【観光の前に】トルコってどんな国?
トルコは、西アジアと東ヨーロッパの中間地点にあり、古代ギリシャやペルシャ帝国、古代ローマ帝国、ビサンチン帝国、オスマン帝国と文化面で強い結びつきがあります。
トルコの首都はアンカラですが、トルコ最大の都市はボスポラス海峡に面した、イスタンブールになります。
トルコは大きく7つのエリアに分かれていて、イスタンブールを中心とするマルマラ海地方、西のエーゲ海地方、北の黒海地方、南の地中海地方、内陸部の中央アナトリア地方、山地が多い東アナトリア地方、イラクとシリアとの国境近くの南東アナトリア地方に分けられています。
すべてのエリアを観光で巡るのは、かなりの日数が必要となります。
トルコの気候も地中海側と東部の山側では、大きく温度差があり、季節にも特徴があるので、トルコに観光で訪れる際は、観光する地方の気候を確認してくださいね。
トルコ人の99%がスンニー派のイスラム教徒です。
イスラム教では飲酒は禁止とされていますが、他のイスラム教国と違ってトルコは飲酒する人が多いです。
トルコの宗教施設付近は、飲酒は禁止されていますが、ほとんどのレストランでお酒を飲むことができます。
トルコの治安についてはこちらの記事で詳しくご紹介しているので是非ご覧ください。
トルコの治安はいい?悪い?観光時に注意するべき犯罪や安全点を紹介【治安の前に】トルコってどんな国? トルコは東ヨーロッパと西アジアにまたがる国でありますが、...
ぜひ訪れたいトルコの人気観光地20選【イスタンブール/カッパドキア/トロイ】
では、トルコの人気の観光地をみていきましょう。
トルコには、以下の魅力的な人気の観光地があります。
- カッパドキア岩窟群
- イスタンブール旧市街地
- ギョレメ野外博物館
- ヒエラポリス
- パムッカレ
- エフェソス
- シャンルウルファ
- トロイの遺跡
- トゥズ湖
- ブルーモスク
- アヤソフィア
- トプカプ宮殿
- 地下宮殿
- ボスポラス海峡
- グランドバザール
- エジプシャンバザール
- ブルサ
- ガラタ塔と橋
- イズミール
- ハットゥシャシュ
続いて、トルコの観光スポットを、それぞれ詳しくみていきます。
トルコの人気観光スポット①:カッパドキア岩窟群
撮影:どこいく編集部
カッパドキアがこのような独得の風景になったのは、降り積もった火山灰や溶岩が雨風にさらされて浸食し、何万年もの歳月をかけてできた奇岩群です。
カッパドキアは、紀元前15世紀~12世紀ころに古代ヒッタイト王国の中心地として栄え、6~9世紀になると、ローマ帝国によって迫害を受け逃れたキリスト教徒たちが移り住み、地下都市を作り上げたといわれています。
今でも至る所に地下都市を見ることができるトルコの人気の観光スポットになっています。
カッパドキアは凝灰岩でできていて、とても堀削しやすかったので、早くからこの一帯は、洞窟住居が発達していました。
紀元前4000年頃には、すでに人が岩を掘って住んでいたといわれていて、さらに紀元前1900年頃になると、アッシリアの商人がここカッパドキアに移民都市を作りました。
その後、ローマ帝国の支配を受けて3世紀半ばに、キリスト教徒の弾圧が始まると、迫害を避けるために、岩山を更に堀進んで修行の場や住居にしました。
カッパドキア奇岩群は、1985年に世界遺産に登録された、トルコ最大の人気の観光スポットで、死ぬまでには見たいとされる魅力のある人気の観光スポットです。
この辺りは、ギョレメ国立公園となっていて、たくさんの人気の観光スポットがあるので、最低でも2日くらいは滞在して観光することをおすすめします。
カッパドキア奇岩群
住所:Ürgüp/Göreme/ネヴシェヒル トルコ
URL:http://www.kulturvarliklari.gov.tr/TR-44433/goreme-milli-parki-ve-kapadokya-nevsehir.html
トルコの人気観光スポット⑨:イスタンブール旧市街地
撮影:どこいく編集部
トルコのイスタンブールの旧市街地は、古代ローマ帝国のコンスタンティノープルがあった地区で、金角湾、ボスフォラス海峡、マルマラ海、城壁を四方を囲まれた地域です。
トルコのイスタンブールは、トルコ最大の都市で、アジアとヨーロッパの融合する魅力的な味わいがある街です。
トルコのイスタンブールの観光でよく耳にするのが新市街、旧市街、アジア側、ヨーロッパ側です。
トルコのイスタンブールは海峡を挟んで2つに分かれ、新市街地にはシシリ、ベシクタシュ、米オールなどで、ショッピングモールやタクシム広場やイスティックラル通り、ガラタ塔などの人気の観光スポットがあり、旧市街地はファーティヒで、トルコの有名なアヤソフィアやブルーモスク、トプカプ宮殿、地下宮殿、グランドバザールなどがあります。
トルコのイスタンブールの歴史を感じることができるのは、旧市街地です。
旧市街地には観光地が多いので、観光メインでトルコに訪れた人は、ホテルは旧市街地に取ることをおすすめします。
主な観光スポットにはトラムと呼ばれる路面電車が通っているので、移動には困ることはないです。
旧市街地には、古い街並みがとても美しく、歴史地区でもあるので建築基準が厳しくて、近代的な建物を建てるのを禁止しています。
道も狭く複雑で石畳みが多く、ちょっと歩きにくいので、注意してくだい。
私は、旧市街地の中にホテルを予約したのですが、ブルーモスクやアヤソフィア、トプカプ宮殿などが徒歩圏内で便利でした。
他の少し離れた観光地にも、電車やバスで行けるので、交通手段にはまず困らない便利な街です。
