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2019/02/19

トラベラーズチェックとは?換金や買取に期限はある?【2019年最新版】

トラベラーズチェックを使ったことはありますか?
今回は旅行の際に重宝したトラベラーズチェックの換金や買取について解説します。

自宅に使っていないものが残っているという方もぜひ参考にしてください。

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【換金の前に】トラベラーズチェックとは?

海外旅行で重宝したトラベラーズチェック

トラベラーズチェックがどういったものか知っていますか?
また使ったことはありますか?

まずはじめに、どういったものなのかを確認しておきましょう。
旅行小切手とも言われるもので、海外に旅行に行ったときに、現地のお金に換えるときや決済に使う小切手のことを言います。

T/Cなどとも略され、小切手に書かれている額面を現金として支払いなどに使うことができるもの。
海外旅行の際の決済方法として便利で、長年重宝されてきました。

以前は役立つものとしてたくさんの人に使われてきましたが、今では他に便利なものがたくさんあることからも、耳にする機会が減っています。
若い世代であれば、使ったこともなければ聞いたこともないという人も多いかもしれません。

トラベラーズチェックのメリット

続いてはこの旅行小切手のメリットについて見ていきましょう。
海外旅行に行く前に購入しておくことで、旅行先で紛失してしまっても再発行ができることがメリットとしてあげられます。

現金であれば盗難に遭ったり紛失してしまった時に戻ってきませんが、この旅行小切手を持っていれば、きちんとした手続きをしていれば再発行できるため安心。
また支払いなどで使う際には署名が必要なため知らない人に勝手に使われるという心配がありません。

お金がなくなったらどうしよう、落としてしまったらどうしようといった余計な心配をすることなく旅行を楽しむことができますね。
また一概には言えませんが、現金を外貨に両替する時と比較してレートが良いこともメリットの一つです。

トラベラーズチェックのデメリット

安全性が高いといったメリットがある一方で、デメリットはどうでしょうか。
この小切手は、一度現金に換えることなくそのまま使える国やお店が少ないというデメリットがあります。

直接使えない場所であれば、一度現金に換えてから、現金で払うということが必要になります。
ただ現金に換えることができる場所も限られているというのもデメリットの一つです。

そのためせっかく旅行の時に持っていっても使う場面がなく終わってしまった、ということになりかねません。
また安全性が高いということはその分手続きが面倒でもあること。

現金に換える時や決済を行う際に署名や身分証明書が必要になるといったこともあります。

日本国内では販売終了

元々は、銀行の窓口や郵便局、VISAなど様々な場所で販売されていました。
それだけでなく銀行などの金融業ではないセシールやJTBなどの業態も販売をしていました。

しかし2014年3月を最後に、日本国内での販売は終了しており、現在日本で購入することはできません。
クレジットカードが日本でも普及していったことなどが販売終了に至った理由の1つにあります。

とは言え昔はよく使われていたため、自宅に使っていないものが残っているという人も多いのではないでしょうか。
部屋の整理をしていたら出てきたけどどうすれば良いの?と疑問に感じている人もいることでしょう。

未使用のものを現金に換えることはできるのでしょうか。

<下に続く>

トラベラーズチェックを現金に換金することはできるの?

現在日本国内で販売はされておらず購入することはできないことを説明しましたが、現在も現金に換えることや買い取っててもらうことは可能です。

ちなみに有効期限などはありません。
そのため自宅に未使用のものが眠っている、という方であっても大丈夫です。

使い物にならないと思っていた人もいるかもしれませんが、額面のままの価値があるため安心してくださいね。
間違っても捨てることのないようにしましょう。

とは言え現金に換えることができる場所は減っていっているのが現状。
またどこで発行したかによっては、買い取ってもらえないといったケースもあります。

このように国内ではどんどん流動性が低いものになっていっているのです。
そのため自宅に眠っているという方は注意しましょう。

そのまま放置しておくと、現金に換えることが難しくなるかもしれません。
面倒ではありますが出来るだけ早めに行動することをおすすめします。

どこであれば換えることができるのでしょうか。
場所ごとにそれぞれ見ていきましょう。

<下に続く>

トラベラーズチェックを換金できる銀行は?

まずは現金に換えることができる銀行について見ていきましょう。
現在でも現金に換えるのが可能な銀行は、三井住友銀行・みずほ銀行・三菱東京USJ銀行・三井住友信託銀行といった銀行。

皆さんが知っているような大きい銀行ではまだ取り扱いしています。
こういった銀行なら自宅の近くにあるという方も多いのではないでしょうか。

ただこれらの銀行も、販売を終了してから次第に換金の対応も縮小していっており、発行元がそれぞれの銀行のものでないとできないといった状況になっています。
またどの店舗であっても良いというわけではなく、支店などが限られている場合もあります。

そのためこれらの銀行で換金しようと考えている場合であっても、保有しているものが取り扱っているものなのかどうかあらかじめ確認するようにしましょう。
調べる前に直接窓口に行かないようにしましょう。

手間も時間も余計にかかってしまいます。
また以前は地方銀行などでも多数トラベラーズチェックの換金や買取ができましたが、現在はほとんどの地方銀行でできないようになっています。

<下に続く>

郵便局でトラベラーズチェックを換金できる?

