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2019/03/25

エジプトの治安はいい?悪い?観光時に注意するべき犯罪や安全点を紹介

ロマン=エジプトと行っていいほど魅力的な場所。
行ってみたいけど、なんか怖いといった漠然としてイメージをお持ちではありませんか。

きちんとエジプトの情勢を知ることで治安の良し悪しが見えてきます。
しっかりとした知識をもって旅行を計画してみてください。

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【治安の前に】エジプトってどんな国?ピラミッドにスフィンクス

エジプト

エジプトは日本でも聞き馴染みのある国ではないでしょうか。
アフリカ大陸の北東隅にあり、正式名称は「エジプト・アラブ共和国」といいます。

南北に流れる世界最長の川「ナイル川」とデルタに支えられ、古代エジプト文明を発展させた国です。
古代エジプト文明は数多くのミステリーを秘め、世界中の人々を惹きつける魅力があります。

「クレオパトラ」や「ツタンカーメン」、「ピラミッド」に「スフィンクス」など後世に残るものがたくさんあります。
古代エジプトの壁画に隠された魅力と謎!文字や神の意味とは?古代エジプトの壁画の不思議な魅力 p-insta:(https://www.instagram...

意外と知らないことがたくさんある「エジプト」

エジプト

エジプトと言えば、古代文字や古代文明、ピラミッドといった歴史のロマンを感じることがたくさんあります。

しかし、以外にもイメージだけで知らないことも多いと思います。
現地に行って初めて知った衝撃的な出来事がたくさんあるのです。

「砂漠の中にあるピラミッド」「常夏で乾いたエジプト」といったイメージですが、実際はどうでしょうか。

意外に知らないことを紹介します。
エジプトで英語は通じる?言語、公用語は?挨拶や会話で使える言葉、単語20選エジプトの言語、公用語は何? エジプトの公用語はアラビア語です。
アラビア語とは日本人からす...

砂漠のイメージがあるピラミッドですが…

エジプト

まず、エジプトに訪れたら全ての人が行くのが「ピラミッド」です。
この大きさには本当に驚きます。

人間くらいある、岩が積み重ねられ謎が多いのがピラミッドです。
また、当時の文明がどんなに優れていたのかがよくわかります。

そんな「ピラミッド」は砂漠の中にあるイメージがありますよね。
砂漠地帯に突然現れるなんてシーンを想像してしまいますが、実は大都会の中にあるのです。

首都「カイロ」から車で30分でピラミッドに行けます。

景観を守るため、ピラミッド周辺には、高層の建物を作ってはいけないのでこの砂漠の中にあるイメージができました。

ピラミッド周辺は以外にも栄えた街になっています。
まさに観光地といった場所です。

真夏で乾いたイメージのエジプトですが…

エジプト

エジプトの写真は、ギラギラ日差しが照りつけ砂漠の乾いた写真が多いですよね。
そんなイメージから常夏と思う方も多いのですが、実はエジプトにも日本のような四季があります。

夏の最高気温は東京都同じくらいで40度前後です。
冬は平均10度くらいまで気温が下がり、夜の砂漠はとっても寒いです。

とても半袖で過ごせるような気温ではありません。

<下に続く>

エジプトの治安を知る前に外務省が発表する危険レベルをおさらい

地図の上の男性の人形

エジプト旅行の際、治安は気になりますよね。
そんな時に外務省が発表する「海外安全ホームページ」は役に立ちます。

今の様々な国の情勢や危険レベルが掲載しています。

そんな「海外安全ホームページ」には危険レベルが1〜4に別れています。

これらは日本人旅行客の「生命・身体」に危害を及ぼす事案が存在して、それが継続的に発生している場合や情勢変化によって治安が悪化したことによって日本人に危害が及ぶ可能性がある場合に危険レベルに合わせて決めています。

各レベルによって色や意味が異なりますので、しっかりと把握しておくことも安全に旅行を楽しむために、必要なことです。

外務省(海外安全ホームページ)

レベル1/黄色

国
「十分注意してください」
ある「国・地域」への「渡航・滞在」の際は、危険を避けるために十分注意を払う必要があります。

レベル2/山吹色

国

「不要不急の渡航はやめてください」
ある「国・地域」への「不要不急な渡航・滞在」はやめ、もし「渡航・滞在」する場合は十分注意を払い、安全対策をとる必要があります。

レベル3/オレンジ色

国
「渡航禁止勧告」
ある「国・地域」への渡航は、どのような目的であれ、止めてください。

レベル4/赤色

国
「退避勧告」
ある「国・地域」に滞在している方は、その滞在地から、「安全な国・地域」へ退避してください。

これから「渡航・滞在」を計画している方は、どのような目的であれ「渡航・滞在」は止めてください。

<下に続く>

エジプトの治安状況は?

