イスラエルってどんなところ?観光前に基本情報を知っておこう
イスラエルの地理
イスラエル観光をする前に、イスラエルについて少し見ておきましょう。
観光で訪れる土地の事を知っておくことは大事ですね。
まずイスラエルの地理についてですが、地中海に面した南北に細長い国土を持つイスラエル。
国の面積としてはそれほど大きくありません。
そのため、東西の最も離れた地点でも135キロの距離。
南北間では470キロを有しています。
西部に位置する地中海から東部の死海までも車でおよそ90分で移動できます。
上下には、レバノンとエジプトが位置し、隣接してシリアとヨルダンがあります。
日本の四国ほどの国土のイスラエル。
東エルサレムとゴラン高原もイスラエルの国土と主張していますが、国際的には現在認められていません。
イスラエルの歴史
その歴史は古く、紀元前2000年にまで遡ります。
記録上で最古の出来事としては、モーゼの時代(紀元前1300年)に起こった、東部ナイル川での迫害から逃れたことが記されています。
ナチスによるユダヤ人迫害を生き延びた人々は、「自分たちの国を持つしかない」と、1948年にイスラエルの国が誕生しました。
誕生から24時間もしないうちに、隣国のエジプト、ヨルダン、シリア、そしてレバノンからの攻撃を受けます。
この戦いはイスラエルの独立戦争として知られていますね。
その後も幾度と攻撃を受け、停戦してを繰り返しているイスラエルおよび周辺諸国です。
現在においても、諸外国の協力のもと、戦争のない和平プロセスが進められています。
首都をエルサレムと主張しているイスラエルですが、国際連合や諸外国ではテルアビブがイスラエルの首都としています。
イスラエルの通貨や物価
イスラエルでの通貨は「シェケル(Shekel、略号NIS)」。
1NISおよそ30円前後となります。
ただ、イスラエルでは米ドルも広く流通しており、クレジットカードと米ドルを上手に使うのがイスラエル観光のコツ。
また、付加価値税が17パーセント付帯されているイスラエル。
観光省の推薦する店舗で400NIS以上買い物をした場合は、出国の際に所定手続きをすることで、付加価値税の一部が返還されます。
ただし、食料品や飲料、タバコなどには適用されません。
イスラエルでの物価は安くありません。
日本と同じぐらいか、少し高く感じることも。
大都市テルアビブのホステルでは、一泊およそ2,500円からが相場です。
イスラエル観光の際には、クレジットカードおよび資金にも余裕を持って訪れましょう。
宗教の聖地や死海も!イスラエルの人気観光地15選!
では、ここからイスラエルの人気観光地を見ていきましょう。
イスラエルには、以下の観光地があげられます。
- 嘆きの壁
- ヴィア・ドロローサ
- 岩のドーム
- 聖墳墓教会
- ヤド・ヴァシェム
- エルサレム旧市街
- イスラエル博物館
- オリーブ山
- ダビデの塔博物館
- ジェリコ
- 聖誕教会
- ナザレ
- 死海
- マサダの要塞都市跡
- テルアビブ
続いては、イスラエルの観光地をそれぞれ詳しくご紹介していきます。
イスラエルの観光地①:嘆きの壁
ユダヤ教徒の聖地でなり、「西の壁」と呼ばれるイスラエルを象徴する観光地の「嘆きの壁」。
エルサレムの旧市街地、ユダヤ地区に位置します。
ユダヤ教徒が壁に触れ祈りを捧げる姿が見られます。
男女で祈りの場は別れており、壁に向かい右側が女性、左側が男性となっています。
ヘロデ王時代のエルサレム神殿の外壁の現存する一部分です。
その長さは50メートル、高さ20メートルの大迫力の建物。
実際に目の前にすると圧倒される規模の外壁です。
観光地でもあり神聖な祈りの場所でもありますので、訪れる際は極端に肌の露出が多い服装は避けましょう。
また、神に敬意を表する意味で男性は「キッパ」という帽子を被ります。
無料で借りられるものが、壁の近くに置いてあり、誰でも利用できます。
異文化を知る機会でもあり、世界的にも貴重な歴史的建造物を間近で見られる体験がイスラエルならでは。
人生に一度は体験してみたいものですね。
また、シャバットと言われる金曜日の日没後から土曜日の日没までの期間および、フェスティバル時は、写真や喫煙、携帯電話の使用も禁止ですので、観光の際には注意してください。
