【治安の前に】ナイジェリアってどんな国?
ナイジェリアは、ギニア湾に面したアフリカ大陸の国で、アフリカ大陸の中で1番大きい面積、そして人口も1番多い国です。
また、自然も豊かな国で世界遺産になっているオシュン=オショグボの聖なる木立や、野生動物保護区が多数存在します。
有名な観光地は、首都アブジャの郊外にある大きな岩、ズマロックです。
神秘的なズマロックは1枚の岩で出来ており、高さはなんと725メートルあります。
それでは、ナイジェリアの基本情報を紹介します。
基本情報 | |||
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正式名称 | ナイジェリア連邦共和国 | 首都 | アブジャ(Abuja) |
面積 | 約92万平方キロメートル | 人口 | 約1億人 |
民族 | ハウサ / ヨルバ / イボなど | 使用通貨 | ナイラ(Naira) |
言語 | 英語 / 各民族語 | 宗教 | イスラム教 / キリスト教 |
人口は現在、約1億人なので日本と同じくらいです。
世界遺産は、2ケ所登録されています。
スクルの文化的景観
1999年、世界文化遺産に登録されたスクルの文化的景観は少数民族スクルにより作られた集落です。
花崗岩の石壁に囲まれた集落は17世紀から20世紀まで外の世界に触れることはなく独自の文化を築いてきました。オシュン=オショグボの聖なる木立
2005年、世界文化遺産に登録されたオシュン=オショグボの聖なる木立はヨルバ人にとって宗教的な意味をもつ原生木です。
ナイジェリアの公用語は英語ですが、250以上の民族がおり、それぞれの言葉を話すので、ナイジェリア人同士で「どの民族語を話すの?」という会話をしています。
アフリカ最大の国で、自然もあり、多様な民族がナイジェリアの魅力です。
ナイジェリアの治安を知る前に外務省が発表する危険レベルをおさらい
外務省が発表する危険レベルは、渡航先の危険度をレベルごとに表したものです。
まず、それぞれのレベルについて紹介します。
レベル1/黄色
滞在中は、十分注意しながら観光してください。
発展途上国に多いレベルで、スリやひったくりが多い地域です。
レベル2/山吹色
不要不急の渡航は止めてください。危険です。
観光でレベル2の地域への渡航は止める必要があります。また、渡航しなければいけない場合には十分な安全対策が必要です。
レベル3/オレンジ色
渡航は止めてください。渡航中止勧告です。
該当地域への渡航は止める必要があります。また、滞在している人はすぐにその場所から離れてください。
レベル4/赤色
渡航は止めてください。退避勧告です。
どんな理由であれ、該当地域への渡航は止める必要があります。また、滞在している人はすぐにその場所から離れてください。
渡航前には、必ず外務省・海外安全ホームページを確認!
ナイジェリアに渡航する前に、最新情報を確認しましょう。
外務省 領事サービス課
住所: 〒100-0013 東京都千代田区霞が関2丁目2-1
電話番号: 03-3580-3311
営業時間: 9:00-12:30 / 13:30-17:00
定休日: 土曜・日曜
URL: 外務省 海外安全ホームページ
ナイジェリアの治安状況は?
それでは、外務省・海外安全ホームページでナイジェリアの危険レベルを確認しましょう。
ナイジェリアは地域により、危険レベルが異なります。
それでは、危険レベルが高い地域から紹介します。
危険レベル4(渡航は、辞めてください。またはすぐに退避してください。)
ボルノ州 / ヨベ州 / アダマワ州危険レベル3(渡航は辞めてください。)
リバーズ州 / バイエルサ州 / デルタ州 / アクワイボム州沿岸部 / カノ州
ケビ州 /ソコト州 /ザンファラ州 /カツィナ州 /ジガワ州 /カドゥナ州
バウチ州 /ゴンベ州 /コギ州 /プラトー州ジョス危険レベル2(不要不急の渡航は止めてください。)
上記以外の地域
この様にナイジェリアは、全ての地域において危険レベル2-危険レベル4が発令されています。
現在、ナイジェリアに渡航するのは辞めましょう。
なぜナイジェリアは、治安が悪いのか?
