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2019/07/01

タンザニアの人気おすすめ観光地15選!治安、費用など基本情報も

タンザニアと聞いたとき、はっきりとイメージできる方は少ないのではないでしょうか。
アフリカ大陸にあるため日本からも遠く、あまり馴染みがないように感じます。

手付かずの大自然がそのまま残されているからこそ、自然のパワーをたくさん受けることができる国です。
貴重な体験ができるタンザニアの魅力的なスポットを、今回はご紹介します。

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【観光の前に】タンザニアはどんな国?

タンザニアはどんな国?

タンザニアの正式名称は、「タンザニア連合共和国」です
アフリカ大陸の東側に位置していて、コンゴ共和国やケニアなどが近隣の国です。

面積は日本の約2.5倍ですが、人口は日本の約半分なので、街を散策すると人よりも野生の動物に会う方が多いのだとか。
現在でも多数の民族がタンザニアには存在し、それぞれの方法で生活しています。

日本では見ることのできない光景が広がっている、とても魅力的な国であると言えるでしょう。

タンザニアの魅力

タンザニアには野生の動物がたくさんいるので、動物園などでは見れない本来の姿を間近で見ることができます。
タンザニアではサファリツアーが数多く行われているので、観光で訪れた際に一度参加してみると良いでしょう。

またコーヒーで有名な「キリマンジャロ」もタンザニア の都市なのです。
ここでは野生の動物達に会えるだけでなく、大自然にも触れることができるのでパワーをもらえること間違いありません。

タンザニアの治安

タンザニアはアフリカ大陸の中で、比較的治安の良い国と言われています
しかしスリや置き引きの可能性は十分あるので、油断は禁物です。

またスマートフォンやカメラを街中で利用したり、夜に出歩くのもできるだけ避けたほうが良いでしょう。
タンザニアとルワンダの国境側は、外務省から危険警報が出ているので、タンザニアを観光する場合は有名なスポットのみ訪れるのがおすすめです。

楽しい旅行にするためにも、危険情報や現地の出来事などをきちんと把握することが大切です。

タンザニアの治安については、こちらの記事で詳しくご紹介しているので是非ご覧ください。

タンザニアの治安はいい?悪い?観光時に注意するべき犯罪や安全点を紹介【治安の前に】タンザニアってどんな国? タンザニアは東アフリカに属する国で、日本人にも大変人...

<下に続く>

タンザニアのおすすめ観光スポット15選

では、タンザニアのスポットをみていきましょう。
タンザニアには、以下のスポットがあります。

  1. キリマンジャロ国立公園 
  2. セレンゲティ国立公園
  3. ンゴロンゴロ保全地域
  4. ルアハ国立公園
  5. ザンジバル島
  6. ヴィクトリア湖
  7. ピース メモリアル ミュージアム
  8. ストーンタウン
  9. キルワ・キシワニとソンゴ・ムナラの遺跡群
  10. セルース猟獣保護区
  11. コンドア・ロックアート遺跡群
  12. ナトロン湖
  13. チーターズロック
  14. ムウェンジ・ウッドカーバーズ市場
  15. 村の博物館

続いて、それぞれの「スポット」について詳しくみていきます。

キリマンジャロ国立公園 

世界遺産にも登録されているキリマンジャロ国立公園は、タンザニアの北東部に位置しています。
その中にあるキリマンジャロは、標高5895mとアフリカの中でも最高峰。

タンザニア観光では欠かせないスポットで、多くの観光客が国立公園を訪れます。
標高によって気候が変わるので、様々な色動物に出会えるのがこの公園の魅力の一つ。

登山やハイキングを始め、植動物の観察やサファリ体験もできるので、ぜひタンザニア観光で訪れてみてくださいね。

キリマンジャロ国立公園

セレンゲティ国立公園

セレンゲティ国立公園はタンザニアの北部に位置し、自然保護を目的とした国立公園です
1981年にはユネスコの世界遺産にも登録され、こちらもタンザニア観光で欠かせないスポットです。

セレンゲティとはマサイ語で、「果てしなく広がる平原」という意味を持ち、その名前の通り公園内には大自然が広がっています。
この国立公園を訪れた時にぜひ見ていただきたいのが、「ヌー」という動物。

セレンゲティを代表する動物とも言われていて、国立公園内に生息している約3割がヌーなので、高確率で見ることができるでしょう。

セレンゲティ国立公園

ンゴロンゴロ保全地域

ンゴロンゴロ保全地域はタンザニアの北部に位置し、先ほどご紹介したセレンゲティ国立公園に隣接しています。
多くの観光客は、ンゴロンゴロ保全地域とセレンゲティ国立公園を一緒に観光している様子。

