【治安の前に】クロアチアってどんな国?
風光明媚なアドリア海に面するクロアチアは、九州の1.5倍ほどの面積の国土に、約429万人が暮らす東欧の小さな国です。
あの「魔女の宅急便」の舞台になったとされる「アドリア海の真珠」ドブロヴニクの旧市街をはじめ、世界遺産は国内に7つあります。
大小16の湖と92の滝からなる自然遺産、プリトヴィッツェ湖群国立公園や城壁に囲まれた小島・古都トゥロギールなど、美しい観光地は、世界中からたくさんの人が訪れます。
ノスタルジックなヨーロッパの町の雰囲気をまとう首都・ザグレブ、「世界一美しい夕日」を「シーオルガン」を聞きながら眺めることのできるザダル、名物のケーキ「クレームシュニッタ」がおいしいサモボルと、訪れてみたい魅力的な町がたくさん。
2018年には、サッカーのワールドカップで代表チームが活躍し、日本でも関心が高まりました。
優秀なスポーツ選手を多く輩出するクロアチア、赤と白の市松模様に紋章が入ったクロアチア国旗に馴染みのある方も多いことでしょう。
さて、そんなクロアチアですが、ヨーロッパの中では、比較的安全で治安のいい国だとはされるものの、やはり海外です。
楽しい旅の思い出をつくるためには、トラブルや犯罪には巻き込まれたくないもの。
外務省がホームページで公開する「海外安全情報」を参考に、以下で、クロアチアの治安について詳しく見ていきましょう。
クロアチアの治安を知る前に外務省が発表する危険レベルをおさらい
外務省は、日本人の海外渡航に関して、国や地域ごとに安全対策の指標を設けています。
これは、その国や地域が、どれくらい危険かを4つのレベルに分けて示したもの。
以下の4つのレベルがあります。
レベル1/黄色
「十分注意してください。」
渡航・滞在するときは、通常の海外旅行よりも特別な注意をしましょう。
レベル2/山吹色
「不要不急の渡航は止めてください。」。
特別な必要や目的がない場合は、その国・地域への渡航はやめること、また、それでも渡航する際は、十分に安全対策を取ることが必要です。
レベル3/オレンジ色
「渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」
その国・地域への渡航は、どのような目的があってもやめてください。
場合によっては、その国や地域に滞在している日本人の避難を促すこともあります。
レベル4/赤色
「退避してください/渡航は止めてください。(退避勧告)」
その国・地域に滞在している人は避難してください。
また、当然ながら、これから渡航することもやめてくだい。
ただし、これは単純に危険度をランキングにしてカテゴリーに分けたようなものではなく、それぞれの国や地域によって、注意するべき点や危険の状況は当然ながら異なります。
なぜその危険レベルになっているのか、外務省がホームページに載せている「海外安全情報」の詳細を確認しておくのがおすすめです。
https://www.anzen.mofa.go.jp/
クロアチアの治安状況は?
クロアチアの治安状況は、ヨーロッパの中では、比較的安全と言うことができます。
しかし、観光客の多い国ということもあり、特に、観光シーズンの夏になると、首都ザグレブやドブロヴニク、スプリットなどの観光地で、スリがよく出没します。
また、荷物から少し目を離したすきに荷物を盗まれてしまう置き引きや、タクシーのぼったくり被害、レストランなどで法外な値段を請求される不正請求のような被害も残念ながら少なくないようです。
首都ザグレブの治安状況は?