嘆きの壁
住所:Westerm Wall Plaza, Jewish Quarter, Jerusalem 97500 Israel
電話番号:+972 627 1333
イスラエルの観光地②:ヴィア・ドロローサ
イエス・キリストが十字架を背負い歩いた道「ヴィア・ドロローサ」。
エルサレムの旧市街に位置します。
「悲しみの道」あるいは「苦難の道」を意味するヴィア・ドロローサ。
1キロの道のりには14ヵ所のポイントがあり、当時のイエスのエピソードの追いながら歩くことができます。
イエスが茨の冠を被せられた場所や、女性がイエスの顔を布で拭いた場所、そしてイエスが倒れた場所などが14ヶ所にのぼります。
歴史的な場所を実際に歩ける体験は、ここイスラエルだからこそ。
現在でも金曜日の16時(冬期は15時)に、フランシスコ会が大きな十字架を担ぎ、厳かに行進が行われています。
イスラエル観光では、必ず歩いてみるべきヴィア・ドロローサは必見。
ヴィア・ドロローサ
住所:Jerusalem, Israel
イスラエルの観光地③:岩のドーム
イスラエルを代表する観光地「嘆きの壁」のすぐそばにある「岩のドーム」もぜひ訪れるべき観光スポットの一つ。
イスラム教徒の聖地であり、ドーム中央の岩はムハンマドが天に旅立った場所とされる、メッカとメディナに次ぐイスラム教の第3の聖地です。
また、イスラム教における最古の建物としても見ておきたい「岩のドーム」。
ビザンティンの美術および建築技法が採用された美しい歴史的建造物。
金色に輝くドームは時間帯によっても魅力な異なり、幾何学模様のタイルは遠くからでも目印になります。
内部へはイスラム教徒以外の入場ができませんが、嘆きの壁から向かって右側の入り口から近くまで行くことが可能。
岩のドーム
住所:Dome of the Rock, Jerusalem Israel
営業時間:8:30~11:30(冬期7:30~10:30)、13:30~14:30(冬期12:30~13:30)
定休日:金・土曜日およびイスラム教の祝日
入場料や利用料:無料
イスラエルの観光地④:聖墳墓教会
ヴィア・ドロローサ最終地の「聖墳墓教会」。
イスラエルでは外せない観光地の一つです。
イエスが処刑されたゴルゴダの丘に建てられており、イエスの墓があったと言われています。
巡礼者や観光客で常に混雑している人気観光スポット。
建物内部には、安置場所や墓などが入っている構造です。
いくつもの宗派が共同管理し、対立が耐えないため、教会の鍵番は、イスラム教徒のアラブ人家族が代々受け継ぎ、中立が保たれています。
たくさんの人で溢れる場所ですが、それでも訪れるべき聖墳墓教会。
イスラエル観光の機会に、イエスの歴史と軌跡を辿ってみてはいかがでしょうか。
聖墳墓教会
住所:Suq Khan e-Zeit and Christian Quarter Road, Church of the Holy Sepulchre, Jerusalem, Israel
営業時間:日曜日~木曜日、4~9月5:00~20:00、10~3月5:00~19:00
定休日:金・土曜日
入場料や利用料:無料
イスラエルの観光地⑤:ヤド・ヴァシェム
エルサレムに位置するホロコースト記念館の「ヤド・ヴァシェム」。
第二次大戦中に起きた、ナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺では、約600万人もの人が命を落としたとされています。
「名前の記憶」という意味のヤド・ヴァシェム。
亡くなった人の一人一人を記憶に留めておくという追悼の思いが込められています。
様々な施設が敷地内には設けられており、中でも観光客には歴史博物館が人気。
事実に基づく内容で、ナチスの台頭や迫害状況などが、公平な目線で展示されています。
こども記念館では、犠牲となった子どもの名前が一人ずつ挙げられており、何とも言えない胸に迫る思いになります。
また、多くのユダヤ人を救ったことで知られる「杉原千畝さん」の記念樹をありますので、同じ日本人として見ておきたいところですね。
ヤド・ヴァシェム
住所:Yad Vashem, Jerusalem, Israel
電話番号:+972 2 644 3400
