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2019/10/14

【2020年】和歌山でおすすめの初日の出スポット10選【混雑状況|日の出時間】

観光や絶景地が多い和歌山は、全国的に著名な初詣スポットも多い観光立県でもあります。
初詣参拝先には得てして、周辺に初日の出スポットが所在するケースもあります。

また和歌山には、カメラ携えた方々に有名な場所も点在しています。
そんな和歌山の、気になる初日の出スポットのおすすめ10選を紹介します。

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和歌山の初日の出スポット:荒船海岸【レアな自然現象「海霧」が見られるかも】

最初に紹介する和歌山の初日の出スポットは「荒船海岸」です。
大自然の荒波による浸食で創り出された奇岩怪石が豪快に続く、和歌山での初日の出人気スポットのひとつです。

ワンポイントのスポットではなく、串本町の熊野灘沿いに約3kmに渡り海岸が続いています。
巨大な太陽が辺り一面を郷愁誘う黄金色に染める様子はただ息を飲むしかない荘厳な美しさです。

そして荒船海岸といえば「海霧」です。
タイミングが合えば海霧の中での初日の出という、かなりレアな初日の出が目にできるかもしれません。

海岸からの眺望も人気がありますが、あらふね遊歩道の展望台からも初日の出大パノラマが展望眺望できます。
和歌山の初日の出はこちらもおすすめです。

荒船海岸
混雑状況 混雑が充分に予想される
駐車場情報 あり(無料:30台)
アクセス 公共交通機関:JR紀伊田原駅下車、徒歩約10分
車:紀勢道・紀勢大内山ICより国道42号経由で約2時間30分
荒船海岸
<下に続く>

和歌山の初日の出スポット:王子ヶ浜【熊野灘での穴場初日の出スポット】

「王子ヶ浜」は4kmの弓なりに続く海岸線であり、比較的ゆっくり眺められる初日の出ビューポイントです。
その海岸の広大さに穴場と感じるかもしれません。

荒波が幾重も打ち寄せ繰り返す元旦の熊野灘に、神々しく照らす初日の出が拝めます。
美しい初日の出が望める王子ヶ浜は、その広さゆえに穴場と感じるのかもしれません。

また、九十九王子のひとつ・かつての浜王子と同義の王子神社があり、ここから熊野古道-高野坂超えのコースは周辺散策ルートや、初詣にもおすすめです。

JR新宮駅より徒歩約24分かかる場所にある王子ヶ浜です。
車なら約7分程で移動できますが王子ヶ浜周辺に駐車場を探すよりも、JR新宮駅付近で探した方が駐車スペースが確保できる可能性が高いでしょう。

王子ヶ浜
混雑状況 やや混雑は少なめ
駐車場情報 なし
アクセス 公共交通機関:JR新宮駅より徒歩約24分
車:紀勢道・紀勢大内山ICより国道42号経由で約2時間30分
王子ヶ浜
<下に続く>

和歌山の初日の出スポット:和歌の浦・奠供山【万葉集に詠われた景勝地】

「和歌の浦」は、和歌山県の国指定名勝であり、2017年は「絶景の宝庫 和歌の浦」と文化庁日本遺産認定を受けています。
万葉の歌人「山部赤人」や「柿本人麻呂」などさまざまな歌人に愛され渡り詠われた景勝地で、和歌の聖地です。

玉津島神社の背部に奠供山(てんぐやま)があり、神社から徒歩5分で行けます。
前後に妹背山や鏡山、運蓋山や妙見山、船頭山などが連なります。

万葉時代の昔、この6連山は海に囲まれ玉が連なったように並んだ島々だったこともあり、この辺一帯は玉津島山とも歌われました。

元旦では、紀三井寺方面から昇る初日の出によって和歌の浦を黄金色に染める様子が見られます。
この景勝地は、和歌山県の「朝日・夕日100選」にも数えられています。

和歌の浦・奠供山
混雑状況 玉津島神社での初詣とセットでと考えられますが、その割には入場制限がかかる程には混んでいない
駐車場情報 あり(無料:30台 ※玉津島神社)
アクセス 公共交通機関:JR和歌山駅よりバス移動で約25分「不老橋」下車徒歩すぐ
車:阪和道・和歌山ICかより約30分
和歌の浦・奠供山
<下に続く>