ここでは世界最大級のクレーターがあり、それは一度見たら忘れられないほど自然のパワーを感じます。
また野生の動物達に会えるのはもちろんのこと、「マサイ族」がこの地域には住んでいるので、ツアーに参加すると村にも行くことができます。

マサイ族の方達はとてもフレンドリーで、村を訪れると伝統的な踊りや歌、有名なマサイジャンプなども見れます。
実際に生活している家や子供達が通っている学校も見学可能なので、観光だけでなく現地で実際に生活している雰囲気を味わえるのがいいですよね。

ンゴロンゴロ保全地域

ルアハ国立公園

ルアハ国立公園はタンザニアの中南部にあり、セレンゲティに続いて2番目の大きさを誇る国立公園です
手付かずの大自然が残っているので、タンザニアの中でも生息している種類が多いと言われています。

近くにはルアハ川が流れていて、そこにはカバやワニ、カワウソや水鳥の姿を間近で見ることができます。
またセレンゲティやンゴロンゴロ保全地域と比べると観光客が少ないため、ゆっくりと時間をかけてサファリを楽しめるでしょう。

ルアハ国立公園

ザンジバル島

ザンジバル島はアフリカ大陸に浮かぶ小さな島なので、知らない方も多いのではないでしょうか。
アフリカといえば砂漠や野生の動物達を思い浮かべる人が多いと思いますが、ザンジバル島はアフリカの楽園と呼ばれています。

特に欧米人の観光客から人気のリゾート地のようで、白い砂浜に真っ青で綺麗な海が観光客を魅了しています。
日本ではまだ知名度も低い島なので、穴場スポットとしてとてもおすすめです。

タンザニアのダルエスサラームからフェリーで行けるので、観光で訪れた場合はついでに行ってみると良いでしょう。

ザンジバル島

ヴィクトリア湖

ヴィクトリア湖は、淡水湖として世界第2位、アフリカでは最大の面積を誇る湖です
タンザニアだけでなく、ケニアとウガンダの三カ国にまたがっていて、住民は漁業や湖岸ならではの事業で生計を立てている様子。

しかし ヴィクトリア湖は、世界一危険な湖とも言われているので、観光する際は注意が必要になります。
この周辺は天候がとても変わりやすく、激しい雷雨や暴風に巻き込まれ、生命の危険に晒されることも少なくありません。

なのでヴィクトリア湖を観光する時は、事前に天気を確認したり、少しでも雲行きが怪しければ違う日に訪れるなど、きちんと考えて行動しましょう。

ヴィクトリア湖

ピースメモリアル ミュージアム

インスタ映えするような外観を持つピース メモリアルミュージアムは、タンザニア観光の中でも知名度が低いため、観光の穴場スポットとしておすすめです。
真っ白の建物の周りには、ヤシの木やお花が植えてあり、前には芝生が広がっています。

建物はそれほど大きくないため、内部に展示されているものは多くありませんが、この区域は多くの家が建っているので、タンザニアの文化を間近に感じることができるでしょう。
またピースメモリアル ミュージアムからは海も近く、自然を感じることができるので、周辺を散歩するだけでも楽しめること間違いありません。

ピース メモリアル ミュージアム

ストーンタウン

ストーンタウンは、先ほどご紹介したアフリカの楽園と言われているザンジバル島にあります。
この旧市街は2000年に世界遺産に登録されたため、タンザニア観光では欠かせないスポットです。

様々な国に支配されていたことから、旧市街の建物はヨーロッパ文化やアラブ文化が入り混じっていて、独特な外観を持っています。
ビーチリゾート地として有名なザンジバル島ですが、タンザニアの歴史を知れる重要な場所でもあるので、ぜひ観光で訪れてみてくださいね。

ストーンタウン

キルワ・キシワニとソンゴ・ムナラの遺跡群

キルワ・キシワニとソンゴ・ムナラの遺跡群は、ユネスコの世界遺産に登録されています
この島は世界遺産としてだけでなく、ジョン・ミルトンが「失楽園」で言及したことでも有名です。

金や奴隷貿易で成功したこの島には。11世紀から17世紀のアラビア文化を感じさせる街並みやイスラム遺跡が残ってます。
タンザニアといえば大自然ですが、遺跡も観光したい場合はぜひ訪れてみるとよいでしょう。

キルワ・キシワニとソンゴ・ムナラの遺跡群

セルース猟獣保護区

セルース猟獣保護区は元々狩猟のために作られましたが、現在では野生動物を保護する目的で運営されています。
動物保護区の中では世界最大級の規模と面積を誇り、1982年には世界遺産に登録されました