営業時間:日曜日~水曜日8:30~17:00、木曜日8:30~20:00、金曜日8:30~14:00
定休日:土曜日
入場料や利用料:無料
URL:https://www.yadvashem.org/
イスラエルの観光地⑥:エルサレム旧市街
イスラエル東部に位置する「エルサレム旧市街」。
三大宗教のユダヤ教、イスラム教、キリスト教の聖地としても有名な観光都市の一つです。
その昔、城塞都市であった歴史を持ち、とても古い時代から存在する宗教都市のエルサレム。
伝統的なムスリム地区に、キリスト教徒地区、ユダヤ教徒地区、そしてアルメニア人地区の4区画で構成されています。
また、エルサレム旧市街の道はすべて石畳になっているのも特徴。
街そのものが歴史的に貴重な遺物であり、散策して見て回るだけでも見応えのあるエリアです。
観光プランにもぜひ旧市街散策を取り入れてみましょう。
エルサレム旧市街
住所:Old City, Jerusalem, Israel
イスラエルの観光地⑦:イスラエル博物館
世界的に有名な死海文書を所有する「イスラエル博物館」は見逃せない観光スポット。
考古学に興味のある方にもとても勉強になる博物館の評判です。
メソポタミアおよびエジプトの両文明から影響を受けたエルサレム出土品も多数展示されています。
そのほか、ヨーロッパの美術品や現代アートまで幅広い展示が見られ、見応えのある内容だと好評のイスラエル博物館。
観光するなら半日から1日かけてじっくり見学するのがおすすめです。
イスラエル博物館
住所:Derech Ruppin, Jerusalem 9543500, Israel
電話番号:+972 2 670 8811
営業時間:日・月・水・木曜日10:00~17:00、火曜日16:00~21:00、金曜日10:00~14:00、土曜日10:30~16:00
入場料や利用料:54NIS
URL:https://www.imj.org.il/en
イスラエルの観光地⑧:オリーブ山
エルサレム市街が一望できる絶景スポットとしても人気の「オリーブ山」。
そして、死者が蘇る場所との記述が聖書にある場所でもある、有名な観光スポットです。
そんなオリーブ山の麓には、お墓もたくさん建てられています。
また、イエスが祈りや説教をして夜を過ごしたとされる山のため、信者にとってはまさに聖地と言えるでしょう。
イスラエル観光するなら、オリーブ山からスタートするのも一つの方法ですね。
オリーブ山
住所:Mount of Olives, Jerusalem, Israel
イスラエルの観光地⑨:ダビデの塔博物館
要塞としてエルサレムの街を守るために造られた「ダビデの塔博物館」。
歴史的建造物の一つとして、世界中から多くの観光客が足を運ぶスポットとなっています。
古代イスラエル時代から、建国に至るまでの歴史が学べ、加えて、ダビデの塔からはエルサレム旧市街を一望することも可能。
見晴らしの良い景色が体験できるスポットは気持ちが良くて、特に天気が良いと気分最高です。
夜になると、ライトアップやプロジェクションマッピングなども行われており、観光地としても人気なのがわかります。
イスラエル観光で人気の博物館も要チェック。
ダビデの塔博物館
住所:Tower of David, Jerusalem, Israel
電話番号:+972 2 626 5333
営業時間:土曜日~木曜日9:00~16:00、金曜日9:00~14:00
入場料や利用料:36NIS
URL:https://www.tod.org.il/en/
イスラエルの観光地⑩:ジェリコ
海抜マイナス260メートルに位置する、最も低い土地にある世界最古の都市。
イスラエル観光においても人気のスポットとしてオススメ。
クレオパトラがかつて、所有していたこともあり、古代遺跡が多く残されているのも特徴です。
中でも「中東のベルサイユ宮殿」とされる「ヒーシャム宮殿」は必見。
建設は8世紀頃とされ、中東で最大のモザイク画タイルの床でも有名です。
昔から「砂漠のオアシス」と言われているジェリコ。
南国のようなリゾート地としても、人気のエリアです。
地元の人々をはじめ、観光客も多く訪れる場所。
ジェリコ
住所:Jericho, Israel
イスラエルの観光地⑪:聖誕教会