和歌山の初日の出スポット:生石高原【初日の出とススキの絨毯のコラボレーション】

和歌山県海草郡の「生石高原」は、標高870mある生石ヶ峰を起点とした360°の大パノラマ眺望が体験できます。
元日の夜明の瞬間は、ススキの絨毯が敷き詰められた中での初日の出の鑑賞ができます。

生石高原での大パノラマに見る初日の出は、視界を遮るモノが全くありません。
360°の大パノラマ視界に揚る初日の出が眺望できる、地元の方にも人気の穴場スポットです。

しかし、現行初日の出に間に合う時間帯での公共交通機関は運行していません。
そのためもあるのでしょうか、比較的に混雑が少ない初日の出スポットのひとつともいわれています。

遠方から公共交通機関の場合は、JR海南駅付近に前日(大みそか)入りするしかありません。
車でのアクセスの場合は、駐車場は190台分確保されていることもあり大混雑はまずあり得ません。

ただ、和歌山県内においても、12月頃から降雪する地域です。
路面凍結する可能性も十分高く、生石高原の初日の出を予定するなら車の装備には注意する必要があります。

生石高原
混雑状況 やや混雑は少なめ
駐車場情報 あり(有料:190台)
アクセス 公共交通機関:JR海南駅からタクシー利用で約45分
車:阪和道・有田ICから約50分)
生石高原
<下に続く>

和歌山の初日の出スポット:橋杭岩【圧倒的な奇岩群だけでも必見の価値あり】

「橋杭岩」は、和歌山県の串本町に所在する、約850mに渡って大小40の岩柱が連なる奇岩群で有名です。
吉野熊野国立公園の一角を占め、国の天然記念物指定を受けています。

「橋杭岩」付近から眺められる初日の出は、沖合の大島から揚がります。
水平線からではありませんが、岩々の間から姿を魅せる初日の出は他地方ではまず見られない荘厳な光景が展開されます。

普通車45台、大型車が6台、身障者用2台などが収容可能の駐車場は無料で利用できます。
しかし毎年のように、多くの初日の出目的の人やカメラ携えた人などが集うので、ほとんどの場合は混雑します。

早い時間に到着か近隣の「潮岬観光タワー」や「望楼の芝生」臨時駐車場利用が初日の出眺望におすすめです。
橋杭岩の最寄り駅はJR串本駅ですが、初日の出に間に合う時刻のJRは運行していません。

橋杭岩
混雑状況 混雑が充分に予想される
駐車場情報 あり(無料:45台)
アクセス 公共交通機関:JR串本駅から熊野交通バス新宮行きで4分、橋杭岩バス停下車すぐ
車:紀勢道・すさみ南ICを降りて国道42号線約20分
橋杭岩
<下に続く>

和歌山の初日の出スポット:煙樹ヶ浜【和歌山県の朝日・夕日100選の一景】

JR御坊駅下車、車で約10分の場所にある地点を中心に、4kmに渡る砂浜が「煙樹ケ浜」です。
通常は、釣り場としても有名なアングラーポイントです。

また、日高川河口に6kmも続く防潮林は日本一とされ、広大な海原を感じさせる海岸です。
ここからの夜明けや夕焼けは和歌山県の「朝日・夕日100選」にも選ばれています。

つまり初日の出を拝むスポットにもおすすめできることを意味しています。

犬の散歩にもにも最適ですが、砂浜ではなく砂利浜なので少々歩きにくく、履く靴を選ぶ場所でもあります。
しかし、遊具や展望台が整備されており、意外にカフェも点在しています。

GWや夏休みなど混んでいることも多い人気スポットなので、初日の出も十分に混雑が予想されます。
一応駐車場も完備されていますが、有料駐車場などの所在を事前に把握する必要がありそうです。

煙樹ヶ浜
混雑状況 混雑が充分に予想される
駐車場情報 あり(無料:13台)
アクセス 公共交通機関:JR御坊駅より、車で約15分
車:海南湯浅道・御坊ICより約15分
煙樹ヶ浜
<下に続く>

