ブラックフライデーとは?
ブラックフライデーとはアメリカで行われる年に一度の大安売りセールのこと。
感謝祭(サンクスギビング)の翌日、11月の第四金曜日の事を指します。
通常その後の土日を含めた3日間の週末で大規模なセールが行われる事が多く、各店舗が一斉に行うため、開店前から人が殺到し押し寄せる姿は毎年ニュースでも取り上げられるほどの盛況ぶりです。
小売業にとっては一年で一番慌ただしく多忙な一日となり、最大で90%OFFの大特価商品も多数用意されるため、事前に発表される商品詳細やセール価格を調べ、その日の予定を組む人も多いです。
またホリデーシーズンのスタートしてクリスマスギフトを探し始める人も多く、ブラックフライデーでお得にプレゼントやギフトをゲットしようとする人も多くいます。
ブラックフライデーの名前の由来は?
由来は諸説ありますが、たくさん商品が売れ、お店が黒字になる事からブラックフライデーと呼ばれているという説が一般的です。
しかし元々はクリスマス商戦の始まる感謝祭翌日に、街中に人が溢れ、お店がごった返す様子を警察官が皮肉って呼んだ事が始まりだったと言われています。
始まりはネガティブなイメージが強かったブラックフライデーですが、お店側も積極的にブラックフライデーをポジティブなイメージで打ち出し、年一度の大安売りの日とイメージ付けた事で、今日では家族みんなが買い物を楽しむ一大イベントとなっています。
日本にブラックフライデーは2016年ごろ上陸!
日本でもじわじわと浸透してきているブラックフライデー。
広告やテレビのCMでもブラックフライデーという言葉を目にするようになりました。
日本でいち早くブラックフライデーをセールとして大きく打ち出したのはイオンやトイザらスです。
ブラックフライデーという言葉も2016年から一気に話題となり、注目を集めました。
イオンやトイザらスなど主婦層やファミリー、キッズ層を中心として、ブラックフライデーセールは着実に日本でも確立されつつあります。
毎年参加店舗数が増えており、内容もパワーアップしていますので、2018年は更なる盛り上がりが期待されます。
2018年のブラックフライデーの日時はいつ?
2018年のブラックフライデーは、11月23日!!
2018年の感謝祭は11月22日の木曜日となり、ブラックフライデーセールは翌日の23日金曜日、24,25日の週末を併せて3日間で行うところが多いです。
開店時間はお店によって異なりますが、通常より早めに設定をしていたり、外で待っている人が多いと前倒しで早くオープンする場合もあります。
大型のモールからローカルの小売店まで、どこのお店も大々的なセールを行います。
大型のモールはたくさんの専門店を抱えており、家族でお店を手分けして並んだり、一度に色んなお店を回れたりと効率も良い為、ファミリーが真っ先に向かう場所です。
最近ではスモールサタデーという動きもあり、金曜日のブラックフライデー当日はモールや家電量販店など大きなお店で買い物しても、土曜日は地元の小さなお店でお買い物しようという運動もあります。
一週間前からテントを張って列が出来るのは大型家電店が多く、テレビや冷蔵庫など、値段の張るものはブラックフライデーの機会に手に入れようとする人が多いです。
アメリカのブラックフライデーでセール(安く)なるものは?
基本的には何でも安くなります。
お店側からすると在庫処分の意味合いも兼ねている為、50%オフは当たり前となり、 最大70-90%オフで買える商品も多く出てきます。
特に人気があるものはやはり電化製品で、パソコンやテレビ、タブレットなど最新のアイテムも目玉特価品として登場します。
大きいものだとアメリカでは車や住宅の購入を検討する人も多く、販売店も最大1,000ドル(120万円)程の値引きをするところもあるようです。
その他洋服から雑貨、食料品まで、売っている全ての商品がほぼセール一色になります。
内容は事前に発表されるものから、当日発表されるものまで内容も様々です。
ブラックフライデーが近づくと、 周囲の人から今年のブラックフライデーは何を買う?と聞かれたり、これを買うつもりなんだ!と予定を聞かされたりと、皆が何を買うかという声がよく聞こえてきます。
自分が知らなかった情報やお得情報もゲットできるかもしれませんので、周囲の声にも耳をすませておきましょう。
ブラックフライデーの攻略方法6選!
オンラインのブラックフライデープレセールを有効活用!
