎたローマ帝国は徐々に地方の離反により分裂を始め、周辺民族によって領土や財産も奪われていきました。
この頃キリスト教が誕生し、信者が増大するとローマ帝国は当初迫害していたキリスト教を体制に取り入れることにより帝国の存続を図ろうとするものの最終的にゲルマン人という民族により滅ぼされてしまったのです。

その歴史あるローマ、一体どのような観光地があるのでしょうか。
ここでは15つ厳選してご紹介します。

<下に続く>

ローマ観光で人気のおすすめスポット15選

  1. サン・ピエトロ大聖堂
  2. ヴァチカン美術館
  3. コロッセオ
  4. サンタンジェロ城
  5. フォロ・ロマーノ
  6. トレビの泉
  7. パンテオン
  8. ナヴォーナ広場
  9. スペイン広場
  10. 共和国広場
  11. 真実の口
  12. カラカラ浴場
  13. 骸骨寺
  14. ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂
  15. パラティーノの丘

ローマおすすめ観光地①: サン・ピエトロ大聖堂

サン・ピエトロ大聖堂はキリスト教カトリックの総本山で、ヴァチカン市国という都市国家の領土の大部分を占めています。
大聖堂は4世紀にコンスタンティヌス帝によって建てられ、16世紀に大幅に改築、ブラマンテ、ミケランジェロ、ラファエロといった大物芸術家の手によって工事が行われました。

19世紀に教皇領という形でイタリア帝国とは別の立場を取っていたヴァチカン市国は、一時はイタリアに吸収されてしまいますが1929年に当時のイタリアの首相ムッソリーニと条約を結び独立国家として認められたのでした。

しかし実際には国境検問所や出入国管理などは一切なく、ローマ市内からの出入りは自由になっています。
気づいたらヴァチカン領内に入っていた、なんて感じで全く意識すらされないほどです。

大聖堂は中の見学が無料ででき、有料ですがドームにも登ることができます。
サン・ピエトロ大聖堂の前の広場は多くの観光客がひしめいています。

ローマにくるのであればここはまず行くべき場所といっても過言ではないほど有名な観光地です。
内部にはミケランジェロやジョット、ベルニーニといった多くの巨匠による彫刻や絵画、壁画によって装飾されています。

その歴史を軽くでも調べておくとより深く楽しめることでしょう。

20代男性

ダン・ブラウン原作の『天使と悪魔』でも出てくるここのサン・ピエトロ大聖堂の前の広場は想像していたよりもさらに大きく、そのローマ教皇の権威を見せつけられる気分になります。

大聖堂内部も天井の高さに圧倒され、歴代のローマ教皇の遺体などを見ることができます。

サン・ピエトロ大聖堂

ローマおすすめ観光地②:ヴァチカン美術館

ヴァチカン美術館はバチカン市国内にある、歴代ローマ教皇の収集した美術品を展示する世界最大級の美術館です。
例年1800万人もの観光客が訪れ、7キロにもなる長い廊下と展示室を観覧します。

システィーナ礼拝堂という、教皇選出の際に使われる礼拝堂もこの一部になっていて、その壁画である『最後の審判』はあまりにも有名です。
美術館内には他にも教科書で一度は見たことがあるような、『アテナの学堂』、『ラオコーン』、その他ラファエロやレオナルド・ダ・ヴィンチといった有名な芸術家の絵画や壁画、彫像が数多く展示されています。

ローマに観光にきたついでにそのルネッサンスや数多くの貴重な芸術品には目を通しておきたいですね!
素人の方でもたくさん見れば目が肥えて批評ができるようになるかもしれません!

20代男性

内部はとても広く、1日かけても全部は見られないでしょう。
観光客がとても多いのですが、有名なアテナイの学堂やラオコーンなどがみられて良かったです。

入場料 大人 子供(6~18歳)
現地購入 17ユーロ 8ユーロ
ネット予約 21ユーロ 12ユーロ
ヴァチカン美術館

ローマおすすめ観光地③:コロッセオ

コロッセオはローマ帝国時代に作られた円形闘技場です。
こちらもローマを代表する有名な観光地で、その歴史は紀元80年にまで遡ります。

ローマ帝国ではローマ市民に対する娯楽の一つとして奴隷や捕虜を剣闘士にして戦わせました。
映画「テルマエロマエ」でもグラディエーターと呼ばれる剣闘士が出てきますね!