特に、首都ザグレブでは、スリの被害が頻発しているのですが、注意するべきは、観光客が多く集まる場所やエリア。
ザグレブの中心地イェラチッチ総督広場や、聖母被昇天大聖堂、屋根に描かれた2つの紋章が人気の聖マルコ教会、ロトルシュチャック塔付近などは、観光客を狙うスリ集団が目撃されている場所です。
また、交通機関では、トラム(特に6番線)や長距離バスターミナル(ザグレブ空港とザグレブ中心地を結びます)、鉄道のザグレブ中央駅で、財布や貴重品がよく狙われます。
買い物をしたあと、何気なく財布をそのまま手に持っていたり、美しい建築や景色に夢中になっていると、気づかない内に財布やパスポート、貴重品を盗まれていた、ということになりかねません。
写真撮影中を狙われる事案も多いので、くれぐれも注意が必要です。
治安のいいクロアチアでも気をつけるべき犯罪5選
クロアチア旅行や滞在を楽しむためにも、気をつけておきたい犯罪について、5つまとめてご紹介します。
特に、日本人観光客が被害に遭いやすい犯罪ばかりなので、十分気をつけて、旅行を楽しみたいですね。
気をつけるべき犯罪①:スリ
クロアチアの首都ザグレブで多発するスリですが、ほかの都市や観光地でもスリの被害は相次いでいます。
観光地で建物や景色にうっとりして撮影に夢中になっているうちに、かばんの中から財布など貴重品を抜き取られたり、人混みの中で私物がなくなっていたりすることもあります。
また、リュックサックは両手が開くうえ、長時間背負っていても比較的疲れにくく、旅行に便利なのですが、後ろが見えないので、スリの被害に遭いやすいカバンでもあります。
後ろに目がやれなくて不安なときは、リュックサックを前に持つ、貴重品は入れない、などの工夫をしましょう。
スリは個人で歩いている観光客ばかりを狙うのではなく、移動中の団体客を狙うことも。
団体旅行だと、同行の添乗員さんやガイドさんがいるため、つい気が緩んでしまうこともありますが、くれぐれも油断せず、自分の荷物を守りましょう。
気をつけるべき犯罪②:置き引き
置き引きにも注意が必要です。
日本では、レストランやカフェ、スポーツのスタジアムや公園のベンチなど、一旦、席を離れるときに、場所を取っておくために、カバンなど荷物を置いておくことがありますが、クロアチアだけでなく、海外で荷物を置きっぱなしにしていると、戻ってきたときには、荷物がなくなっていることの方がふつうです。
カバンを置きっぱなしにしないこと、また、荷物、特に、財布やパスポートなどの貴重品、貴重品の入ったカバンからは、目を離さないようにしましょう。
空港や駅で、ほんの一瞬、カバンから目を離したら、カバンがなくなっていた、ということもあります。
気をつけるべき犯罪③:ぼったくりタクシー
これもクロアチアに限ったことではありませんが、海外の、特に観光地では、観光客がその土地のことばを話せず、また、そこのタクシー料金の相場を知らないのをいいことに、法外なタクシー料金を請求してくるタクシードライバーがいます。
もちろん、話好きで親切なドライバーさんに出会うこともたくさんありますが、ぼったくりタクシーに遭わないためにも、タクシーはタクシー乗り場で拾う、タクシー料金の相場を調べておくなどの対策をしておきましょう。
貴重品はトランクに預ける荷物の中には入れず、手元に持っておく、というのも重要ですよ。
気をつけるべき犯罪④:不正請求
クロアチアではあまり聞かない事例ではありますが、海外ではレストランやナイトクラブなどでの不正請求もよくある犯罪で、クロアチアでも不正請求の被害に遭ったという声があります。
レストランやナイトクラブに行ったとき、また、一般のお店で買い物をしたときも、商品やサービスに対して、明らかに高額な金額を請求されていないか、間違いがないかチェックする癖をつけるといいでしょう。
お店の側の勘違いということもあるので、まずはその場で抗議すること、異議申し立てをすることが大切です。
特にクレジットカードで支払いをするときは、暗証番号を押したり、サインをして、支払いを完了する前に、提示されている金額がほんとうに妥当か、もう一度よく確認するようにしましょう。
気をつけるべき犯罪⑤:物乞いに注意
ヨーロッパの街を歩いていると、たびたび見かける物乞い。
クロアチアも例外ではありません。
特に小さい子どもや、子どもを連れたお母さんが、手のひらを差し出して、困っています、お金をください、とジェスチャーしてくると、つい、少しなら、とお金を渡してしまう観光客も多いのですが、一度渡してしまうと、その後もせがまれ続けることに。
物乞いしている人を見かけても、お金を渡してはいけません。
目を合わせないか、もし目が合ってしまっても、ノーとはっきり断ってください。
英語やクロアチア語がわからない、とっさに出てこないときは、日本語で断ってもだいじょうぶです。
言葉がわからなくても、意思表示をすることが大切です。
治安のいいクロアチアでも注意するポイント10選
また、犯罪以外でも、クロアチア旅行の際には、注意したいポイントがあります。
日本では思いがけないようなことや、クロアチア特有の事情によることもあります。
楽しい旅のためにも、クロアチアで注意するべきポイントを、以下の10選にまとめました。
