イースターエッグを飾るイースターはどんなイベント?
英単語のイースターは復活祭という意味合いを持っており、キリスト教ではもっとも重要な人物であるイエス・キリストが復活した日を記念するイベントです。
イースターはキリスト教が発祥であり、イベントの中ではもっとも重要な位置付けです。
イースターが始まった理由としては、十字架に張り付けられたイエス・キリストが処刑された3日後に復活した事を忘れないように覚えおき、さらに復活を祝うために記念日として世界中で受け継げられてきました。
イースターではお祝いのお祭りで、家庭内で普段とは違った豪華な食事を用意する習慣があります。
卵料理、ハム、子羊肉や子供達が喜びそうなケーキや菓子パンを作り家族みんなで楽しい時間を過すイベントです。
イースターでは毎年定まった日程や期間が用意されている訳ではありません。
日本のカレンダーにも記載されている春分の日から、満月が出た日を基準に次回の日曜日がイースターと設定されます。
イースターは正確に日程が定まっていないために、受け継いだ宗派や家庭毎の決まりでイースターが前後することもあります。
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復活...
イースターエッグとは?
イースターエッグは復活際を象徴する記念品の位置付けです。
作り方は卵の殻に装飾や飾り付けを施し、華やかで可愛い飾り物としてお祭り期間中にたくさん用意されます。
イースターエッグが生まれた理由は諸説ありますが、英語圏の伝統としてイースター期間中に赤色に塗った卵を友人や親しい人に送っていた風習が現代も受け継げられて来たからです。
時代の流れとともに卵以外の代用品も使われる様になり、イースターエッグに贈り物を入れて送る様に変化していきました。
また、イースターを行う国や地域によってはイースターエッグを探し出すイベント行なっている場所もあります。
イースターエッグの中に飴玉やチョコレートなどのお菓子を入れて家の中に隠し、子供達に探し出してもらうというハロウィンの様に子供達が楽しめるイベントとなっています。
友人、親しい人、子供達に喜んでもらえる様にイースターエッグに華やかに可愛く装飾が施される様になり現在の様な形となっています。
イースターエッグやイースターバニーを飾る意味は?
イースターエッグは英語圏に古くから伝統として残っている赤く色を塗った卵を親しい人に送り合う風習が受け継がれて、イベントを象徴する飾り物としてイメージする事ができます。
ですが、イースターバニーの存在をご存知でしょうか?お店などに行くとイースター期間中にイースターエッグと一緒にイースターバニーが飾られたり、パン屋さんに行くとうさぎ型のパンが期間限定で焼かれてお店に並んでたりしますよね。
キリスト教ではウサギはとても重要な動物とされており、イエス・キリストが関係している絵画などにも描かれるほど強い関係性を持っています。
ウサギは1年の間に子供を多く産めることから、キリスト教では子孫繁栄、豊穣を意味する動物として教えられています。
キリスト教の古くからの伝統である装飾したイースターエッグをイースターの時に送り合う習慣、ウサギが豊穣を意味する動物であることから時代の流れと共に混ざり変化することになります。
受け継がれた文化が混ざりあった結果、ウサギが卵と共に春を運んでくると言う意味合いに繋がりイースターでは装飾したイースターエッグとイースターバニーを飾ることになりました。
イースターでウサギが春と共にイースターエッグを運んでくるという背景を知って入れば、華やかに装飾した卵の隣にかわいいウサギも飾りたくなりますよね。