闘技会は政治家たちによってプロパガンダのように使われることもあり、ローマ市民に血なまぐさい戦いを見せて支持を獲得したと言われています。
奴隷たちも勝てば勝つほど社会的地位の向上と名誉が得られるという仕組みが出来上がっていました。

この奴隷たちはローマ帝国の拡大に伴う周辺の諸民族や戦争捕虜から構成されていました。
過酷な訓練に耐えきれずなんどか大規模な反乱がおき、12万ほどの勢力がイタリア半島を混乱させたこともあります。

およそ2000年弱の歴史をもつ闘技場は現在はかなり破損され、床下であった場所までむき出しになっています。
その佇まいは当時の闘技会の様子を彷彿とさせます。

20代男性

現代のスタジアムに劣らぬ規模のコロッセオは、外見こそ破損はしているものの当時の技術力の高さを思い知らされます。

入場料(コロッセオ、パラティーノの丘と共通チケット(有効期限2日)) 大人(18歳以上) 18歳未満
現地購入 12ユーロ 無料
ネット予約 14ユーロ 無料
コロッセオ

ローマおすすめ観光地④:サンタンジェロ城

サンタンジェロ城はテヴェレ川右岸にある城塞です。
ローマの他の観光地に比べると少し知名度は低いかもしれませんが、重要な遺跡でおよそ1900年の歴史があります。

元は五賢帝のうちの一人、ハドリアヌス帝によって霊廟として建設が開始されました。
その後は軍事施設として利用されたり、異民族侵入に対する要塞、牢獄、避難所などの役割を果たしました。

現在では博物館として利用されており、中にはイタリア半島統一運動時に活躍した赤シャツ隊の装備や19世紀に使用された重火器や剣などが展示されています。
ヴァチカン市国と近く、上階からはサン・ピエトロ大聖堂がすぐ近くに見えます。

20代男性

中の展示はあまり多くないのでささっと進めます。
一番上まで登って砦からローマの街を眺めるのはなかなか楽しいです。
中にはレストランやカフェもありました。

サンタンジェロ城

ローマおすすめ観光地⑤:フォロ・ロマーノ

ローマは遺跡が多く、歩いていても飽きない上一日中歩くとローマの見所はだいたい全部見れてしまうほどあまり大きくはないのです。
その中でもフォロ・ロマーノはコロッセオのすぐ隣にあり、さらにそのすぐ横にあるパラティーノの丘と合わせて合同チケットとなっています。

フォロ・ロマーノはローマの中でも有名な観光地で、古代ローマ帝国の遺跡がそのまま残っています。
フォルムというのが広場を意味し、フォロ・ロマーノはいくつか建てられたフォルムの中で、当時政治・宗教の中心としてもっとも重要であったものです。

今では土や草に覆われているところもありますが、当時ここがローマ帝国の首都の重要な中心地であったことを想像すると面白いですね!
当時の技術力の高さにも驚愕します。

その後異民族の侵入によってローマの建物などは破壊や略奪にあってしまいます。
今あるものは19世紀ごろになってようやく発掘されたものです。

20代男性

入らなくても外からかなり見られる部分もあり、まずは外から眺めてみてもいいかなと思います。

敷地内に入ると間近で遺跡がみられるのでより雰囲気は出るかと思います。

入場料(コロッセオ、パラティーノの丘と共通チケット(有効期限2日)) 大人(18歳以上) 18歳未満
現地購入 12ユーロ 無料
ネット予約 14ユーロ 無料
フォロ・ロマーノ

ローマおすすめ観光地⑥:トレビの泉

ローマの観光地というとまず頭に思い浮かべるものの中でトレビの泉は一番目か二番目には入ってくるのではないでしょうか。
トレビの泉は「ローマの休日」といった映画や他にも多くの映画に舞台として利用されました。