ナイジェリアが治安が悪くなった理由として、テロや誘拐が多く発生したのが原因です。
そして、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」による犯行が多いです。
「ボコ・ハラム」はナイジェリア北東部及び北部を拠点に活動するイスラム教スンニ派過激組織で、2002年ごろ設立されました。
「ボコ・ハラム」は「西洋の教育は罪」という意味を持ち、軍や警察などの治安当局、政府関係者及び施設を主な対象にしていますが、最近ではレストランやバー、キリスト教徒、キリスト教会、そしてイスラムシーア派、「ボコ・ハラム」に批判的なイスラム教徒、イスラム指導者などに銃撃や爆弾攻撃を行っています。
これまでに、民間人や軍関係の人など約2万人が殺害され、女性や子供1,000人以上が誘拐されています。
誘拐された女性は、「ボコ・ハラム」の戦闘員になる子供をつくる為に誘拐します。
また、子供は自爆テロをする際に利用されてしまいます。
このような状況が、現在のナイジェリアの治安にも影響しています。
民間人にとって、非常に辛い状況です。
首都アブジャの治安状況は?
ナイジェリアの政治の中心地、首都アブジャ。
アブジャの中心地は、非常に発展していて、高層ビルも多く、道路も整備されています。
2019年4月現在、アブジャは危険レベル2を発令しています。
高層ビルが多く、道路も整備されているので、なんとなく安全なイメージです。
ですが、政治の中心地はテロのリスクが非常に高いです。
そして、首都アブジャはナイジェリアの東部、北部からアクセスがしやすく、テロリストが侵入しやすいです。
- 2011年6月、警察本部に対する爆破テロ
- 2011年8月、国連事務所に対する爆破テロ
- 2014年6月、ショッピングモール付近での爆破テロ
- 2015年10月、アブジャ郊外のクジェとニャンニャ地区にて同時多発テロ
2015年以降は、アブジャにてテロの発生はありませんが、ボコ・ハラム戦闘員は北東部を離れ、ナイジェリア国内に分散していると言われています。
そして、2017年以降もボコ・ハラムがテロ攻撃や外国人誘拐を予告しています。
首都アブジャでもテロが発生しているので、常に警戒する必要があります。
北東部ではテロに注意
ナイジェリアの北東部では、2010年ごろからイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」が活動を始めており、たくさんのテロを起こしてきました。
主に北東部の中でも活動の中心になっている場所は、危険レベル4を発令しているボルノ州 / ヨベ州 / アダマワ州の3つの州です。
2013年以降、非常事態宣言が発令されています。
軍や警察施設、宗教施設のみならず、集落や避難民キャンプへの銃撃・爆弾テロの発生が非常に多く、深刻な状況です。
- 2014年7月、アダマワ州にて、オートバイに乗った武装集団がドイツ人男性を拉致。
- 2016年8月、ボルノ州にて、支援物資を搬送中の国連車両を襲撃。
- 2018年7月、ヨベ州にて、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」がナイジェリア軍の基地を襲撃。 750人いた兵士のうち、600人以上の兵士が行方不明。
- 2018年8月、アダマワ州にて、自爆テロ犯2による自爆により12名死亡。
このように、北東部は非常に危険です。
治安の悪いナイジェリアでも気をつけるべき犯罪5選
これから、ナイジェリアで気を付けるべき犯罪を紹介します。
治安が悪く、亡くなる危険のあるものばかりです。
気をつけるべき犯罪①: スリ / 強盗
ナイジェリアでは近年、経済の低迷、物価上昇や国民の失業率におり多くの人が仕事がない状態です。
現在は、観光客が少ない状態なので、外国人が歩いていると非常に目立ちすぐにスリや強盗犯のターゲットにされます。
特に、首都のアブジャでは地方から職を求めて集まる若者が仕事が見つからず、生活の為にスリをしている集団もいます。