注意するポイント①:深夜の外出や人通りの少ない場所へ行かない、なるべく一人で行動しない
深夜の外出や人通りの少ない場所へ行くことは、日本でも海外でも同様に、犯罪に巻き込まれる可能性が高く、危険です。
特に、勝手のわからない海外では、周囲の様子を注意してよく観察するようにして、できるだけ一人での外出は避けるようにします。
一人で深夜出かけること、人通りの少ない場所へ行くこともあまりしないようにしましょう。
注意するポイント②:スポーツイベントでは過激なサポーターの集まる場所を避ける
愛国心や郷土愛が強く、大きなスポーツの大会などになると、熱狂的に応援するクロアチアの人々。
2018年のサッカーワールドカップで、クロアチア代表チームを熱烈に応援するクロアチア国民の様子を、テレビやニュース映像で見た方も多いのではないでしょうか。
しかし、残念ながら、中には過激なサポーターもいて、特にお酒が入ると、騒ぎを起こすこともあります。
トラブルを避けるためにも、アルコールを提供するカフェやバーで、彼らサポーターたちのたまり場になっているところには近づかないようにしましょう。
注意するポイント③:喫煙場所に注意する
クロアチアでは、レストランやカフェ、バー、また、カジノなどの室内、医療機関周辺での喫煙が、法律によって禁止されています。
違反した場合は、1,000クーナ(17,000円ほど)の罰金を科せられるほか、その店や施設の店員・オーナーにも罰金が科せられるため、すぐに警察に通報されてしまうことも。
大事にならないように、喫煙する人は、喫煙場所に注意してください。
喫煙場所は、屋外、または喫煙用のスペースとなりますが、あらかじめ店員や従業員に確認しておきましょう。
注意するポイント④:「ウイルス性脳炎」の予防策は万全にする
クロアチアの風土病に「ウイルス性脳炎」という病気があります。
世界保健機関(WHO)によると、クロアチア北部がこの汚染地域にあたり、特に、森林を散策する場合や、都市部でも公園で、木や芝生など植物に直接ふれる場合は注意が必要です。
病気の感染源となるダニがそこにひそんでいて、ダニを介して「ウイルス性脳炎」を発症す可能性があるのです。
症状は、日本脳炎に似ており、初期はインフルエンザのような症状が出ますが、やがて脳炎を起こします。
麻痺が残ったり、最悪の場合には死に至ることも。
この「ウイルス性脳炎」には、治療法がないので、予防策を万全にしておくのが大切です。
クロアチアに長期滞在するときは、ワクチンを接種しておくこと。
また、ダニが生息している可能性のある森林・公園では、気安く木にふれたり、芝生を裸足で歩かないようにし、ダニに刺されないような長袖を着ること、ダニ除けのクリームを塗っておくことを心がけましょう。
注意するポイント⑤:細菌性食中毒にかからないように注意する
レストラン、カフェ、バーなどで食事をとる場合、卵料理やマヨネーズを使う料理では、サルモネラ菌による細菌性の食中毒を起こすことがあります。
飲食店の衛生状態をよくチェックしてから食事すること、また、どうしても食事するときは、卵料理やマヨネーズの料理を避けた方がよいでしょう。
また、もしも地元の農家が、個人で処理したり、解体した肉を購入するときも、細菌性食中毒の可能性があるので、十分注意しましょう。
注意するポイント⑥:急病やケガに備えて海外旅行保険に加入しておく
万が一、旅行先のクロアチアで急病やケガに見舞われたら、クロアチアでは、もちろんですが、日本の保険が効かないので、高額な医療費がかかってしまいます。
もし救急車で搬送されれば、数百クーナが必要になるとも。
もちろん、体調には気をつけて、健康に旅行を楽しみたいものですが、旅行中に何が起こるかわからないし、不安な場合や万が一に備えておきたい場合は、日本で海外旅行保険に加入しておくといいでしょう。
それぞれの保険によって補償内容が異なるので、自分に必要な補償内容の海外旅行保険を選んでください。
注意するポイント⑦:夏は紫外線が強いので紫外線対策をを忘れないようにする
アドリア海沿岸に広く伸びた国土を持つクロアチアでは、特に夏の紫外線が強く、紫外線対策は必須です。
帽子やサングラス、スカーフを着用する、日焼け止めクリームを塗っておく、など、紫外線対策は忘れずにしておきましょう。
注意するポイント⑧:水は市販のミネラルウォーターを購入する
クロアチアの水道水は、石灰分を多く含む硬水です。
飲用することは可能ですが、日本の水道水は軟水なので、飲みなれない人も多いでしょう。
その場合は、市販のミネラルウォーターの購入をおすすめします(軟水がよい場合は、軟水のものを選びましょう)。
また、山間部など一部では、水道設備のない地域もあるので、そこでは、飲用水として、ミネラルウォーターが必須になります。
硬水について注意しておきたいことがひとつあります。
それは、小さい子どもや赤ちゃん、胃腸の弱い人は飲まないこと。
硬水には、日本で一般に飲用される軟水よりも、カルシウムやマグネシウムなど、多くのミネラル成分が含まれます。
硬水を飲むことで、ミネラルを手軽に補給できるのはいいのですが、硬水に含まれるマグネシウムが、胃腸に負担をかけ、飲みなれない人はたくさん飲むと、お腹をくだしてしまう可能性も。