手付かずの大自然がそのまま残されているので、大型哺乳類が万単位で生息しています。
サファリ体験をするときに、おすすめな観光スポットの一つです。

セルース猟獣保護区

コンドア・ロックアート遺跡群

コンドア・ロックアート遺跡群は2006年に登録されたタンザニアにある世界遺産です
この遺跡は、2000年以上描かれ続けた岩絵が190箇所以上残されているので、タンザニアの中で有名な観光スポットです。

現在では観光スポットとして有名ですが、近隣に住む民族の宗教儀式をする際にも利用されているようです。
自然だけでなく、古代の歴史にも触れたいときに観光してみてはいかがでしょうか。

コンドア・ロックアート遺跡群

ナトロン湖

ナトロン湖は通称「炎の湖」とも呼ばれ、皆さんが想像している湖とは全く異なります。
全体が赤く染まっており、ところどころに穴のようなものが見えるでしょう。

この湖は微生物が大量に繁殖したことにより赤く染まり、アルカリ度数がとても高いためこの周辺には魚や動物はほとんどいません。
とても危険な湖ですが、今まで見たことないような光景が広がっているので、タンザニア観光では欠かせないスポットです。

チーターズロック

チーターズロックは、ストーンタウンから約30分の場所に位置し、動物達と触れ合うことができる動物園です
動物に直接餌やり体験もできるので、より間近で動物達を観察できるのはうれしいですよね。

毎日多くの観光客で賑わっていて、タンザニアの中でも人気の観光スポットです。
日本ではなかなかできない体験なので、ぜひタンザニアを訪れたときに観光してみて下さいね。

チーターズロック

ムウェンジ・ウッドカーバーズ市場

ムウェンジ・ウッドカーバーズ市場は、ダル・エス・サラームにあります。
ダル・エス・サラームは、アラビア語で「平和の居住地」という意味を持ち、タンザニアの中で最も大きい都市です

この市場では、アフリカの伝統工芸品や彫刻などが販売されているので、観光のお土産選びにおすすめのスポットです。
しかし観光客に対して高い値段で売ってくる人が多いので、きちんと相場を調べてから訪れた方が良いでしょう。

ムウェンジ・ウッドカーバーズ市場

村の博物館

村の博物館は、ダル・エス・サラームの中心部西側にあります。
皆さんが想像する博物館と外観は異なりますが、野外博物館なので観光におすすめのスポットです。

ここではタンザニア民族の伝統文化な生活を再現した集落や小屋を観光することができ、小屋の中には家庭用品があるので、よりはっきりと現地の生活をイメージすることができるでしょう。
また部族舞踊をみれる時があるので、タンザニア観光の思い出作りに訪れてみても良いですよね。

村の博物館
<下に続く>

タンザニア観光の気候

タンザニアの一年間の平均気温は、20度前後と観光しやすい気候です。
1月から2月、6月から10月は乾季、3月から5月、11月から12月は雨季になります

最も暑い季節は1月から3月で、最高気温が30度前後なので、日本の夏に比べると少し低いですが、とても湿気があります。
また一年を通して季節の差が小さいのがタンザニアの特徴ですが、日中と夜の寒暖差があるため、タンザニアを観光する際はウインドブレーカなどの羽織ものを持っていくと良いでしょう。

また保護区には虫が多い場所もあるため、観光する時に虫除けや紫外線対策として薄長袖があると便利です。

<下に続く>

タンザニア観光の物価情報

タンザニアの通貨は「シリング」というものが使われています。
日本ではお札に人物が印刷されていますが、タンザニアのお札にはライオンやサイなどの動物が印刷されているので、見るだけでも面白いです。

1シリングは日本円で約0.5円で、お水が500mlで250シリング(約12.5円)、ドミトリー滞在で15000シリング(約750円)で安いところだと泊まることができます
とても物価が安いので、お金の面では観光しやすい国だと言えるでしょう。

しかし市場などに行くと、観光客に対して通常よりも高い値段を提示してくる場合が多いです。
なのでローカルな場所に行く場合は、きちんと事前に相場を確認してから訪れると良いでしょう。

<下に続く>

タンザニアを観光しよう!

今回は、タンザニアでおすすめな観光スポットをご紹介しました。
大自然が多いイメージがあるタンザニアですが、歴史深い建物や美しいビーチリゾートなど、魅力的な観光スポットがたくさんあります。

日本からは遠いですが、日本ではできない貴重な体験もタンザニアでできるので、ぜひ今回の記事を参考にタンザニア観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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