ブラックフライデーセールでは、オンラインによるプレセールを実施しているところも多いです。
オンラインであれば自宅から購入が可能、運ぶ手間もかからない為、大型家具や電化製品など欲しい商品の詳細がわかっているものは先にオンラインで手に入れるのも得策です。
絶対に朝一から
勝負は朝のオープン後30分前後と思って行動すると良いです。
人気のアイテムは、オープンと同時になくなってしまう事も多く、確実に欲しい商品はオープン前から並ぶ事をお勧めします。
感謝祭の翌日でゆっくり起きてから…では欲しい商品は手に入らないかもしれません。
どうしても欲しい商品があるときは朝は頑張って列の良いポジションをゲットしましょう。
いいなと思ったら手放さない!
レジでお会計をするまでは、まだ購入した事にはなりません。
迷っているから後で戻ってこようと思ったり、ちょっとラックに掛けておいたりすればあっという間に誰かに取られてしまいます。
いいなと思った商品は最後まで手放さず、しっかりお会計まで持っていき確実にゲットしましょう。
いつもより時間に余裕を見て行動する
ブラックフライデーの混雑ぶりは店内だけではありません。
それだけの人が集まるという事はフィッティングルームからお会計のレジはもちろん、駐車場や道路も大渋滞を起こします。
お店に入るまでに何時間も並び、商品を選んだ後フィテッィングルームに入るのにまた30分程並び、お会計のレジでも更に30分…などとにかく並ぶ!という事を心得ておきましょう。
買い物を終えてもまだ油断は出来ません。
次の場所に向かおうと思っても、大型のモールなど多数の人手が予想される場所では駐車場も大混雑!
駐車場に入れない車で道路が完全に詰まってしまい、買い物し終わって帰宅する人もなかなか出られないという事態になってしまう事があります。
一日にいくつもお店を回る人は道路の混雑状況も考え、余裕を持った予定を立てましょう。
欲しい商品は事前に決めておく
大混雑の店内では、ゆっくりお店や商品を見て回る時間はありません。
自分の欲しいものを絞り、効率的に買い物する事が重要です。
商品が明確にわかっている場合は友達や家族と手分けして回り、それぞれが欲しいものを分担して購入するのもお勧めです。
中にはお一人様一点までなど制限があるものもありますので、しういった情報も事前に確認しましょう。
高級ブランドは最初に回る
通常はセールにならないような商品がセール対象となるブラックフライデーセール。
高級ブランドはなど普段セールを行わないお店でも、セールが行われます。
その為高級ブランド店でのセールはかなりの混雑が予想され、争奪戦となります。
午後にはセール商品は全部売り切れてしまう可能性もあるので、高級ブランドで欲しいものがある人は最初に回るのが得策です。
日本でブラックフライデーのセールをやる店舗
日本でも浸透してきたブラックフライデー、2018年はどこのお店で実施されるのでしょうか。
開催が予定されているお店をご紹介します。
- イオン
- GAP
- トイザらス
- イトーヨーカドー
- ユニクロ
- コストコ
- ニトリ
- フォーエバー21
- しまむら
- カルディ
- H&M
イオン
2016年に先駆けてブラックフライデーを始めたイオンでは、22日から24日までの3 日間イオンモール、専門店限定でポイントが5倍となります。
また目玉商品として96(クロ)にかけた9,600円の特価商品など特別価格での商品が販売されます。
専門店でもアメリカンイーグルが40%OFFなどブラックフライデーだからこそのセール内容が盛り沢山です。
ブラックフライデーセールとしてイメージが定着しつつあり、全国的に大規模なセールで盛り上がる事間違いなしです。
トイザらス
トイザらスではまだ2018年の詳細は発表されていません。
しかし、2017年200商品を対象に最大90%オフだった大人気セールがパワーアップして帰ってくる!
今年も争奪戦間違いなしです。
昨年はオープン直後かなりの混雑だったようなので、今年も狙うものがある場合は早めに列の確保をお勧めします。
日本でブラックフライデーのセールをする通販サイト
実店舗だけでなく、オンライン店舗でも限定のブラックフライデーセールを行っている所もありますのでご紹介します。
- 楽天
- ホテルズドットコム
- ゾゾタウン
- エクスペディア
- Amazon
楽天
2018年のセール内容はまだ明らかとなっていませんが、2017年は最大で楽天ポイントが10倍になるセールを行っていました。
またお買い物合計額に応じたポイントやショップごとの個別ポイントアップなどを併用すると最大でポイントが36倍に。
2018年もたくさんのポイントゲットが期待できます。
Hotels.com
ホテルズドットコムでは2017年に宿泊料金が最大50%オフ+¥20,000以上で¥3,000オフのクーポンが配布されています。
旅行の予定がある人は是非この機会を利用して、お得に宿泊施設を予約してみてください。
ブラックフライデーセールをアメリカで気軽に楽しみたいならハワイがおすすめ!