元は古代ローマ帝国に起源を発するこの遺跡は、18世紀に今の形になりました。
その美しく、精巧な彫刻は連日日夜多くの観光客を惹きつけます。

トレビの泉には言い伝えがあり、後ろ向きにコインを投げ入れると願い事が叶うとされています。
そのため後ろ向きでコインを投げる姿を写真に収めている姿も多く見られます。

コインの枚数によって叶う願い事も違うとされており、1枚であればまたローマに戻ってくることができ、2枚であれば愛する人と永遠に一緒でいられ、3枚であればなんと妻や夫、恋人と別れることができるといいます。
コインはのちに回収されチャリティ団体に寄付されるのでご安心を。

20代男性

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂やパンテオンから歩いて来れる距離にあります。
人が多く、写真の順番待ちということもありました。

ここでは写真をとってる隙にスリにあうといったことが報告されているので注意が必要です。

ローマおすすめ観光地⑦:パンテオン

パンテオンは神殿を意味し、文字通り神殿を連想させるような造りになっています。
初代パンテオンはアウグストゥス帝の古代ローマ時代に建てられましたが、おのちに火事で焼け落ちてしまいました。

その後2世紀前半五賢帝の一人ハドリアヌスによって再建され今の形となりました。
その広い空間もさることながら当時の建築技術がいかに発達していたかを示す重要な遺産です。

観光地としても人気で無料で入れるため、開館時間中は絶えず観光客がやってきます。
元はアウグストゥス帝を奉る目的で建てられましたが、市民の反対が予想されたためあらゆる神様を祀る神殿として利用されることになりました。

今では有名な画家ラファエロや初代イタリア王国国王ヴィットーリオエマヌエーレ2世、2代目のウンベルト1世といった人物の遺体が収められています。

20代男性

天井にある丸い穴がいったいなんのために作られたのか、ぼーっと眺めているとその穴がいかに計算づくで作られたのかわかってきます。

穴から差し込む光がパンテオン内全体を照らし、神秘的な雰囲気を作り出しています。

パンテオン

ローマおすすめ観光地⑧:ナヴォーナ広場

ナヴォーナ広場はローマにある広場で、かなりの広さがあります。
他の多くの遺跡と同じく2000年の歴史を有し、競技場として使われた経緯があり、一説によれば広場全域に水を貼ってボート競技まで行われたといいます。

街中の広場に水を張ってボートなんてローマの人たちはまるでバブル世代のように豪勢だったのでしょうか。
ここには3つの噴水があり、トレビの泉と同じバロック時代に建てられました。

そのためトレビの泉と似たような雰囲気を醸し出していますが、こちらでもっとも豪華な噴水は「四大河の噴水」と呼ばれ、ナイル河、ガンジス河、ドナウ河、ラプラタ河といった世界中の大河を模した彫刻となっています。

筋骨隆々な4体の像の上にはオベリスクという先端が尖った、神を模した塔が建てられています。
この噴水がこの広場ではメインのスポットで観光客も多く訪れます。

また噴水の前にはサンタ・ニューゼ・イン・アゴーネ教会があり、サン・ピエトロ大聖堂を彷彿とさせるようなドームを備えたその外観と、内部の美しい装飾には目を見張ります。

20代男性

ここでボート競技が行われていたなんて思えませんが、確かにとても広く、真ん中の噴水の彫刻は特に見ものでした。

ローマおすすめ観光地⑨:スペイン広場

スペイン広場は映画「ローマの休日」でも主演のオードリー・ヘップバーンがジェラートを食べた場所として観光客の間で一躍人気観光スポットとなりました。

広場の名前であるスペインは近くにスペイン大使館があることから名付けられたとされています。
なだらかな階段と、後ろにそびえる教会、オベリスクはなんだか神々しい気持ちになります。

近くにはイタリアらしくヨーロッパの高級ブランド店が立ち並び、お土産屋、カフェ、レストラン、ホテルなどが集まっておりまさに観光地といった感じがしています。
オードリー・ヘップバーンを真似してここでジェラートを食べているところを写真を撮るといった人も多いようです。