それでは、郵便局では現金に換えることはできるのでしょうか。
残念ながら、現在郵便局では買取の対応をしていません。

以前は郵便局でもトラベラーズチェックを購入することができましたが、販売は2014年に終え、その後も買取は可能でした。
しかし買取についても2016年の5月まででその後は行っておらず、受け付けてもらうことはできません。

そのため、昔郵便局で購入したものが残っており保有している、という人も、郵便局に持っていくのではなく小切手を発行している機関に確認する必要があります。
自宅に眠っていたものを郵便局に持っていっている人も多いようですが、受け付けてもらえないため注意しましょう。

どこが発行したものなのか忘れてしまったという人は小切手に記載されている発行元を確認するようにしましょう。

<下に続く>

両替所でトラベラーズチェックは換金できる?

では両替所で現金に換えることはできるのでしょうか。
外貨両替所ではまだ換金の取り扱いをしており、買い取ってもらうことができます。

取り扱っているところとそうでないところがありますがトラベレックスやワールドカレンシーショップという両替ショップでは換金が可能。
トラベレックスという両替所では買取ができるものと確認ができれば日本円に換えてくれます。

店舗に行く際にはトラベラーズチェックに加えて免許証やパスポートなど本人確認書類を持参するようにしましょう。
また買取できるかどうかについては日数がかかる場合もあるということを理解しておきましょう。

またワールドカレンシーショップという両替所では日本円への交換だけでなく、外貨預金への交換も可能ですよ。

<下に続く>

海外でトラベラーズチェックの換金はできる?

国内で買い取ってもらえる場所について紹介しましたが、海外で現金に換えることは可能なのでしょうか。
海外でも、現金に換えることはできます。

また日本で購入し保有しているものを海外で使うということも可能。
そのため現金に換えるしかないというわけではありません。

とは言え国や地域により異なるというのが現状です。
海外で使うことができる国や地域は限られており、使う場所だけでなく現金に換えることができる場所についても減っていっているのです。

アメリカでは利用できるお店や換金できる場所が比較的多いのに対し他の国ではあまり使える店がないといったようなことも。
旅行に行って使えないとなれば換金できる場所を探すことになり大変です。

これではせっかくの旅行で時間が取られてしまい楽しめませんね。
こういったことを考えると旅行のタイミングまで保有しておくよりも、早めに国内で交換しておいた方が良いかもしれません。

<下に続く>

トラベラーズチェックを換金するときのレートは?手数料はかかる?

続いてはトラベラーズチェックを換金するときのレートや手数料について見ていきましょう。
現金に換えるときのレートは、その当日のレートとなります。

現金に換えるタイミングについてですが、外貨と同じようなものですので基本的に円安の時の方がお得です。
その日のレートによっては購入した時よりお得になるかもしれませんよ。

早めに現金に換えた方が良いというのはありますが、有効期限のあるものではないため、お得なタイミングで換えたいということであれば考えたうえで両替所などに行くようにすると良いでしょう。
手数料についてはかかる場合もありますが無料の場合もあります。

どこが発行しているかによって、また国や地域によって、手数料は異なってくるため確認するようにしましょう。

<下に続く>

トラベラーズチェックを換金するときに期限はあるの?

では現金に換えるときに期限などはあるのでしょうか。
先ほど紹介したとおり、有効期限などは設けられていません。

そのため国内で販売を終了していて買うことはできなくても、使っていないものを使うことも可能ですし現金に換えることもできます。
アメリカに旅行に行く予定があるためそのまま保有していよう、というのであればそれでも良いでしょう。

ただ有効期限はありませんが、お伝えした通り利用できる場所や買い取ってもらえる場所というのはどんどん限られてきています。
今後ますます減っていくことも考えられます。

そのため近々旅行先で使う予定があるといった場合でないなら、期限があるないにかかわらず現金に換えておいた方が安心かもしれません。

自宅に眠っているまま放置しているという人はこれを機に行動しましょう!

<下に続く>

トラベラーズチェックを換金するときの注意点は?