イスタンブール旧市街地
住所:トルコ イスタンブール県
URL:https://goo.gl/maps/EawX2MAfnGNta2eHA
トルコの人気観光スポット③:ギョレメ野外博物館
撮影:どこいく編集部
ギョレメ公園の北東部ギョレメ村を散策しているだけで、違う世界へ来たような錯覚になりますが、野外博物館は聖堂、岩窟教会や修道院などからなっていて、それらを見学することができます。
ギョレメは「見てはいけないもの」という意味で、このギョレメ一帯には500近い教会があるといわれ、野外博物館では30の岩窟教会が見学することができます。
中でも11世紀の色鮮やかな、フレスコ画がとても美しいリンゴ教会や12世紀のサンダル教会、11世紀後半の聖バーバラ教会などが人気の観光スポットです。
教会といっても岩くり抜いて造った教会なので、岩なのか建物なのか、見た目からはわからない、中に入って初めて教会だと気づきます。
ここにある教会は、キリスト教のものなので、十字架やイエスの像が描かれています。
絵の顔の部分が削り取られていますが、これは偶像崇拝を禁止するイスラム教徒がやったことなのでしょうか。
絵画が罪深い偶像だと考えられ、牧場で家畜の世話をする人たちにフレスコ画が破壊されていまいした。
まだ破壊から逃れた壁画のたくさん残っており、教会が築かれた10世紀からの長い歴史を感じられます。
日本語の音声案内オーディオも用意されているので、聞きながら見学することができ、より一層理解が深まりますので、ぜひ借りてください。
奇岩の洞窟の中に教会として使われていたのがわかる壁画が残っていて、その神秘的な雰囲気に感動しました。
中に、追加料金を支払って入る教会があるのですが、そこの壁画は特に美しく、感動しました。
ギョレメ野外博物館
住所:Merkez, Müze Cd., 50180 Göreme Belediyesi/Nevşehi
電話番号:+90 384 271 21 67
営業時間:8:00~18:00
入場料:15リラ
URL:http://www.nevsehirkulturturizm.gov.tr/
トルコの人気観光スポット➃:ヒエラポリス
トルコのヒエラポリスは、ローマ帝国の温泉保養地として栄えた都市です。
紀元前190年にペルガモン王国の都市として街が造れられ、ローマ帝国に征服されてから温泉保養地として繁栄しました。
トルコのヒエラポリスは、剣闘士の試合が行われた円形劇場やローマ時代の遺跡がたくさん残されています。
遺跡は保存状態もたいへん良くて、一番保存状態が良いのが円形劇場で、劇場からは遺跡全体を見渡せます。
世界遺産に登録されていますが、立ち入り禁止の規制線はなく、ゴロゴロと至るところに転がっている石にも触れることができます。
ローマ帝国時代の文字が刻まれている石を見ると、ゆっくりと果てしなく続く時の流れを感じます。
ヒエラポリスには、古代ローマの温泉があります。
この温泉にクレオパトラも入浴したと伝わっている、とても魅力的な人気ス観光ポットで、今でもこの温泉に入ることができるのがとても感動的です。
温泉の中には古代遺跡が沈んでいて、タイムスリップしたかのような感覚になります。
映画の影響か日本でも温泉のことを「テルマエ」というのを知っていますが、本当に古代ローマ人は温泉が大好きだったのですね。
温泉施設内の見学は無料ですが、入浴をされる場合は別に料金が必要となるので、施設の入り口付近でチケットを購入してください。
クレオパトラも入浴したという温泉、クレオパトラになった気分で入浴するのもいいですね、きっと素敵な旅の思い出になることでしょう。
入浴の際は、水着を忘れずに。
ヒエラポリス
住所:20280 Pamukkale/Pamukkale, Denizli/デニズリ トルコ
営業時間:6:00~20:00 冬季6:30~18:30
入場料や利用料:大人:35トルコリラ、 遺跡内の考古学博物館は別途5トルコリラが必要
URL:http://www.pamukkale.gov.tr/
トルコの人気観光スポット⑤:パムッカレ
パムッカレは、長い歳月をかけて温泉に含まれる炭酸カルシウムが堆積してできた石灰棚で、トルコ語で綿の城と呼ばれているトルコでも有名な人気の観光スポットです。
100以上ある石灰棚には温泉が満たし、昼間は青い空の色が反射して石灰棚は青く、夕方には茜色に染まります。
遠くから見ると、雪と見間違えするくらい真っ白な魅力的な風景で、石灰棚は眺めるだけではなく、入ることもできます。
一部景観保護のために立ち入り禁止のエリアもありますが、一般に開放されているエリアは温泉で満たされています。
靴を脱いで裸足になって温泉に足を浸かってください。
近年温泉量が不足しているからか、温泉が下の棚田に静かに流れ落ちる光景を見れなくなったといわれますが、気象条件次第ではたっぷり温泉が出る日も多くあるようです。
トルコ観光ガイドのパンフレットにも紹介されている大きな石灰棚は、一度に100人は入ることができそうなプールが連なっています。
絶景ポイントは石灰棚を右へと進んでいくと、石灰棚の大きさは小さくなっていきますが、連なりは大きくなっていきます。
どんどん進んで行くと、プールも深いところもあり、水着で泳ぐ人も増えてきています。
人が集まるのは左側のスポットで、左側からは想像できないような、とても美しい光景を見ることができます。
自然が作りだした不思議な風景を眺めながら、パムッカレの温泉を堪能してください。
パムッカレ
住所:Pamukkale/Pamukkale, Denizli/デニズリ トル