エジプト

決していいとは言えませんが、それでも観光は楽しめると言った感じです。
ですが、一部では非常に危険なエリアもあり注意が必要です。

2011年に「エジプト革命」と呼ばれる大規模テロが起こり、経済状況の悪化から治安も悪化しましたが、その後徐々に回復しています。

現在は危険レベル主要都市では危険レベル1で、全域で危険レベル2といった感じです。
一部で危険レベルが3になっていますがこのエリアは旅行者が行くようなエリアではないので興味本位で近づかないようにしてください。

エジプト革命以降、「エジプト=危険」と行ったイメージが定着、観光客離れが進みましたが首都カイロをはじめ、主要都市では観光客が少なく存分に観光を楽しめる穴場スポットとして欧州の方々に人気な観光地になっています。

しかし、アフリカ大陸に旅行に行く日本人は少なく、エジプトでも日本人は目立ちます。
もちろん、いい意味で目立てば新しい出会いや貴重な経験などができます。

しかし、悪い意味でも目立ってしまうことを忘れないでください。
何かしらの犯罪に巻き込まれたり、些細なトラブルが大事になるので警戒心を持って行動してください。

首都カイロの治安状況は?

エジプト

エジプトの首都「カイロ」自体は危険レベル1で十分注意が必要です。

現在、エジプトは長い経済危機から抜け出せず、失業率が約11%と厳しい現状にもかかわらずインフレ率は20%で、旅行客を狙った軽犯罪が横行しています。

特に首都「カイロ」は観光客も多くエジプト観光の拠点になっています。
だから、軽犯罪には注意が必要です。

これは観光客もですが、現地の方も被害にあってるので気を引き締めてください。
他にも、警察の格好をして詐欺を行う事件も起きています。

偽警官があたかも警察の振りをして、観光客から現金を奪うと行った内容の犯罪が横行しているので注意してください。

地域で見ていくと「マンシーヤ・ナーセル」「スルタン・バルクーク」と行った死者の街はかなり外国人が目立ち、危険度が上がります。

郊外では、住宅地の開発が進んでおり、建設途中で人気のない地域を通る際は注意が必要です。
人気のないエリアに連れ込まれて被害に遭ったという事例もあります。

特に女性が狙われやすいのでこちらのサイトを参考にしてみてください。

HARASSMAP

これはセクシャルハラスメントの被害状況をマップにしたサイトです。
渡航中など確認しながら目的地を決めるのも安全対策になります。

治安面では問題点も多いのが現状ですが、普通に観光を楽しむのであれば問題はありません。
ですが危険な犯罪もありますので注意してください。

<下に続く>

治安の悪いエジプトでも気をつけるべき犯罪5選

エジプト ピラミッド

危険レベル1だからと行った安心してはいけません。
気を抜けば必ず狙われ、犯罪やトラブルに巻き込まれます。

しっかりと起こる犯罪を理解しておくだけでも十分な安全対策になります。

知らないから巻き込まれる。
知っていれば対処できる犯罪やトラブルは多いです。

特に繁華街では軽犯罪が横行していますので十分注意してください。
せっかくの観光を嫌な思い出にはしたくないですよね。

楽しく安全に観光を楽しむためにもしっかりと把握しておきましょう。

気をつけるべき犯罪①:すり・ひったくり

犯罪

近年エジプトでは物価が異常に上がり、現地で暮らす人々の生活を苦しめています。
これはエジプト国内でも問題視されているのですが、効果的な打開策がなく今尚続いています。