「外国人=お金持ち」という印象なので、外国人を見たらすぐに狙われます。
また、無理やりお金や荷物を奪う強盗犯の場合、ナイフや銃を持っている可能性が高いです。
車で移動中、銃撃され強盗にあった被害もあります。
強盗の被害にあった場合は、抵抗すると非常に危険です。
すぐに、持っているお金や荷物を渡しましょう。
気をつけるべき犯罪②: 誘拐
ナイジェリアで多く発生しているのが、誘拐です。
ボコ・ハラムによる誘拐が多く、特に女性や子供を対象に誘拐しています。
誘拐する理由は、主に2パターンあります。
- 身代金目当て
- テロ活動の一環
外国人の誘拐の場合、活動資金の確保の為の身代金目当ての誘拐が多いです。
現地の女性や、子供の誘拐の場合テロ活動の一環として自爆テロを強要した、子供を産ませ活動の一員にさせる目的の誘拐が多いです。
半年で100人近い子供が自爆テロに利用され、7,000人以上の女性が拘束されている状況です。
外国人がいると、肌も白く体格も違うので非常に目立ちます。
気をつけるべき犯罪③: 暴力 / 性犯罪
ナイジェリアでは、暴力や性犯罪も気を付けなければいけません。
テロなどの脅威がある生活をしているので、民間人は非常にストレスが貯まります。
その憂さ晴らしとして、暴力や性犯罪を起こしてしまいます。
日本とは違う環境だということを、常に頭に入れましょう。
暴力や性犯罪の被害にあいそうな場合、日本人とナイジェリア人では体格も体力も違い、力で勝つことは非常に難しいです。
被害にあう場所として、多いのがナイトクラブの近くや人通りの少ない場所です。
ナイジェリア滞在中は、深夜に出歩かないようにしましょう。
また、昼間でも人通りの多い場所を歩き、1人では絶対に歩かないでください。
気をつけるべき犯罪④: 盗賊集団
ナイジェリアには、若者が中心になった盗賊集団がいます。
2019年2月には、ナイジェリア北西部で、盗賊集団が村を襲い、反撃した自警団によって59人が殺害されたという事件がありました。
村を襲う集団が多いので、村に行った時も気を引き締めましょう。
自警団がすぐに反撃しますが、その反撃により民間人も犠牲になってしまうこともあります。
首都アブジャでの被害は少ないですが、今後増える可能性も十分にあります。
盗賊集団と自警団におよる攻撃を行っていた場合は、できるだけ遠くに離れましょう。
気をつけるべき犯罪⑤: 交通事故
ナイジェリアの首都・アブジャは比較的道路が整備されていますが、他の都市では舗装されていない道路が多く、交通事故が多発します。
特に、雨季の時期は、交通事故が多く、渋滞も発生します。
また、運転のマナーを守っている人が非常に少なく、運転が荒いです。
国際免許を持っていて、ナイジェリアで運転をする際には運転マナーが悪いことを頭に入れてください。
交通事故の起こった現場に遭遇した際は、すぐにその場から離れましょう。
たくさんの野次馬が集まり、車両などに危害を加えられる恐れがあります。
そして、徒歩で道を渡る際にも十分な注意が必要です。
信号機がない場所、歩道橋がない場所、横断歩道がない場所がほとんどです。
また、運転も荒く急にスピードを上げて運転する人もいるのでそのことを頭に入れながら道を渡りましょう。
治安の悪いナイジェリアでも注意するポイント10選
ナイジェリア滞在時に、注意するポイントを紹介します。
現在ナイジェリアに行くのは危険ですが、治安が改善された時に行く人が多いです。
その際は、これから話すポイントを忘れないようにしましょう。
注意するポイント①: 海外旅行保険に加入する
ナイジェリア渡航が決まった際には、必ず内容が充実している海外旅行保険に加入しましょう。
スリや強盗の被害にあう可能性が非常に高いです。
なので、必ず携行品損害が対象になる海外旅行保険に加入しましょう。
万が一、被害にあった場合に現金は戻ってきませんが、スマートフォンなどは対象になる可能性があります。
注意するポイント②: ナイジェリアビザを取得