営業時間:6:00~20:00 冬季6:30~18:30
入場料や利用料:大人:35トルコリラ
URL:http://www.pamukkale.gov.tr/
トルコの人気観光スポット⑥:エフェソス
トルコのエフェソスは旧約聖書にも名前が記載されている古代都市で、もっとも栄えていたローマ時代の建物が建ち並び、古代ローマ時代にタイムスリップしたような気持ちになる、トルコのエーゲ海沿岸にある都市遺跡です。
遺跡にあるクレテス通りがメインストリートで、遺跡となっている現在でも、たくさんの観光客で賑わっています。
通りの右側は、テルマエ(浴場)、トラヤヌスの泉、ハドリアヌス神殿などが建ち並んでいる姿は、古代ローマ時代がいかに繁栄していたのかが感じられます。
エフェソスは紀元前2世紀にローマによって支配され、多くの建物はローマ帝国がパックス・ロマーナと呼ばれる紀元前1~2世紀ごろのもので、分かりやすくいうとマンガから映画化された「テルマエ・ロマエ」と同じ時期になります。
遺跡調査は現代でも進んでいますが、最近の調査ではこのメインストリートに面して、エジプトの女王のクレオパトラの妹のアルシノエのお墓があるらしいと古代史ファンには目が離せない魅力的な人気の観光スポットです。
トルコのエフェソスを代表するのが2階建てのセルシウス図書館で、紀元前117年に建てられたもので、当時はパピルスや羊皮紙に書かれた12万巻の蔵書が壁のくぼみに納められていました。
遺跡の中には2000年前の公衆トイレ、それも水洗トイレがあるのでぜびご覧になってください。
便器の穴の下を水が流れていて、足元の水路でおしりを拭いたとされる、柄つき海綿を洗っていたそうです。
すでに水洗トイレがあったなんで古代ローマ人の凄さを感じさせられます。
たくさんの見どころのあるエフェソスは、トルコでも人気の観光スポットで、いつも観光客で賑わっています。
エフェソス
住所:Atatürk Mh., Uğur Mumcu Sevgi Yolu, 35920 Selçuk/
電話番号:+90 232 892 60 10
営業時間:8:30~18:30
入場料や利用料:大人:40トルコリラ、 子供:20トルコリラ(学生)、 遺跡内の丘の上の住居(Yamac Evler)は別途20トルコリラ
URL:https://goo.gl/maps/pBQfUzn8FkLmibt77
トルコの人気観光スポット⑦:シャンルウルファ
シャンルウルファはトルコの南東部にある街で、預言者アブラハムの生誕地として言い伝えられている洞窟があることで、世界的に有名なところです。
シャンルウルファの町並みは、とてもエキゾチックな魅力があり散歩しているだけでも楽しい街です。
街のほとんどが石とコンクリートの建物ばかりのシャンウルファの街のど真ん中に、大きな池と林があります。
この街は、水と緑が豊かな古代都市だったことを伺うことができます。
アブラハムはキリスト教、イスラム教、ユダヤ教の共通の預言者であってイスラム教ではイブラヒームと呼ばれています。
イスラム教ではシャンルウルファがイブラヒームの生誕の地とされていて、イスラム教の伝説によると若いころイブラヒームは、残虐な王二ムロドによって大量の薪が燃えさかる火の中に投げ込まれました。
その瞬間、火は水に変わり、薪は魚に変わってイブラヒームは救われました。
その場所は大きな池になり、たくさんの魚が気持ちよさそうに泳いでいます。
長方形の池の側には、イブラヒームが誕生したといわれる洞窟があります。
聖なる洞窟の中では祈りを捧げている人、洞窟の奥には聖なる泉とされる湧き水を飲んでいる人、寛ぎながら本を読んでいる人など、それぞれ思い思いに過ごされています。
旧約聖書に登場する人のゆかりの街が今でも存在するなんて、凄い!という言葉しか浮かびません。
イスラム教の聖地としても知られているシャンルウルファの街は、トルコ人にも人気のある魅力的な観光スポットになっています。
シャンルウルファ
住所:Merkez, Balıklı Göl Cd, 63210 Eyyübiye/Şanlıurfa, トルコ
電話番号:+90 414 318 51 00
URL:https://goo.gl/maps/MVBbzTyH9CFNT8hs8
トルコの人気観光スポット⑧:トロイの遺跡
トロイは、ホメロスの叙事詩イリアスに出てくる古代都市で、トロイの木馬で知られると人気の観光スポットです。
トロイは伝説上の都市と信じてられてきましたが、絶対実在した都市だと信じたドイツ人のシュリーマンによって発掘されました。
神話では古代都市トロイは、海の近くのように描かれていましたが、実際は海からはかなり離れた場所にありました。
現在のトロイの地形はまったく違っていて地質学の調査の結果、5000年前はのトロイは海に面していたということです。
ホメロスによって書かれたイリアスは、トロイ戦争を描かれています。
トロイ戦争は、トロイの王子がギリシアの王メネラウスの美しいヘレネを誘惑したことが原因で戦争が起こったといわれています。
戦争は10年も続き、トロイの木馬の登場で戦争に終わりを告げます。
トロイ戦争で有名なのが、アキレス腱で有名なギリシアの勇者アキレスも登場しています。
トロイに最初に都市が築かれたのは、紀元前3000年頃で、トロイの街は約500年ほど続き、その時代の城門や城壁などは遺跡の中心にあり、住居跡も残っています。
この時代の住民は、かなり高度な加工技術を持っていたことが判明しました。
紀元前1000年頃には、8回目なるトロイの都市がギリシア人よって造られました。