20代男性

スペイン広場にあるスペイン階段はインスタ映えになるスポットかと思います。
自分も教会を背後に階段に座って一枚パチリ。

ローマおすすめ観光地⑩:共和国広場

共和国広場はローマテルミニ駅から歩いて5分ほどのエリアにあります。
広場中心にはナイアディの噴水があり、それをその後ろには5つ星ホテルがカーブを描きながらそびえており美しい景観を生み出しています。

目の前にはサンタ・マリア・デランジェリ・エ・デイ・マルティーリ聖堂という重厚で巨大な聖堂もあります。
さらにその横にはディオクレティアヌス帝の浴場遺跡が残っていおり、聖堂も浴場遺跡も観光客が多く訪れます。

ご存知の方も多いことかと思いますが、古代ローマでは日本人と同じくお風呂の文化があり、皇帝が市民の慰労のために建てた浴場の遺跡が各地にあります。
なんだか親近感が湧いてきますね!

20代男性

ホテルの内部にはレストランやカフェ、お土産屋などもあり、ここで食事を取ることができました。

浴場の遺跡も浴場だけでなく、聖堂もあったので時間をかけてみて回ることができました。

ローマおすすめ観光地⑪:真実の口

真実の口は超有名な観光地です。
これを模した占い機やレプリカも日本を含め至る所に設置されています。

小さい頃には嘘をついたらこの顔の口に入れた手が抜けなくなる、手が切り落とされると聞かされた人もいると思います。
もちろんそんなことはないのですが、その数々の伝説やまたまた映画「ローマの休日」のワンシーンで登用されたことから一躍有名になり連日行列ができる人気観光地となりました。

今でもその人気は衰えず、観光客は絶え間なく手を入れては写真を撮っています。
手が抜けなくなるなんてことはありえないとわかっていてもドキドキしてしまいます。

そんなスリルを味わいたい方にはおすすめですね!

教会入場料 真実の口撮影
無料 2ユーロ
真実の口

ローマおすすめ観光地⑫:カラカラ浴場

カラカラ浴場は先ほども紹介したようにお風呂好きのローマ人たちの浴場のうちの一つです。
遺跡として残る浴場の中ではもっとも有名で3世紀初頭に建てられました。

今のフィットネスクラブみたくジムやサウナのようなものまで併設していたような跡さえあり、ローマ文明の先進性がわかることでしょう。
当時は安い料金で誰でも入ることができ、市民の憩いの場としての機能を果たしていたといいます。

なんとマッサージ室や図書館まであり、今から2000年前にいかにローマ人が勢を尽くして暮らしていたかわかることでしょう。
しかし時代が下ると次第に退廃的になっていき、犯罪の温床地となってしまったため、異民族の侵入とともにローマが混乱に陥ると閉鎖されました。

今ではそんな当時の市民の生活の様子を見ることができる観光地として人気を博しています。

入場料 大人 子供(18歳未満)
現地購入 8ユーロ 無料
ネット予約 10ユーロ
カラカラ浴場
  • 住所
  • 営業時間
    1月2日〜2月15日、10月の最終日曜日〜12月31日:午前9時〜午後4時半 2月16日〜3月15日:午前9時〜午後5時 3月16日〜3月の最終土曜日:午前9時〜午後5時半 3月の最終日〜8月31日:午前9時から午後7時15分 9月1日〜9月30日:午前9時〜午後7時 10月1日〜10月の最終土曜日:午前9時から午後6時半
  • 定休日
    1月1日、5月1日、12月25日
  • 公式サイト

ローマおすすめ観光地⑬:骸骨寺

突然ですが皆さんは本物の骸骨を見たことがあるでしょうか?
そうでなければここ骸骨寺でいくらでも見ることができます。

骸骨寺の正式名称はサンタマリア・デッラ・コンチェツィオーネ、かなりマニアックな観光地のため、ローマにいったことがある人でもここにきたことがあるという人は少ないでしょう。
この教会の地下には約4000体と言われる骸骨が装飾に使われ、天井や壁あらゆるところが骸骨に埋め尽くされています

なぜこのような装飾に使われることになったのでしょう。
元は亡くなった人の遺骨を効率よく積み上げて納めるというのが本来の目的でしたが時代がくだってそれがアートとして見られるようになったのです。

