東京ライトアップの代表!レインボーブリッジの夜景!
芝浦とお台場をつなぐレインボーブリッジは、1993年に完成した東京の新しいシンボル。「虹の橋」という名前そのものに、昼間はもちろん、夜景の美しさでも大勢の人を惹きつけてやみません。
今回は、そのレインボーブリッジの夜景にフォーカスし、美しい姿を堪能できるスポットをまとめてご紹介しましょう。
レインボーブリッジとは?
レインボーブリッジは、1987年に建設を開始し、6年の歳月をかけて完成させたつり橋です。正式名称は「東京港連絡橋」。
臨海副都心と東京都心を結ぶ、上下の2層構造の複合交通施設となっています。橋の上部は首都高速道路11号線、下部はゆりかもめ(東京臨海新交通臨海線)と臨海道路、そして、遊歩道「レインボープロムナード」です。
実はこの遊歩道、夜景がきれいに見えることから撮影スポットとしても有名。途中にある展望台には、網が途切れている場所があるため、そこからきれいに撮影することができます。
レインボーブリッジのライトアップ
首都高速道路株式会社Webサイト
首都高速道路株式会社Webサイトによると、レインボーブリッジのライトアップは、臨海副都心の「顔」として計画されたものだそう長寿命・省電力・高輝度などが特徴の「無電極ランプ」を採用しています。
橋を3色に変化させるライトアップは、世界で初めてだそう。橋の主塔は白のライト、ケーブルは曜日・時間・イベント時と色を変化させるイルミネーションが特徴になっています。
ライトの数は全部で444個。主塔に取りけられたライトは176個で、夏は涼し気に輝くような白色、冬は温かみのある黄~オレンジがかった温白色へ変化します。
橋を支えるケーブルは152個のライトが取り付けられており、ライトの色は、ニュートラルなイメージの白・エコロジーを感じさせる緑、21世紀の曙を感じさせるコーラルピンクの3色が選ばれています。
ケーブルのライトは色だけではなく、点灯の仕方も変化。橋げた部分やアンカレイジ(ケーブルをつなぎ止めるおもりの役目)は通年緑がかった白です。
これらのライトは、太陽光発電システムを採用していますよ。
レインボーブリッジのライトアップの点灯時間は?
レインボーブリッジのライトが点灯する時間は、夕方の日没から24時まで。深夜のドライブでも美しい夜景を楽しむことができます。
2005年に首都高速道路公団が株式会社化された記念に、日没から日の出まで虹色に輝く特別ライトアップを行ったことがあります。その後、開通記念などの節目に実施され、2018年も12月から翌1月6日までも行われました。
まさに橋の名にふさわしい「レインボー」の輝きは、東京の夜景を特別なものにしてくれる一夜ですね。
夜景が綺麗なレインボーブリッジへのアクセス方法
レインボーブリッジへは、電車やバス、車などでアクセスできます。芝浦側とお台場側、それぞれの行き方を解説していきましょう。
電車でのアクセス方法
芝浦側に行く場合は、ゆりかもめを利用するのが便利。東京駅からならJR山手線を利用し、新橋から乗り換えます。
下車する駅は「芝浦ふ頭駅」で、東口から約5分、遊歩道の入り口までは8分ぐらいです。
バスでもアクセスでき、品川駅港南口から田町駅東口を結ぶ「ちぃばす」の港南ルートで「芝浦ふ頭入口」で降ります。
お台場側に行く場合もゆりかもめを利用。下車駅は「お台場海浜公園」でここから約10分ぐらいです。
バスを利用する場合は、都営バス「海01」系統もしくは、㎞観光バス「お台場レインボーバス」、京急バスがあります。「お台場海浜公園駅前」もしくは「台場駅前」で下車して徒歩4分ぐらいです。
車やレンタカーでのアクセス方法
レインボーブリッジの上層部を走るのが首都高速11号線です。都心部からアクセスするには、このルートが王道。
芝浦側は臨海副都心出口、お台場側は台場出入口になります。
一般道を利用するなら、レインボーブリッジの下層部の臨海道路。ただし、遊歩道とゆりかもめに挟まれ、上は首都高ということもあり、景色は楽しめません。
もう一つは晴海通りで豊洲や有明からお台場へ向かう方法。少し遠回りになりますが、比較的スムーズに流れていることが多いようです。
駐車場は、「芝浦ふ頭の駐車場」や「お台場海浜公園北口駐車場」、「お台場海浜公園中央駐車場」が利用できます。
レインボーブリッジの夜景を楽しむ穴場スポット10選!