今でも発掘され研究も続けられており、音楽堂やローマ風呂も建てられた跡がはっきりと残っています。
見学には1時間半から2時間位で見学することができます。
観光ガイドの説明を聞きながらの見学がおすすめです。
トロイの遺跡
住所:17100 Tevfikiye Köyü/Çanakkale Merkez/チャナッ
電話番号:(0286)2176740
営業時間:8:00~19:30(冬季は~17:00)
入場料:大人:25トルコリラ
URL:http://www.tourismturkey.jp/
トルコの人気観光スポット⑨:トゥズ湖
トゥズ湖は、トルコの首都アンカラから南東に進んだところにある、トルコ語で「Tuz=トゥズ(塩)、Gölü=ギュル(湖)」と名前の通り、塩分を多く含んだ美し過ぎる塩の湖です。
塩湖というとボリビアのウユニ塩湖が有名な観光スポットですが、トルコのトゥズ湖は、ウユニの面積の六分の一の大きさですが、とても美しいといわれています。
トルコのトゥズ湖でもウユニ同様に、幻想的な天空の鏡の写真を撮ることができます。
夏の7月~9月頃限定ですが、真っ青な空に真っ白な大地、天空の鏡みたいにとても美しいです。
青い空や白い雲が映った湖面は、大空に包まれているような感じがしますが、夕暮れ時や蜃気楼など、条件が揃わないと見ることができない風景は、一生で一度は見ておきたい魅力的な人気の観光スポットです。
元々この辺りの土地には、塩分が多く含んでいるので、そこに地下水や川の水が溜まってできたのがドゥズ湖です。
水の出口がなく、深さも1m~2m位と浅いので、夏の強い日差しに湖の水分が蒸発して、どんどん塩分だけが濃くなりました。
雨季になると、塩分が溶けて、ただの湖になるという、白い美しい塩湖が見たい時は、訪れる時期を気を付けてください。
トゥズ湖は、ただ美しいだけの魅力的な湖ではなく、湖の南部はピンクの色をしたフラミンゴの繁殖地となっていて、2001年にユネスコの特別保護地域に指定されています。
またトゥズ湖には、3つの塩の採取場があり、トルコ国内で消費される塩の約70%を生産しています。
トルコのトゥズ湖の塩は、甘みがあって味が濃いと人気があります。
トゥズ湖
住所:Lake Tuz Turkey
URL:https://goo.gl/maps/xkNkf8mNMX1P86di9
トルコの人気観光スポット⑩:ブルーモスク
ブリーモスクの正式名は、スルタン・アフメット・ジャミィでオスマントルコ帝国時代から残る建築物です。
内部の壁や天井、柱の文様がほんのり青を帯びているところからブルーモスクの名前で知られています。
スルタン・アフメット・ジャミィは直径27.5mの大ドームを中心に4つの副ドームと30の小ドームから成り、大理石とタイルで作られた外観は厳格な重厚感があります。
夜になるとライトアップされ、イスタンブールのエキゾティックで神秘的な街と一体化し、昼とは違った魅力的になります。
モスクの前の美しい公園は、記念撮影する観光客やトルコ市民の憩いの場所として人気のある観光スポットです。
モスク中は神の言葉や威厳を現す書と生命力溢れる模様がドーム内に描かれ、繊細に装飾された内装には圧倒されます。
ブルーのサークルの帯の上には、金色のアラビア文字で神の言葉を伝える書と植物の模様は、生命力を伝える象徴を表現しています。
イスラム教にとっての書は、最高の芸術ともいわれ、装飾はオスマントルコ朝建築の傑作としても有名です。
オスマントルコ帝国14代スルタン・アフメット1世は、1609年から7年かけてこのモスクを建て、完成した翌年に亡くなりました。
莫大な建設費用にオスマントルコ帝国の没落にさらに拍車がかかったといわれています。
ブルーモスクでは、一日に礼拝は5回行われています。
観光客は立ち入ることができない、美しいチューリップの模様の絨毯の上で行われます。
モスクは祈りの場になりますので、肌の露出は避けるようにし、入口でスカーフも貸してくれますが、できればご自身でご準備ください。
世界一美しいといわれるトルコのモスクで、異国情緒を味わってみてはいかがでしょうか。
私が行った時(2019年9月)は、工事中で、中の壁画がほとんど見られず残念でした。
ブルーモスクに限らず、イスタンブールの観光地はどこも修復中のところが多いようなので、旅行に行かれる際には最新の情報をチェックすることをおすすめします。
工事中の隙間から見えた壁画も美しく次に訪問するときには全貌を見たいと強く思いました。
スルタン・アフメト・モスク
住所:Sultan Ahmet Mahallesi, Atmeydanı Cd. No:7, 341
電話番号:+90 212 458 44 68
営業時間:・08:30〜11:30 13:00〜14:30 15:30〜16:45
金曜日は13:30〜入場可能。
URL:http://www.sultanahmetcamii.org/opening-closing-time/
トルコの人気観光スポット⑪:アヤソフィア
撮影:どこいく編集部
アヤソフィアは、聖なる叡智と名付けられた大聖堂で、キリスト教の大聖堂として建てられ、のちにイスラム教のモスクに利用された建物です。
聖堂内に入ると、大きさと荘厳さに圧倒されますが、教会だった時代のモザイク画がいくつか残っており、その後イスラム教のモスクになった歴史を感じることができます。
現在のアヤソフィアは537年に、ビサンティン帝国(東ローマ帝国)のユスティニアヌス帝が建てたもので三代目の建物になります。