ナイジェリア入国には、必ずビザが必要です。
ビザ取得まで、約2日必要なので渡航前には余裕を持ってビザの申請を行いましょう。
申請 | 受領 | ||
---|---|---|---|
月曜日 | 9:00-11:30 | 水曜日 | 14:00-15:30 |
水曜日 | 9:00-11:30 | 金曜日 | 14:00-15:30 |
在日本ナイジェリア共和国大使館
住所: 〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目6−1
電話番号: 03-5425-8011
営業時間: 9:00-12:00 / 13:00-17:00
定休日: 土曜・日曜
URL: 在日本ナイジェリア共和国大使館 ホームページ
注意するポイント③: 家族に、滞在先と連絡先を伝える
ナイジェリアに行くときは、日本にいる家族も治安の面で非常に心配になります。
なので、必ず旅の日程表をつくりましょう。
そして、ナイジェリアで携帯を使用する場合は、携帯の電話番号と電話のかけ方を必ず伝えましょう。
携帯を持って行かない場合は、インターネット環境があれば使用できるメールアドレスを必ず伝えてください。
何か大きい事故やテロが起きた際に、どこいいるか滞在先が分かるだけでも焦らずに済むことがあります。
注意するポイント④: 在ナイジェリア日本国大使館の連絡先をメモする
何か犯罪に巻き込まれた場合に連絡が必要になるのは、在ナイジェリア日本国大使館です。
在ナイジェリア日本国大使館は、首都アブジャにあります。
何か犯罪に巻き込まれた際など、すぐに連絡しましょう。
在ナイジェリア日本国大使館
住所: No.9, Bobo Street, Off Gana St, Maitama, Abuja, ナイジェリア
電話番号: +234 906 000 9099
営業時間: 8:00-17:30 (金曜)8:00-12:45
定休日: 土曜・日曜
URL: 在ナイジェリア共和国日本国大使館 ホームページ
注意するポイント⑤: 多額の現金を持たない
ナイジェリア滞在時には、多額の現金を持ち歩く必要はないです。
物価も日本の1/3なので日本円で5,000円ほど持っていれば大丈夫です。
もし、多額の現金を持ち歩く必要があるときは、必ず分散して入れておきましょう。
また、現金などの貴重品を持つ際には必ず貴重品ケースを使用しましょう。
貴重品ケースは大事なパスポートと現金、クレジットカードを肌に離さず持つことができるので、非常に便利です。
首に下げるタイプのものや腰に巻くタイプのものがあります。
ナイジェリア出発までに、自分の好みの貴重品ケースを探しましょう。
注意するポイント⑥: ラマダン月には、さらに注意が必要
毎年5月から6月ごろは、イスラム教ラマダン月及びラマダン明けの祭りにあたる月です。
近年、世界中でラマダン期間中に多くのテロが発生しています。
特に、イスラム過激派組織イラク・レバントのイスラム国(ISIL)は、過去ラマダンの期間にテロを呼びかける声明を発出しています。
ラマダン月には、さらに注意しましょう。
- 最近の関連情報の入手を忘れないようにする
- 特にラマダン月の金曜日に注意する。(礼拝が行われ、多数の人がモスクに集まる)
- 観光施設、レストラン、ホテル、観光地周辺の道路など人が多い場所が狙われる。
もし、テロに遭遇してしまった場合には、警察官の指示をよく聞き、冷静に行動しましょう。
注意するポイント⑦: たびレジに登録する
ナイジェリア渡航前に、外務省・海外安全ホームページで登録できる「たびレジ」に登録しましょう。
たびレジとは、ナイジェリア渡航前から日本帰国時までの間、ナイジェリアの情報をすぐに受信することが出来るサービスです。
ナイジェリアにてテロや大きな事件、犯罪があった場合に、日本語の案内で情報が届くので非常に便利です。
登録は、すぐに出来るので必ず登録しましょう。
注意するポイント⑧: 常に警戒する