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簡単にできるイースターエッグの作り方
本物の卵で作るイースターエッグ
本物の卵の中身を抜く方法
本物の卵でイースターエッグを作る場合は最初に中身である黄身を抜き取る必要があります。
卵に出来るだけ大きな穴を開けずに中身を取り出すためには、先の尖った丈夫な物が必要となります。
爪楊枝では卵に空けれる穴が小さく黄身が出てくるスペースを確保できない場合や穴を開けている途中で爪楊枝が折れてしまう場合がありますので、プラスチック製ではなく金属製のフォークや安全ピン、縫い針などを使用しましょう。
黄身が出てくる程度の穴を空けましたら、中で黄身をかき混ぜるために串を用意します。
先の尖った物で空けた穴に串を通して穴から中身を取り出しやすい様に、黄身と白身をかき混ぜましょう。
卵から中身を抜く手順としては、卵のてっぺんに先の尖った物を当てて少しづつ穴を開け、串で黄身と白身をかき混ぜ、空けた中ら取り出す流れとなります。
卵に先の尖った物で穴を開ける際に気をつけて頂きたいのは、いっきに穴を広げないこと。
普通の卵はヒビが入りやすく破れやすいのでいっきに穴を空けると周囲にヒビが広がり破れてしまいます。
卵に中身である黄身が出てくる程度の穴を空ける作業は時間がかかってしまいますが、綺麗なイースターエッグを作るための重要な工程です。
理想は先の尖った物で少しづつ突つきながら、中身が出てくるか確認しながら進めましょう。
材料
- 卵(スーパーなどに売ってる市販の品)
- 瞬間接着剤
- アクリル絵の具(色をつける場合)
- 装飾材料(ビーズ、マスキングテープ、シール、リボン、レース)
作り方
1.卵に中身を取り出す為の穴を空ける。
2.卵の黄身と白身をかき混ぜる。
3.中身がきれいに乾燥するまで卵を乾かす。
4.絵の具や小物類で卵を装飾する。
紙粘土で作るイースターエッグ
材料
- 紙粘土
- 瞬間接着剤
- アクリル絵の具
- 装飾材料(ビーズ、マスキングテープ、シール、リボン、レース)
作り方
- 紙粘土で卵の形を作る。
- 紙粘土を乾燥させる。(卵の形を壊したくない場合はトイレットペーパーの芯を台座代わりに用意して卵部分が床にふれないように固定しましょう)
- 絵の具や小物類で卵を装飾する。
卵型の発泡スチロールで作るイースターエッグ
材料
- 卵型の発泡スチロール
- 瞬間接着剤
- アクリル絵の具(水性絵の具は色を弾くので要注意です)
- 装飾材料(ビーズ、マスキングテープ、シール、リボン、レース)
作り方
- 卵型の発砲スチロールを用意する。(amazon、楽天、Yahoo!ショッピング等で安価に購入可能です)
- アクリル絵の具で塗装する。(発砲スチロールは水性絵具を弾くのでアクリル絵具が必須です)
- 卵に塗った絵具を乾燥させる。
- 小物類で卵を装飾する。
ガチャガチャのカプセルで作るイースターエッグ
材料
- ガチャガチャのカプセル
- 紙粘土
- 瞬間接着剤
- アクリル絵の具
- 装飾材料(ビーズ、マスキングテープ、シール、その他)
作り方
- ガチャガチャのカプセルを用意する。(卵型の専用カプセルもamazon、楽天、Yahoo!ショッピングで購入可能です)
- ガチャガチャカプセルのツヤ感が気になるのであれば、紙粘土で覆う。
- 紙粘土を使用した場合は乾かす。
- ペイント済みの物が多いので塗装は不要なので小物類で卵を装飾する。
イースターエッグをかわいくデコレーションする方法は?