1453年5月にオスマントルコ軍にビサンティン帝国を守っていた城壁が破られたときも、帝国に残っていた人はアヤソフィアや教会で奇跡が起こるのをひたすら祈ったといわれています。
陥落後の3日間はトルコ軍の大略奪があり、コンスタンティノープル(のちのイスタンブール)は荒れ果ててしまいました。
その後オスマントルコのメフメット2世が、荒れ果てたこの街をイスラム教徒が住みやすい街にしました。
アヤソフィアは教会からモスクへと改造されて、キリストを思わせるものは、絵は漆喰で塗り潰しました。
1923年トルコ共和国が誕生した際に、アヤソフィアはモスクから博物館となりました。
撮影:どこいく編集部
博物館になってからは、漆喰が剥がされビサンティン帝国時代の絵画を見ることができるようになりました。
アヤソフィアの見どころは、大聖堂の正面の上に、偶像崇拝の時代に描かれたキリスト教の聖母像と、偶像崇拝を禁じているイスラム教の円盤が一緒に見ることができます。
アヤソフィアはブルーモスクの前に建っていて、前は広場になっていて、観光客や地元の人でにぎわっています。
広場では、焼きとうもろこしや、栗、パンなどの屋台が並んでいて、手軽な価格で食べられるのでおすすめです。
アヤソフィアの中は想像以上に空間が広く、荘厳な雰囲気が感じられます。
1階から天井を眺めるのもいいですが、2階が1階部分を囲む回廊になっているので、2階からもまた少し違う様子で眺めることができます。
アヤソフィア
住所:Sultan Ahmet Mahallesi, Ayasofya Meydanı, 34122 F
電話番号:+90 212 522 17 50
営業時間:9:00~17:00
URL:https://ayasofyamuzesi.gov.tr/
トルコの人気観光スポット⑫:トプカプ宮殿
撮影:どこいく編集部
トプカプ宮殿は、15世紀中頃から19世紀中頃までオスマントルコ帝国の君主が居住した宮殿です。
メフメット2世がトプカプ宮殿を建てた当時は、ここにハレムはありませんでしたが、オスマントルコ帝国の最盛期に築いたシュレイマン大帝が、初めて寵妃ロクセラーナを宮殿にいれた当時は、豪勢な建物ではなく、ハレムはムラト3世の時代に完成し、その後は増築されています。
撮影:どこいく編集部
ハレムと聞くと、ベリーダンスのショーのような艶やかな美女が王様の周りにたくさんはべっているイメージがありますが、
ハレムの建物は、6層からなっていて300の部屋に中庭と階段と通路が入り組む複雑な造りになっています。
見学できるのは20部屋と中庭で、金やタイルの装飾が軒下や窓枠までの細部まで目を見張るものがあります。
ハレムでは奴隷身分の侍女も入れて多い時には、1000人以上の女性が暮らしていて、その一部がスルタンの側室でした。
日本でいう大奥と同じようなもので、スルタン以外に入ることのできる男性は、黒人の宦官と年少の王子様だけです。
トプカプ宮殿は、今は博物館となっていますが、内装も豪華で魅力的ですが、宝石のコレクションも凄いのひとことです。
庭園の奥に宝物館があり、宝石をみるだけもオスマントルコ帝国の繁栄の歴史を垣間見ることができます。
スプーン売りのダイヤモンドや世界最大のエメラルドなど有数のコレクションが集められています。
出典: トプカプ宮殿の中の宝物館第4の部屋に展示してある、トプカプの短剣。重さ3kgもある世界最大のエメラルドは圧巻だ。
オスマントルコ帝国の大切な宝物が納められていると過言ではないでしょう。
戦があって歴史的な建物は壊されても、このような宝石は破壊されず、新しい権力者の持ち物になるか、所在が分からなくなるかです。
時代が変わっても宝石は滅びることなく輝き続ける、宝石の魅力って凄いです。
特に印象的だったのはハレムで、その豪華な内装は目を引く美しさでした。
当時のスルタンやその妻たちが使っていたベッドやお風呂などが展示されていて、当時の宮殿生活が想像できます。
私が行った時(2019年9月)には、宝物館が改修中で、宝物はあまり多く見られなかったので、そこは残念でした。
トプカプ宮殿
住所:イスタンブール県 ファティ Cankur
電話番号:+90 212 512 04 80
営業時間:09:30〜18:45(4/15-10/30)
09:30〜16:45(11/1-4/14)
定休日:火曜日
利用料:60TL 35TL(ハレム)
※ハレムへの入場は通常のチケット60TLに加えて、ハレムの入場料金35TLが必要です。
URL:https://topkapisarayi.gov.tr/tr
トルコの人気観光スポット⑬:地下宮殿
撮影:どこいく編集部
地下宮殿(イエレバタン・サルヌジュ)は、西暦527年にユスティニアヌス1世によって建てられた東ローマ帝国の大貯水槽柱のことで、奥には大理石でできたメデューサの首やアポロン神殿にあった蛇の柱もあります。
現存する貯水槽としては最大の大貯水槽柱で、貯水槽は長さ138m幅65mの空間で、高さ9mの大理石の円柱336本が並んでいます。
宮殿の通路の奥まったところにある円柱2本の土台が、横向きと逆さ向きのメデューサの首が使われています。
メデューサの目は宝石のように輝きを持っていて、見たものを石に変える能力を持つといわれおり、石になったものを戻すにはメデューサの涙でしかないといわれています。
ここで使われているメデューサの首は、古代ギリシャのローマ神殿の処分品から調達してきたものだそうです。
たくさんある円柱の中に、目玉飾りの模様の入ったものがあり通称「蛇の柱」です。
柱の本体は互いに絡み合った三匹の蛇からできているそうで、これはデルフィ島のアポロン神殿にあったものです。