和歌山の初日の出スポット:和歌山城・天守閣【天守閣から見る初日の出】

「和歌山城 天守閣」といえば言わずと知れた、和歌山県和歌山市内のランドマークです。
JR和歌山駅から和歌山城までタクシーで約10分と、最寄の駅から意外に離れた場所に所在しています。

虎伏山に堂々と建つ和歌山城天守閣からは、周りに遮るものが何もなく、和歌山市の四方眺望が可能です。
つまり、天守閣から初日の出が望めるという、全国でも珍しい城郭だけあり毎年多くの人でにぎわいます。

初日の出も兼ねてでしょうか、元旦は特別に6:00-9:00の間特別に解放され、天守閣へは無料で入場できます。
ちなみに通常は、入城料として、大人:410円 小人:200円が徴収されます。

また、先着1,000名に「かわらけ(素焼きの杯)」が貰えます。
豊臣秀吉も絶賛したとされる、優美な初日の出を城主気分で堪能してみてはいかがでしょうか。

和歌山城・天守閣
混雑状況 車・公共交通機関共に混雑が充分に予想される
駐車場情報 あり(有料:58台)
アクセス JR和歌山駅下車バス約7分でバス亭「公園前」下車、徒歩10分
南海和歌山市駅下車、徒歩で15分
和歌山城・天守閣
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和歌山の初日の出スポット:燈明崎【「鯨の町」太地町ならではの灯台からの初日の出】

太平洋に迫り出す和歌山県太地町の「燈明崎」は、国内で最初に鯨油を用いた行灯式灯台が建つ場所で知られます。
その燈明灯台からは、広大な太平洋眺望や、大明神島や筆島方面の水平線の彼方から昇る朝日をも楽しめます。

元旦の燈明崎では、太平洋から揚がる初日の出が望めます。
眼前には何も遮る物が無く、一面に展開する水平線の遠方から昇る初日の出は圧巻の一言です。

JR和歌山駅からJR太地駅までは特急「くろしお」で約2時間45分、車では、阪和道と国道42号経由で約2時間30分かかります。
そのJR太地駅からバスと徒歩でさらに30分かかり、ルートによっては片道3時間もの移動時間になります。

公共交通機関利用想定で、燈明崎での初日の出を確実に拝みたいなら、大みそかから太地町入りした方が確実です。
車利用なら、出発地にも寄りますが和歌山市からでも真夜中出発は確実でしょう。

燈明崎
混雑状況 多くの観光客が訪れるが、特に対策の必要は無し
駐車場情報 あり(無料:10台)
アクセス 公共交通機関:JR太地駅下車、バスで12分「平見公園下車」バス停下車徒歩約10分
車:紀勢道・すさみ南ICより国道42号経由で約1時間20分
燈明崎
<下に続く>

和歌山の初日の出スポット:樫野崎灯台【日本最古の石造灯台からの初日の出】

「樫野崎灯台」とは、1870年に建てられた国内最古の石造灯台です。
紀伊大島の東端断崖に建つ自動点灯の無人灯台です。

らせん階段から灯台上部に登り、太地町の梶取崎などの遠景が望めます。
初日の出も含め、吉野熊野国立公園などの素晴らしい景色眺望できる場所でもあります。

一方で、過去に常駐したイギリス人の技師が故郷を懐かしみ植えたとされる水仙が、現在も園内に群生しています。
冬季にはかわいい花が咲き乱れ、甘い香りで周囲を演出します。

また今日のトルコの親日ぶりのきっかけとなった「エルトゥールル号遭難」の地でもあります。
そのエルトゥールル号殉難将士慰霊碑、及びトルコ記念館が灯台近辺に建立されています。

見所が非常に多い和歌山県串本の「樫野崎灯台」ですが、灯台から見る熊野灘から昇る初日の出は本当に美しく、これだけでも必見価値があります。

樫野崎灯台
混雑状況 通常はかなり空いている
駐車場情報 あり(無料:84台)
アクセス 公共交通機関:JR串本駅下車、タクシーで約20分
樫野崎灯台
<下に続く>