胃腸の弱い人や小さい子ども、赤ちゃんは、飲みなれた軟水を飲む方が安心でしょう。
また、日本で市販される粉ミルクには、軟水の使用を前提にしているものもあるので、注意書きを確認しておきましょう。
注意するポイント⑨:旧紛争地域へは立ち入らない
クロアチアの観光地などではこれに当てはまりませんが、クロアチアの一部の地方で、外務省の危険情報危険レベル1(黄色/「十分注意してください」)のアラートが出ている場所があります。
それは、クロアチアが独立をかけて戦った1990年代の旧ユーゴスラヴィア内戦における戦闘地域だったところで、スラボニア地方の一部から中央クロアチア地方の一部、さらにダルマチア地方の一部に及ぶ地域、ならびに、東スラボニア地方の一部で、それらの地方の脇道や山野に、埋設されたままの地雷が残っている可能性があるのです。
旧紛争地域へは安易に立ち入らないようにすること、また、そのような地域に必要があって立ち入る際は、外務省の安全情報を詳しくチェックしてください。
注意するポイント⑩:安易に旧ユーゴスラヴィア内戦について語らない
「注意するポイント⑨:旧紛争地域へは立ち入らない」でも述べたように、クロアチアは1990年代、民族どうしが争う激しい内戦を経験し、たくさんの犠牲者を出しました。
今は平和なクロアチアですが、まだ内戦の傷は人々の心にも、国土にも残っています。
安易に旧ユーゴスラヴィア内戦について語ることは、クロアチアの人々の心証を大きく害する行為です。
軽い気持ちや興味本位で、内戦について語らないように、また、安易に内戦のことを聞きたがらないようにしましょう。
宗教や民族について侮辱するような発言も、もちろん、敬意を欠く行為なので、するべきではありません。
治安のいいクロアチアで、戦争の危険性はある?
外務省の「海外安全情報」をもとに判断すると、クロアチアの危険レベルは、1990年代の紛争時に埋設された地雷がまだ残っている地域の「レベル1/黄色(十分注意してください)」を除くと、危険度表示が出ている地域はなく、差し迫った戦争の危険性や危機はないと考えられます。
ただし、先に述べたように、「レベル1/黄色」の危険レベルが表示されているスラボニア地方の一部から中央クロアチア地方の一部、さらにダルマチア地方の一部に及ぶ地域、ならびに、東スラボニア地方の一部の脇道や山野には、地雷が埋まっている可能性があるので、立ち入らないようにしましょう。
また、現在、差し迫った戦争の危険性がないといっても、安全に関する情報を集めて危険に備えておくのは重要なことです。
外務省のホームページから「海外安全情報」を適宜チェックすること、各種報道から最新の治安情報を入手するように努めましょう。
外務省の海外安全発信サービス「たびレジ」の利用もおすすめです。
登録しておくと、海外渡航先での、スリなど犯罪に関する安全情報に加えて、外出禁止令など最新の治安情報もメールで知らせてくれます。
ぜひ登録をおすすめします。
たびレジ
治安のいいクロアチアで、テロの危険性はある?
外務省の「海外安全情報」によると、先に述べた戦争の危険性と同じく、クロアチアで「十分注意」するべき地域は、旧紛争地帯の一部に限られています。
また、クロアチアでは、これまで(2019年3月現在)日本人を狙ったテロや、日本人が被害に遭うテロは発生していません。
ただし、世界に目を転じると、これまで、日本人は、シリアやチュニジア、バングラデシュにおいてテロの犠牲になっており、欧米やアジアなど、世界中でテロ事件が発生しているのも、また、目を背けることのできない事実です。
加えて、昨今のテロは、単独犯が突然起こしたり、一般市民の多く集まる場所を狙って起こされたりするので、ますます未然に阻止したり探知することが難しくなっています。
クロアチアに限ったことではありませんが、テロはどこでも・誰にでも起こりうるものだということをしっかり意識して、テロの被害に遭うことのないように、安全に関する情報収集に努めましょう。
外務省のホームページから「海外安全情報」を適宜チェックすること、各種報道から最新の治安情報を得ること、外務省の海外安全発信サービス「たびレジ」に登録しておくことがおすすめです。
“クロアチアの治安はいい?悪い?観光時に注意するべき犯罪や安全点を紹介”のまとめ
アドリア海沿岸や旧市街など、美しい観光地が人気のクロアチアは、ヨーロッパの中で、比較的治安のいい国に入ります。
しかし、いくら治安がいいと言っても、油断は禁物です。
スリや置き引き、ぼったくりタクシーなどの犯罪対策のほか、安全に楽しく過ごすためには、感染症対策や食中毒に遭わないための注意、現地でトラブルに巻き込まれないための心構えなども欠かせません。
必要以上に警戒することはありませんが、あらかじめ情報を得て注意していれば、犯罪の被害に遭ったり、トラブルに巻き込まれることは少なくなりますし、その方が対策も取りやすくなるはず。
ぜひ、これらの安全情報を役立てて、クロアチア旅行を心置きなく、めいっぱい楽しんでくださいね。
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