蛇の柱には穴が開いていて、この穴に親指をいれて一回転すれば願いが叶うというトルコの人気のパワースポットになっています。
チャレンジしてはいかがでしょうか。
柱が並ぶ様子は圧巻だったのですが、とにかく暗く、水が流れているせいか湿っぽくて臭かったので、早々に出てしまいました。
地下宮殿
住所:Alemdar Mh., Yerebatan Cd. 1/3, 34410 Fatih/İstan
電話番号:+90 212 522 12 59
営業時間:9:00~17:30
URL:https://goo.gl/maps/y2AzpgsQLm2JoSpW9
トルコの人気観光スポット⑭:ボスポラス海峡
撮影:どこいく編集部
ボスポラス海峡は、長さ30㎞のヨーロッパとアジアの分岐する位置にあり、海峡沿いには、世界遺産や宮殿、要塞などが海上から眺めることができます。
ボスポラス海峡クルーズというアルマラ海から黒海までを周遊する観光船があり人気の観光スポットになっています。
海から眺めると両岸の違った風景を見ることができる魅力的なクルーズです。
観光クルーズの出発点になるのがヨーロッパ側のエミノニュという港町で、大型観光船から少人数用の小さな観光船があり、約1時間から2時間ほど周遊する観光船がたくさん出ています。
世界でもっとも美しいといわれているボスポラス海峡は、見どころがたくさんあります。
オスマントルコ帝国の王宮だったドルマバフチェ宮殿、西洋のバロック様式と伝統的なオスマン様式を取り入れた宮殿です。
海峡の幅が狭くなってヨーロッパ側に見るのが城壁のようなルメリ・ヒサル、オスマントルコ帝国の要塞です。
1452年にオスマントルコ帝国のメフメット2世が、約1万人の労働者と1000人の石職人を動員して、わずか4か月で要塞を築いたといわれています。
ボスポラス海峡には2つの大きな橋がかかっていて、黒海の手前に第二ボスポラス大橋があります。
この橋は日本の建設会社が建設したもので1988年に開通しています。
アジア側には日本とも縁が深い、ベイレルベイ宮殿があり、オスマントルコ帝国のスルタンの夏の離宮として使われていた宮殿です。
国宝級の装飾品が素晴らしく魅力的で、当時の優雅な王族の生活を想像することができます。
海峡クルーズは、季節によって建物の雰囲気の感じ方も色々で、イスタンブール観光の思い出に海上からの街の風景をお楽しみください。
とても魅力ある人気の観光クルーズです。
特に夕暮れ時に乗ると、夕日に沈む町と、夜景が見られるのでおすすめです。
ボスポラス海峡
住所:トルコ
URL:https://goo.gl/maps/Eh7xXQ9Sf4XSutEq5
トルコの人気観光スポット⑮:グランドバザール
トルコのイスタンブールのグランドバザールは、観光客用にターゲティングされているので基本ぼったくられるのが当たり前になっています。
物価が安いのでぼられてるといってもしれていますが、巨大バザールで品数も豊富にあり、見るだけでも楽しい人気の観光スポットです。
グランドバザールの歴史はメフメト2世の時代に作られ、オールドバザールを囲むようにさらに大きくしたのが、スレイマン1世です。
トルコ人はグランドバザールで買い物をしてはいけないと言い、値段もお高く観光客設定されているようです。
グランドバザールでは、値札が貼っておらず、値切り交渉にも難しく中々折れてくれない印象があります。
本気で値切れば言い値の10分の一まで下げることができるくらい、盛っているという噂です。
グランドバザールの値切りの戦いに勝つ方法ですが品物に気に入り過ぎないこと、最初に思い切った額を言うこと、相手が飽きれた顔をしても演技だと思うこと、こちらからは値段は上げない、ダメなら買わないという選択肢をちゃんと持っておくことです。
この客は買うのか買わないのかと相手が思えば、買わせようと値段を下げてきます。
グランドバザール内には、トルコの定番のお土産目玉のグっズ、魔除けなどのお守りの役割を果たしてくれる青いデザインのキーホルダーを買えるお店があります。
デザインも可愛らしくお土産にも最適で、お値段もリーズナブルなものが多いです。
トルコ旅行の記念にいかがでしょうか。
客引きがしつこく、値段交渉も面倒なので、ここでお土産を買うのには向いていないかもしれませんが、グランドバザールの雰囲気を味わうだけでも十分楽しいです。
グランドバザール
住所:Beyazıt Mh., Kalpakçılar Cd. No:22, 34126 Fatih/İsta
電話番号:+90 212 519 12 48
定休日:日曜日、宗教の祝日
URL:https://goo.gl/maps/z9jGaE18thHxTw6t9
トルコの人気観光スポット⑯:エジプシャンバザール
撮影:どこいく編集部
トルコのエジプシャンバザールは、スパイスや香辛料を売るお店が多い市場で、トルコの住民向けの商品を主に扱っています。
1664年にニューモスクの一部としてできた市場です。
エジプトなどの地域からラクダの背に荷を乗せて行商がスパイスを扱っていたので、市場の名前をエジプシャンバザールと呼ばれるようになりました。
この市場はスパイスマーケットとも呼ばれ程、数千種類のスパイスや香辛料が並んでいます。
エジプシャンバザールの歴史は、グランドバザールよりもたいへん古く、屋根が付いている市場としては、イスタンブールでは一番古い市場です。
ここでは、病気に効くとされるスパイスが揃っていると言われています。