和歌山の初日の出スポット:潮岬【本州最南端の初日の出は必見】

JR和歌山駅からJR串本駅までは、特急「くろしお」で約2時間30分かかります。
そのJR串本駅からタクシーで約14分走った先にある岬が「潮岬」です。

和歌山県吉野熊野国立公園の一角、南西の断崖には潮岬灯台があり、らせん階段を昇り切った先よりはるか先に広がる太平洋が眺められます。

さらに灯台から海岸側に移動すると潮御岬神社があります。
元旦には、本州最南端の太平洋による初日の出を眺める参拝者でにぎわいます。

エレベーターで展望台直行可能な潮崎観光タワーからの初日の出の眺めもおすすめです。
元旦の潮岬観光タワーは6:30から営業しており、初日の出目的の来訪者を迎えます。

ここからの眺めは、穏やかな弧を描く大海原の様子が素晴らしく、地球が丸いのが体感できます。
ちなみに、潮岬観光タワーへの入館は有料です。

※串本駅発潮岬行きのバスの始発が、初日の出時刻に間に合わない可能性が高く、確実に潮岬の初日の出を体感したいなら前日入りする必要があります。

潮岬
混雑状況 車・公共交通機関(バス)共に混雑が予想される
駐車場情報 あり(無料:100台 ※潮岬観光タワー前)
アクセス 公共交通機関:JR串本駅下車、車で約14分
車:紀勢道・すさみ南ICより国道42号経由で約35分
潮岬
<下に続く>

和歌山の初日の出の時間は何時くらい?

和歌山県の初日の出山側イメージ

一口に和歌山といっても、和歌山市と紀伊半島のにある本州最南端に位置する和歌山県串本市や潮岬とでは少々距離があります。
しかし、日の出の時間に照らし合わせると、和歌山市が遅いものの平均的には3分の差です。

また初日の出時刻はほぼ決まっており、和歌山県の初日の出時刻は目安として7:00頃とされています。
ちなみに2019年初日の出の時刻は、7:05:10でした。

2020年以降も、初日の出の時刻は基本的に7:00とみても良いでしょう。
紹介した初日の出スポットへ出向くにも、その時刻を元に行動計画を立てると良いでしょう。

<下に続く>

和歌山の初日の出スポットおすすめの選び方は??

和歌山県の初日の出山頂イメージ

一般的に日の出スポットの選び方としては、以下の条件が考えられます。

  1. 海岸、砂浜、海水浴場、奇岩などの景勝地スポット
  2. 山地、山脈、渓谷などの絶景スポット
  3. 展望台、高層ビル屋上、山頂などの高い場所
  4. 水平線が見渡せる大パノラマ眺望が楽しめる

また、季節柄、曇りや雨、場所によっては豪雪地帯が多い日本海側よりは、快晴が多い太平洋側で初日の出が見られる確率が高い傾向があります。
得てして初日の出スポットは、上記の条件のどれかに該当します。

和歌山の場合は例外なくこの条件に当てはまります。
さらには本州最南端のスポットも多く、和歌山県は初日の出スポットが多い県のひとつに揚げられています。

この記事で紹介した場所以外でもまだまだ和歌山にある可能性も十分考えられます。
上記の条件を照らし合わせ、和歌山県内で初日の出スポットを探しても良いかもしれません。

<下に続く>

和歌山の初日の出スポットは唯一無二の絶景揃い

和歌山県の初日の出山側イメージ

海霧で有名な荒船海岸や、奇岩怪石にあふれた橋杭岩、一面にススキが占めている生石高原などかなりインパクトがある絶景眺望地が多い和歌山県の観光地です。

得てしてそのような絶景眺望地が、実は和歌山県でのおすすめ初日の出スポットであったりします。
その証拠にカメラ携えた方々が多い初日の出スポットが多く、しかも結構遠方からの利用客も多いのが和歌山のスポットの特徴です。

特に朝日(初日の出)と夕日が眺望できる潮岬はさすがに本州最南端だけあり、一生に一度は体感したい和歌山の初日の出スポットと考えますがいかがでしょうか。

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