そう行った背景から「すり」や「ひったくり」は横行しています。

他にも、観光客が増えてきたことや今後、観光地として栄えていくという点も、こう行った軽犯罪の動機の1つとなっています。

「すり」や「ひったくり」は外国人観光客だけではなく、現地のエジプト人も被害にあっています。
ターゲットは隙がある人です。

誰かはあまり関係なく、隙があったら狙われますので十分注意してください。

手口としては、背後からバイクなどで、猛スピードで近寄り追い抜きざまにカバンをひったくっていきます。
非常に危険で、怪我をする可能性も十分あります。

対策として肩がけのカバンで大きいものではなく、小さいものにしましょう。
また、車道側でカバンは持たないように心がけてください。

(ポーター) PORTER サコッシュ ショルダーバッグ [HYBRID] ブラック
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こう行ったタイプのカバンがおすすめです。
また、複数ポケットがついているタイプだとすりの対策にもなります。

気をつけるべき犯罪②:ぼったくり

エジプト

エジプトには歴史的な建造物や世界遺産がたくさんあります。
そう行った観光業での仕事で生計を立てている人もたくさんいます。

そう行った観光業関連の仕事をしている方々は「観光客=お金持ち」といったイメージを持っています。
観光客相手に、必ず「ぼったくり」を行ってきますので注意してください。

中でも乗り物関連での「ぼったくり」は非常に多いです。
基本相場をしっかり理解して高額支払いは避けましょう。

タクシーは1km「2ポンド〜3ポンド」ですので、これを基準にしてください。
また、ラクダや馬と行ったタクシーは全て言い値で基本料金はありません。

ですので、はじめは3ポンドと行っておきながら最終的に30ポンド請求すると行ったこともありますので注意してください。

日本語を話して料金をぼったくろうとしたり、通訳のふりしてお金を奪おうとしてくる人もいますので注意してください。

ピラミッド周辺にはラクダがたくさんいます。
乗って写真を撮る際に「ぼったくられる」ケースが非常に多いです。

正直、ラクダがこの世でもっとも怖いキャッチだと思っています。
断るとあとをつけてきたりしますので、極力あとくされのないようにその場を去りましょう。

気をつけるべき犯罪③:セクハラ

犯罪

エジプトでは頻繁に痴漢がおきています。
現地の方はもちろん、観光客を相手にも痴漢行為を働いています。

特に、バスや地下鉄、繁華街など人が多い場所での被害が多いです。
人と人の距離が近いので頻繁に発生しています。

軽度な痴漢が多く、見過ごされてしまい悔しい思いをする女性も多いです。
そんな痴漢に合わないためにも、女性は服装には注意しましょう。

エジプト人の多くが基本的にイスラム教を信仰しています。
そのため、女性は外で手と顔以外を、見せてはいけません。

必ずしも旅行者が同じ格好をする必要はありません。
ですが、こういった格好をしていないと、目立ってしまいます。

できれば、現地の女性達と同じ格好をするのが無難だと思います。

ゆったりとしたワンピースにをきて、顔にスカーフを巻きますがこのような格好ができない場合でもキャミソール等だけの肌の露出が多い服装は避けましょう。

そして、エジプト人は見た目で判断する文化があります。
きちんとした格好をすると「この人は地位のある人だから、手は出さない」というような印象を与えることができますので、何かの際には役立ててください。

気をつけるべき犯罪④:詐欺

高額のお金

エジプトにおいて詐欺もまた横行しています。
「あげるあげる詐欺」はピラミッド周辺ではもっとも有名な詐欺です。

写真撮ってあげると言って近寄りお金を請求してきたり、中には全体写すからと言って少し離れようとしてそのまま走り去って逃げていくといったこともあります。

他にも、ターバンなどをあげると言って巻いてあげる巻いた途端、料金を請求してくることもあります。

なかなか古典的ですが、以外に引っかかってしまう詐欺なので注意してください。
様々な手法で観光客相手に詐欺行為を働いてきます。

他にも子供達による「おねだり詐欺」もあります。
ちょうだいちょうだいと、ひつこく要求してきますのでこちらも注意してください。
1回あげたら、あっという間に他の子供達にも囲まれます。