現金に換えるときの注意点などはあるのでしょうか。
まずは、自分の保有しているものがどこで発行されたものなのかを確認することが大切。

銀行で発行されたものもあればカード会社から発行されたものなど様々です。
発行された場所によって買い取ってもらう際の取り扱いなどが異なるため大切なポイントですよ。

発行元に問い合わせることで手続きしてもらえる場合もあるので必ず確認しておきましょう。
また、現金に換える前にあらかじめ額面金額を確認しておいてください。

現金に換えてくれる場所によっては、上限金額が定められていることもあります。
金額が大きいような時には持っていく前にあらかじめ問い合わせしておくようにしましょう。

また現金に換える場所についても注意したいところ。
正規の場所で交換するようにしましょう。

正規のところでないと、レートが低い、手数料が高いなど、損をすることもありますよ。

<下に続く>

トラベラーズチェックを換金するときの持ち物は?

現金に換える時には、何を持っていけば良いのでしょうか。
もちろん小切手の現物は必要になりますが、それ以外に本人確認ができる書類が必要になります。

免許証またはパスポートといった書類は必ず持っていくようにしましょう。
必要な書類がなくもう一度足を運ばなければいけなくなってしまった、ということになりかねません。

面倒な手続きは一度で終わらせたいものです。
換える場所により異なる場合もあるため事前に確認することをおすすめします。

<下に続く>

トラベラーズチェックの換金は本人以外でもできる?

本人確認ができる書類が必要だとお伝えしましたが、仕事などが理由でなかなか本人が行けない、という人も多いでしょう。
現金に換えるのは本人でないといけないのでしょうか?

代理人であってもできるのでしょうか?
現金に換えるためには、利用するときと同様本人による署名が必要で、署名が一致していることにより換えられるものです。

そして署名はあらかじめしておくのではなく、換える際に面前でするものだとされています。
また確認書類を提示することにより本人を確認していることもあり、厳密には本人でないと換えることはできません。

委任状などで対応できる場合もあるようですので問い合わせてみることをおすすめします。

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トラベラーズチェックは換金しないで外貨預金にできる?

では現金に換えずに、そのまま外貨預金にすることは可能なのでしょうか。
銀行によっては、現金に換えるおとなくそのまま外貨預金に預け入れすることができます。

ただ取り扱いしている銀行であっても支店により異なることもあるため、事前に確認するこおとをおすすめします。
外貨預金に預け入れる場合であっても手数料はかかりますが、円高なので今現金に換えたくない、といった場合には外貨預金に入れるという選択肢を検討してみても良いでしょう。

円高であっても外貨預金に入れておけば円安になったタイミングで円にすることができるためお得になるかもしれません。
外貨預金をしたことがないという人も、口座を作るきっかけにもなるかもしれませんね。

<下に続く>

トラベラーズチェックを換金しないで使えるの?使い方は?

現金に換えると手数料がかかってしまったりレートが良くなかったりといったことから、そのまま使いたいという人もいるでしょう。
現金に換えない場合、どのように使えば良いのでしょうか。

先ほど紹介したとおり海外にもまだ利用できるところがあります
国によっては利用できる場所が少ないですが、アメリカは比較的使えるところが残っています。

ハワイ旅行などの予定があるという人は無理に現金に換えず、旅行先で額面の価値のまま使うというのも1つかもしれませんね。

<下に続く>

【番外編】トラベラーズチェックみたいに海外旅行で使えるものはないの?

海外旅行で重宝していたものが使いづらくなっている、と思ったかもしれませんが、海外旅行で便利に使えるものは他にもあります。

「キャッシュパスポート」という言葉は聞いたことがありますか?
旅行の際に役立つものとして注目されているものの1つなんです。

事前にチャージして使える、プリペイド式の海外専用のカードのこと。
あらかじめチャージしておくことで、旅行の際にレジで現金を出すことなく決済することができるんです。

それだけでなく提携しているATMであればカードを使って直接現地の通貨を引き出すことができるのもメリット。
クレジットカードとは異なるため、審査などがなく学生などでも発行することができます。

チャージはATMやインターネットから簡単に行えるうえに、家族からのチャージも可能。
トラベラーズチェックのように安全性も高いのが特徴です。

本来のカードに加えてスペアカードも発行されるため、なくしてしまった、という時には本来のカードを使えないようにしスペアのカードを使うことができるので安心ですね。
またキャッシュパスポートが対応している通貨は9つ。

1つの国でしか使えないといったこともなく現金のように外貨が余るといった心配もありません。
インターネットからも申し込みが可能なのでぜひ発行してくださいね。

マスターカードの加盟店であれば使えるため使い勝手もよく魅力的ですよ。

<下に続く>

トラベラーズチェックの換金・買取のまとめ

カードを渡す様子

トラベラーズチェックの換金、買取の方法や場所、期限、手数料などについて解説しました。
販売は終えているものの国内でも現金に換えられる場所はまだ残っていますが、早めの換金をおすすめします。

買取の取り扱いも減ってきています。
最近では他にも旅行の際に便利なものがあるためそういったものの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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国内・海外旅行のおすすめ情報メディア「どこいく」の編集部です!
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