レインボーブリッジの夜景を楽しめるスポットはいくつかありますが、穴場といわれるのは以下の11箇所。
- 豊洲ぐるり公園
- 竹芝桟橋
- カレッタ汐留展望台「SKY VIEW」
- 晴海ふ頭客船ターミナル
- ベイブリーズガーデン
- 芝浦南ふ頭公園
- インボーブリッジ遊歩道の展望台
- お台場海浜公園
- フジテレビ球体展望室 「はちたま」
- 東京屋形船
- アクアシティお台場
それでは各スポットのおすすめポイントやアクセス方法などを詳しく見ていきましょう。
穴場スポット①豊洲ぐるり公園
2018年4月に全面オープンした「江東区立 豊洲ぐるり公園」。ここからはほぼ真正面にレインボーブリッジと東京タワー、湾岸エリアのビル群が見渡せます。
さらに公園と有明エリアをつなぐ富士見橋まで足を延ばすと、レインボーブリッジを西向きに見ながら、美しい夕焼けが見れると評判!ゆりかもめ「市場前駅」約10分と少し歩きますが、夜景撮影には最適です。
豊洲ぐるり公園
住所:東京都江東区豊洲6丁目4
電話番号: 03-3642-5099
営業時間:24時間
定休日:なし
URL:https://www.city.koto.lg.jp/470603/kasenkouen/toyosugururipark.html
穴場スポット②竹芝桟橋
伊豆七島や小笠原諸島とを結ぶ船やレストランシップなどの発着場として利用されている竹芝桟橋。
遊歩道全体がライトアップされていて、豊海埠頭や勝どき橋、レインボーブリッジやお台場など美しい夜景をゆったり楽しめます。
竹芝桟橋
住所:東京都港区海岸1-16-3
営業時間:24時間
定休日:なし
URL:http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/kanko/port/takeshiba/
穴場スポット③カレッタ汐留展望台「SKY VIEW」
「カレッタ汐留」は新橋から徒歩4分ぐらい、都営大江戸線の汐留駅からは約1分でアクセスできる複合商業施設。飲食店などの他、日本初の広告ミュージアム「アドミュージアム東京」や「大同生命ミュージカルシアター 電通四季劇場[海]」といった文化施設もあります。
46~47階にある展望スペースからは、地上200mの高さから東京湾の夜景が無料で見渡せるとあり、デートスポットにも大人気。築地・勝どき方面や、お台場、レインボーブリッジ、東京ゲートブリッジなどまえ一望できます。
カレッタ汐留展望台「SKY VIEW」
住所:東京都港区東新橋1-8-2 カレッタ汐留46階
電話番号: 03-6218-2100
営業時間:11時~23時(スカイレストランの営業時間内)
定休日:なし
URL:http://www.caretta.jp/skyrestaurants/
穴場スポット④晴海ふ頭客船ターミナル
国内外の豪華クルーズ船などが発着する客船ターミナル。東京港が目の前で、正面にレインボーブリッジ、月島、東京タワーまで見渡せます。
最寄り駅から離れているので、混雑することは少なく、ゆっくり夜景を楽しめる穴場です。東京駅や四ツ谷駅、錦糸町駅からバスでアクセスするか車が便利。
2020年に新客船ふ頭ターミナルビルが建設・オープンされる予定で、その後、晴海ふ頭ターミナルの閉鎖という話もあるようなので、いまのうちがチャンスかもしれません。
晴海ふ頭客船ターミナル
住所:東京都中央区晴海5丁目7−1
電話番号:03-3536-8651
営業時間:24時間
定休日:なし
URL:http://www.tptc.co.jp/business/guest
穴場スポット⑤ベイブリーズガーデン
品川駅港南口から徒歩約18分のところにある、高級分譲賃貸タワーマンション「ベイクレストタワー」。その敷地内にある「ベイブリーズガーデン」は誰でも利用できる海岸沿いのデッキです。
デッキはフットライトに程よく照らされ雰囲気たっぷり。駅からもは離れるため、静かにレインボーブリッジの夜景を楽しみたいときにはおすすめです。
品川駅からバスを利用すれば約3分で到着。「港南四丁目」で降りてすぐです。
ベイブリーズガーデン
住所:東京都港区港南3-9
営業時間:24時間
定休日:なし
穴場スポット⑥芝浦南ふ頭公園(かいがんぱ~く)
ゆりかもめ 「芝浦ふ頭駅」から徒歩5分のところにある公園。レインボーブリッジのすぐ下にあるため、地上から橋の裏側を見ることができる希少な穴場です。
ループ橋を正面に見ながら、東京湾やお台場、晴海ふ頭が見渡せる、迫力のある夜景を楽しめます。
芝浦南ふ頭公園(かいがんぱ~く)
住所:東京都港区海岸3-33-20
電話番号:03-3452-4151
営業時間:8時~21時
定休日:なし
URL:https://www.city.minato.tokyo.jp/shisetsu/sport/sport/03.html
穴場スポット⑦レインボーブリッジ遊歩道の展望台
レインボーブリッジの下部、臨海道路の外側に設けられている遊歩道は、誰でも無料で歩けます。入口は芝浦側(サウスルート)とお台場側(ノースルート)の2か所。