「スパイスマーケット」や「エジプシャンマーケット」など人気なマーケットがたくさんあります。

そんなマーケット周辺でも交渉などによるトラブルが起こります。
また観光地には詐欺師がたくさんいますので、気を抜かないようにしましょう。

気をつけるべき犯罪⑤:テロ

テロ

エジプトでも度々、テロ事件がおきています。
世界中どこにいてもテロ事件は起こりますので注意してください。

政治問題や情勢の不安定がテロに繋がります。
これらの多くが、「警察」や「軍」を狙った「テロ」がほとんどで、基本的には日常生活に影響はありません。

ですが、巻き込まれる危険は十分あります。
そう言ったことは理解しておいてください。

こう言ったテロに遭遇しない対策はありませんが、それらに近づかないことこそ、「テロ」対策でもっとも有効な方法です。

ただし、エジプトには「警官」や「軍」の関係者が非常に多いです。
そして、「警察」や「軍」に関連施設も非常に多いです。

知らず識らずのうちに、これらの施設に近づき、「テロ」に遭う可能性を高めているといった場合もあるりますので、周囲の様子や人の服装などには常に意識しましょう。

「警察」や「軍」はわかりやすい服をきていますので極力近づかないようにしましょう。

現在、「テロ」対策に関連してエジプトでは、「非常事態宣言」が発令しています。
この「非常事態宣言」は「逮捕状なしで拘束できる」といった特徴があります。

つまり、「怪しい」というだけで「拘束」もしくは「逮捕」されるといった可能性があります。
反政府的な行動はもちろん、そういった発言も「拘束」「逮捕」の対象となりますので注意してください。

特に、写真撮影には関しては観光客も十分注意が必要です。
「警察官」や「軍人」はもちろん、「政府」や「軍関係」の施設も撮影が禁止されています。

それらを無視して撮影してしまい、国外退去になった事例もありますので気をつけてください。

<下に続く>

治安の悪いエジプトでも注意するポイント10選

エジプト

エジプトは決して治安がいいとは言い切れません。
日本と比べればなおさら、治安がいいとは言い難いです。

しかし、歴史的な建造物や古代文明など魅力がたくさんあり、ロマンがあります。
「ピラミッド」や「スフィンク」を始め、様々な歴史的価値のあるものや「マーケット」と言った楽しい観光地が存在しています。

しっかりと注意ポイントを理解しておくことが大切です。
では、エジプト観光の際の注意点を説明していきます。

注意するポイント①:宗教的問題

宗教

エジプトでは、人口の約9割がイスラム教徒であり、その中でもスンナ派がほとんどを占めています。
その他の様々な宗教を信奉している人もいますが、5世紀頃、ローマから独立を果たした「コプト教会」は、エジプトの歴史の中で、エジプト社会に大きな影響力を持っていました。

それから、エジプト人口のほとんどがイスラム教徒になってからも、「コプト教会」の持つ社会的な影響力は維持されました。

イスラム教徒とコプト教徒の間に大きな衝突は生まれず、共通の歴史とエジプト国民であるという強い、アイデンティティーによって平和に共存してきました。

しかし、歴史の中で様々な溝ができ始め、ついに1970年代のエジプトの政治的問題が宗教問題とすり替わり、イスラム教徒と、コプト教徒の間で対立が起こり始めました。

「エジプト革命」以降、独裁政権への「反発」や「反動」から、国民が「表現」や「対話」の自由が求め、エジプトの人々の間で市民権に対する意識が変わり、イスラム教徒やコプト教徒の間で、様々な立場から活発に議論されるように。