現在、約70店舗が営業しており、取り扱ってる商品は、スパイスや香辛料、ハーブが主ですが、コーヒー豆や革製品、ドライフルーツやトルコの伝統の食べ物などです。
陶器や雑貨などトルコのお土産物を扱っている店も、少ないですが営業しています。
エジプシャンバザールでおすすめのコーヒーショップがあります。
メフメット・エフェンディ(Kurukahveci Mehmet Efendi)というお店で、1871年創業のトルココーヒーの専門店になります。
お店でトルココーヒーを飲むこともでき、コーヒー豆やコーヒー粉やコーヒーフィルターも販売しており、缶やパッケージもトルコらしい感じがします。
人気のお店なので、行列ができている時もあるのですが、待って15分位、買い物で疲れたら休憩がてらお越しになってください。
撮影:どこいく編集部
ここは、カラスミ、キャビア、トルコ石を主に扱うお店なのですが、店主のエドマっちゃん(松本人志に似ていることからこのニックネームになったそう)をはじめ、日本語を話す店員がいるので、安心して買い物ができます。
カラスミやキャビアの試食をさせていただける上、お茶まで出していただき、素晴らしい接客を受けました。
ここで、多くのトルコに駐在する日本人がカラスミを買っているようで、たくさんの日本人の名刺が飾られています。
私もここで、カラスミを買ったのですが、日本で買うよりもかなりリーズナブルで、お得な買い物ができました。
カラスミの他にも、トルコ石やスカーフなども売っていて、適切な価格で確かな品物を買うならこの店で間違いはないと思いました。
エジプシャンバザール
住所:Rüstem Paşa Mahallesi, Erzak Ambarı Sok. No:92, 3
電話番号:+90 212 513 65 97
営業時間:8:30〜19:30
定休日:10月29日、宗教の祝日
URL:http://www.misircarsisi.org.tr/
トルコの人気観光スポット⑰:ブルサ
古都ブルサは2014年に世界遺産に登録された街で、シルクロードの西の端の都市として繁栄していた14世紀頃には、オスマントルコ帝国の首都が置かれていた古い街です。
歴史のある落ち着いた雰囲気の街は、とても魅力あるトルコの穴場の観光スポットで観光客も少ない方です。
ブルサの街はイスタンブールから南へ約100kmあり、マルカラ海の対岸にあります。
イスタンブールからは陸ではなくて、イエニカプ港からフェリーで対岸のヤロワ港へ渡ってからバスで移動する方法が一番のおすすめです。
イエニカプ港を出航後に後ろを振り返ると、ブルーモスクとアヤソフィアが見えるので、ちょっとしたクルーズを楽しんでいる気分になります。
ブルサの街の中心にはウル・ジャミィあり、グランドモスクとして親しまれていて、モスクとしては珍しい噴水があります。
ブルクから東へ行ったところにジュマルクズックという古民家の村があります。
広場には、小さなお土産物屋さんなどがあり、のんびりと店番をされています。
道も村の奥の方に向かっていくつかありますが、村全体がとても小さいので、どの道を通っても迷うことなく、両側にはパステルカラー調のくすんだ古民家が並んでいます。
2~3階建てが主ですが、上窓が出窓状になってせり出しているのが特徴です。
時間が止まったような雰囲気がある街並みの石畳みの道を歩く、トルコの田舎の街並みをゆっくりと散歩しながら、写真を撮るのもいいですね。
ブルサとジュマルクズックでは、観光に訪れる方も少ないので、素朴なトルコに接することができる静かな観光スポットです。
ブルサ
住所:Nalbantoğlu Mahallesi, Ulucami Cd., 16010 Osmanga
URL:https://goo.gl/maps/rMwekCwPnJKjCRCCA
トルコの人気観光スポット⑱:ガラタ塔と橋
撮影:どこいく編集部
トルコのイスタンブール新市街のラウンドマークになっているガラタ塔は、6世紀初めに灯台として利用されていましたが、その後は牢獄や天文台として利用されてきた、高さ67mの塔です。
内部はエレベーターがあり、まずは7階へ向かいます。7階から展望階の9階までは、階段を上がる必要があります。
ガラタ塔の眺めはボスボラス海峡やトルコの旧市街まで見渡すことができます。
イスタンブールの街並みを高台から見下ろせるのは、ガラタ塔以外ないので、ガラタ塔を訪れたのなら塔に登ってみてはいかがでしょうか。
トルコのイスタンブールの美しい街並みを、素晴らしい光景をお楽しみください。
金角湾に架かる新市街と旧市街を結ぶのがガラタ橋です。
トルコのイスタンブールの人気の観光スポットになっています。
ガラタ橋は2階建てになっていて、中にはたくさんのお店が並んでおり、レストランもあります。
このガラタ橋の近くで売っているのが、有名なサバサンドです。
船の屋台があり、船内で調理し、食べるのは、揺れない陸のベンチなどで食べることができます。
中々美味しいと評判で人気があり、お昼時などは、サバサンドを食べようと観光客や地元のトルコの人達で賑わっているスポットです。
日本人にとっては海外でサバを食べれるというのはとても嬉しいですね。
よくガラタ橋で釣りをしている人を見かけますが、この地域の名物だそうです。
ガラタ塔が、円形の形になっているので、その円形の形に沿って360度イスタンブールを見渡せます。
ただ、一度に登れる人数が限られているので、登るのにはかなり並ぶ必要があります。
私は40分ぐらい並びました。
カラダ塔
住所:Bereketzade Mahallesi, Galata Kulesi Sk., 34421 Bey