聖母マリアがイエス・キリストを産んだとされる場所に建つ「聖誕教会」も、観光しておきましょう。
世界遺産にも登録されている、歴史的スポットの一つ。
1700年の歴史を持つ世界最古の教会の一つであり、たくさんの信者も訪れるキリスト教の聖地。
祭壇の地下にはイエスが誕生したと言われる場所があり、見学もできます。
フランスから贈られた14個の星がはめ込まれた所が、イエス誕生の地です。
常に多くの観光客や、巡礼者で混雑する人気観光地の聖誕教会。
早朝の時間帯が観光客も少なく、祈りを捧げる信者が見られ、厳かな雰囲気の教会が味わえます。
聖誕教会
住所:Church of Nativity, Bethlehem, Israel
営業時間:夏期6:30~12:00、14:00~19:30、冬期5:30~12:00、14:00~17:00
イスラエルの観光地⑫:ナザレ
イスラエル北部に位置するガリラヤ地方の「ナザレ」。
イエスが育った場所として知られています。
この地区には、「受胎告知教会」と「聖ヨセフ教会」が存在する敬虔な空気に包まれる街。
聖母マリアが受胎告知を受けた洞窟に建てられている「受胎告知教会」は、その美しさも特徴的です。
建物1階には洞窟が、そして2階には聖堂があります。
世界中から贈られたマリア像が飾られており、聖母マリアに見守られているような優しい気持ちにさせてくれます。
一方で、受胎告知教会のすぐそばに建つ「聖ヨセフ教会」は、イエスが育った場所と言われています。
イエスの住居跡となる岩場や、父のヨセフが仕事場としていた地下洞窟などが存在する聖ヨセフ教会。
このナザレには、イエス縁のある教会が点在しているため、若き日のイエスに思いを馳せながらナザレ観光を楽しめることでしょう。
ナザレ
住所:Nazareth, Israel
イスラエルの観光地⑬:死海
ヨルダンとイスラエルの国境に位置する塩湖「死海」。
海抜418メートルと、地表において最も低い高さとなります。
湖水の塩分濃度はおよそ30パーセントあり、生き物が生息する環境ではないため「死海」と名付けられました。
人が浮くほど塩分が高く、本を読んだり色んな格好で楽しむことができます。
イスラエルにおいても屈指の観光地であり、多くの観光客が世界各国から訪れるスポット。
古代から天然の美容液としてもミネラル豊富な死海の塩が使用されており、クレオパトラも愛用していたとか。
観光の記念やお土産に、フェイスパックやボディパックも人気のアイテムです。
死海
住所:Dead Sea, Jerusalem, Israel
イスラエルの観光地⑭:マサダの要塞都市跡
「死海」を望む単独峰の頂上に位置する「マサダ」。
世界遺産に指定されている要塞都市跡です。
四方を絶壁に囲まれた難攻不落の造りになっており、紀元70年にエルサレムが崩壊してからは、約1,000人のユダヤ人により3年半の時を籠城した場所です。
その後、ローマ軍による攻撃を受けたユダヤ人は集団自決をする結末となりました。
そのため、ユダヤ人にとっては悲劇の場所であり、聖地とも言えます。
内部には、ユダヤ教のシナゴーグに大浴場跡、そして巨大な地下貯水池などが建設され、その一つ一つ精巧な造りはとても見応えがあります。
今ではロープウェイで頂上まで登れますので、ぜひ観光の際には上まで行ってみましょう。
遠くに死海を望み、眼下に広がるマサダの景色を楽しむことができます。
マサダの要塞都市跡
住所:Masada National Park, Israel
電話番号:+972 8 658 4207
営業時間:月~木曜日8:00~17:00、金・日曜日8:00~16:00
イスラエルの観光地⑮:テルアビブ
中東の中でも有数の大都市「テルアビブ」。
イスラエルの首都として、超高層ビルをはじめ、国際ホテルが建ち並ぶ「白亜の街」は世界遺産にもなっています。
ヨーロッパからもたくさんの観光客が足を運ぶテルアビブの街は、リゾート地。
美しいビーチに青い地中海が広がり、旧市街には4,000年の歴史を誇る遺跡の数々が残されています。
イスラエル文化の中心地でもあり、観光の拠点とするにも便利なアクセス。
この機会に訪れておきたい観光スポットのテルアビブも外せません。
テルアビブ
住所:Tel Aviv-Yafo, Israel
3つの宗教の聖地!イスラエルを観光する時の治安は?