イースターエッグをかわいくデコレーションする方法:マスキングテープ
イースターエッグの装飾もマスキングテープを使えば簡単にオシャレに飾る事ができます。マスキングテープは細かでかわいい模様が入ったものから、単色の物まで幅広く販売されているので気に入ったものデコレーションに使ってみましょう。
マスキングテープを使ってかわいくデコレーションするコツとしては、マスキングテープを使い過ぎないことです。
細かな模様や柄が入っているマスキングテープを使うのであれば、1つのイースタエッグに1種類のマスキングテープを使い模様や柄でアピールさせましょう。
単色のマスキングテープであれば、2~3色を組み合わせて使うことにより、カラフルでかわいいイースターエッグにデコレーションする事ができます。
マスキングテープに合わせて、ウサギや図形などの形にテープを切り抜いてイースターエッグに貼り付けるデコレーション方法もかわいいですね。
イースターエッグをかわいくデコレーションする方法:クレヨン
イースターエッグをクレヨンでデコレーションする場合は子供っぽいカラフルな色使いを心掛けてみましょう。
イースターエッグをクレヨンで塗装すると、基本的に色が濃くて線が太くなります。
薄い色と細かな線を出す事が出来ない分、元気が出るような色取り取りで角の柔らかい図形を書き込むと小さな子供が喜ぶようなデコレーションにする事が出来ます。
クレヨンで図形を書いて、絵具で卵全体の色を塗装するなど役割を変えてあげるのもクレヨンでかわいくイースターエッグをデコレーションするポイントになります。
イースターエッグをかわいくデコレーションする方法:デコパージュ
イースターエッグにデコパージュを使えば、マスキングテープより細かな模様やきれいでかわいい柄を転写する事ができます。
デコパージュを使ったデコレーション方法で気をつけるべきポイントは柄を絞ることです。
デコパージュの柄はすでに1つ1つがきれいに作られてるので、1つの卵に1つの柄を使用するとイースターエッグに統一感のあるかわいいデコレーションができます。
細かく切り貼りせずに卵を覆い隠すようにデコパージュを使用すれば、市販で売っているようなイースターエッグを作る事も可能になります。
イースターエッグをかわいくデコレーションする方法:絵の具
絵具を使えば、カラフルで光沢のあるイースターエッグを作ることができます。
絵具を使ったデコレーションのポイントとしては、1つの卵にメインの1色を決めて下地として塗り上げることです。1色で塗り上げると、多色にした際に出てしまう色の境目のズレが気になることもありません。
さらに、1色に塗り上げることでサインペンなどで上から模様を書き足したりする場合に色を選びなおさなくてすむので統一感のあるイースターエッグにデコレーションができるようなります。
イースターエッグをかわいくデコレーションする方法:サインペン
サインペンを使えば、クレヨンや絵の具では書き込めない細かな模様を書き込む事ができます。
サインペンを使ったデコレーションのポイントとしては、下書きを行うことです。
細かな図形や模様をサインペンでいきなり書き込んでいくのはとても難しいのでまずは、鉛筆を使用して薄く下書きを書いていきましょう。
サインペンの模様や図形を際だたせるために欠かせないのは、絵の具での下地作りとなります。
1つの卵に1つの色を決めて下地として全面に塗ると、白いサインペンで書き込むと色が目立ち模様や図形をアピールできるイースターエッグを作る事ができます。
イースターエッグをかわいくデコレーションする方法:リボン・レース
リボン・レースを使えば、イースターエッグにファンシー感を出す事ができます。
リボン・レースを使ったデコレーションポイントとしては、絵の具で下地の色を決める際に濃い色を選択することです。
リボン・レースは白などの色が多いため、卵を濃ゆい色にすると飾りであるリボン・レースがファンシーなイースターエッグにマッチします。
多様しすぎると見栄えは悪くなりますが、マスキングテープや、デコパージュを使ってワンポイントだけアクセントをつけてあげるのもかわいさをアップさせるポイントになります。
簡単イースターエッグの作り方!発泡スチロールや粘土でデコレーションのまとめ
世界中の多くの人々が楽しめるイースターイベントの始まりからイースターエッグの作り方までご紹介しました。イースターは各家庭毎や地域毎に日取りが変わってきますが、かわいいイースターエッグを飾ったりおいしいものを食べたりする流れは同じです。
小さなお子様がいらっしゃるご家庭であれば、お子様とオリジナルのイースターエッグを作成して玄関に飾ってイースターを楽しむのも良いでしょう。
イースターエッグを作るための材料や作成方法も多種多様で、ホームセンターや100円ショップで安価に購入する事ができます。イースターの季節が近づいてるのであればぜひ、かわいいイースターエッグを作ってみてください。