独裁政権という共通の悪があったからまた、イスラム教徒とコプト教徒が共存できるようになりました。

革命以降、エジプト社会においては、宗教に関係なく「エジプト人」としての共通した意識を持ち始めるようになりました。

「それぞれの共同体を守ること」、「治安を維持すること」そういった光景が各地で見られてきました。

こうした意識改革によって、個々が信奉する宗教の持つ価値観を尊重するようになったのです。

これが、エジプトの宗教の歴史です。

宗教思想の違いから戦争に発展することは世界中どこでも行われてきました。
しかし、エジプトはそれらを乗り越えてきた歴史があります。

それだけ彼らは他宗教を思いやっています。
だからこそ、相手の宗教を傷つけたり、否定するような行為は避けてください。

注意するポイント②:格差社会である

エジプト

エジプトは、決して均一な国ではありません。
当然「住む場所」や「生活スタイル」といった点や「教育」「思考」「考え方」といったように、何から何まで違いがあります。

1カ月の収入数十万円ある家庭からら、それ以上にあり裕福な家庭もあります。
その一方で、月収が1万円にも満たない家庭も存在して、貧困の差は激しくあります。

「貧しい人々」は「余裕のある人々」から施しを受ける権利がある。
というの習慣がエジプトには根付います。

いわゆるこれが格差社会です。

もちろん、盗みは犯罪ですし、それは日本もエジプトでも同じです。

しかし、「たくさんあるなら、すこしちょうだい」「たくさんあるのになぜくれないの」「ちょっとなら取ってもわからない」という思考を持つ人もいます。

決して、貧しい人がみんな悪いわけではありません。
「貧しい人」の中に、そうでない人が入っていくことは、「トラブル」や「犯罪」を引き起こす、原因になります。

こういった社会ということをしっかりと受け止め行動してください。

注意するポイント③:飲み物には注意。特に水

水

ライフラインがきちんと整備されている国は世界に15ヶ国ほどしかないと言われています。
もちろんその中に、日本も含みます。

そのため、飲み水には注意してください。

エジプトの水道水は、基本的には飲めません。

エジプトでは「硬水」が一般的で、日本のような「軟水」に慣れている方は、お腹を壊す可能性がありますし、きちんと整備されてる場所が少ないので避けてください。

エジプトは日中、炎天下で熱中症対策等が必要です。
「スーパー」や「商店」などで比較的安く購入できる、「ミネラルウォーター」を常備しておくと何かと便利です。

注意するポイント④:食べ物にも注意が必要

ドイツ料理

「エジプト料理」といえば何を想像しますか。

あまり聞き馴染みのない、エジプト料理は「豆類」や「野菜類」を中心としています。
そのため、とてもヘルシーな料理が多いですが、「香辛料」をこれでもかと入れているのが特長です。

また、エジプト人の9割がイスラム教徒で、「豚肉」や「アルコール」はNGとなっています。
だから、「魚料理」や「野菜類」を中心とした料理を楽しむのがいいです。

基本は1プレートに様々な食材が盛られるといったイメージです。
日本人の口に合うかは人それぞれの感覚ですが、日本での食事に慣れていると、どの料理も物足りなく感じてしまいます。

基本的にはどれも薄味で、素材のまま楽しむといった感覚です。

注意するポイント⑤:ツーリストポリス

警察

そもそもツーリストポリスとは何なんでしょうか。
ツーリストポリスは必要でしょうか。

そんな風に思う方も多いと思いますが、「ツーリストポリス」は、エジプト政府が観光客に対して「安全に旅行を楽しんでもらう」為に派遣している、現地の警察官になります。

簡単にいうと護衛とガイドの役割を果たしてくれます。

「警察官が同行するなんて物騒」と思う方も多いのですが、実際は警察の格好をしてるわけではなく、私服警官で、自身の身を守ってくれたり、観光案内をしてくれるので有効に活用することをオススメします。

しかし、中には「ツーリストポリス」を語る詐欺師もいます。
見分けをつける方法がなく、こう言った詐欺師は自分の知ってるお店に連れていき商品を購入させる手法をとります。

街中で声をかけられた「ツーリストポリス」ではなく、ツアー会社から紹介してもらった「ツーリストポリス」の方と一緒に観光するようにしてください。

旅行のツアーなど見ていれば、現地の「日本語ガイド・ツーリストポリス・観光客のチーム」で観光することが、基本とされています。

他の国の旅行とは異なり、戸惑うこともありますが、安全に旅行を楽しむ為には「ツーリストポリス」は必要ですが詐欺師もいるので注意が必要です。

注意するポイント⑥:発言には十分注意すること

会話

現在、テロ対策としてエジプトでは、「非常事態宣言」が発令しています。
この非常事態宣言は逮捕状なしで拘束ができます。

これは観光客にも適応されていますので発言には注意してください。
怪しい言動を発すれば「拘束」や「逮捕」されるといった可能性が十分あります。

また、宗教に対する暴言等も非常に厳しい処罰を受けることがありますので注意が必要です。

普通に観光を楽しむなら何の問題もありませんがツーリストポリスが街にはたくさんいますので安心な一方で発言は常に聞かれています。
くれぐれも不用意な発言は控えてください。