イスラエルの治安は?
宗教の聖地であるイスラエルでは、街で銃撃戦などが起こる確率は低いです。
宗派によっては、スリなどの軽犯罪を禁ずる教えもあるため、観光の中心となるエルサレムやテルアビブなどでは普段の海外旅行の感覚と変わりません。
とは言っても、派手な格好やいかにも高級ブランドとわかるような装いは避け、身の回りの貴重品には最低限の注意が必要です。
イスラエルの公共交通機関やタクシーは?
イスラエルでの移動手段には、鉄道、タクシー、乗り合いタクシーの3つがあります。
中でもタクシーは一般的によく利用する方法の一つ。
ホテルで予約もでき、安全性の面でも最も安心できるのではないでしょうか。
少々物価の高さが気になりますが、夜中や安全性を優先するならタクシーがオススメ。
乗り合いタクシーは、空港ですぐ見つけることが可能。
定員人数が揃うまで出発しませんが、エルサレム行きなら人気の路線ですのですぐに出発できるでしょう。
タクシーよりも安く移動でき、一般の人と近い距離でも平気な方には乗り合いタクシーもおすすめします。
一方で、鉄道に乗るために駅に入るにもパスポートが必要なイスラエル。
観光の移動にもたえずパスポートを携帯しておくといいでしょう。
テルアビブからエルサレムへの電車もありますが、本数がそれほど多くないため注意が必要。
イスラエルで行ってはいけない都市
イスラエルは危険レベル1の「注意してください」という地域と、危険レベル3「渡航中止勧告」の2つの危険レベルが現在もしかれています。
観光客がよく訪れるのは、エルサレムやテルアビブなどの市街地。
街自体は、実際に訪れても平和が保たれています。
しかし、イスラエルの中には危険レベル3に指定されている地域があり、その近辺には近づかないようにしましょう。
ガザ地区および周辺地域、そしてレバノン国境地帯は危険レベル3に指定されている地域です。
危険レベル3とは、渡航中止勧告。
イスラエル観光の際も、これらの地域には近寄らないでください。
イスラエル観光で気を付けることは?
イスラエル観光で気を付けること①:危険な場所は避けましょう。
上記で紹介した危険地域以外にも、現地ホテルの従業員などに付近で危険な場所はないか聞いてみることです。
エルサレムやテルアビブなどの比較的安全な地域で、なおかつ徒歩圏内で観光できるような場所にホテルを取ることをおすすめします。
イスラエル観光で気を付けること②:大量の現金を持ち歩かないでください。
イスラエルでは、支払いにクレジットカードを使うのが主流。
屋台やローカルマーケットなどでは、現金しか受け付けていないお店もあるため、最低限の現金は必要です。
万が一、スリや盗難にあった場合を考え、現金は最小限にしておきましょう。
イスラエル観光で気を付けること③:流しのタクシーは使わないでください。
ぼったくりや強盗の被害に遭う可能性もあるためです。
ホテルで正規のタクシーを手配してもらうか、ネットからイスラエル版配車アプリ「Gett」を利用するのも一つの方法。
イスラエル観光で気を付けること④:相手の文化や宗教に敬意を払いましょう。
3つの宗教の聖地であるエルサレム。
この地を巡り、千年以上にもわたり争いが続いているのも現実です。
日本人には馴染みのない文化や宗教が存在するのも事実。
このような場所を観光にしても訪れる際は、それぞれの宗教や文化を尊重しなければなりません。
イスラエル観光で気を付けること⑤:派手な服装は避け、荷物は最小限にしましょう。
エルサレム観光の際には、ほとんどの方が聖地巡礼ルートを辿ることでしょう。
できるだけ現地に馴染むよう、カジュアルかつ、無難な格好を心がけてください。
イスラエル観光には、高級ブランドや派手な装いは、あまり相応しくありません。
イスラエル観光にビザは必要?入国スタンプも注意!