電話番号:+90 212 293 57 07
営業時間:9:00~20:30
利用料:25TL
URL:http://www.istanbulkulturturizm.gov.tr/EN-171079/galata-tower.html
トルコの人気観光スポット⑲:イズミール
イズミールの街は、イスタンブール、アンカラに続く、トルコの第3の都市で、エーゲ海を見渡すとても美しい街で、欧米からの観光客に大人気の観光スポットです。
一年を通じて気候が良いので、観光に向いている街で、特に夏は輝く太陽に照らされた真っ青な空と真っ青な海、色とりどりの花が咲き、魅力的なイズミールからの絶景が人気があります。
新鮮な魚介類も豊富で、シーフードレストランもたくさんあるのですが、街の雰囲気がトルコとイメージが違い、お洒落な感じがし、ちょっとお値段もハイレベルです。
イズミールを訪れたなら、外せない観光スポットがあり、アゴラ遺跡は必見の観光スポットです。
アゴラとは市場という意味もありますが、古代ギリシャでは「広場」という意味でもあります。
今でも発掘作業は続いていて、イズミールの長い歴史を感じる場所として人気の観光スポットです。
古代ギリシャ時代にはすでにあったとされる、コリント様式の柱に支えられた三階建の市場であったといわれています。
この市場が復元されていて、当時の建築技術の高さに驚くばかりで、至る所に水道の後もあり、現在でも水が出る場所があります。
広範囲に遺跡が広がっているので、たくさんの見どころがあります。
修復作業も続けられているので、古代の街並みが復元されていく様子を見ることができるなんて、とても興味深い魅力的な遺跡なので、イズミールを訪れた際は、訪れてください。
余談ですが、イズミールには美男美女が多いことでも有名だそうです。
イズミール・アゴラ遺跡
住所:Namazgah Mahallesi, Tarık Sarı Sk. No:29, 35240 Konak/İzmir, トルコ
電話番号:+90 232 483 46 96
営業時間:8:30~17:30
URL:http://www.izmirmuzesi.gov.tr/default.aspx
トルコの人気観光スポット⑳:ハットゥシャシュ
ハットゥシャには、古代ヒッタイト帝国の遺跡がたくさん残っている、トルコ中部のボアズカレ近郊にある遺跡で、人気の観光スポットです。
ヒッタイト人が人類史上初めて鉄器を使った騎馬民族で、紀元前1800年頃には鉄製の武器や軍馬に引かせる軽戦車などを発明し、勢力を広げていきました。
全盛期には、エジプトやバビロニアと共に古代オリエントの三大強国となり、紀元前1600年頃にバビロニア王国を滅亡に追い込み、紀元前1200年頃には海の民と呼ばれる東地中海の民族に、ヒッタイトは滅ぼされてしまいました。
ヒッタイト帝国滅亡後は、長く忘れさられていましたが、遺跡の発見によって、ユネスコの世界遺産にも登録されるようになりました。
ヒッタイトの遺跡には、神殿跡、城壁跡、貯蔵庫跡、王城跡、市街跡などが残っており、中でもボアズカレ近郊にあるヤズルカヤは、トルコ語で「碑文の岩場」という意味で、ヒッタイト時代には最も重要な聖所として崇められていた場所が発掘されています。
トルコの世界遺産ハットゥシャの遺跡は、外周約6kmあります。
坂道も多く、全部回るとなると2~3時間はかかり、夏などには暑さが厳しいので、観光する場合は、水分補給など暑さ対策を万全にしてください。
遺跡は、車で回ることができるので、上手く車も利用してください。
ハットゥシャ
住所:Hisar Mahallesi, Boğazkale Beldesi, Boğazkale Merke
URL:http://whc.unesco.org/en/list/377/
トルコは様々な文化が融合した魅力溢れる国
美しいモスクや迷路のようなバザール、トルコはアジアとヨーロッパの中継地点で、遥か昔からいくつもの民族が通り過ぎていきました。
自然も豊富で美しく、トルコの各地には多くの古代遺跡、海辺にはビーチリゾートもあります。
トルコはとても魅力溢れるところで年間を通じてたくさんの観光客が訪れています。
1回訪れただけでは、巡りきれないほど魅力の観光スポットがたくさんあります。
魅力あるトルコを思いっきり楽しんでください。
トルコのおすすめお土産についてはこちらの記事で詳しくご紹介しているので是非ご覧ください。
トルコで人気のおすすめお土産30選【お菓子/ばらまき/目玉/スカーフ】【お土産の前に】トルコってどんな国? 世界三大料理と言われている有名なトルコ料理が有名な場所...
カッパドキアは見るべき場所が点在しているので、ホテルや旅行会社を通じてツアーに参加して観光するのをおすすめします。
主なツアーは、レッドツアーとグリーンツアーと呼ばれていて、レッドツアーはギョレメ国立公園などギョレメ付近の奇岩群をめぐる一方、グリーンツアーは、古代民族が暮らしていた地下都市をメインに回ります。
私はどちらのツアーも参加したのですが、ガイドの説明付きで観光を廻れる上、個人では行きづらいところにもバスで行ってくれるのでとても楽しかったです!私が参加したのは、英語のツアーですが、日本語のツアーも追加料金を払うなどすればあると思います。
また、カッパドキアで外せないのは気球です。
カッパドキアでは毎日気球のツアーが催行されていて、気球の上から奇岩群や町を眺めることができます。
値段は150ドル~と、少し値が張りますが、絶景が見れて感動したので、この値段の価値はあったと思いました。