温泉が有名なブダペストってどんなところ?
ブダペストは、ハンガリーの首都で且つハンガリー最大の都市です。
町の中心にはドナウ川が流れていて、その美しい街並みから「ドナウの真珠」とも呼ばれています。
ハンガリーの文化にはトルコやローマの影響が反映されており、首都のブダペストもトルコやローマの歴史を感じることができます。
公用語はハンガリー語とロマ語ですが、観光地では英語も広く使われています。
ブダペストは、近年観光地としてヨーロッパ内外から注目を集めています。
ブダペストへの観光客数は年間270万人で、世界で37番目に多いと言われています。
ブダペストの温泉の特徴は?なぜ温泉が有名なの?
そのブダペストは、温泉が有名です。
かつてトルコ帝国が現在のブダペストを支配していたことから、東欧の他の都市にはないブダペストならではの温泉が魅力として観光客を引き付けるようになりました。
ブダペストは、世界でも最大の地下熱水系統があることから、有名なセーチェーニ温泉をはじめ、80もの温泉が沸いています。
セーチェーニやキラーイ!ブダペストでおすすめの人気温泉5選!
では、ブダペストでおすすめの人気温泉のスポットをみていきましょう。
ブダペストでおすすめの人気温泉のスポットには、以下のスポットがあります。
- セーチェーニ温泉
- キラーイ温泉
- ルダシュ温泉
- ゲッレールト温泉
- ヘーヴィーズ温泉湖
続いて、それぞれのブダペストでおすすめの人気温泉について詳しくみていきます。
セーチェーニ温泉
ブダペストにあるヨーロッパ最大の温泉です。
ブダペストの市民公園内にあるので、アクセスもしやすく観光客に人気です。
セーチェーニ温泉には、15の室内風呂に加えて3つの屋外プールがあり非常に広いです。
温泉だけでなく、エステサロンやネイルサロンもあるため、1日のんびりスパを楽しむこともできます。
セーチェーニ温泉
住所:Budapest, Állatkerti krt. 9-11, 1146 ハンガリー
電話番号:+36 1 363 3210
営業時間:6時00分~22時00分
定休日:不定休
入場料や利用料:4100~ フォリント
URL:http://www.szechenyifurdo.hu/
キラーイ温泉
ブダペストにある温泉施設の中で、500年以上の歴史のある温泉です。
1565年にブダを占領したトルコ人によって建設され、1796年に再建されました。
ブダペスト市内にあり、アクセスもしやすいです。
地下鉄のバッチャーニ広場駅が最寄駅なので、地下鉄でもアクセス可能です。
温泉施設内は古風な雰囲気でのんびりと楽しむことができます。
ブダペストの温泉は、温泉とはいえ36度の温泉もあるので、のぼせることなくのんびりと過ごすことができます。
キラーイ温泉
住所:Budapest, Fő u. 84, 1027 ハンガリー
電話番号:+36 1 202 3688
営業時間:9時00分~21時00分
定休日:不定休
入場料や利用料:1日券 2,400フォリント、貸切 4,000フォリント
URL:http://www.kiralyfurdo.hu/
ルダシュ温泉
インスタ映えする露天風呂が魅力的の温泉施設です。
火曜日は女性専用、土日は混浴、それ以外の日は男性専用となっているので、注意が必要です。
16世紀に作られた歴史のある温泉です。
温泉内には5つの浴槽があり、のんびりと過ごすことができます。
ルダシュ温泉
住所:Budapest, Döbrentei tér 9, 1013 ハンガリー
電話番号:+36 1 356 1010
営業時間:6時00分~22時00分
定休日:不定休
入場料や利用料:5,000 フォリントから6,200 フォリント
URL:http://www.rudasfurdo.hu/
ゲッレールト温泉
ブタペストの宿泊施設、ダヌビウス・ホテル・ゲッレールト内にある温泉です。
1912年から1918年にかけて建設された歴史のある建物で、建物様式はアール・ヌーヴォー様式です。
ホテル宿泊客は無料で利用できますが、宿泊客でなくても入浴料を支払うことで利用できます。
温泉施設は非常に充実しており、エステサロンやネイルサロンもあります。
ゲッレールト温泉
住所:Budapest, Kelenhegyi út 4, 1118 ハンガリー
電話番号:+36 1 466 6166
営業時間:6時00分~20時00分
定休日:不定休
入場料や利用料:4900フォリントから5300フォリント
URL:http://www.gellertfurdo.hu/
ヘーヴィーズ温泉湖
ヘーヴィーズ温泉湖は、名前の通り湖全体が温泉となっていて、健康リゾートのようになっています。
深さは深い所で20mぐらいで 海とは違い塩分濃度が低いので、多くの人が浮き輪などをつかって泳いでいます。
水温は、冬は24℃程度、夏は36℃程度の天然温泉です。
一年中楽しむことができますが、夏が過ごしやすくておすすめです。
ヘーヴィーズ温泉湖
住所:Hévíz, 8380 ハンガリー
電話番号:+36 83 342 830
営業時間:8時30分〜19時00分
定休日:不定休
入場料や利用料:2800フォリントから4800フォリント
URL:http://www.spaheviz.hu/en/tofurdo/services/
ルカーチやヴェリ・ベイ・トルコ温泉!ブダペストの穴場温泉3選!