ナイジェリアでは、誘拐が非常に多いため常に警戒しましょう。
ナイジェリア人通しでも、初対面の場合は特に警戒しあっているくらい、誰が何を考えているか分からないです。
親切そうな人にあっても、すぐに信用してはダメです。
最近、多発している事件の手口を紹介します。
運転をしていて、道路に人が倒れていました。
助けが必要と思い駆け付けたところで、ナイフで脅されお金を盗られるという手口です。
倒れていたり、助けが必要だと思っても、1人では行かないようにしましょう。
近くにいる現地の人に声をかけ少なくても4人で助けに行きましょう。
注意するポイント⑨: 露出の多い服装はさける
日本だと、夏には可愛いワンピースや露出の多い服装をしている人をよく見ます。
ですが、ナイジェリアでそのような服装をしていると非常に目立ちます。
そして、肌の色も違うのですぐに外国人だと分かってしまいます。
ナイジェリア滞在には、可愛い服装は避けて、シンプルで動きやすい服装にしましょう。
注意するポイント⑩: 防犯スプレー / 防犯ブザーを携帯する
手荷物に、必ず防犯スプレーと防犯ブザーを携帯しましょう。
体力に差がある場合でも防犯スプレーと防犯レザーを持っていれば逃げることができます。
防犯スプレーは、使い方が簡単で犯人の顔を目掛けスプレーするだけです。
スプレーすると、目が痛くなり目を開けられなくなります。(失明の心配はなく、一時的に痛いだけ)
その間に、逃げることが可能です。
防犯ブザーは、小学校に通う時に持っていた人もいると思いますが、ボタンを押すと大きい音でブザーが鳴り響きます。
治安の悪いナイジェリア、戦争の危険性はある?
現在、ナイジェリア国内にてボコ・ハラムとナイジェリア軍の戦闘が様々な場所で広げられています。
ですが、ナイジェリアが他の国に攻撃をすることは現状考えられません。
他の国から攻撃を受ける状況でもないので、ナイジェリアと他の国で戦争をする可能性は低いです。
ですが、今後の世界の動きにより変わることもあります。
ナイジェリア滞在時は、常に現地の情報を確認しましょう。
治安の悪いナイジェリア、テロの危険性はある?
ナイジェリアにおいて活動しているボコ・ハラムは、現在まで多くのテロを起こし、2万人以上の民間人が命をおとしています。
そして、現在イラク・レバントのイスラム国(ISIL)とも関わりを持っています。
ISILとの関わりがあることから、今度外国人をターゲットにしたテロもナイジェリア内で増えることが考えられます。
なので、テロの危険性は非常に高いです。
常に、テロにあう危険性を考え行動しましょう。
万が一、テロの現場にあってしまった場合、犯人が遠い場合はすぐに逃げましょう。
近くにいる場合は、すぐに隠れる場所を探してじっとしましょう。
動いたりすると、ターゲットにされてしまう可能性が高いです。
そして、警察が来たら警察の指示に従いましょう。
ナイジェリアの治安はいい?悪い?観光時に注意するべき犯罪や安全点を紹介のまとめ
日本に暮らしていると、想像もつかないような犯罪やリスクがナイジェリアには存在します。
現在は、ナイジェリアへの渡航は非常に危険なことが分かりましたね。
ナイジェリアでは、テロ活動が活発になっており民間人も巻き込まれている状況です。
民間人の気持ちを思うと、非常に辛くなります。
ナイジェリアを守っているナイジェリア兵は命を懸けてナイジェリアの民間人を守っています。
北東部ボコ・ハラムとの戦闘現場を取材した番組にて、ナイジェリア兵が話ていたことを紹介します。
「ナイジェリアでは、キリスト教をイスラム教は、お互いに尊敬しあっているよ。実際に、兵士の中にキリスト教とイスラム教は混在する。そして、ナイジェリアを守るために、ボコ・ハラムと戦う。いつでも死ぬ覚悟は出来ている」
命をかけて、ナイジェリアを守っている兵士がたくさんいます。
そして今後、命をかけなくても幸せな日々が訪れることを願います。
そして、ナイジェリアの治安が良くなった時に、素晴らしい景色を見に行きましょう。