注意するポイント⑦:ナンパに注意

向かい合う男女

近年では女性が1人で旅をすることが一般的になり、多くの方が1人旅を楽しんでいます。
しかし、エジプトで女性が1人で歩くのはどのエリアであっても、おすすめはしません。

エジプトはイスラム教徒が多い国です。日本人女性がそのまま歩いているとかなり目立ちます。
絶対に安全と言い切れるのはカイロ郊外の高級ショッピングモールの中くらいです。

観光地である、遺跡などでは、ずっと誰かどうかに声をかけらます。
真っ昼間から、奥さんと子どもがいるエジプト人男性に声をかけられることもあります。

きっぱりと断りましょう。

また、誘われたらウソでもいいので「既婚者です」と主張すると引き下がっていきます。
他にも、偽指輪をはめているだけで予防策になるので実践していてください。

それでも、しつこくい場合には、直接その人の奥様に助けを求めたら即座に駆けつけて助けてくれたこともありますのでピンチの時は覚えておいてください。

注意するポイント⑧:写真撮影の際には注意が必要

カメラ

旅行中に撮影した写真を帰国後にみるのもまた、旅行の醍醐味の1つと言えます。

しかし、エジプトでは自由に撮影できない場所があります。
時に撮影が許されることもありますが、基本的には、軍が所有している施設は撮影が禁止です。

他にも、警察署などの撮影も禁止で注意してください。
基本的にはわかりやすく撮影禁止のマークがあるのでその指示には従ってください。

エジプトといったらやっぱり、古代文明の歴史的建造物をみたいですよね。
ですが、こちらの遺跡なども場所によって撮影が禁止だったりするので現地のガイドや、注意書きを読み、写真撮影をしてください。

またイスラム教徒の、女性の写真を撮影してはいけない。
そういったルールも存在しています。

しかし、エジプトの女性は、撮影自体は問題ありませんが、カメラを嫌う女性が多いです。

そのため、不快な思いを相手にさせないためにも、女性に、不用意にカメラを向けて撮影することはやめましょう。

注意するポイント⑨:現地の子供達

エジプト

経済が発展している国とエジプトのことをいう人もいますが、まだまだ貧しい国です。
一部の富裕層との差が激しく貧富の差がものすごくあります。

お墓で暮らしている人が居たり、首都カイロではスラム街のような場所や巨大なゴミ捨て場に人が暮らしていたりします。
目に見てわかる貧富の差がエジプトには存在しています。

お金持ちもいますが、本当にごく一部の人だけです。
街中にストリートチルドレンの姿も多くみられます。

子供達は「旅行客はお金持ち」のイメージを持ち、特に「日本人=金持ち」といったイメージが強くあります。

手をすり合わせたり、何かしらのジェスチャーでお金を要求してきます。
こここだけならと優しさを見せた瞬間に囲まれます。

たくさんの子供達が見ています。
一人に与えただけで収拾がつかなくなり、服やカバンなどを掴まれてしつこく要求されるので心が痛くなりますが、無視してください。

注意するポイント⑩:停電の多い国

電気

エジプトは、1年の半分くらいが停電していると言われています。
そのくらい、停電の多い国です。

エジプトがまだまだ貧しい国であるという点が大きく、エジプトに訪れる時期にもよりますが、電力を買うことができずに、深刻な電力不足に陥っているのが現状です。

特に夏、電力不足になってしまうと深刻な問題に繋がります。ただでさえ真夏の猛暑に加え停電になってしまったら電化製品が一切使えない状態になります。

旅行に訪れた際、いつ停電になるかわかりません。
特に携帯やカメラなどの、旅行先で必要とされるものが充電できなかったら困りますよね。

だから予備のバッテリーなどを常備しておきましょう。

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USB式のものにしておくと様々なものが充電できるので便利です。

<下に続く>

治安の悪いエジプト、戦争の危険性はある?