陸路でも空路でも入国することは可能なイスラエルですが、入国する際のスタンプには注意が必要。
過去にイスラム圏への渡航歴があると、別室で取り調べを受ける可能性があります。
イスラエルのスタンプがあると、イスラム圏の諸外国への入国ができない恐れも出てきます。
現在では、入国スタンプの代わりに入国カードが受け取れますので、滞在中はそのカードを無くさないようにしましょう。
観光目的で、3ヶ月以内の滞在ならビザは不要です。
イスラエルを観光するのに必要な費用や日数は?
平均的なイスラエル観光の費用は15万円で、旅行日数は9日。
北欧ほど物価は高くありませんが、日本と同等もしくは少し高く感じるイスラエルの物価です。
外食した場合は1回1,500円は最低限必要。
そのため、ホテルもグレートにより料金は異なりますが、キッチン付きの宿泊施設で自炊するのもオススメ。
主要観光スポットのみを訪れるなら、最低3泊すれば必要な場所は周ることが可能。
節約しがいのあるイスラエルの物価ですので、平均金額よりも抑えることはできます。
イスラエルの行き方は?日本からの直行便はある?
現在、日本とイスラエル間の直行便を運行している航空会社はありません。
しかしイスラエルの航空会社「エル・アル航空」によると、2020年3月より成田空港とテルアビブを結ぶ直行便が就航することが決まっています。
そうなると成田空港とテルアビブ間は12時間半のフライトで直接行くことが可能に。
観光中に食べたいおすすめイスラエルグルメ5選!
おすすめのイスラエルグルメ①:フムス(Hummus)
中東の広い地域で食されている伝統料理。
ひよこ豆のペーストにオリーブオイル、ゴマペーストにパセリとレモン、そしてスパイスを混ぜピタパンや玉ねぎなどの野菜とともに食べます。
おすすめのイスラエルグルメ②:イスラエリ・ブレックファースト
スペシャルな日にしたい朝や、遅く起きた朝にオススメ。
パンにオムレツ、イスラエリサラダにてヒーナやフムス、チーズにハムなどお店により様々なプレートが用意されるボリューム満点のグルメ。
おすすめのイスラエルグルメ③:シャクシュカ(Shakshuka)
イスラエルでは朝ごはんやブランチによく食べるシャクシュカ。
玉ねぎにパプリカ、マッシュルームなどをトマトソースで煮込みます。
さらに目玉焼きを加えてパンと一緒にいただく絶品グルメです。
おすすめのイスラエルグルメ④:サビーフ(Sabich)
揚げナスとゆで卵でいただくピタサンド。
お店により異なるトッピングが楽しめるのも醍醐味のサビーフ。
てヒーナや玉ねぎ、サラダにパセリなどはみ出るほどのボリューム。
イスラエル観光で、お気に入りのサビーフを見つけてみましょう。
おすすめのイスラエルグルメ⑤:マラビ(Malabi)
ミルクプリンをベースに、ココナッツとナッツ類、ローズウォーターにドライフルーツなどが楽しめるデザート。
イスラエル観光で食べたいデザートの一つです。
イスラエルおすすめ観光地15選!のまとめ
宗教に関連した観光スポットが点在するイスラエル。
そんな歴史的な観光スポットを体験できるのもイスラエル観光ならではの魅力となっています。
日本では体験できない世界観が広がり、それぞれ3つ宗教から成り立つ文化が混在しているのも特徴的ですね。
古代の歴史スポットを観光したり、リゾートでマリンスポーツを堪能できるのもイスラエルだからこそ。
人生に一度は体験したい魅惑的な中東の国イスラエル観光をどうぞ満喫なさってください。
イスラエルの言語についてはこちらの記事で詳しくご紹介しているので是非ご覧ください。
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