では、ブダペストの穴場温泉をみていきましょう。
ブダペストの穴場温泉には、以下のスポットがあります。
- ルカーチ温泉
- ヴェリ・ベイ・トルコ温泉
- ミシュコルツタポルツァ洞窟温泉
続いて、それぞれのブダペストの穴場温泉について詳しくみていきます。
ルカーチ温泉
ブダペストでは温泉治療でも知られていて、広い敷地内に病棟もあり、治療目的の人も多く訪れています。
泥風呂や塩風呂もありますが、これらは治療用なので一般の観光客は入浴できません。
ローマ時代から続く温泉で、歴史と風情がありますが、設備は最新です。
屋外プールやサウナもあり、施設も非常に充実しています。
ルカーチ温泉
住所:Budapest, Frankel Leó út 25-29, 1023 ハンガリー
電話番号:+36 1 326 1695
営業時間:6時00分~22時00分
定休日:不定休
入場料や利用料:3100フォリントから
URL:http://www.lukacsfurdo.hu/
ヴェリ・ベイ・トルコ温泉
570年代に建てられた、トルコスタイルの温泉施設です。
温泉の施設内には、実際にオスマントルコ時代の風呂跡から発掘された遺跡も展示されていて、歴史を感じることができます。
ヴェリ・ベイ・トルコ温泉
住所:Budapest, Árpád Fejedelem útja 7, 1023 ハンガリー
電話番号:+36 1 438 8587
営業時間:6時00分~12時00分/15時00分~21時00分
定休日:不定休
URL:http://www.irgalmasrend.hu/site/velibej/ltalnosinformcik
ミシュコルツタポルツァ洞窟温泉
洞窟の中が温泉になっている観光客に人気の穴場スポットです。
洞窟温泉の奥の方は迷路の様になっていて、探検をする気分で楽しむことができます。
子供向けプールを含んだプールも洞窟の外にあるので、1日楽しむことができます。
ミシュコルツタポルツァ洞窟温泉
住所:Miskolc, Pazár István stny. 1, 3519 ハンガリー
電話番号:+36 46 560 030
営業時間:
定休日:
入場料や利用料:
URL:http://www.barlangfurdo.hu/
ブダペストの温泉に行くときの持ち物は?
ほとんどの施設では、温泉施設や時間帯によっては混浴のことも多いので、水着とビーチサンダルを持っていく必要があります。
プールに入る場合に、スイミングキャップが必須となることも多いので、水着だけでなくキャップも持っていきましょう。
タオルやスイミングキャップなどの必要なものは温泉施設でレンタルできるものもありますが、自分の物を持っていくと便利です。
ブダペストの温泉は14歳以下の子供が入れないところもあり!
子ども向けを明らかに謳っている温泉を除いては、14歳以下の子供は入館できないことがあるので注意が必要です。
セーチェニ温泉やヴェリ・ベイ・トルコ温泉は、公式HPに14歳以下の子供は入れないと明記されています。
ハンガリーでは、14歳以下には健康影響が出る恐れがあることが注意喚起されています。
親の責任の元であれば入館も可能な温泉もあるようですが、事前に確認をしておくことが推奨されます。
ブダペストの温泉に入るときの流れは?入館から退館まで。
基本料金は利用する時間帯、平日と土日などで異なります。
さらに、ロッカー使用かキャビンという個室使用かなどにより利用料金が細かく別れていることがあるので、事前に公式HPなどから調べていくとスムーズです。
ロッカー利用で温泉に入る時には、まずリストバンドをもらいます。
リストバンドにはICチップが埋め込まれていて、温泉施設の利用チケット兼ロッカーキーとなっていますので、無くさないように注意しましょう。
ロッカーに荷物を入れて着替えてからは、温泉施設を楽しむのみです。
退館時にはリストバンドを返却してから帰るのみです。
ブダペストの温泉に行くならブダペストカードが便利!
ブダペストカードがあれば、公共交通機関であるバス、地下鉄、トラムなどに乗り放題となります。
観光の際に非常に便利なのでおすすめです。
さらに、ルカーチ温泉への入館が無料になるだけでなく、ブダペストの主要観光施設であるブダペスト歴史博物館、アクインクム博物館、ヴァザレリ美術館などの入館も無料になります。
非常にお得なので、ブダペスト観光の際にはもっておくと便利です。
ブダペストの温泉で旅の疲れを癒してみては
ブダペストの温泉は、非常に種類も多く歴史的な建物が温泉施設になっていることもあり魅力的です。
日本と違い、水着を着用してプールのような感覚ではいることが多いですが、自然の中にある温泉や歴史的建造物の中にある温泉など、とても興味深いです。
14歳以下の子供がいる場合は入浴可能であるか確認が必要ですが、プールのように水着を着用して入浴するスタイルの温泉がメジャーなので、家族で楽しむことできます。
スイミングキャップやタオルなどは、温泉施設でレンタルすることもできますが、自分のものを持っていくと安心です。
ローマやトルコに影響された、歴史のあるブダペスト市内観光の際には、ぜひ温泉施設にも立ち寄ってのんびり過ごして旅の疲れを癒すのも良いですね。