日本のブラックフライデーセールも良いけれど、せっかくだったら本場アメリカのセールに参加してみたい!という方におすすめなのが、ハワイでのセールに参加すること。
アメリカ本土までは直行便で最低でも約13時間程と移動距離も長く、到着した後の時差ぼけも大変ですが、ハワイまでなら移動時間も約半分の7時間程と、到着時の疲労も少なくて済みます。
ハワイは大型ショッピングモールのアラモアナショッピングセンターを始め、デパートやスーパー、アウトレットモールもあるお買い物天国。
日本人スタッフが駐在しているお店や日本語でのサービスをしてくれるお店も多いので、初めての方でも安心してブラックフライデーを楽しめます。
ハワイでブラックフライデーを楽しむ事が出来るお店を紹介します。
アラモアナショッピングセンター
アラモアナショッピングセンターは、ワイキキの中心地からすぐの大型ショッピングセンター。
あらゆるお店が入っている為、アラモアナに行けばほぼ全ての買い物が全て済んでしまう程たくさんのお店があります。
人気のレストランやカフェ、フードコートも充実しているので、疲れたら休憩もしながらモール内で一度にたくさんのお店を回る事が出来ます。
2017年は朝6時からオープン。
一部店舗は真夜中からスタートするところもあるみたいですので、お店ごとに事前に確認が必要です。
2017年のセールは以下の通りです。
- プラダ…一部30%オフ
- サンローラン…一部セール対象
- ジミーチュウ…一部30%オフ
- アンソロポロジー…20-25%オフ
ルイヴィトンやシャネルなど一部の高級ブランドを除き、ほとんどのお店で何かしらセールを行っています。
また専門店意外にも、ニーマンマーカスやノードストロームといったデパートのシューズコーナー、バッグコーナーも狙いめです。
高級デパートなので扱っているブランドもUGGやレベッカミンコフなど、ブランドものが多く、掘り出し物が狙えます。
専門店と違って在庫がない事が多く、出ている商品が一点ものというパターンがほとんどのため、サイズが合えばラッキーと思って探せます。
ワイケレプレミアムアウトレット
ハワイを代表するアウトレットモールと言えば、ワイケレプレミアムアウトレット!
大人気ブランドがアウトレット価格で購入できる人気アウトレットなので、ブラックフライデー時には大行列が出来ます。
前日の夜中からオープンし、ブラックフライデー当日まで通しで営業するお店が多いため、各店舗営業時間の確認が必要です。
2017年の割引率はこんな感じでした。
- マイケルコース…最大50%オフ
- コーチ…全品70%オフ(一部除外)
- トリーバーチ…店内ほぼ40%オフ
他にも日本で買うよりもずっとお得なUGGやトミーヒルフィガーなど、どのお店もセールを行います。
アウトレットモールという事で、元々アウトレット価格で安くなっている商品が更に割引になるという大特価。
ブラックフライデーにハワイに行くなら絶対に外せないスポットです。
Doorbusterと書いてあったり、シールが貼られていたら要チェック!
Doorbusterとは超目玉特価商品という意味なので、もしそう書かれた商品を見つけたら、迷わずチェックしましょう。
お客さんがドアを蹴破って取りにくるほど欲しい商品という意味なので、何であれ超特価品である事は間違いないです。
見つけたらとりあえず確保して、家族やお友達に欲しい人がいないか聞いてみるのも良いかもしれません。
一年に一度のアメリカ大セール、ブラックフライデーを楽しもう
お得な商品が次から次へと見つかり、国全体が盛り上がるお祭りのようなブラックフライデーですが、注意点もあります。
特にアメリカ本土では大混雑した際に、けが人が出ているという点です。
欲しいアイテムにまっしぐらな中、什器を倒して人に当たったり、誰かの足を踏んでしまったり。
欲しいものをゲットしたい気持ちはわかりますが、安全にお買い物出来る事が何よりですので、周りに気をつけてセールを楽しみましょう。
また初日に各店目玉商品が出て、売り切れてしまう事もありますが、2日目、3日目と割引率をあげてくるお店もあります。
中には初日に対象外だった商品が最終日にはセールになっていたりと最後までチャンスがありますので、セール期間中いっぱいまで諦めずに色々探すのが良いと思います。
たくさんお得な商品をゲットできるよう、下調べは入念に、安全にブラックフライデーを楽しんで下さい。