いずれも歩いて約30分ぐらい。ここからライトアップされたレインボーブリッジを撮影するなら、お台場側(ノースルート)がおすすめです。
レインボーブリッジお台場側入り口
住所:東京都港区
電話番号:03-5463-0224
営業時間:4月~10月は9時~21時、11月~3月は10時~18時(最終入場は30分前)
定休日:第3月曜(祝日の場合は翌日休み)
URL:https://www.shutoko.jp/fun/lightup/rainbowbridge/
穴場スポット⑧お台場海浜公園
レインボーブリッジのすぐ下にある台場公園(第3台場)を含め、人工のビーチや芝生が広がる広大な公園。ここからは様々なロケーションでレインボーブリッジを眺めることができます。
おすすめは以下の三か所。
- 台場公園(第3台場)
- 自由の女神付近
- 日の出桟橋付近
台場公園(第3台場)は、ビーチの端からひし形に出っ張るように設けられた砲台跡。ペリー来航に驚いた江戸幕府が急遽造らせたものです。
陣屋跡や火薬庫跡、かまど跡があり、国指定史跡になっています。お台場側から最も近くでレインボーブリッジが望めるベストスポットです。
お台場の自由の女神像は、フランス政府公認のレプリカ。ここからは女神像と東京タワー、レインボーブリッジの3つを同時に撮影できるポイントとして人気があります。
浅草・お台場海浜公園・東京ビッグサイト・パレットタウンを結ぶ水上バスやクスーズ船の発着所になっている日の出桟橋。レインボーブリッジやお台場、晴海ふ頭エリアまで見渡せます。
水上バスは夏休みの間、夜も運行しているので、海から夜景を楽しむこともできますよ。ゆりかもめの「日の出駅」から徒歩約3分です。
お台場海浜公園
住所:東京都港区台場1-4
電話番号:03-5500-2455
営業時間:24時間
URL:http://www.tptc.co.jp/park/01_02
穴場スポット⑨フジテレビ球体展望室 「はちたま」
フジテレビの本社屋の25階にある球体展望室。レインボーブリッジはもちろん、東京タワー、都庁、六本木ヒルズ、東京スカイツリーなど270度見渡せます。
ただし18時でクローズになるため、夜景を楽しむ場合は冬のみになります。
フジテレビ球体展望室 「はちたま」
住所:東京都港区台場2-4-8
電話番号:03-5500-8888
営業時間:10時~18時(最終入場は30分前)
※イベント開催等で予告なく変更になる場合もあり。
定休日:月曜(祝日の場合は翌日休み)
入館料:高校生以上550円、小中学生300円、団体20名以上で割引あり。
URL:https://www.fujitv.co.jp/gotofujitv/hachitama/
穴場スポット⑩屋形船
レインボーブリッジとお台場の夜景を、おいしい食事とともに楽しめるのが屋形船。船内では揚げたての天ぷらや鮮度抜群のお刺身など、江戸前会席料理が楽しめます。
船宿は浅草橋や品川、芝浦に集まっており、どの船宿でもお台場遊覧コースを設けています。乗合船は主に金・土・日の終末に出船。
船の屋上に出られる展望デッキ付きのものがおすすめです。
屋形船東京都協同組合
住所:東京都台東区柳橋1-5-11 篠塚ビル3F
電話番号:03-5825-5526
営業時間:10時~18時
※イベント開催等で予告なく変更になる場合もあり。
定休日:火・日・祝日
乗船代:大人1人10,800円より
URL:http://www.yakatabune-kumiai.jp/
穴場スポット⑪アクアシティお台場
お台場海浜公園に隣接する商業施設。デックス東京ビーチと並び、東京湾の夜景が美しく見えるスポットとして人気です。
5階、6階にテラスがあり、そこからレインボーブリッジや海にうかぶ屋形船の灯りがとてもきれいに見えます。食事をしながら楽しみたい場合は、「Queen's Bath Resort」や「Tokyo BBQ」がおすすめ。
アクアシティお台場
住所:東京都港区台場1-7-1
電話番号:03-3599-4700
営業時間:物販店舗11時~21時、飲食店舗11時~23時(フードコートは21時まで)
定休日:なし
URL:https://www.aquacity.jp/
この他、ホテルに宿泊してゆっくり楽しみたい場合は「ヒルトン東京お台場」や「インターコンチネンタル東京ベイ」、「グランパシフィックメリディアン」などがおすすめ。お部屋から楽しむ場合は、上層階を指定しましょう。
東京ライトアップの代表!レインボーブリッジの夜景まとめ
都心部をつなぐ主要な交通網として建設されたレインボーブリッジですが、東京湾を彩る夜景の一部としても美しい色どりを添えています。臨海エリアの高層ビル群とともに遠景として楽しんでもいいですし、すぐ間近で迫力ある姿を眺めるもよし。
クルーザーや屋形船などで水上から見るのもまた、趣があっていいものです。東京観光やデートにレインボーブリッジの夜景をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。