その意味でキリスト教としてはネガティブな意味はなく、日本人が見ていても不思議と不気味さを感じることもなくどこか落ち着いた雰囲気があります。

20代男性

中心部からは若干外れの地にありますが、トレビの泉やスペイン広場からは歩いて行ける距離にあります。

あまり有名でないのか観光客はほとんどいませんでした。
上にある教会の方も落ち着きがあるのでついでにみてもいいかもしれません。

入場料 大人 子供(18歳未満)、ご年配の方(65歳以上)
個人 8.5ユーロ 5ユーロ
団体(10人以上) 6ユーロ
骸骨寺

ローマおすすめ観光地⑭:ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂は19世紀に成立したヴィットーリオ・エマヌエーレ2世に追悼の意を込めて建てられました。
その堂々とした外観は、全て大理石で建てられており、中心にはヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の騎馬像が捧げられています。

内部にはイタリア統一戦争についての歴史博物館や海軍旗に関する展示がされています。
しかし実際には地元の人にはあまり人気がなく揶揄されており、その一方観光客からはイタリア統一戦争のモチーフとして認識され観光スポットとなっています。

入場は無料です。

20代男性

夜に行ったのですでに閉まっていたのですが、その重厚な建築と華やかなライトアップで、まるでヴィットーリオ・エマヌエーレ2世がこれから遠征に行くかのような雰囲気でした。

入らなくても夜に外から見るだけでも十分楽しめるかなと思います。

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂

ローマおすすめ観光地⑮:パラティーノの丘

パラティーノの丘はフォロ・ロマーノとコロッセオとセットになっている古代遺跡群です。
古代ローマ建設の基礎となったローマの七丘のうちもっとも古いものとされています。

パラティーノの丘には色々なローマ建国神話があり、ローマを建国した兄弟とされているロムルスとロレスが川に捨てられたあと狼に拾われてこの丘の洞窟で育てられた、という話などがあります。
実際イタリアに行くと各地にそれを象徴した、二人の赤子が狼の乳を飲んでいる銅像が立てられています。

つまりここはローマの建国史においてもっとも興味深い観光地とも言えるでしょう。
現実は神話とは異なりますが、それでもここには貴族や皇帝など裕福な人が住む場所であったため歴史的にも重要なスポットになっています。

遺跡群の中には競技場を見下ろすことができる皇帝の観覧席や皇帝の私邸、水道橋など当時の威厳を伝えてくれる遺跡がかなりいい保存状態で残されており、多くの観光客を引きつけています。

入場料(コロッセオ、パラティーノの丘と共通チケット(有効期限2日)) 大人(18歳以上) 18歳未満
現地購入 12ユーロ 無料
ネット予約 14ユーロ 無料
パラティーノの丘
  • 住所
  • 営業時間
    ・8:30〜16:30(10月の最終日曜〜2月15日) ・8:30〜17:00(2月16日〜3月15日) ・8:30〜17:30(3月16日〜3月の最終土曜日) ・8:30〜19:15(3月の最終日曜〜8月31日) ・8:30〜19:00(9月1日〜9月30日) ・8:30〜18:30(10月1日〜10月の最終土曜)
  • 定休日
    1月1日、5月1日、12月25日
  • 公式サイト
<下に続く>

ローマで人気のおすすめ観光地15選!定番スポットから穴場まで紹介!のまとめ

ローマ観光地まとめ

街全体が歴史的雰囲気を残しており、どこを歩いてもその古代ローマの悠久の歴史を肌で感じ取ることができる街、ローマ。
実際に来てみるとここで紹介した観光スポット以上に多くの魅力を発見することでしょう。

ローマの魅力はその観光スポットだけでなく、一国家の都市として多くの有名レストランもあります。
自分なりのローマを発見してみましょう!

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中学時代に読んだ一冊の本をきっかけに世界中に自分の足で旅に出ることを決意。
大学入学後は長期休暇を利用して主に中国やインド、イラン、トルコなどアジア各国を巡っている。

北京大学留学も決まり、その間に中国各地を巡る作戦を練っている。
趣味は中国映画、小説。

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