戦争

今後エジプトで戦争が起こる可能性は非常に低いと思います。

カイロやアブシンベルからルクソール一帯はまだ、外務省の「海外安全HP」では危険レベル2の「不要不急の渡航はやめてください」になっています。

ですが、実際は、拍子抜けするくらいなんともないです。
戦争は起こらないですが、いくつか気がかりなこともあります。

1つ目は、日本でも大きなニュースになった、ISに忠誠を誓う過激派集団の、「ISシナイ州」という不穏分子がいて、エジプト軍に対してもめ事を起こすことがあります。

「シナイ半島」は大半のエリアが砂漠の為、警備するのが難しいです。
ですが、大都市との境界線上は警備が徹底され、渡航勧告は出ていません。

また、難民移民問題も気がかりです。
エジプトでは、シリアからの難民は政府として受け入れることを問題視していますが、住んでいるエジプトの方々や外国人にとっては、ありがたい存在です。

シリア人は、まじめで働きものの国民性です。
そして何よりシリア料理は美味しくておしゃれです。

もめ事や事件を起こす人が少なく、おしゃれで、美味しいものが食べられると、シリア人難民大歓迎と言う、エジプトの方は多くいます。

こういった政府側と暮らす人々との溝が大きくならなければいいのですが、政府の対応次第ではデモなどの行為に繋がってしまうのが気がかりです。

エジプトはとても広い国土を持っている国で、見どころも満載です。
エジプトの情勢は隣国の情勢によって日々変化し、動いています。

戦争が起こることはまずないと思いますが、それでも何があるかわからないのが世界情勢ですので、旅行の計画を立てる際は、必ず外務省が発表する海外安全HPを確認してください。

<下に続く>

治安の悪いエジプト、テロの危険性はある?

テロ

テロの危険はほとんどありません。
ですが、テロはいつどこで起こるかわからないので気を抜かないでください。

エジプトの主要部では非常に厳しいセキュリティーが引かれています。
「駅」や「ホテル」、「ショッピングモール」などの不特定多数の人が集まる場所では、「ボディチェック」や「荷物検査」が徹底的に行われています。

街中でも警察官がたくさんいる国としてエジプトは有名です。

警察官が多くて「見張られているようで嫌だ」と感じるエジプト人が多くいましたが、エジプト革命の際に警察の機能がストップして、街から警察官がいなくなると、「スリ」や「ひったくり」、「痴漢」などの軽犯罪が非常に増えました。

だから、現在は街中にいる「警察官」や「軍人」は現地の人たちから歓迎されています。

テロが起こりにくい環境下でそこまでテロの危険はないですが、エジプトでは、「軍の要人」や「政府役人」を狙った殺人未遂事件などが起きています。

外国人観光客が、政府機関や軍の施設へ近寄ることはまずありません。

こういった事件に巻き込まれる確率は低いですが、それでも何かある、可能性がありますので、「軍」や「警察」関係の建物には近づかないことを心がけてください。

「軍」や「警察」関係の建物は警備が厳重で、遠くからでもすぐわかります。
近づかないようにして、避けてください。

テロの可能性は低いと言っても何があるかわかりません。
巻き込まれてしまうこともあるので注意してください。

<下に続く>

エジプトは古代のロマンが溢れる魅力的な街

エジプト

「ピラミッド」に「スフィンクス」など様々な古代文明が残り、未だにその謎が解明されていないというロマンに溢れた街です。

魅力的な観光地として今後注目されていきます。

しかし、他の国とは異なった文化がありそう言った文化をしっかり理解しなければなりません。
エジプトでは相手を思いやる気持ちを持って観光すれば安全に楽しく観光することができます。

また、貧富の差から軽犯罪が横行していますので、事前に準備してください。
知っているだけで軽犯罪は未然に防ぐことができます。

圧倒的な大きさのピラミッドは1度は見ておいたほうがいい観光スポットです。
ぜひ、素敵な思い出にしてください。

治安のいい国・悪い国ランキング20選!日本の治安ランキングも紹介世界のランキング。治安のいい国・悪い国の基準は? p-insta:(https://www.i...

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